※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【主人公】鈴仙奮闘記【永琳に交代?!】
[434]森崎名無しさん:2013/03/28(木) 00:22:14 ID:??? 乙でしたー
[435]森崎名無しさん:2013/03/28(木) 16:07:48 ID:??? >>393 露鈴兎・本後宇院・イナバとバルバスな兎とのコンビプレイか……… どう頑張ってもゲームオーバー以外の結果が見えてこないな
[436]森崎名無しさん:2013/03/28(木) 16:18:03 ID:??? パスカル参入が非常に嬉しい今日このごろ。中山さんも加わって、努力の人が報われる話になるといいなー。
[437]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 22:51:02 ID:??? 只今帰ってきましたので、少し更新したいと思います。 >>434 乙ありがとうございます! >>435 張幡(ばるば) す(パンツ)とかでしょうか。狂気度が上がりそうですね。 >>436 ありがとうございます。そうですね、作者としても凡才の努力をテーマにしたいとは思っています。 もちろん、これからの引きでどうなるかはわかりませんが… 次のレスより本編に移りたいと思います。
[438]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 22:52:29 ID:??? ★幻想郷ファーストコンタクト→ スペードK ★ スペード→「博麗神社にようこそ。素敵な御賽銭箱はここよ」 その少女は、初対面の中山に対し、いきなり賽銭を要求してきた。 中山「あの、聞きたいことがあるのですが」 霊夢「博麗神社にようこそ。素敵な御賽銭箱はここよ」 中山「ここら辺に病院は」 霊夢「博麗神社にようこそ。素敵な御賽銭箱はここよ」 中山「あの」 霊夢「博麗神社にようこそ。素敵な御賽銭箱はここよ」 中山「……」 らちがあかない。どういった事情があるのかは分からないが、 彼女は賽銭を出さぬ者に出す口はないようだ。 中山は着ていたボロボロのジャージの中に運よく入っていた5円玉を 見つけると、仕方なくそれを賽銭箱に入れる。 そして二拍二礼一拍を行うと、ようやくその巫女装束の少女は口を開く。 霊夢「(たったの5円だなんてしけてるわね。 紫は最近の外来人は金持ちだから1000円くらい入れてくれると言ってたのに。チッ) で、あんたどうしたの? 外来人でしょ? 迷い込んできたわけ?」
[439]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 22:53:29 ID:??? 霊夢は苛立ったような口調で中山に話しかける。 中山「(この人…今明らかに舌打ちしなかったか…?)えっと。俺は実は――」 ここで、中山は霊夢に今までの事を打ち明ける。 サッカーをしていた事。だが不慮の事故で二度と激しく動けない身体となった事。 それでもどうしてもサッカーをしたいと思っている事。 そして、ここ山奥の診療所には、どんな万病でも治すことのできる医師が居ると聞き、 それで自分の意思で訪れたのだと言う事を。 霊夢「ふーん(サッカーをねえ。あんなの、そうまでしてやりたいものかしら?)」 霊夢は、中山の熱弁を、あっけらかんと、やる気のなさそうに受け流す。 彼女はとてつもないサッカーのセンス(だけでなく、他のあらゆる事についても)があるものの、 異常なまでにやる気がなく。そういった意味で、中山とは決して相いれない存在だったといえよう。
[440]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 22:54:29 ID:??? とは言っても、霊夢とて暇を持て余していた上に、無理に人の願いを聞かない程、 性格は悪くない。偶然迷い込んで来た人間とも違い、しっかりとした目的があるのだから、 最低限のフォロー程度をすることが、博麗の巫女として中立的で理にかなっているとも思った。 霊夢「ま、そういう事なら、案内人の所まで連れていってやってもいいわ。 ――あんた、当然空は飛べないわよね?」 中山「いや、そんな当然とか聞くまでもなく、空を飛べる奴なんていないだろう」 中山は若干怒ったように口を開く。自明の事を問われたのだから、当然だろう。 霊夢はそんな中山の心情を知ってか知らずか、事務的な様子で、 霊夢「じゃ、あんたは玄爺が乗せてくれるよう頼んであげるから」 とだけ述べて、神社の境内裏まで去っていった。 中山「(一体何なんだ、この少女は…。賽銭をあれだけせびっていたのだから、 何かの事情で貧しい生活を強いられてはいるのだろうか。 そうなると、彼女の無気力でつっけんどんとした態度も、 辛い生活の内にそうなってしまったのだと理解できるが――)」 中山は、その同年代の巫女を見て、何処か可哀そうな少女だな、と 思っていた。 *中山の霊夢に対する評価が、中山→(可哀そう?)→霊夢 になりました。
[441]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 22:55:33 ID:??? ――そして。 中山「し、信じられない…! 本当に空を飛んでいるなんて…!?」 霊夢「だから言ったでしょ。この世界では、空を飛ぶくらい日常茶飯事なのよ」 霊夢に介助してもらいながら、ようやく玄爺の背中に乗せてもらった中山は、 その後空の上より人里を遠く見下ろしていた。 中山「(しかし、街並みを見ると、先進的どころか、歴史の教科書に載っているような伝統的な 建物ばかり。一体、先進的な病院なんてどこに――?)」 霊夢「もうすぐ着陸するわよ。 足を痛めないようかばってなさい」 中山「(こ、こんな体制で、どうやって身をかばえというんだ!? シートベルトは愚か、何か掴むものすらないぞ!?)」 だがしかし、幸運にも中山は無傷で人里外れの竹林入り口に運び出され、 そうして白髪と赤のもんぺの似合う、儚げな少女と出会う。 妹紅「やあこんにちは、博麗の巫女。彼は依頼人かしら?」 霊夢「そう。 そういう訳で後はよろしく」 霊夢が玄爺を連れて再び空へと飛び立とうとする。 中山「ちょ、ちょっと待ってくれ! 俺はあんたに、ここまで送ってくれた礼を言いたい!」 礼儀を重んずる中山としては、与えられたものには、 相応の礼を以て返さなくてはならないと考えている。 たとえ色々と思う所はあっても、彼女(と玄爺)が中山を案内してくれたことは 事実だし、中山は彼女達に痛く感謝をしていた。
[442]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 22:56:33 ID:RLPoaLtM 霊夢は、そんな中山に対して…。 先着1名様で、 ★霊夢の返答→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 ダイヤ→「そんなモン、いらないわよ。気持ちだけで十分」 ハート→「それなら、美味しいお茶菓子でも持ってきてもらおうかしら」 スペード→「それなら、今度御賽銭でもしに来てくれない?」 クラブ→「5000円。一か月以内にね」 クラブA→「それじゃあ、ケガが治ったら、今度私の作るチームでプレイしてみない?」 JOKER→「で、デート…、一回///」
[443]森崎名無しさん:2013/03/28(木) 22:56:48 ID:??? ★霊夢の返答→ スペード2 ★
[444]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 23:19:14 ID:??? ★霊夢の返答→ スペード2 ★ スペード→「それなら、今度御賽銭でもしに来てくれない?」 中山「何かと思えば、やっぱりそれか。それならば、やらせていただくよ。 ――今度は、もっと大きい金額で」 中山は霊夢に向かって笑顔を見せる。霊夢もそんな中山に向かって、笑顔を返す。 それは今までのスレた印象とは違って、年相応の、あどけなく可愛らしい少女そのものであった。 霊夢「(大きい金額!? ってことは少なくとも千円。いや、一万かしら? いやいやもしかしたら額面無しの小切手とか!?ウヒヒヒ。当分ウチは飯には困らないわね…)」 …考えていることはさておき。 *中山が霊夢に御賽銭をしに行く約束をしました。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24