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【皇帝の】キャプテンシュナイダー3【復権】
[514]キャプテンシュナイダー ◆qCBE.dL1QQ :2014/03/20(木) 01:05:29 ID:??? 佐野「うおおおおおおおっ!」 この一点をどれ程待ち望んでいた事だろうか。 佐野はフィールドに膝をついた姿勢で、天に届けとばかりに両腕を突き上げ、腹の底から歓喜の雄叫びをあげていた。 佐野「(俺は…!俺のシュートは、世界トップクラスのGKから得点出来る!)」 佐野にとってこの一点は、明日を手繰り寄せる得点だった。 勿論、次藤のキック力を借りたこのシュートは佐野一人の力では無い。 シュナイダー「(だが、自分の力不足を補い、ゴールにボールを叩き込んで得点へと繋げたのは、間違いなく佐野自身の力に拠る物だ)」 サッカーは多かれ少なかれ、チームメイトの力を借りてプレイする物だし、得点はその積み重ねで起こるものだ。 この次藤とのコンビシュートも、その延長線上にある物だと言って良いだろう。 極一部のプレイヤーには、単独で得点を挙げるだけで無く、チームそのものを勝利に導く力を持っている者もいるが…、 それはまた別の話であり、単独で得点出来なかったからと言って、佐野の得点の価値が損なわれる訳でも無い。 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ! スタジアムは蜂の巣を突いた様な騒ぎになっていた。 観客 「ジトー!サノ!いいぞーっ!」「またゴールだ!誰だよロースコアになるって言った奴は!」 「つーか、よくあんなシュート撃てるよな…」「余程良いタイミングで撃たないと成功しないだろうにな」 「しかし威力は抜群だ!良く決めたぞ!」「これまで決まらなかったのがおかしい位だったからな!」 次藤「(佐野、ついにやったタイ…)」 試合中だと言う事は分かっていたが、次藤もまた喜びを隠せないでいた。
[515]キャプテンシュナイダー ◆qCBE.dL1QQ :2014/03/20(木) 01:18:09 ID:??? 若林「三点…?今の俺が三失点だと…あんな奴にまで…」 今回の相手はシュナイダーだ。無失点は難しいかも知れないとは思っていた。 だがシュナイダーから前半だけで二点を奪われただけで無く、 若林から見れば雑魚でしか無かった筈の佐野にも一点献上してしまった現状は、 不測の事態を通り越して悪夢でしか無かった。 ヤラ「やられたか…」 メッツァ「なんてこった…」 カペロマン「リードがこんなに早く無くなるとはな…」 ポブルセン「何点くれてやれば気が済むんだよ!このザルキーパーが!」 若林「ぐっ…」 ハンブルグDF「お、おい…」 ポブルセンからの罵声と、チームメイト達からの冷ややかな視線を浴びながらも、顔を上げ続けた。 このまま下を向いてしまいたい衝動を全身の力を振り絞って跳ね除ける。 そんな若林にDFは気まずそうに視線を送ったが、目が合いそうになるとあわてて逸らした。 カルツ「ワカバヤシ」 その中でカルツだけは若林に話しかけた。 それは優しさからでは無く、勝利の為にはこのまま若林を潰してしまう訳には行かないからであるが。
[516]キャプテンシュナイダー ◆qCBE.dL1QQ :2014/03/20(木) 01:30:11 ID:??? カルツ「ワカバヤシ、お前が面目を保つには、試合終了までの25分を無失点にすることが最低条件ぜよ。 それが出来なきゃお前は役立たずの烙印を押されるだけだ」 若林「……分かっている」 若林には不本意以外の何者でも無いだろうが、とにかく勝ちさえすれば、 「相手がかつてない程の強敵だった。俺だからこそ三点で済んだ」と強弁する事もできる。 カルツ「(だが、これで負けた日にゃあ…、おっと、その先は試合中のプレイヤーが考える事じゃあ無いな)」 若林「(くそっ……!)」 若林をどうにかプレイ可能な状態に戻すと、カルツは次にチームメイトに檄を飛ばす。 カルツ「さて、これまでは時間が味方してくれたが、同点にされた以上これからはそうじゃ無い。点をとらにゃあな」 カペロマン「何でだ?」 カルツの指が天を指し、続けてハンブルガーSVの面々が空を見上げると、急速に雲が厚くなって来ていた。 延長まで縺れれば、程度はともかく雨中での戦いとなるだろう。 カルツ「分かったか?」 ハンブルグメンバー「ああ…」 それは単純に攻撃面からだけで言っても、バイエルンにシュナイダーに匹敵するシューターがもう一人増える事を意味する。 無論守備力も上昇し、今より遥かに厳しい戦いを強いられるのは明らかだ。 カルツ「まァ、元々攻撃に攻撃を重ねて勝つつもりだったんだ。当初の予定に立ち返るだけのことぜよ。 ポブルセンでもカペロマンでも、勿論ヤラでもクラウスでも誰でもいい。点を取るぞ!勝つのは俺達ぜよ!」 ハンブルグメンバー『おう!』
[517]キャプテンシュナイダー ◆qCBE.dL1QQ :2014/03/20(木) 01:41:44 ID:HCTYDqY+ 放送《カペロマンくんがゴールを奪ったかと思えば、すぐさま佐野くんの軽業シュートで同点! バイエルン・ハンブルグの両チームとも一歩も譲らず、得点の応酬で3−3のイーブンとなっています! 後半も半分を過ぎつつあり、いよいよ試合は目が離せなくなってきました!》 観客「次の一点が決勝点だろうな…」「どっちが取るかな?」 「ポブルセンの前半の無双振りからすると、あいつがもう一点取りそうな感じがするけどな」 「シュナイダーも体力を残してる。一発狙ってくると思うぞ」「するともう一点ずつ入って延長とか?」「うーん、予想は難しいな…」 ドワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ! ポブルセンがセンターサークルに入ると、観客のざわめきが一際大きくなった。 放送《おっとォセンターサークル内にすでにポブルセンくんが入っています。 バイエルンの執拗なマークに合っていたポブルセンくんですが、キックオフなら確実にボールを受けられます。 ホイッスルが鳴った瞬間、恐ろしい勢いで攻撃を開始する事でしょう。それはどれ程の破壊力なのか! 得点への強い意思が放送席まで届いて来る様です!》 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ! シュナイダー「ポブルセンはどうしてくるか…」 A キックオフシュートを撃ってくるだろう。ディフェンスを中央に集めておこう。 B ドリブル突破を狙ってくるだろう。タックルで止めに行くぞ。 C どう攻めて来ようと味方が必ず止めてくれる。俺は敵陣に入って攻撃の準備をしておくか。 D ポブルセンなど放っておいて寝転んでみよう。少しは体力回復出来るかも知れん。 E その他 先に二票入った選択肢で続行します。ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません。 ◇では今日はこれだけです。次回も宜しくお願いします。
[518]森崎名無しさん:2014/03/20(木) 02:31:19 ID:2/FpVN1A A シュナイダーはカウンターシュート撃てるんだっけ?
[519]森崎名無しさん:2014/03/20(木) 02:50:29 ID:K65u0uSw B
[520]森崎名無しさん:2014/03/20(木) 05:58:45 ID:RjWay0t6 B
[521]森崎名無しさん:2014/03/20(木) 09:39:07 ID:??? 若林…リセットに追い込んだというのにこの言われようは申し訳ない気持ちで一杯だw
[522]キャプテンシュナイダー ◆qCBE.dL1QQ :2014/03/30(日) 16:15:51 ID:UNz7e/ag >>521 若林くん、君の好セーブは僕等の思い出に残ってるぞ!セーブデータには残ってないけど! ゲーム内キャラの認識は「リードを数分も守れなかった奴」というのが可哀想ですが。 さてようやく年度末の狂った量の仕事が片付く目処が立ちました。 これからまた少しずつやっていきたいと思います。 >B ドリブル突破を狙ってくるだろう。タックルで止めに行くぞ。 シュナイダー「(これまで奴はシュートレンジまでは強引な突破を繰り返していた。今度もそう来る筈!)」 ダダダダダッ! 放送《シュナイダーくん、センターサークル内のポブルセンくんへと向かっていくぞ! ポブルセンくんはどうするのか?ドリブルで応戦か、それともパスで一旦かわすか?》 シュナイダー「(奴がパスだと?する訳が無い!)」 ポブルセン「シュナイダー、てめえは俺がブッ殺す…!」 先着で ★『ブッ殺した』なら、使ってもいいッ→!card=★ と!の間のスペースを埋めて書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 ダイヤ→ポブルセンはドリブル。佐野、レナーテ、バックスが連動していた。四対一で勝負! ハート→ポブルセンはドリブル。佐野とレナーテが連動していた。三対一で勝負! スペード→ポブルセンはドリブル。佐野だけが連動していた。二対一で勝負! クラブ→ポブルセンはシュート体勢に入って…? JOKER→ポブルセンは力みすぎて転倒した!
[523]森崎名無しさん:2014/03/30(日) 16:16:59 ID:??? ★『ブッ殺した』なら、使ってもいいッ→ ハート7 =★
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0ch BBS 2007-01-24