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【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】
[323]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 16:24:03 ID:??? それは今から2年ほど前。シェスターがドイツユースの強化のために フランス・モンマルトルユースへと研修に出ていた頃の話だ。 対戦チームのシャンゼリゼユースのエースであるナポレオン、 時同じくシャンゼリゼに研修に来ていた岬太郎とのコンビプレイの前に、 モンマルトルは苦戦を強いられていた。 だが、その中でシェスターは一人気を吐いていた。 何度もインターセプトを成功させ、強烈なミドルシュートを放ち、 試合にこそ敗れたものの、その存在感を大きく植え付けることに成功した。 ナポレオン「ちいっ、何故だ!何故俺と岬のコンビプレイが通じねぇ!」 岬「(他のパスコースを捨てて、僕たちの動きだけに集中していたのか……?)」 それは常に周囲を広く遠く見渡すことを義務付けられる『司令塔』らしからぬプレイスタイルだった。 チームとしての勝負より個の勝負を重要視したこの動きは、正直あまり褒められたものではない。 シェスター「(しかしチームとはその『個』の集合体であり『個』がバランスよく組み合わさって完成するもの。 その『個』の一つだけでも崩れたとき、チームには必ず綻びが生まれる)」 必ず訪れる時が来る。チームを引っ張り、支えなくてはいけない主力選手にボールが渡るその時を。 チームを潤滑よく回し、効率よく得点を奪うために、必ず通さなければならないそのルートを。 シェスター「この時を待っていたんだ!俺はァ――ッ!!」 バ ッ シ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ッ ! ! 三杉「……ば、馬鹿な……」
[324]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 16:25:32 ID:??? 次の瞬間、ボールはシェスターの足元へと転がっていた。 『ファストブレイク』を仕掛けるため、速攻の勢いをつけるために アヤックスで最も足の速いであろうイスラスへとボールを放る その瞬間だけを狙いすました不格好ながらも素早いカットだった。 シェスター「(……やっと網にかかってくれたか。だが、その獲物は大きかったようだよ)」 三杉「(彼の動きが散漫だったのは確かに疲れと焦りからくるものだった。 だが、もしや、まさか……このプレイを、この奪取の瞬間を常に念頭に入れていたからなのか!?)」 残り時間わずかのこの時間帯での攻守逆転。 勝ち筋が完全に打ち消されたブレーメンとアヤックスの立場が逆転した瞬間だった。 もちろんアヤックスとて反撃のチャンスを簡単に諦めたりはしない。 もう目の前には守備から攻撃へと転身しようとしていたクライフォートが迫っている。 クライフォート「見事だフランツ・シェスター。お前は間違いなくこのブレーメンの旗印、キャプテンの器に相応しい」 シェスター「へへ……そいつはどーも。アンタたちも相当手ごわかったぜ。 アヤックスの真のキャプテン、ブライアン・クライフォート」 クライフォート「だがまだ試合終了のホイッスルがなった訳ではない。 俺たちは諦めない。勝利への執着心の名のもとに、そのボールは必ず奪い返す!」 シェスター「これが『最後』のキャプテン対決ってわけか。いいね、最高に燃えるシチュエーションだよ」 シェスターの皮肉めいた笑いにクライフォートは一瞬違和感を覚えたが、すぐに集中を取り戻しチェックに向かう。 クライフォート「いくぞシェスター!アヤックスの誇りにかけて俺は、俺たちは――」 シェスター「俺たちブレーメンは絶対に負けない!必ず――」 「「勝ァつ!!」」
[325]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 16:27:31 ID:??? 先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。 ★シェスター→!card+ ドリブル51=★ ============ ★クライフォート→!card+ タックル49=★ !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→シェスターが突破しシュートを狙う! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。試合終了! ≦−2→クライフォートがボールを奪い、シュートを狙う! 【補足・補正】 シェスターのカードがダイヤで『フラミンゴクリップ』で+5 シェスターのカードがハート・スペードで『プリンススライド』で+3 その他は>>13を参照してください。
[326]森崎名無しさん:2013/07/08(月) 16:27:51 ID:??? ★シェスター→ ダイヤ2 + ドリブル51=★
[327]森崎名無しさん:2013/07/08(月) 16:32:04 ID:??? ★クライフォート→ クラブJ + タックル49=★
[328]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 16:48:56 ID:??? ★シェスター→ ダイヤ2+(フラミンゴクリップ+5) + ドリブル51=58★ ★クライフォート→ クラブJ + タックル49=60★ 【攻撃側】−【守備側】 ≦−2→クライフォートがボールを奪い、シュートを狙う! 勝負は一瞬でついた。激しいプレスでの転倒、無理な態勢からのカットと シェスターのバランスは完全に崩れ去っており、 膝裏でボールを挟み込む得意のテクニックすらおざなりになってしまっていた。 スパァッ!! クライフォートはすれ違いざまに押し出すようにボールを奪い、そのまま利き足を鋭く振り上げる。 クライフォート「お前たちとはいずれまた戦いたいものだな」 シェスター「ま、まだ終わっちゃいない。ブローリン、ガスコイン、中里、そして――森崎を抜けるものかよ」 クライフォート「抜くさ。そう言い放つ自信が無いものにこれを巻く資格などないさ」 シェスター「(……ああ、そうだな。キャプテンとしてチームに尽くすことを放棄した俺には……)」 グアアアアッ!! クライフォート「このシュートに俺たちアヤックス全員の勝利への執着心を込める!ウオオォォォーーッ!!」 実況「残り時間はロスタイムのみ!ここでアヤックスキャプテンクライフォート選手の渾身のシュートが放たれるゥ!!」
[329]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 16:50:41 ID:??? ガスコイン「最後の最後で大ピンチだ!や、やべぇよやべぇよ!」 中里「敵ながらあっぱれなり。クライフォート殿もまた、立派な大将の器でござった。だが!」 ブローリン「……おそるべしアヤックス。だが、ミドルシュート相手ならばこの俺が叩き落とす!」 森崎「(ついにアイツ等に勝つことはできなかったか。だが、まだ試合は終わっっちゃいねぇ)」 クライフォートの全力のシュートが迫る威圧感を全身で感じながら、森崎はセービングの構えを取る。 クライフォート イリュージョンストライク64 ガスコイン ブロック41+(人数補正+3)+(距離補正+1) 中里 ブロック40+(人数補正+3)+(距離補正+1) ブローリン ブロック51+(人数補正+3)+(距離補正+2)+(ガッツ200以下-2) 森崎 210/580 セービング54+(距離補正+3) ☆どうしますか? A キャッチング 消費20 威力54 B パンチング 消費40 威力56+1 C がんばりセービング 消費100 威力58 D がんばりダイビング 消費170 威力61+1 フォロー率増加 E がんばりセービング・改 消費200 威力63 F がんばりヒップアタック 威力100〜400 威力64+1 バランス矯正 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[330]森崎名無しさん:2013/07/08(月) 16:59:23 ID:k4aMOPdU E
[331]森崎名無しさん:2013/07/08(月) 16:59:24 ID:LMNpMJkI E
[332]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 17:12:27 ID:??? >E がんばりセービング・改 消費200 威力63 森崎「お前たちの勝利への執着心など……この俺が受け止めきってやるゥ!」 森崎は残された体力の全てを両の掌に込めると息を吸い込み集中する。 クライフォート「受け止められるものならば受け止めてみせよ!ホオオォォアァァ――!!」 ドッ……バシシュウッ!! ブローリン「むぅ、あのシュートは!」 ガスコイン「カルーンブを吹っ飛ばした一発目のシュートとも……」 中里「鋭く変化をかけた二発目のシュートとも違うでござる!?」 森崎「(いや、似ている。二つのシュートの特性が合わさった……これが奴の本気のシュートなんだ!)」 二つの特性が合わさったそのシュートは鋭く重く、そして疾い。 激しくぶれながら突き進むそのボールに、ブレーメンの選手たちは必死に食らいつく。
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0ch BBS 2007-01-24