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【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】
[447]森崎名無しさん:2013/08/01(木) 09:37:53 ID:mTuTuoNg C
[448]森崎名無しさん:2013/08/01(木) 09:44:59 ID:+CapIhLk C
[449]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/08/01(木) 17:37:14 ID:??? >C 人間には翼はないが知恵はあった。空を飛ぶ道具を作ってみるのはどうだ? 目の前に、夢を諦め挫けそうな人がいる。森崎は、中里を励ましたときのことを思い出しました。 森崎「(あの時はとにかく諦めるな、必死に努力してみろと檄を飛ばしたっけ。 だけど今回は事情が違う。どんなに頑張ったとしても人間は自力で空を飛べる生き物じゃない。 もしも普通に両手を羽ばたかせて空を飛べるならそれはもう人間じゃない。別の生き物になっちまう)」 森崎はしばらく頭の中で言葉を整理し、そしてゆっくりと子供に諭すような口調で語りだします。 森崎「そうだな。人間が自力で空を飛ぶことなんてどんなに努力しても無理だ。 無理なものは無理。それを理解できずに無茶をしてもなんの意味もないぜ」 少女「そ……そうですよね。やっぱり夢は夢でしかないんですよね……」 きっぱりとした森崎の言葉に、少女はさらにうなだれてしまいます。 森崎「おいおい、俺はただなにも夢を諦めろって言ってるわけじゃない。 夢の叶え方なんて、何通りもあるってことさ」 少女「え?」 森崎「空を飛ぶ方法は、なにも翼を羽ばたかせることだけじゃないだろ。 人間は空を飛ぶために色んなことを試してきたんだぜ」 ただ闇雲に努力をするだけでは、どんなに諦めずに頑張っても越えられない壁がある。 問題は、その壁を乗り越えるための努力の方法を考えることだと森崎は語ります。 女性「せやな。人はハンググライダー、カイト。気球、飛行機なんかを 知恵をふくらませて開発し、そして成功へとつなげてきた」
[450]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/08/01(木) 17:38:34 ID:??? 二人の会話を聞いていたのか、ポニーテールの女性が話に割り込んできました。 女性「ニワトリの兄ちゃん。アンタは物事の『頑張り方』を理解しとるな。 結果の残せない努力はただの自己満足にしかならん。周囲は褒めてはくれるが認めてはくれん」 森崎「単純な努力だけじゃ越えられない壁を、俺は何度も味わってきたんだ。 その度に色々考えて壁を越えようとしてきたんだ。……いい加減慣れっこさ」 少女「そうかぁ。そういう考え方もあるんですね。夢の叶え方は一通りじゃない。 自分なりに自分が出来ることを精一杯考えて、それを実行する! そうすれば、いつかは夢が叶う!私だってきっと空を飛べる!そんな気がしてきました!」 森崎「ああ。だけどその努力も方向性を間違えれば大変なことになるからな。 あんまり周りに迷惑をかけたり、無茶なことはするんじゃないぞ」 森崎は言います。知恵を絞ることが大事。だけど、その知恵は時に周囲を傷つけることもあると。 過去の自分を具現化した『ラムカーネ』という存在が胸をチクチクと締め付けるからです。 森崎「(だけど、あの頃の俺にはあの方法以外、何も思いつかなかったんだ。 誰かを陥れ、邪魔をし、足を引っ張ることくらいでしか、自分を前に出すことができなかったんだ)」 その結果が大事な親友を再起不能に陥れることにつながってしまった。 あの時の後悔は、いくらしてもしたりません。やり直せるならやり直したい過ちです。 そんな落ち込む森崎に、今度は少女が励まそうと声をかけます。 少女「なんだかニワトリさん、お父さんみたいです」 森崎「ええっ?そ、そんなに今のは説教臭かったかな?」 少女「はい。でも、すっごくためになりました。ニワトリさんの言葉には重みがあります。 それがなんでかはわからないですけど……でも、私、嬉しかったです」
[451]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/08/01(木) 17:40:45 ID:??? 森崎「ははは。喜んでくれたならそれでいいさ。 俺はただやりもしないのに初めから出来ないって不貞腐れるのが嫌なだけだからさ」 休憩を終えた森崎たちは、ついに熊の巣があるという洞穴へとたどり着きました。 ここまで道案内してくれた少女と女性に、お礼を言いながら見送りました。 森崎「(……この『破滅のツボ』は、あの頃の俺に課せられた『罰』なのだろうか。 なぁ、中山。俺は確かにプロになり、夢を叶え、新たな世界に心躍らせている。 だけど……俺の心の奥は曇ったままだ。あの広く青い大空のように、 晴れやかな気持ちでサッカーが出来る日は……いつかやってくるんだろうか)」 〜森の郊外〜 エルカイト「ええんかフェザー。こんな機会二度とないで。 人間の姿になった今だからこそ、もっと伝えたい気持ちとかあったんとちゃんうか?」 フェザー「ううん、いいの。こうしてお父さんとお話できただけで満足だから。 それもこれも人気投票で第3位なんて順位に選ばれたおかげです。 みなさんの投票に感謝しなくちゃですね!」 エルカイト「ただのネタ投票枠なんかにはしとうなかったからな。 ボーナスとして一時的に人間化、そして出番をプレゼントってことらしいで。 これに懲りたら今度からは本当に活躍して欲しい人に票を出すんやな〜」 フェザー「もう、エルカイトさんは意地悪なんですから。どの投票も同じ一票なんですよ! 投票してくれた人の気持ちを馬鹿にするようなことは言っちゃいけません! と、いうわけでコメントをさせていただきますね」
[452]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/08/01(木) 17:43:26 ID:??? 【3位…50票】2人(匹?) ・フェザー >Trick or Treat フェザー「もしもあの時孵化できなかったら私もお菓子の材料にされてたんでしょうか」 >沢山食べます勝手に食べます フェザー「育ち盛りだからしょうがないんです。だからも〜っとくださいな!」 >かわいいね。 フェザー「ピヨッ♪」 ・エルカイト >食べたい エルカイト「ええかげんにせんかーーーーーいっ!! 43人も並んで皿と箸とタレを用意されたらさすがのウチも怒鳴りたくなるわっ!! あれか?お前らそうやって他人の意見に流されてておもろいんか? 他人と同じで満足するんか?もっと自分の意思を見せんかい!」 >Trick or Treat エルカイト「悪いなー。なんだかみんなお菓子よりウチのことを食べたくて仕方ないらしいで。 これもなんもかんもコメントが悪いんや。ウチを恨むんやないで〜」 エルカイト「……とまぁ、ウチらがまともにこうして会話すんのも今回が最初で最後やからな。許したってや」 フェザー「というわけで3位コンビの二人でした。それでは続きをお楽しみください♪」
[453]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/08/01(木) 17:46:06 ID:??? 熊の巣にたどり着いた森崎たちは、熊が潜む洞穴に顔を覗き込ませます。 中はほとんど光が入り込まずに真っ暗で何も見えません。 ブローリン「クンクンクン……獣の匂いがするな。ここが熊の巣で間違いないだろう」 シェスター「問題はここからだよね。今の俺たちの体でどうやって熊を倒すか……」 マーガス「ちょっと待つにゃん。なにも倒さなくても、ちょっぴり血を分けてもらうことってできないのかにゃ?」 森崎「確かに必要なのは熊の生き血だけだもんな。首を取ってこいってわけじゃないから、なんとかなるかも」 まともに戦ってもほぼ勝目がない戦いです。森崎たちは説得を試みることを第一に考えることにしました。 そのときです。背後からのっしのっしと地面を揺らす大きな足音が聞こえます。 どうやら巣の主である熊が、洞穴へと帰ってきたようです。 ★くまが現れた→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→おや?熊かと思ったらただの大柄な男の人だぞ? ハート→おや?熊かと思ったらただの大柄な女の人だぞ? スペード→森崎たちと目が合うが、特に敵意は感じられない。 クラブ→明らかに敵意むき出しだ!問答無用で襲いかかってくる! JOKER→黄色い毛で赤いシャツを着たどこかで見たことのある熊が現れた!
[454]森崎名無しさん:2013/08/01(木) 17:47:42 ID:??? ★くまが現れた→ クラブ2 ★
[455]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/08/04(日) 13:59:57 ID:??? ★くまが現れた→ クラブ2 ★ >クラブ→明らかに敵意むき出しだ!問答無用で襲いかかってくる! ドグシャアッ!! なんと巣の主である熊は森崎たちが住処を荒らしていると感づき、突然襲いかかってきたのです。 相手は凶暴で巨大な熊。やせ細ったロバや、猫、ニワトリではとても太刀打ちできません。 ブローリン「ここは俺に任せろ!クマ退治の専門家、ブローリンワン!」 すかさず矢面に飛び出したのはブローリンです。 貧弱な森崎たちにとって唯一にして最大の希望が、勇敢に熊に立ち向かいます。 ★犬VS熊→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→熊の右目に傷を与えた!今がチャンスだ! ハート・スペード・クラブ→ダメだ!ブローリンでも敵わないほど相手は凶暴だ! JOKER→なんと忍者と黒豹が颯爽と助けに来てくれた!
[456]森崎名無しさん:2013/08/04(日) 14:00:20 ID:??? ★犬VS熊→ スペードJ ★
[457]もりブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/08/06(火) 12:02:50 ID:??? ★犬VS熊→ スペードJ ★ >ハート・スペード・クラブ→ダメだ!ブローリンでも敵わないほど相手は凶暴だ! ブローリン「ゆくぞ!これが俺の抜○牙だ!」 ブローリンは素早く地面を駆け回り、熊の視線をかく乱させます。 そして頃合を見計らい、一気に首元へと迫りました。 バギィッ!! ブローリン「ぎゃいんっ!!」 逆に首根っこを鷲掴みにされ、地面へと激しく叩きつけられてしまいました。 怯えてすくみ上がる森崎たちに、熊は容赦なく襲いかかります。 バキゴキブシュゴキバリバリゴリィッ!! シェスター「うぎえぇぇぇぇ!」 マーガス「にゅおわああああっ!!」 森崎「どぅるおおおぉぉぉ!!」 数分後。そこにはボロ屑のように打ち捨てられた4匹の動物が残されました。 森崎「な、なぜだ……お、俺はこの物語の主役なんだぞ。それがどうしてこんな惨めな目に……」
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0ch BBS 2007-01-24