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【タイガー&】鈴仙奮闘記4【バニー】
[453]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/24(金) 21:56:07 ID:??? B:「星さん! 貴女には命蓮寺の皆だけじゃなくて。 私も居るんだからね!」星に向かってVサイン。 鈴仙「貴女達の仲良しさは分かったけれど。私だって忘れないで欲しいわね」 鈴仙は観客の方では無く、星に向かってVサインをする。 星「鈴仙さん…。ええ、ええ!!」ガバッ!! 鈴仙「キャッ!! ちょ、ちょっと! 今はまだ試合中でしょうが!?」 星はそんな鈴仙が話し出す前にいち早く駆けだして、思いっきり抱きついた。 そこには冷静で温厚な毘沙門天代理というイメージは全く感じられない。 星は「ありがとうございます」とか「がんばりましょう」とかありきたりだが心のこもったセリフを 何度も述べながら、鈴仙を中々離そうとはしない。 星「……本当に感謝しています、鈴仙さん。 私のような者の為に全力を尽くして頂いて。 …試合はまだ前半も終わっていないというのにこんな雰囲気だと、ナズーリンに叱られそうですが。 それでも、私は嬉しかったんですよ?」 しばらくして、興奮の収まった星はようやく鈴仙を離し、今度は冷静に温厚に頭を下げる。 鈴仙「ええ…。けれどまあ、これは私の為でもあるし。自分の実力でどこまで出来るか、っていうか」
[454]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/24(金) 21:57:15 ID:??? 鈴仙はそう述べながら、星の賛辞について謙虚に述べる。 実際、これは本音とは相違無かった。結果的に人助けになるのならばそれに越したことはないが、 鈴仙はまた、自分の実力がどこまで伸びたのかを判断する場所が欲しかったのかもしれない。 師匠に並ぶ名プレーヤーを目指すには、練習と同時に多くの経験が必要だ。 それも、普通の人間や妖怪では叶わぬ程の。中山が示してくれた道に対して迷いながらも、 パスカルやてゐ、ウサギAに永琳の助けを借りて、鈴仙は遮二無二突っ走って来ているだけなのだ。 鈴仙「…これからも頑張ろうね、「星」!」 星「――ええ! 宜しくお願いしますよ、「鈴仙」!!」 だからと言って、鈴仙と星の間に友情は無いのか、と言われれば、それは嘘になる。 試合開始前までは全くの急造コンビだった二人も、サッカーボールを通して、確かな絆を育んでいたのだった。 *星の評価値が大きく上がりました。 *鈴仙と星の互いの関係が、鈴仙→(友情)←星 になりました! *有効な勝ち越し点を挙げたので、人気度が上昇します。18→21 (観客へのパフォーマンスは控えめだったので、人気度の上昇は低めです)
[455]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/24(金) 22:10:00 ID:LWml2FfU 鈴仙「(さて…。点を挙げたのは嬉しいけれど、ここでうかうかする訳には行かないわ! 今は前半20分を過ぎた所。相手の攻撃チャンスはまだある。 それについての対応だけど…。今はレティさんに夢美さんをマークして貰っているのよね。 けれど、左サイドのFW(偽カイザー)はこの試合まだ全然動いていないし、日向も少しは回復したでしょうから、 攻撃の起点として、ドリブル突破くらいは仕掛けて来てもおかしくは無い筈。次の攻撃は、誰を警戒すべきかしら? それと、レティさんのマークは外すべきかしら? 中盤は別の人に上がって貰ったとしても、肝心の決定の時には、夢美さんに来るかもしれないしね)」 ★次の攻撃起点について★ A:夢美を警戒する。 B:偽カイザーを警戒する。 C:日向を警戒する。 D:偽マウリシオを警戒する。 E:その他の人物を警戒する。 ★レティのマークについて★ A:継続する。 B:外す。 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 投票は同時にお願いします。 (例:AB(夢美を警戒するが、レティのマークは外し、臨機応変に守ってもらう) CA(日向の中盤突破を警戒するが、レティには夢美をマークさせ、決定機にボールが回って来ぬよう警戒する)) …ややこしいようでしたら、ご意見・ご質問を頂ければ幸いです。
[456]森崎名無しさん:2013/05/24(金) 22:10:47 ID:WD8QEkSE BA
[457]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/24(金) 22:12:32 ID:??? ちょっと鈴仙のセリフの最後の方がおかしいので修正を。 ×それと、レティさんのマークは外すべきかしら? 中盤は別の人に上がって貰ったとしても、肝心の決定の時には、夢美さんに来るかもしれないしね)」 ○それと、レティさんのマークは外すべきかしら? そうしたら、誰が決める事になっても臨機応変に動いて貰えるでしょうし。 ただ。中盤は別の人に上がって貰ったとしても、肝心の決定の時には、夢美さんに来るかもしれないのよね。 …彼女の決定力は、色々と高そうだから)」 に訂正をお願いします。
[458]森崎名無しさん:2013/05/24(金) 22:14:43 ID:wxKKChgs BA
[459]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/24(金) 22:35:58 ID:??? ★次の攻撃起点について★ B:偽カイザーを警戒する。 ★レティのマークについて★ A:継続する。 鈴仙「皆! 良く聞いて!」 鈴仙はこの試合で初めて、中山に頼らずキャプテンシーを発揮しようとした。 鈴仙「――次の相手のキックオフだけど。相手は恐らくF番――偽カイザー君を 起点に攻め上がって来ると思うの!」 ナズーリン「…ふむ、確かにその可能性は高そうだ。何たって、彼は実力者めいた雰囲気を出しているにも 関わらず、この試合に全く絡んで居ないからね。これが温存策なのか何なのかは分からないが、 彼が出てくる可能性は高いな」 穣子「――となると、私達のオータムスカイラブタックルの出番ね、お姉ちゃん!?」 静葉「……そうね…。私達の最期の輝き、見せてあげましょう? ウフフ…」チャキッ 穣子「縁起でもない言い方は止めてね、お姉ちゃん!?確かに私は前半までだけど、 せめて「最期」じゃなくて、「最後」にして!?」 中山「(おお…鈴仙さんがキャプテンシーを発揮している…。 この試合、単なるサッカーの実力向上だけにとどまらぬ、色んな物を手に入れたようだな、鈴仙さん)」 鈴仙「さあ! この調子で勝つわよ!」 全員「おう!!!!!!!!!!」 ヒューガーズの思惑を尻目に、試合は4度目のキックオフを迎えることとなる。
[460]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/24(金) 22:38:34 ID:LWml2FfU ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 実況「ヒューガーズのキックオフで試合再開です! ヒューガーズ、ボールは…」 先着1名様で、 ★ヒューガーズ・攻撃起点→!card★ と書き込んで下さい。カードの結果で分岐します。 ダイヤ・ハート→「偽カイザー君に渡ります!そして偽カイザー君、ドリブル突破〜!」 スペード→「日向選手が直線的ドリブルで中央突破です!」 クラブJ〜K→「偽マウリシオ君、再び中盤から攻め上がります!」 クラブ4〜10→「夢美選手が再び持った〜〜!! 右サイドを突っ切ろうとしています!」 クラブA〜3→「なんと沢田選手がパスキャッチ! そして日向選手とワンツー! フィールドを雷のように切り裂きます!」 JOKER→若島津「キエエエエ!!」実況「なんと若島津選手、オーバーラップだ〜〜〜!!!」
[461]森崎名無しさん:2013/05/24(金) 22:39:04 ID:??? ★ヒューガーズ・攻撃起点→ スペード4 ★
[462]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/24(金) 23:09:19 ID:??? ★ヒューガーズ・攻撃起点→ スペード4 ★ スペード→「日向選手が直線的ドリブルで中央突破です!」 キックオフ前のヒューガーズサイド。 にとり「ひゅいい…痛いよお……」 華扇「あら…。足を挫いてしまっているわね。 ――私の背に乗りなさい、河童」 にとり「ううっ〜。ごめんなさい、しゃちょお……だからねおたいがーは…」 ヤマメ「(別に私、変な病気にしてないよね…。これが『心の病』っていうヤツかなあ…)」 うわ言を挙げながらうなされるにとりを背に、華扇はベンチに駆け戻り、急いで応急処置を施す。 華扇「う〜む。これは思ったより酷い怪我ね。回復するには5分程度かかりそうですね…」 にとり「そ、そんなら華扇は行ってきて!! 私だけでいいんだ…力に怯える弱者役は…」ガクリ そう言ってにとりはガクリとなるが…。眠って妖怪特有の自然回復能力を引き出そうとしているだけなので、ご心配なく。 若島津「(今のも…完全に俺の力負けだ…。くそっ! 俺は惨めになるためにこの世界に来たんじゃないッ!)」 ガイイイン!! 若島津はポストを思いっきり叩き、自らへの怒りを露わにする。 怪我人が出てしまった事も相まって、ヒューガーズ守備陣の様子は最悪だった。
[463]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/24(金) 23:10:21 ID:??? 夢美「後40分あるから、ここは四点取りましょう。そうしたら、引き分けこそあれど逆転負けには ならないのではないかしら?」 ちゆり「ご主人…その先に単純計算で結論を導いてから話し出す癖は、止めたほうが良いと思うぜ…」 夢美「黙りなさい、ちゆり」 ゴイン! ちゆり「だ〜〜〜…」 偽カイザー「さ〜〜〜ってと。…ここでようやく真打ち登場ですか!」 一方、FW陣の士気は全く衰えていない。全員が全員実力者であり、 それに対して大きな自信を持っている事が大きいのだろう。 多少失点があろうとも、自分が頑張ればすぐに逆転できると心から信じていた。 日向「…俺がやる。貴様等には任せておけん」 日向もまた、そう信じる者達の一員だった。 そして、日向の体力は少しの温存により、必殺シュートを思いっきり撃てる程ではないにせよ、 ドリブルで突破し、タックルで相手からボールを刈り取る程度の余裕は取り戻していた。 偽カイザー「ええ〜〜〜!! そりゃないぜ、社長!?」 日向「案ずるな。貴様に頼らねばならん局面は嫌でも出てくる」 日向はそれだけ言い残して、キックオフの準備に入った。そして……。
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0ch BBS 2007-01-24