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【貴公子達の】Another-CU_7【憂鬱】
[530]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/26(月) 15:48:50 ID:??? 〜 翌朝 同AM10:00 〜 <フィレンツェ/フロレンティア・ヴィオラ練習グラウンド前> 同時刻、テストマッチが行われる予定の練習用グラウンド。 モニカ「今日は非公開だったのね・・・ 全然知らなかった・・・」 モニカ・センペルテ・ディマーレは自身の間の悪さに落胆していた。 いや、落胆というよりもはや絶望と言ってしまって構わない。 色々と顔を出し辛い気持ちのなか、それでも声をかけて貰った義理を無視するのは忍びないと、 何とか気持ちの折り合いをつけて今日ようやくここまで足を運んで来たのだ。 ・・・にもかかわらず、今日は非公開ということで今ほど警備員に入場を拒否されてしまった。 この間の悪さは天運ではないか、自分の人生は一生こうなのではないかと思ってしまうほど、 彼女はネガティブに覆われてしまっていた。 しかしネガティブも極まればポジティブに転ずるものである。 モニカ(もうこのままじゃ帰れない。 誰でもいいから、今日来たことだけ伝えて行こう。)
[531]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/26(月) 15:49:52 ID:??? 入場拒否を受けながらもウロツキ廻ってれば、不審の目を浴びたり注意されたりするかも知れない。 しかし今の彼女の精神は捨て身というかヤケクソである。 せめて顔を出した事を選手に伝え、見学に誘ってくれたミハエルの面目が保たれるようにしたかった。 あれからもう随分時間が経ってしまった手前、手遅れかも知れなかったが。 そうこうするうち、彼女は裏口駐車場の前にやって来た。 当然のごとく見知った選手の姿はなく、代わりに警備員が3人立っているのが確認された。 モニカ(そう甘くはないわよね・・・・・・。 それにしても裏口には随分と大人数が駐在しているのね。) 表口の警備員は詰め所にたった1人座っていただけだったのに、裏口には3人も立っている。 失礼ながら、破産によってプロ4部まで落ちた再建チームのする事ではないと彼女は思った。 その時、モニカの真後ろでバスが停車した。 ブロロロロロロ・・・ プー! モニカ「わわっ・・・」 定員10数人程度の小さなレンタバスであったが、クラクションを鳴らされ、モニカは慌てて飛び退いた。
[532]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/26(月) 15:52:31 ID:??? プシュー ザッ バスの扉が開き、人が順次降りてきた。 モニカに視線を向ける者は少なかったが、中には『ヒュー♪』と愛想を示す者も居た。 モニカは三杉のチーム(プリマヴェーラ)以外は知らないが、それにしても初めて見る顔ばかりだった。 モニカ(・・・・・・!) その中でモニカの目は一人の青年の姿に釘付けられた。 外見的な魅力によってそうなったのではなく、目が合った瞬間、言葉に出来ない圧力に怯んだのである。 ディエゴ「フン・・・」 その青年は興味なさそうにモニカへの一瞥を外した。 心臓を鷲掴みされたような感覚が緩まり、モニカは深く息を吐いた。 フェルディナンド「む・・・ なんだ小娘、今日の練習は非公開の筈だぞ。」 その内の一人・・・ おそらく監督役と思われる人物がモニカを見て口を開いた。 こちらは普通の人の感覚であり、口調がキツイものの、モニカは慌てる事はなかった。 モニカ「あっ、ごめんなさい。 すぐ立ち去りますので・・・・・・」 チッという擬音が飛び出す前に、モニカは身を翻(ひるがえ)そうとして・・・ 思いとどまった。
[533]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/26(月) 15:54:04 ID:??? フェルディナンド「チッ、なんだ? さっさと行け。 でないと警備員に摘み出させるぞ。」 苛立ちの一切を隠す事無く、相手は高圧的な物言いをしてきた。 しかしそれは言葉だけの圧力であり、モニカが怖さを感じる程ではなかった。 モニカ「あの・・・。 ヴィオラの選手に伝言をお願い出来ませんでしょうか? 誰でも構いません。 モニカという人間が見学に来たけれど、非公開と聞いて帰ったって・・・ それだけお願いします。」 自分ながら図々しいと思いつつ、モニカは自分の求めるところを相手に伝えてみた。 先着で ★モニカのお願い→!card★ と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 フェルディナンド「そんな事は知るものか図々しい!」 《ハート》 ラーソン「まあまあ待って下さいよ監督、それくらいセーフっしょぉ?」 《スペード、クラブ、Joker》 ミハエル「おや、あれは・・・」 三杉「モニカじゃないか」
[534]森崎名無しさん:2013/08/26(月) 15:54:40 ID:??? ★モニカのお願い→ クラブA ★
[535]森崎名無しさん:2013/08/26(月) 16:53:04 ID:??? ヒヨコw
[536]森崎名無しさん:2013/08/26(月) 17:20:54 ID:??? ヒヨコと同行する大物 シャック・ワーナーも創設者が元ネタになってんのね
[537]森崎名無しさん:2013/08/26(月) 18:11:49 ID:??? クラブでこの展開ということは……
[538]森崎名無しさん:2013/08/26(月) 19:04:30 ID:??? ディオにズキュウウゥンされて、さすがディオ!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!の展開かな
[539]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/26(月) 19:25:40 ID:??? > 《クラブ》 ミハエル「おや、あれは・・・」 三杉「モニカじゃないか」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― その数分前――――― ヴィオラのクラブハウスでは選手たちが既に揃い踏みとなっていた。 朝食は3時間前に揃ってビュッフェを食べ終えており、約80分後の試合に臨む準備は出来ていた。 三杉(……)チラ 時計の針はあと数分で10時の位置を指そうとしている。 何のトラブルもなくスケジュール通りであれば、バルサBが間もなく到着する時刻である。 名目上は遠征におけるバルサBの調整練習であり、ヴィオラは合同練習の相手に選ばれた立場である。 選手の拘束にグラウンドの使用があるため、相手からは相応の謝礼金が支払われている。 つまり今日のバルサBは顧客… 試合はガチだが、形の上は重要ゲストを出迎えなければならない。 三杉「マネージャー、オーナー達は今日も不在なんだったっけ?」 メリー「はい、欧州サッカー連盟から招かれて昨日から出払っております。 詳細については聞いておりません。」 三杉「そうか…。 …で、君はもう一組のゲストを出迎えなければならないんだね。」 メリー「ええ、FIFAから視察と称した来訪が予定されています。」 人の状況を確認し、三杉は溜め息をついた。 人手不足の状況が何処となく作為的であり、スッキリといかないのだ。 しかしここに居る人間でやる事をやらねばならない、最低限の恰好をつけねばならないのだ。
[540]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/26(月) 19:26:51 ID:??? 差し当たって顧客の出迎えをしなければならないが、キャプテンである自分一人だけと言うのも貧相である。 マネージャーを連れていければ問題ないが、彼女は彼女で超VIPを迎える準備に奔走中だ。 仕方なく三杉は彼女の替わりをすみやかに人選し、裏口へと急ぐことにした。 三杉「ミハエル、バルサBの出迎えにいかなければならないが付き合って貰えるかい?」 ミハエル「シュア(もちろん)」 三杉(もう一人くらい連れて行くべきか…) ☆バルサBお出迎えスルヨー。誰にする? A ブンナーク B 新田 C オジオ D レントゥルス E ダラピッコラ F ミュラー G スペルマン H オワイラン I ラムカーネ J モブα K 自分とミハエルの2人でいい [3]票選ばれた選択肢で続行、投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。
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0ch BBS 2007-01-24