※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【貴公子達の】Another-CU_7【憂鬱】
[451]森崎名無しさん:2013/08/13(火) 12:57:47 ID:MrivhFK2 パス+1 パスカット+1
[452]森崎名無しさん:2013/08/14(水) 11:15:06 ID:??? 方向性間違ってないのはわかるけど、かなり徹底した能力にしてきたなあ
[453]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/14(水) 17:07:38 ID:??? > パス+1、パスカット+1(P消費16) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ※ 三杉の成長状態が以下のようになりました。 《能力値》 ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低 70 71 68 69 72 65 67 67 67 616 3/2 覚醒P:9 貴公子P:115 最大ガッツ:890 《上昇率》 ふつう : ブロック やや上がり難い : クリア、トラップ 上がり難い : ドリブル、シュート、タックル、競り合い 上がらない : パス、パスカット 三杉「いい調子だ。 思い描いたパスを出せるぞ。」 これまでになかった体軸と垂軸の概念を意識するようになってから、三杉のスランプは解消されたと言える。 ただ反復の成果として、筋肉の記憶で動作を再現しようとするのでなく、身体に軸という絶対の基準を置き、 大地を踏むベクトルや体重を感じるという、全身の感覚による記憶でプレイの再現性を得る訓練の効果だ。 それはサンパウロ戦で大空翼と互角に戦い、またドトール・アマラウといった強力な守備陣を手玉に取ってみ せた様子からも明らかであろう。 その後の練習でも彼は順調に成果を感じることができた。 パス出しの際に視線を下げる必要がなくなり、フォームも安定に近づいた。 また視野の拡がりも著しく、相手側のパスへの反応も以前より一回り増した。 それはパスサッカーを武器とするバルサBに対して、相手の得意とするスタイルを真っ向から受けて立つ 三杉の意気込みが映し出されているようであった。
[454]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/14(水) 17:09:38 ID:??? <バルセロナ バルサB・ミーティングルーム> フェルディナンド「さて諸君、決定がギリギリまで遅れたが遠征先がようやく決まったぞ。 我々バルセロナBの向かう先は北イタリアだ。」 グランディオス「ほう、イタリア・プリマヴェーラが相手ですか。」 監督にして『博士』『ドクター』などと異名を持つバルサB監督、フェルディナンド。 彼の言葉を待っていましたとばかり、グランディオスをはじめとした選手たちはそれぞれ反応を示した。 ラーソン「えっ、マジっすか? イタリアとかガチお洒落タウンじゃないっすか。 ベルルスコーニさんとかマジリスペクトっす。」 アルゴス「なるほど、かつての支配国を再び攻め落としに往くってぇわけか。」 アウミージャ「ちょw おまいの言う事はイチイチ古臭いナリww バロッシュww」 至極真っ当なキャプテン、色めき立つチャラ夫、皮肉屋の歴夫、皮肉屋のやる夫など… 反応は各人によって様々であるが、そこに臆する様子は欠片もなかった。 常勝バルセロナのBチーム… 19歳以下のユースクラスではあっても、トップチームの 2軍としての立場と自信を備えた彼等らしいものと言えよう。 だがこの中でただ一人、寡黙な雰囲気で黙って次の言葉を待つ男がいた。 ディエゴ・ブランドー、通称ディオである。 ディエゴ「………」 彼は然程関心のない素振りを見せているが、彼の目が獲物を狙う肉食獣のように なっている事に気が付くことが出来れば、その真意を推し量れることも可能だろう。
[455]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/14(水) 17:11:08 ID:??? グランディオス「カティナチオ… オレ達がクライフ師のサッカーを体現出来ているかを量る 相手としては、申し分ないと言えるでしょうか監督?」 フェルディナンド「そうとも言えんな。 カティナチオなど既にカビの生えたサッカー、見る価値もない。 唯一注目すべきはACミランのトップチーム。 サッキによるプレッシングサッカーのみだ。 残念ながらミランのトップチームとやれる機会はないがな。」 キャプテンことグランディオスの質問に対しフェルディナンドは詰まらなそうな顔で答えた。 イタリアの伝統スタイルを一刀両断に切り捨て、そして昨今サッカー界で最も革命と謳われている アリーゴ・サッキのACミランのことを口にした。 グランディオス「なるほど。 …で、あってもオレ達は師から賜ったプラクティスを実行するのみです。」 ライカール「結果として相手を蹂躙する事になる世界だな。」 フェルディナンド「そうでなくては困る。 今回の遠征はWトーナメントをバルセロナが優勝するための試金石だ。 各チームの総合力は我がバルサBよりも劣るが、それでも世代を代表するエースは各チーム 多数有している。 そいつらの実力やプレイの癖などを収集するために往くのだ。 テストマッチにおいては全勝する事が最低限のノルマと思っておけ。」 良く言えば歯切れの良い、悪く言えばオブラートに包むことを知らない彼の物言いは、ドクターという 異名が抱かせる彼の自尊心を感じられる。 選手たちにとってそれは慣れた物だった
[456]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/14(水) 17:12:50 ID:??? ディエゴ「……で。 テストマッチの相手は?」 ここでようやくディエゴが口を開いた。 フェルディナンドの演説になど興味なく、自分の聞きたい事以外は用がないと言わん空気を隠さない。 フェルディナンド「ディエゴ・ブランドー…」ギリッ 気持ち良く演説をしていたのを遮られ、フェルディナンドは忌々しそうにディエゴを睨んだ。 フェルディナンドはディエゴのプレイが嫌いであり、また日常の言動も可愛げないと思っていた。 リネカー「監督サン、それはオレもぜひ聞いておきたいね。」 フェルディナンド「リネカー… いいか、セリエAは歴史を敬うことを忘れて金儲けに走った軽薄な輩だ。 サッカーへ『尊敬』することを理解しないアホ頭どもが相手だという事だ。 どいつが相手でも大差で叩き潰さねばならない事に変わりないんだぞ。」 リネカー「いやいや、そうじゃなくてですよ。」 グランディオス「まあまあ。 監督、試合のスケジュールを元にコンディションを調整する事はプロとして必要です。 そのために対戦相手のことを予め聞いておくことも当然必要と思われますよ。」 フェルディナンド「(チッ、グランディオスまでか。 だがヤツの言葉は筋道に則った正論だ、止むを得ん。) 要求を無視して更に演説を続けようとしたフェルディナンドだったが、 キャプテンのグランディオスが正論をもってディエゴらの後押しをした事で風向きが変わった。 筋の通った正論で物を言われると、フェルディナンドも無碍に押し退けることはできない。 ディエゴらの質問に(不愉快ながら)回答することになった。
[457]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/14(水) 17:14:27 ID:??? フェルディナンド「テストマッチの相手はユヴェントス、ローマ、サンプドリアだ。 詳細は追って配布する。 またユヴェントス戦の前に調整としてプロ4部のチームと合同練習がある。」 リネカー「プロ4部のチーム…?」 ディエゴ(やはりな。) フェルディナンド「たかだか4部の弱小だが相手の居る練習は有意義だ。 試合に向けた実戦感覚の調整のためにせいぜい利用しろ。」 ディエゴ「では最初の訪問地はフィレンツェ… という理解で宜しいですか、博士?」 フェルディナンド「ディエゴ・ブランドー… 詳細なスケジュールは追って配布する≠ニ言った。」 ディオ「そうでしたね。」 チラッ ラーソン「」コクコク デルディナンド「では各自準備をしておくように、遠征まであと2週間だ。」 「ハィッ!」という選手たちの応答を確認するとフェルディナンドはミーティング室を後にした。 扉が閉じると一部の選手から「プハー」と緊張を解いた大きな吐息が聞こえた。
[458]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/14(水) 17:15:35 ID:??? ラーソン「いやいやディオマジで勘弁して欲しいっすよ、常に監督と一触即発なんスから。 オレのノミの心臓からいつか毛が生えちゃうっすよガチで。」 ライカール「いやその文法はおかしい世界だ。」 ディエゴ「別にオレの方は一触即発なんてつもりは毛頭ないぜ。 ドクターに無駄な語りが多いせいだ… 無駄は嫌いなんだ。 無駄無駄、、、」 ラーソン「いやぁー確かにそーかも知れないっすけど、オレなんかはなかなか表に出せないッスね。 正直言ってリスペクトっすね、言ってみればそこに痺れる憧れるみたいなとこありますよガチで。」 リネカー「お前もムダ口はかなり多い方なんだがな。 何故誰にも疎まれないかが不思議だぜ。」 グランディオス「それはラーソンの人柄もあるだろうが、何よりそのカバーリングが非常に献身的だと オレ達全員が知っているからだろう。」 グランディオスの言葉に全員が同意を示すよう頷く。 ラーソンは本来ヴァンガード(先鋒)役ではあるが、周囲を見てリヤガード(後衛)にも回る。 自らの俊足を活かす術を彼は知っており、仲間たちもその点には重宝していた。 ディエゴ「…で、ラーソン。 名誉会長は何か言っていたのか?」 ラーソン「ああその話っすか? 確かにお爺ちゃん(欧州サッカー連盟名誉会長)はフィレンツェに視察を 派遣するって言ってたっすねガチで。 なんかやけに遠征頑張れって応援されましたし。」 ディエゴ「そうか。 まあどうやら予想した通りのシナリオだ。」 FIFA会長にも就いたことのあるラーソンの祖父による言葉でディエゴは確信を得た。 ラーソン feauturing お爺ちゃんからの情報に間違いがないゆえの確信である。 そして彼自身、伝えるべき話も定まったようである。
[459]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/14(水) 17:16:38 ID:??? ディエゴ「お前ら、今度の遠征で一番の強敵は合同練習をするっていう4部のチームだぜ。 フロレンティア・ヴィオラと名乗ってるが、いわゆるフィオレンティーナのことだ。」 アウミージャ「ハイワロww フィオとか破産したしwww 情弱乙wwww」 アルゴス「フィオレンティーナ… 聞いたことがある。」 フォンセカ「知っているのかアルゴス?」 アウミージャ「むしろ知らない奴がいるのかよって話wwww」 ディエゴ「フィオレンティーナは今年のプリマヴェーラでNo.1になったチームだ。 しかも先日ブラジルのサンパウロ・ユースを4-2で破ったって話も聞いてる。 そして何より…」 グランディオス「オレ達と同様、クラブチームとしてWトーナメント優勝を目指しているチーム。 この機会に叩いておかなければならない… そういう事だな、ディオ?} ディエゴ「フッ」 リネカー(いつもの事ながら恐れ入るほどの情報収集力だな… いや、諜報力と言うべきか?) アルゴス(戦争をやらせれば間違いなく一大英雄にでもなるだろう。) ライカール(こういう所が氏に気に入られる世界なのかもな。) グランディオスの言葉に微笑を浮かべ、ディエゴはそれ以上口を開くのをやめた。 また他の誰も質問や疑問を飛ばすことはなかった。
[460]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/14(水) 17:21:20 ID:??? でも例外というのは大抵どこでもあるものである。 クァール「おい、もう行っていいか? そろそろオレは我慢の限界だ。」 ゴンザレス「おう、クァール。 メシなら付き合うぜ。」 クァール「ああ、牛だ…… 早く牛を切り裂いてやりたい……」 アウミージャ「ふつうにステーキ食べたいって言えしwwww」 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 バルサBとのテストマッチはCOMING SOONな感じで迫っていた。 ☆次のシーンどうしよっか? A いきなり試合開始 B みーてぃんぐ風景 C バルサB到着でヴィオラとちょっと絡み D バルサB到着と色々たくさん絡み 3票決でどぞー
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24