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【有言実行】キャプテン霊夢26【旗ウサギ】
[493]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2013/05/14(火) 00:10:22 ID:JhuQjj6g 橙「たぁああああああああああああ!!!!!」 リリカ「た、高っ!?」 パキィイイイイイイイイイイイン!! クリアーに向かったリリカの遥か上から撃ち降ろされる一撃。 橙にとっては完全に芯を捉えた、正に会心の一撃だった。 この土壇場で最高のパフォーマンスを見せたのは、橙のキャプテンとしての意地だろう。 それでも、マリオとヨッシーFCの守備陣ならば止められない事はないレベルだった。 だが、ここで二つ目の奇跡が起こる。 ビュウウウウウン!!! ウサギC「え!?」 ウサギA「フラグー!!!……あれ?」 ナズーリン「し、しまった!?」 油断。圧倒的に有利な状態が逆にマリオとヨッシーFCの守備陣に油断を生んだ。 橙から放たれたシュートの予想外の威力に、ウサギAを除いて反応すら出来ない。 ナズーリンも、結界を展開する暇すらなく抜かれてしまう。 ギュルルルルルルル!!! 心「(凄い……でも、取れる!)」 グリュウウウウウウン!!!ズギャアアアアアン!!! 心はその威力に驚きつつも、取れない威力ではないと判断しセービングに向かう。 しかし、ここでお狐様と化け猫達にとって三つ目の奇跡が起こる。
[494]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2013/05/14(火) 00:11:29 ID:JhuQjj6g バチバチバチ!!! 心「きゃ!?」 藍がフィールドの土ごとボールを蹴りあげた際、一部が塊となって付着していた。 シュートの回転によってそれが四方八方へと飛び散り、散弾のように心の顔を襲ったのだ。 直接目には入らなかったものの、顔に叩きつけられた衝撃で咄嗟に目を塞いでしまう心。 勿論、藍や橙がそれを狙った訳ではない。完全な偶然であった。 だが、その偶然がゴールへの決め手となる。 ズサァアアアアアアアア!!! ピィッピィーーーー!!! 心のセービングは途中で止まってしまい、ボールはゴールネットに突き刺さる。 霊夢「う、嘘……」 藍「橙……!」 心「そ、そんな……!」 橙「っはぁ、はぁ……き、決めた!決めたよ!」 呆然とする心と、息も絶え絶えといった風にゴールを見つめる橙。 後半28分、橙の正に執念の一発により、お狐様と化け猫達が4点目を決める。 マリオとヨッシーFC 6−4 お狐様と化け猫達 ※橙がJOKERを引いた為、全能力+1!更に新必殺シュート『鬼神「鳴動持国天」』習得! (空中シュート。詳細は不明)
[495]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2013/05/14(火) 00:12:35 ID:JhuQjj6g 一瞬、スタンドが静まり返った。観客も、何が起きたのか分からない風であった。 だが、その状況を理解した瞬間、スタジアムが津波のような歓声に包まれた。 ウオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!! 天狗A「な、なんと決まったー!橙選手、マリオとヨッシーFCの守備陣を突き破り、 この試合2点目となるゴールを決めてみせました!正にキャプテンの意地! 後半28分、お狐様と化け猫達が4点目!何と、これまで1試合1失点以上は した事がない心選手から、4点もの得点を奪って見せました! もう残り時間的に勝利は無理でしょうが、素晴らしい奮闘です!」 「橙ちゃん!凄えぞ!」「ナイスシュート!感動した!」「流石キャプテンだな!」 「藍様と天子ちゃんも良く頑張った!」「心ちゃんが4失点……?俺は夢を見ているのか……?」 松山「……驚いたな。正に意地だ。あの3人の執念が生んだゴールだな」 翼「極限状態でこそ最高のプレイが出来る、か……俺も覚えがあるよ」 魔理沙「……なんというか凄いんだが、微妙に悔しい気持ちになるのは何故なんだぜ?」 アリス「私も正直びっくりしてるわ……。今のは絶対に決まらないと思ってた」 チルノ「こらー!あたい達に勝ったんだから、もっとしゃきっとしろー!」 輝夜「あらあら、あの子、大丈夫かしら?」 永琳「……少し、心配ですね。次の試合、大丈夫でしょうか?」 鈴仙「(凄い……私も、あれくらい必死になれるのかな……)」 お狐様と化け猫達の執念のゴールに、マリオとヨッシーFCのファンですら 惜しみない賞賛を送る。偵察しているチームの選手も、驚きを隠せないでいた。
[496]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2013/05/14(火) 00:13:41 ID:JhuQjj6g 藍「橙、良く決めてくれた……。私はお前を誇りに思うぞ。 立派にこのチームのキャプテンだ」 天子「そうね。今のは私も認めるわ。ナイスシュートだったわよ、我らがキャプテン」 全身が汗と泥まみれになりながらも、立ち上がり橙を祝福する二人。 藍は誇らしそうに、天子は何処か悪戯っぽい笑みで。 橙はその言葉を聞き、嬉しさのあまり泣きそうになってしまう。 橙「ら、藍様……天子、ううん、二人が頑張って繋いでくれたからだよ!ありがとう!」 パァン!パァン!パァン! 藍、天子、橙は全員立っているのがやっというくらいにフラフラだったが、 それでも3人とも片手を上げてハイタッチをかわす。試合には勝てなかった。 だが、何とか最後の意地を示す事は出来た。それが彼女達を笑顔にする。 藍「さぁ、まだ試合は終わってない。橙、最後の指示を出してくれ」 橙「……はい!皆、疲れてるだろうけど、もう少しだけ頑張って! 最後の相手の攻撃、何とかして止めよう!」 化け猫達「「「「「「「にゃー!!!」」」」」」」 クルリと振り向いて、ありったけの声を振り絞って叫ぶ橙。 いつもだったら橙の指示には簡単に従わない化け猫達だったが、 今回は全員が揃って前足をあげて了承の意を示す。 彼女達も、今のプレイで橙をキャプテンとして認めたのだ。 天子「(やれやれ。でもま、こういうのもたまには良いかしら)」
[497]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2013/05/14(火) 00:14:52 ID:JhuQjj6g 一方、マリオとヨッシーFCのメンバーは明らかに士気が落ち込んでいた。 試合の勝利はもう間違いない。だが、今のは与えてはいけない失点だと、 チーム全体が認識していた。 ナズーリン「くそ……!何が『実らせる訳にはいかないな』だ! 私は一体何をしているんだ!」 珍しくナズーリンが悔しそうに叫んでいる。だが、それに驚く者はいない。 誰もが彼女と同じ思いを抱えているのだ。 リリカ「もっとしっかり体を寄せてれば……。せめて、威力だけでも落とせてれば……」 早苗「私ならカット出来ないパスではありませんでした……なのに、何故……!」 ウサギC「ウサギBちゃんがいてくれれば……」 ウサギA「ダイヤKなら止められてたのに……!」 心「そんな……何で……」 傍から見れば、試合の趨勢には何の影響も与えないゴールだ。 運がたまたま相手に向いただけ、そこまで落ち込む必要はない、 そう思うかもしれないが、感情はそんなに簡単なものではない。 特に、この試合一度もセービングに成功せず、紅白戦以来の 4失点を喫した心の落ち込みようは相当だった。
[498]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2013/05/14(火) 00:16:18 ID:JhuQjj6g 霊夢「(……完全にやられたわね。正直、橙を、いや、あいつらの意地を甘く見てたわ。 流石にこの失点は皆も堪えてるわね。無理もないけど。 さて、今は後半28分で6−4だけど、どうしようかしら?)」 霊夢の現在ガッツ:515/765 A 「皆、何やってるの!今のは止められた筈よ!」 心を鬼にして守備陣を叱る B 「済んだ事は仕方ないわ。次はこうはいかないようにしましょう」 無難な言葉で落ち着けようとする C 「橙……今のは完全にやられたわ」 得点を決めた橙を褒める D 「……ロスタイムも含めればまだ後3、4分あるわ。相手はもうまともに守れない。もう1点取るわよ」 冷静に状況を判断する E 「皆、試合はこっちの勝ちよ。残り時間、無理に攻める必要はないわ」 ボール回しでさっさと試合を終わらせる F ポジションやフォーメーションを変更しよう G 特に指示はない。試合再開だ! H その他(何か霊夢に言わせたい事があれば明記して下さい) 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[499]森崎名無しさん:2013/05/14(火) 00:22:28 ID:TXfyYrlI A
[500]森崎名無しさん:2013/05/14(火) 00:23:52 ID:tPxwWPbQ B
[501]森崎名無しさん:2013/05/14(火) 00:24:18 ID:DamqSTtg A さすがに4失点もしてるわけだし、言うときはいわないといけない気がする。
[502]森崎名無しさん:2013/05/14(火) 00:28:24 ID:VACA3rUE C 自分が抜かれといた上あの会心のシュートじゃ言える場合じゃなくね
[503]森崎名無しさん:2013/05/14(火) 00:32:55 ID:??? 2点3点ぐらいなら相手をほめていいかもしれないが、 霊夢のミスもあったとはいえ、4失点はひどいと思うぞ。
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0ch BBS 2007-01-24