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【タイガー&】鈴仙奮闘記4【バニー】
[63]森崎名無しさん:2013/05/14(火) 21:37:06 ID:??? ★パスカルのコーチング対象→ スペードJ パスカルのコーチング内容→ スペード7 ★
[64]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/14(火) 22:00:36 ID:??? ★永琳のコーチング対象→ スペード6 永琳のコーチング内容→ ハート3 ★ →ウサギAのシュート+1! ★パスカルのコーチング対象→ スペードJ パスカルのコーチング内容→ スペード7 ★ →ウサギDのパスカット+1! ウサギA「あ、あの! お師匠様! 私を鍛えてください!」 永琳「ええ、良いわよ」 ――珍しくも、今回のコーチングを持ちかけてきたのはウサギAの方からだった。 基本的には永琳やパスカルの方で練習対象を決定しているのだが、 この間の練習試合観戦の後に感じた熱意が、彼女を押し動かしたのだ。 ウサギA「(――このままじゃ、私は鈴仙様に追いつくどころか、どんどん差をつけられてしまってる。 試合で活躍していたFWさん達はみんな上手かったし、今の私に勝てる要素は一つもない。 …私が鈴仙様と並んでサッカーをするためには、この人達にも勝たなくちゃいけないんだ!) お師匠様、今日は私に――シュートを教えて下さいっ!!」 永琳「その心は?」 ウサギA「――私が何時か…。鈴仙様に肩を並べられるような『FW』になるためですっ!!」 永琳の前でそう断言したウサギA。今の状態でもサイドハーフ等として試合には出れる。 名無しの選手や下級妖怪。妖精相手ならば圧倒できる。 しかしはウサギAの目標ではない。ウサギAの目標は、あくまで鈴仙の相棒として、2トップを張るということだった。 永琳「…そう。それが叶うかは分からないけれど。 ――やろうと思ったのならば、やってみなさい。 ウドンゲ自身がかつて、そして今もそうしているように。(そして。…もしもこれで、この子が覚醒するならば―)」 永琳は丁寧にウサギAのシュートフォームをチェックし、コントロールとスピードを磨かせた。
[65]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/14(火) 22:01:40 ID:??? パスカル「うーん。ブロックはダメかァ」 ウサギD「やっぱりブロックは痛いよお…」 パスカルは永琳達とは反対方向のサッカーコートで、首をひねらせていた。 ウサギDのブロックを鍛えようとしたは良いものの。 永琳とは違って経験論と根性論で語ってしまいがちなパスカルの指導は、 時に怖がりで泣き虫のウサギDには厳し過ぎた。 パスカル「そうだなあ…。それなら、まずはゆっくり――」 と、ここでパスカルは気づく。 パスカル「(そうだ! シュートブロックが怖いなら、ゆっくりのシュートのブロック…。 つまり、パスカットの技術ならば、今の俺でも上手く磨けるんじゃないのか!)よし、行くぞ!」 フワッ… トン! ウサギD「えへへ〜。これなら取れるよ!」 得意げにパスカルの投げたボールをトラップするウサギD。 パスカル「…ようし、じゃあ、これならどうだ!」 パスカルはここから難易度を上げて行く体で、鋭いコースのパスや、 落下点が掴みにくいパスをカットさせる練習を行う。
[66]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/14(火) 22:03:22 ID:??? ウサギD「やったっ! また取れたよ!」 パスカル「ハッハハ。凄いなあ、ウサギDは(…思えば、俺もこんな頃があったなあ。 サッカーの原初的な楽しさ。俺は小賢しく考える事で忘れていたのかもしれん)」 楽しそうにボールを取りながらも、着実にパスをカットしていくウサギDの様子を見て、 微笑ましく思うパスカルだった。 *ウサギAのシュートが+1されました。 *ウサギDのパスカットが+1されました。
[67]森崎名無しさん:2013/05/14(火) 22:23:48 ID:??? 不覚にもウサギDに萌えてしまったw
[68]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/14(火) 22:55:55 ID:??? 〜5月3週・固定イベント〜 【タイガースターズ対ヒューガーズ、猛虎対決! ウサギもいるよ!】 鈴仙「…いよいよね」 中山「ああ…!(いよいよ、日向小次郎と戦える! できればベストコンディションで 望みたかったが…。それでも、自分の現在の位置が。 そして自分の指針が見れる大きなチャンスとなるはずだ!)」 てゐ「けがすんなよ〜、鈴仙」 ウサギA「鈴仙様と中山様の居るチームでしたら、」 鈴仙と中山は朝食を食べ、てゐとウサギA、そしてパスカルに見送られつつ、 人里のサッカーコートへ向かう。 中山と同行の為、空は飛ぶことは出来なかったが。 妹紅「今日は試合出れなくてごめんね! でも絶対慧音と見に行くからさ! またハットトリック期待してるよ、鈴仙っ!!」 ――少しは申し訳なさを感じたからか、妹紅が自ら追加の護衛役を引き受けてくれたことから、 鈴仙達は何時もよりもスムーズに人里に辿りつくことができた。 そして、集合時間よりも少し早く、集合場所である人里サッカーコートのロッカールームに着くとそこには…。
[69]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/14(火) 23:04:50 ID:??? 萃香「よっ。今日は宜しく頼むよ!」 パチュリー「今日は喘息の調子が良いから、本気で(30分は)戦えるわね…」 静葉「ああ…こんな豪華なメンバーの次が私なんて。 お姉ちゃん、プレッシャーでメンタル病みそうだなぁ〜♪」チャキッ 穣子「お、おねえちゃん! 流石にそれはあるかもしれないけれどやっぱりおかしいよぉ!?」 彼女らは皆、鈴仙が勧誘でスカウトした、敵チームの選手たちだ。 中山は二つ返事で着いてきてくれたが、ここに居る4人を勧誘するのに、 幾分骨を折ったものだなあ(パチュリーは存外楽だったけれど…)、と鈴仙はしみじみと思う。 中山「しかし、こんな中に未だブランクを引きずった俺を入れてくれるなんて。 実力で言うなら、永琳さんは忙しかったとしても、妹紅さんやパスカルを誘うと思っていたのに」 鈴仙「(うぐっ…前者の人には断られたのよぉ…!!)ま、まあ。貴女のブランク解消に 少しでも役立てれば、と思ったからよ!」 中山「…ありがとうな、鈴仙さん。――だが、その温情は失策だったかもしれん」
[70]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/14(火) 23:06:11 ID:??? 鈴仙は『失策』という単語にチクリと引っかかるものがあり、中山の方を改めて見やる。 中山「…奴は。日向小次郎は生半可な相手ではない、ということだ。 今の俺では恐らく、奴には良いように遊ばれるだけだろう。 ――だから、鈴仙さん。マズイと思ったら、遠慮なく俺を外し、少しでも優秀な選手を入れるようにした方がいい」 鈴仙「そ、そんな――!」 中山「…と、折角誘ってくれたのに酷な事を言ってしまったな。すまない。 ただ、それだけ今回の敵が強大だと伝えたかっただけなんだ」 鈴仙「――でも、中山さんは戦うんでしょ?」 中山「ああ。当然だ。負けが分かっていても、引っ込められない性格なんでね」 鈴仙「ふふっ。流石に知ってる」 中山「はは、それもそうか」 互いに笑いあう中山と鈴仙。しかし、今回の戦いの仲間達はこれだけではない。
[71]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/14(火) 23:20:51 ID:??? 小傘「当たって砕け、うらめしや〜〜〜〜!! (これであのひゅーがってヤツを私が驚かせる! そうすればきっとあのシュートは撃てないよ! 私って実は天才かも…!) もっかい行くぞ〜! 当たって砕け、うらめしや〜〜〜〜〜〜!!!」 響子「表は蕎麦や〜〜〜〜〜!!!!」 小傘「わわっ、本当に砕けたあ〜〜〜〜〜〜!」 小傘は日向を驚かせるべく予行練習をしていたが、哀れ響子の大声による反響で 逆に驚かされていた。 白蓮「…信仰の心は、場所ではなく、人に宿るものです。ですから、今回の試合で負けて、 私達の家が無くなろうと。私達の心さえ汚れなければ、きっと救われるでしょう。 だから、今日は全力で、楽しく戦いましょう」 村紗「…聖。私はやっぱり家を取り戻したい。 あの寺は私の、私達のかけがえのない家だから…!」 白蓮「――私は、『全力で』戦うと言いました。その気持ちは決して嘘ではありません。 ……こんな事しか、今の私には話せなくて、ごめんなさいね、水蜜」 村紗と白蓮は、真剣な表情で試合の行く末を案じる。 だが、白蓮のように、水の如き静謐さと、炎の如き闘志を両立させることの出来る者は 早々いないだろう。彼女には、『真剣』という言葉すらおこがましかった。
[72]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/14(火) 23:26:41 ID:??? 星「ううっ。みなざん、こんな私の意地なんかに付き合ってくだざり…本当にありがとうございます」 ナズーリン「…全く。ご主人ったら。 もう祝勝会気分ですか? そんなんじゃあ、足を掬われるよ」 星「そ、…そうでしたね。ありがとう、ナズーリン。でも私は、頼りがいの皆さんが来てくれて本当にうれしくて…」 熱のこもった様子で皆への感謝を語りだす星。彼女は決して悪い性格ではないが、 若干暴走しやすく、こういった時は人の話も聞かずに感情を吐き出し続ける悪い癖があった。 実際、こうなってはナズーリンの説教も馬耳東風である。 カチャリ… しかし、そんな雰囲気も、ロッカールームのドアが開く音で一気にかき消える。 ナズーリン「…おや、ようやく来てくれたようだ」 鈴仙「…来てくれた、って。――ひょっとして、貴女の呼んだ助っ人?」 ナズーリン「ああ。君の勧誘に合わせて、DF・MF・FW。各一名ずつ呼んでおいたよ。 …そしてDF陣に若干の不安があると判断し、DF陣は強豪選手にも、時間を惜しんで積極的に 声を掛けていったつもりだ」 ??「こんにちは。今日は宜しくね」 その助っ人達の正体とは…?
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0ch BBS 2007-01-24