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【貴公子達の】Another-CU_7【憂鬱】
[582]森崎名無しさん:2013/08/28(水) 20:47:53 ID:??? ディオがぬこ監督を蹴り上げて ダラピが「何をするだァーッ!」って言う展開は無かったか(動物虐待はよくない)
[583]森崎名無しさん:2013/08/29(木) 07:07:39 ID:??? >三杉(僕はこの無頼漢が一番困る事をやってやらなければならない。 それは感情的になっていては決して出来ない事だ。 今はこれで良い。) つまりE+控室でアバ茶が最適解だったのか!
[584]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/29(木) 20:20:18 ID:??? <ヴィオラクラブハウス/応接室> ミハエルはモニカの手を引き、クラブハウスの小さな応接室までやって来ていた。 ミュラーは得意のココアを淹れてくると言って、ひとまずこの場を離れている。 本心ではあの場で激昂したかった彼だが、三杉の言動に示された意を理解して引き下がった。 そしてそれは正解だったと改めて感じていた。 モニカ「………」 モニカは時折口を手の甲で拭うような仕草を見せているが、それほど激しく… 言うなれば、唇が擦り切れて血が滲むほど強い力で行っているわけではない。 嫌悪感は働いているが、感情が暴走していない証拠である。 ミハエル(彼女の心のケアと保全が第一に考えるべきこと… それが出来て本当に良かった。) 周囲に居た自分達が我を失って騒乱していれば、思考が届いていなかったモニカの心には 『周囲がこれほど怒る、重大な辱しめを自分は受けた』という思いが焼き付いていた事だろう。 そしてそれは彼女の未来に影を差し続ける重大なトラウマとなっていた筈だ。 ミハエル(それでも彼女が辱しめを受けた事実には変わりません。 私は彼… いや、奴に然るべき報いを与えてやらなければ…) 一段落がついたところで、また沸々と怒りの感情が広がってくるが…
[585]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/29(木) 20:22:10 ID:??? モニカ「あの……」 ミハエル「む… なんでしょうか?」 モニカの声は再びミハエルの意識を彼女へと引き戻した。 モニカ「ごめんなさい… 迷惑かかりましたよね? 今も…」 ミハエル「何を言っているんですか、そんな心配をキミがする事はないんです。」 この場に及んで自責を口にしたモニカに、ミハエルの憐憫に似た感情は振り切れる程になった。 だがそれをそのまま出す訳にはいかず、ある程度の自制が必要だった。 ミハエル「野良犬に噛まれてしまったと思えばいい。」 モニカ「えっ……」 ミハエル「ショックだったと思いますが、それでもユーの思いやりや気高さは全く失われていない。」 モニカ「そんな… 私はただ………」 ミハエル「ユーは汚されてなどいませんよ。 ボクはそう思います。 そしてミスギもね。」 モニカ「……」グス 懸命に慰めようとするミハエルの様子に感極まったのだろうか? 瞳から涙が少しずつにじむようにして、モニカは小さく鼻をすすった。
[586]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/29(木) 20:23:46 ID:??? おそらく彼女の本能はこんな事すら我慢していたのだろう。 だが後になって一人で泣くよりも、今の状況は余程マシだ。 ミハエルは彼女の頭に手を乗せ、ヨシヨシと撫でるようにした。 ミハエル「何も心配しなくていいです、ユーは何も変わっていない。」 モニカ「ごめ……うう…… ありがt……」 モニカは涙を拭って『ごめんなさい』と『ありがとう』を伝えてくる。 ミハエルはそんな彼女のいじらしさに愛おしさすら感じた。 同時に、そんな彼女を泣かせた奴への怒りは止められそうにないとも思った。 モニカ「ありがと…ございました。 も…大丈夫」ヒック 一頻り泣いて彼女はようやく笑顔を見せ、ミハエルを安心させた。 ガチャ ドアが開き、マグカップを持ったミュラーが入ってきた。 ミュラー「ココアが入ったよモニカさん、飲むと良い。」 モニカ「はい、ありがとうございます。」 ミハエル「ミュラーの淹れたココアは絶品ですよ。」 そう言いながら、ミハエルは液面に膜が張ってしまっている事に気がついた。 普段であれば、およそミュラーらしからぬミスと思ったであろう。 だがおそらくミュラーは彼女が泣き止むのを待っていたのだろう。 ミハエルはミュラーの空気を読む能力に舌を巻き、感服の念で思わず笑みを浮かべた。
[587]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/29(木) 20:24:48 ID:??? 三杉「…様子はどうだい? って、心配なかったようだね。」 最後に入ってきた三杉は『流石はミハエルとミュラー』と言わんばかりの表情だった。 三杉と顔を合わせた事で僅かにモニカは笑顔を翳らせたが、それもほんの一瞬だった。 三杉「モニカ、野良犬に噛まれたような物だよ。」 そう三杉が口にした事でギョッとした顔になり、直に笑い出した。 それはミハエルも同じだった。 モニカ「ミスギさん… ミハエルさんと同じ事言ってる。」 三杉「えっ、ミハエルも同じ事言ったのかい?」 ミハエル「フフ、その通りです。 驚きました。」 モニカ「なんだか似てるんですね、お二人は。」 ミュラー「なるほど、言われてみればそうかも知れない。」 ミハエル「ハハ、ミュラーまでそんな事を。」 応接室には和やかさと笑顔が取り戻されていた。 それはとても大切な気持ちを彼(女)に思い出させていた。
[588]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/29(木) 20:30:36 ID:??? ミハエル「ところでミスギ、一つ提案があるのですが。」 三杉「なんだい?」 ミハエル「今日の試合、モニカを臨時のマネージャーとしてベンチ入りさせたいのです。」 三杉「え?」 モニカ「ええっ!?」 ミュラー(ほう) ミハエル「試合で血祭りにあげ、奴らが項垂れてる姿を彼女に御覧に入れたいんですよ。」 三杉「ふむ…。」 ミュラー「丁度今日は本来のマネージャーがご多忙だし、丁度良いのでは?」 モニカ(え、ええー)ドキドキ 三杉(それをするには、残りのメンバーに顛末を伝えなければいけないだろうな。 僕らのように目の前で見せられた訳じゃないから、怒りで我を忘れる者はいないだろうが…)
[589]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/29(木) 20:31:51 ID:??? ☆ この提案にどう答えますか? A 顛末を聞いた選手達が冷静さを失うデメリットが大きいとして、頑と拒否する。 B 事実上デメリットは問題なさそうで許可出来るが、敢えて「上記の理由で難しい」と悩むフリをする。 C 積極的な賛成の意を示す。 D その他(自由記述でどうぞ) [3]票選ばれた選択肢で続行、投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。 ※ここまでの展開で三杉の貴公子Pが大増(115P→135P) ※貴公子Pが120Pを超え、これにより覚醒Pが1増(9→10) ※ミハエルのミュラーへの感情が『信頼と気遣いの男』になり、相互感情が3上昇。
[590]森崎名無しさん:2013/08/29(木) 20:37:25 ID:sVuiO/Bk C
[591]森崎名無しさん:2013/08/29(木) 20:40:57 ID:D0zmYjRQ C
[592]森崎名無しさん:2013/08/29(木) 20:41:07 ID:EGINBbb2 A
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0ch BBS 2007-01-24