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【主人公】鈴仙奮闘記【永琳に交代?!】
[993]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 11:49:06 ID:??? 先着1名様で、 ★鈴仙の料理力→!card★ と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。 ダイヤ→かなり上手で、レストランの料理に匹敵する! ハート→まあまあ上手で、いいお嫁さんになれるね、っててゐに言われるくらい。 スペード→普通!! クラブ→へたっぴなので、専ら味見係。 クラブA→泥のようなシチューを作り、そしてそれを食した者は例外なく爆発する。 JOKER→鈴仙「このシチューはできそこないだ。 食べられないよ」
[994]森崎名無しさん:2013/04/13(土) 11:51:36 ID:??? ★鈴仙の料理力→ クラブ9 ★
[995]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 11:53:44 ID:??? ★鈴仙の料理力→ クラブ9 ★ クラブ→へたっぴなので、専ら味見係。 鈴仙「このお味噌汁は、ちょっと味が濃いわね。 姫様は薄味が好みだから、もう少し水を足してちょうだい。 焼き魚は――。うん、しっかり焼けてるわね。 幻想郷では魚は貴重だから、これからも丁寧に料理してね」 ウサギC「あいあいさ」
[996]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 11:58:36 ID:??? 間違えましたが、何食わぬ顔で続行します。 ―――――――――――――――――――――――――― 鈴仙の料理の腕前は、…下手っぴだった。 軍隊の特訓の一環として、炊き出しを行うこともあったが。 どうしても大雑把な感じになってしまって、 男の料理(醤油ご飯とか、ニラモヤシ炒めとか)みたいな、豪快な料理ならできるものの、 他人向けに出せるような食事は、到底だせるもんではなかった。 鈴仙は専ら、味見係として、 永遠亭の食堂を牛耳っていたのである。 *鈴仙の料理力が『へたっぴ』と判明しました。(多分あまり関係ない)
[997]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 11:59:37 ID:??? 朝食が終わると、ウサギ達は一斉に自由時間を与えられる。 遊びに行くもの、サッカーをして遊ぶもの、餅をつくもの――。 各々がそれぞれのしたい事をして過ごしているが、中には例外もいる。 ウサギ達の中でも、少し大人な(それでも外見は10歳ほどだが)少女兎達には、 持ち回り当番制で、鈴仙と共に薬を売りに行くものも何人かいた。 ウサギA「ご、ご迷惑をおかけしないように、頑張ります! ふ、ふつつつか者ですが、宜しくお願いします!!」 ウサギAは、今日が初当番。案の定、緊張しきっていた。 ウサギB「つが一つ多いよ…、Aちゃん。緊張しすぎだってば。 ほら、リラックス、リラックス」 ウサギA「きゃっ、Bちゃん、くすぐったいよ」 一方で、もう一人の当番であるウサギBは、何度かこれを経験しているため、 すっかり慣れた様子。ガチガチになっているウサギAの肩をもんだりして、 リラックスさせようとしている。 永琳「ええ、気をつけて。もし危なくなったら、ウドンゲを頼るのよ」 鈴仙「最初は怖いと思うけど、慣れれば大丈夫よ。 心配せずに、私について来なさいな」 それをほほえましげに見守る永琳と鈴仙。 鈴仙は、薬売りを始めた最初の自分を思い出して、 自分も成長したなあ、とちょっぴり得意げで誇らしげな様子を見せる。
[998]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 12:00:37 ID:??? 永琳「あら、すっかりお姉さんね、ウドンゲ。 昔に売る薬のラベルを間違えたときに、大泣きして私に飛びついていたのが、 つい過去のようだわ」 鈴仙「し、師匠! 恥ずかしいので止めてくださいよ〜!」 ウサギA「なあんだ、鈴仙様も最初は失敗してたんだ! ちょっと、安心しました!」 鈴仙「むむむ…。む、昔はとにかく、今の私はプロなのよ! 貴女達、私の事は先生とお呼びなさい!!」 ウサギB「じゃ、そろそろ行きましょ。 鈴仙先生!」 元気に竹林を飛びだす、三羽の妖怪兎達だった。 ―――――――――――――――――――――― ウサギA「あ、あのっ! そこのお姉さん! 便秘でしたら八意永琳特製、強力下剤を…!」 女性「私は便秘じゃないわよ! 全く。失礼な子ね!」 ウサギB「復興工事、お疲れ様です。よろしかったら、 八意印の疲労回復薬はいかがですか? 本当は1000円なんですが、お師匠様が特別に200円で譲っていただけると――」 男性「本当かね? じゃあ、いただこうか」 鈴仙「皆、お疲れ様。そろそろお昼にしましょ」 薬売りに精を出すウサギ達を呼びつける鈴仙。
[999]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 12:01:37 ID:??? ウサギB「そうですね。 私ももう、お腹がペッコペコで」 ウサギA「くすん…。全然上手くいかなかったよう」 充実した様子のウサギBに、全然薬が売れず落ち込んでいるウサギA。 鈴仙「(あっちゃー。Aちゃん、やっぱりこうなっちゃったか。 もっと私が見てあげればよかったんだけれど、今日は薬の入り様が多くて、 あまり面倒を見てあげられなかったからね…)」 どうフォローしようか。そう考えている時に、 ウサギD「あっ、鈴仙様だー! BちゃんにAちゃんもいるよ、Eちゃん!」 ウサギE「ちょっと、危ないわよDちゃん!? 転ばないでね?」 鈴仙達の下に駆け寄ったのは、ウサギDとウサギEだった。 鈴仙「あら、貴女達、人里に遊びに来たのね? 珍しいわ」 永遠亭の兎達は、基本的に永遠亭や竹林内部で遊ぶ事が多い。 人里には強力な妖怪や悪い人間が出没するから注意するように、 というてゐのお達しもあるが、単純に彼女らの少ないお小遣いでは、 人里に遊びに行っても何もできない、という理由が大きかった。 ウサギD「あ、あのっ! 今日は、Eちゃんと一緒に、 この間てゐ様が連れてってくれたお店に行こうと思って!!」 ウサギE「この子が案内してくれてたんですよ。 …もう10時のおやつどころか、12時のおやつになっちゃいそうだけれど」
[1000]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/13(土) 12:03:12 ID:??? 鈴仙「(なるほどねえ……そうだわ!)」 ピン、と思いついた鈴仙。思考回路と連動して、 いつもはへにょりとしている兎耳もピン、と立ちあがる。 鈴仙「Eちゃんは、もう沢山薬売りのお仕事、してるもんね?」 ウサギE「え、ええ…そうですけど」 鈴仙「じゃあさ。今から、懇親会しましょ! どうやって薬を売るか、とか。どんな事に苦労したか、とか。 Eちゃんの話を色々聞かせて欲しいな。 …あ、もちろん。ウサギDちゃんがよければ、だけど」 ウサギD「私は大丈夫です!! だって、皆と一緒の方が、 ずっと、ずぅーっと、楽しいもん!!」 快諾するウサギD。その言葉は純粋な本心から来るものだと言うことは、 キラキラと輝くその表情から容易に分かる。 ウサギA「えっ? もしかして、あの、『わすいーつ』のお店に、 連れてってくれるんですか!? やったー! 私、あのお店の桜餅、 大好きなんです!」 ウサギAの表情もまた、雨模様から一転。晴れやかになる。 ウサギB「じゃあ、決まりですね!(実は私も行きたかったんだよね♪)」 昼も食べずに、わすいーつを楽しむ兎達。そこで、先輩であるウサギEも交えて、 和気あいあいとした雰囲気で懇親会を行うことができ。 そして、そのお陰か、午後はウサギAも緊張が解け、上手く仕事をすることができたのだった――。 永遠亭の、ウサギ達の日常は、今日も平和に続いていた。 〜埋めネタ・完〜
[1001]1001:Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
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0ch BBS 2007-01-24