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【タイガー&】鈴仙奮闘記4【バニー】
[552]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/25(土) 22:56:33 ID:??? 白蓮の猛攻による得点は、タイガースターズの士気を大きく盛り上げるには充分だった。 小傘「す…すごいよこのチーム! あのひゅーが相手に2点差で押してるよ!?」 ナズーリン「――いや。相手はまだ手の内を出し切ってはいない。だから安心は出来ないが。 ……この得点は、不安を吹き飛ばすには丁度良いものになったね」 穣子「お姉ちゃん!? 私達勝ってるよ!!」 静葉「――そうね、穣子。でも私達は今日あんまり活躍出来ていない。 信仰の為には残された時間で目立てるよう、何か工夫をしなくちゃいけないわ。 例えば…ボールを奪い返すために全力でクルクル回ってみるとか」 穣子「ば、バターになっちゃいそうで怖いから嫌だよ、お姉ちゃん!?」 中山「…いやはや。これは中々有利な展開になったな。――と、言いたいところだが」 中山はその中でも、比較的冷静さと危機感を失ってはいなかった。 中山「――不安材料はまだある。第一にはやはり、日向だ。 …前に話したかもしれないが。あいつはどうも、自分やチームがピンチに立たされた時程 プレーが冴えわたる傾向にある。一旦こちらに流れが傾いてしまった以上、奴がより恐ろしくなる可能性は高い。 そして第二に、……鈴仙さん、星さん。かなり疲弊しているようだが、大丈夫かい?」 そこで中山は鈴仙と、少し離れた位置に居た星を呼びとめる。 …二人とも、中山の指摘通り、息が上がっており、星に至っては脚が少し震えていた。 星「…すみません。正直、少ししんどいです…」 ペコリと頭を下げる星。 鈴仙「――うーん、流石は中山さんね。 ちょっと私もやり過ぎたなあ、って…」
[553]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/25(土) 22:57:48 ID:Xm2/3agc 鈴仙は中山の相変わらずの観察力に関心しつつも、同調した態度を取る。 そして鈴仙はキャプテンとして、更なる懸案事項について思いを馳せる。 即ち。これから相手が攻めこんで来る可能性についてだった。 鈴仙「(――ロスタイムが5分以上もあるからねえ…。これから先は攻めるのは無理だとしても、 どうやって守るべきかしら? いや、相手が素直に流してくれれば楽なんでしょうけど…)」 A:相手だって、勝負を仕掛けるなら後半の筈。ここは大人しく流しましょう…。 B:夢美さんや偽カイザーの突破をまた繰り出してくるかもしれないから、注意すべきかしら…? C:中山さんの言うように、日向が全力で向かってこないかしら…? D:もしかして、突破が行き詰っているから、沢田って子のパスとかで奇襲をかけてくるんじゃあ…? E:ようし! とりかごだ!! F:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[554]森崎名無しさん:2013/05/25(土) 23:06:04 ID:4yaQcPYY C
[555]森崎名無しさん:2013/05/25(土) 23:09:39 ID:XK2VX6Mk C
[556]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/25(土) 23:29:02 ID:??? C:中山さんの言うように、日向が全力で向かってこないかしら…? 鈴仙「…最も恐れるのは、やっぱりそれね」 鈴仙は日向の抉るようなタックルや、相手等居ないかのように振舞う強引なドリブルの 恐怖を間近で見ていたからこそ、日向こそが最優先で警戒すべき選手と理解していた。 そうと決まった鈴仙は、簡単に皆の注意を引き、全員に聞こえる声で話しかける。 鈴仙「皆! ロスタイムだけど油断は出来ないわ。 相手――ヒューガーズは、 きっと2点差で前半を折り返す事を良しとしないと思うの! 特に社長…日向小次郎は。皆や中山さんの話を聞くに、こうした局面でこそより光る選手らしいし。 このロスタイム、H番を集中警戒よ!」 村紗「(普通に考えたら、体力の余ってそうなF番(偽カイザー)やJ番(夢美)の 突破やI番(沢田)を起点としたパスワークが危険そうですけど…。 確かに私達の寺を襲った時も、一輪の攻撃を受けて、より邪悪さを増していたものね。 ――確かに、その可能性はあるわ)」 レティ「どの選手が来ても、守備は正確に相手を止めるだけ、ね」 穣子「お、お姉ちゃん! 私頑張るよ! 頑張ってあの日向って人を止めてヒーローになるわ!」 静葉「ええ。 ――別に、倒してしまっても構わないのでしょう? あのFWを」 穣子「その通りだけど…なんか死にそうだよ、お姉ちゃぁん…」 鈴仙の提案は、先ほど白蓮が鈴仙の指示とおり見事なゴールを決めた事もあり、 先ほどよりもすんなり受け入れられた。
[557]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/25(土) 23:30:14 ID:Xm2/3agc そして、ヒューガーズ側もまた、前半最後の攻撃について策を練っていたのだが…。 先着1名様で、 ★正真正銘・前半最後の攻撃→!card★ と書き込んで下さい。カードの結果で分岐します。 ダイヤ絵柄→日向「――後半だ。後半に必ず奴らを絶望させてやる。ククク…」 ダイヤ→日向「ククク…良いぞ。今ならば俺の突破で、必ず奴らの息の根を止めることが出来そうだ…」 ハート→偽カイザー「ヒャッホー!! ようやく出番だぜー!!」 スペード→夢美「さっきの突破失敗。これからの1点で帳消しにするわ」 クラブ→沢田「…皆さん。僕にボールを渡してください。――必ず、皆さんにお届けしますから」 クラブA→日向「行くぞ! ヒューガーズ、なだれ攻撃だ!」松山(観客席)「俺の技だ!」 JOKER→日向「ハンデだ。くれてやる」実況「なんと! 日向選手オウンゴール!! 自ら点差を広げました!」 日向「ハアハア…(恍惚)」
[558]森崎名無しさん:2013/05/25(土) 23:30:30 ID:??? ★正真正銘・前半最後の攻撃→ ダイヤ3 ★
[559]森崎名無しさん:2013/05/25(土) 23:34:27 ID:??? 偽マウリシオの反則の判定は今から?
[560]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/25(土) 23:57:00 ID:??? >>559 はい。今からになります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★正真正銘・前半最後の攻撃→ ダイヤ3 ★ ダイヤ→日向「ククク…良いぞ。今ならば俺の突破で、必ず奴らの息の根を止めることが出来そうだ…」 日向「…もう一度、俺がやる」 若島津の失点については一言も触れず、日向はこうチームメイトの前で口にした。 夢美「…さっき、それで失敗してたじゃない。大丈夫なの?」 夢美は猜疑の視線を向ける。先ほどの日向の突破は、最前線の星に軽々受け止められていたにも 関わらず、何故そこまで自身の中央突破に拘るのか。そう思って更なる反論をしようとした夢美だったが…。 沢田「ゆ、夢美さん! 差しでがましいかもしれませんが。日向さんの突破に、賭けてくれませんか!?」 それを意外な人物。…沢田タケシに引きとめられる。 沢田「…僕、さっき日向さんの瞳をチラリと見たんです。そうしたら、あの人の瞳はもう人間のそれじゃあなかった! 辱められ、傷ついた一匹の猛虎だったんです。…僕はあの瞳をした日向さんの恐ろしさを、そして強さを知っています。 ――だから! きっと日向さんはやってくれると…!!」
[561]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/25(土) 23:58:01 ID:??? 日向への恐怖半分、敬意半分が混じった沢田の主張は、 科学者である夢美にしてみれば非常に『非科学的』であり、『非論理的』なものだった。 単なる日向への恐怖と、今までの何となくの経験論で彼は話しているだけではないか。 普通の科学者。否、普通の人物ならばそう思ってしまっても全く仕方のないような、とりとめのないものだったが。 岡崎夢美は普通の科学者や、普通の人物の域を大きく越えていた。 夢美「成程…。つまりその状況こそが、彼の持つ「魔法」の発動条件であると、そう言うのね?」 沢田「…は? ま、魔法…ですか?」 夢美は科学を調べつくし、この世のほぼ全ての理を知ろうとした時に。そこに『魔法』があると考えた。 非科学的で非論理的と学者達が切り捨てる中にこそ真理は潜む、と。 …沢田自身すら支離滅裂と感じていた自論。『日向は追い詰められた時こそ真価を発揮する』は、 まさしく日向の持つ「魔法」ではないかと、夢美は考えたのだった。 夢美「――なるほど。では、私の方はデータ収集とさせてもらうわ」 夢美はこれを最後に反論を止める。そしてこのチームには夢美以外にまともに日向に反論する者は 居なかったので、ヒューガーズはこのままキックオフの態勢を取ることになった。 日向「(…ククク。やはり試合はこうでなくてはな…。ハアハア…! 俺はもう、身体からコーラが吹きだして来そうだぜ…)」 2点差。自分自身の体力不足。日向はこの苦境に立ち…。笑っていた。 そして、その目は――飢えた猛虎の如く狂っていた。 *日向のスキル・隠れMLV1が発動しました。解除されるまで日向の全能力が+1されます。
[562]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/25(土) 23:59:30 ID:Xm2/3agc 審判「――ところで君、ちょっといいかな?」 審判はそんなタイミングで不意に偽マウリシオに話しかける。 偽マウリシオ「はい。何ですか?(げげっ。忘れてくれればよかったのに…)」 優等生めいた態度を取る偽マウリシオだったが、その表情や態度から、 反則への恐怖や不快感は隠し切れていなかった。 審判「さっきのプレー、見ていたよ。君、故意に脚を伸ばしていたね?」 偽マウリシオ「い、いやー。そうだった、かも、しれないス…ははは」 先着1名様で、 ★偽マウリシオの運命→!card★ と書き込んで下さい。数値で分岐します。 10〜K→お咎め無し 6〜9→注意 2〜5→厳重注意 A→イエローカード クラブA→なんと、一発レッドカード! JOKER→偽マウリシオ「そう! これって俺の必殺技「のびーるレッグ」なんですよ!」にとり「かっこいい…」
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0ch BBS 2007-01-24