※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【貴公子達の】Another-CU_7【憂鬱】
[475]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/19(月) 15:28:03 ID:??? <フィレンツェ/ヴィオラのクラブハウス> いよいよバルサBとの合同練習が明日に迫った。 合同練習とは表向きの話であり、実際はテストマッチであるのは選手たちには周知の内容である。 試合に向けてのミーティングは既に行なわれ、敵の選手概要やフォーメーション、 それから対抗する自分たちのフォーメーションについて全員に周知され、準備は終わっていた。 三杉(何か他に準備することは残っていたかな…。 いや、大丈夫だと思う。) 夕刻、既に陽は深いところまで落ち、西には真っ赤な色が広がった頃、 三杉はやるべき事を確認まで含めて全て終えていた。 もはや後は試合の時を待つばかりである。 三杉「う、うーん。」 大きく両の腕を伸ばして、欠伸を小さく吐き出した。 夕食も早めに済ませ、明日に向けて夜更け前に休んでしまおうと考えた。 クローゼットから薄手のコートを取り出し、ドアへと向かっていく。 先着で ★来訪者はおりますか→!card★ と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ、ハート》 ダラピッコラ 《スペード、クラブ》 ミハエル 《JOKER》 来訪者なし
[476]森崎名無しさん:2013/08/19(月) 15:47:11 ID:??? ★来訪者はおりますか→ スペードK ★
[477]森崎名無しさん:2013/08/19(月) 19:01:12 ID:??? ミハエルだとモニカのことが話題に登るのかな
[478]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/19(月) 19:16:19 ID:??? > 《スペード》 ミハエル ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉(………) −−−@−−− @ルベン・ゴンザレス −−D−C−− Dマルコス・アウミージャ Cクァール −A−−−B− Aペドロ・フォンセカ Bフェレール −−−−−−− −−E−G−− Eグランディオス Gライカール −−−−−−− −−−I−−− Iディエゴ −F−−−J− Fリネカー Jラーソン −−−H−−− Hアルゴス −−−−−−− −−−◎−−− −−−−−−− −−−−−−− −−Q−J−− Q新田 Jブンナーク −−−−−−− −−I−F−− I三杉 Fミハエル G−−−−−L Gオジオ Lレントゥルス −−−B−−− Bダラピッコラ −E−−−N− Eスペルマン Nオワイラン −−−C−−− Cミュラー −−−@−−− @ラムカーネ
[479]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/19(月) 19:18:36 ID:??? 三杉(ディエゴ・ブランドーにはダラピッコラを当てる… ダラピッコラがディエゴの個人技を潰す 事が出来れば、ボランチの2人はリネカーかラーソンへ通そうとする筈だ。 そこを狙う。) 準備を終えたと言っても、頭の中では戦術的シミュレーションが繰り返されてしまう。 部屋のドアを開けてそのまま玄関へ向かう三杉だが、その動きはほぼオートマチックである。 視界は映し出されているが脳にはほとんど入っていない。 障害物が前を遮ったり赤信号などがなければ、歩く風景の様子に気付く事もそれを覚えている事もない。 聴覚についてもそれに倣い、ほとんど何も聞こえていない状態だ。 考える事が癖になっている人間の集中力というものである。 他者が見れば危なっかしい悪癖と思う所だろうが、これが原因で彼が事故を起こした事は今までない。 ミハエル「ミスギ。 ヘイ、ミスギ!」 ポン 三杉「うひゃえぃ!」 物理的には無防備とまで言うほどではないが、精神的には非常に無防備な状態である。 急に肩を叩かれ、なお耳元で大きな声で呼ばれれば、変な声をあげてしまうは当然だろう。 肩をびくりと震わせ、奇声を上げてしまった事に赤面しつつ、三杉は振り向いた。 三杉「あぁ、ミハエルじゃないか。」 ミハエル「なーにが『あぁ、ミハエルか』ですか。 さっきから声をかけていたのに、無視し続けるとはふてぇ輩(やから)でーす。」 三杉「あっ、そうだった? 済まない、つい考え事をしていたみたいだ。」 ミハエル「危なっかしいキャプテンですね、世話が焼けます。」 三杉「ハハ、面目ない。」 返す言葉もなく赤面しながら三杉は笑った。
[480]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/19(月) 19:20:43 ID:??? 三杉「それで何か用かい?」 ミハエル「いえ、特になにか用事があると言う訳ではありませんがね。 目的が同じような気がしたので同伴を誘おうと思ったんですよ。」 三杉「目的…は夕食だが、ミハエルもかい?」 ミハエル「この時間にこんな場所に来て、他に何があるわけでもないでしょう。」 三杉「あぁ… そっか、もうこんなとこまで来ていたんだ。」 周囲を見回すと、その風景が共和国広場の中でも飲食店が並ぶ通りである事に気がついた。 目的地であった馴染みのトラットリアまであと20mというところである。 ミハエル「(本当に大丈夫なんでしょうか?)…で、どうなんですか?」 三杉「えっ… ああ、夕食を共にする話だっけ? それは…」 ☆ミハエルとディナーしますか? A する。 B しない、一人でもっとシミュレーションとかしたいから。 C しない、モニカの話が出ると何となく後ろめたいから。 [2]票選ばれた選択肢で続行、投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。
[481]森崎名無しさん:2013/08/19(月) 19:25:39 ID:tOu0qgxY A
[482]森崎名無しさん:2013/08/19(月) 19:27:11 ID:iqegou1c A
[483]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/19(月) 20:10:44 ID:??? > A する。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉「もちろん構わないよ。」 ミハエル「それは良かった。」 ホッ 三杉(?) ミハエルが胸を撫で下ろしたように見え、三杉は一瞬『おや』と思った。 …が、それより先に確認すべきことが頭に浮かび、それを受け流す。 三杉「あっ、ところで店は僕の行きつけで良いのかな?」 ミハエル「イル・ダヴィデの支店でしったけ? 十分ですよ。」 三杉「それは良かった。」 シニョーリア広場にある本店よりも大衆的で敷居の低いイル・ダヴィデの支店。 この店を三杉が愛用していることはヴィオラ生え抜きの人間なら大抵知っている話だが、 ミハエルもどうやら既にそれを知っていた。 そうと決まると2人は20m先の店へ歩き始める。 意識が現実に戻って来たことで、今度は三杉は2種類のことを考え始めた。 一つはダヴィデにて何を注文するかということ。 もう一つはモニカ・センペルテ・ディマーレのことである。
[484]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/19(月) 20:16:41 ID:??? ガラン 店に入ると、奥の2人席へと案内された。 平日の夕刻、割と早い時間であるが、席はかなり埋まっていた。 流石はフィレンツェへの観光客もよく訪れる有名なトラットリアの支店と言えた。 メニューの確認もそこそこに、三杉は子牛のビステッカとカクテルサラダを注文した。 ミハエルは銘柄付の豚肉のソテーと三杉と同じサラダを注文した。 ドリンクはガス抜きのミネラルウォーターを2人で分ける事とした。 三杉(さてと… 何を話すべきかな。) 必要な作業を終え、これから当然ミハエルとの会話をする事になる。 一息つきながら話題について頭を巡らせる三杉であったが… 先に口を開いたのはミハエルだった。 ミハエル「ミスギ、ちょっとユーに聞かせて貰いたいのですが。」 三杉「うん?」 ミハエル「先日話したMis.モニカの事ですが、ちょっと気になっています。」 三杉「気になっている… とは?」 ミハエル「練習を見に来るよう言っておいたと話したじゃないですか。 なのに彼女はあれから一度として姿を現しません。」 三杉「うん… そうだねえ。」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24