※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【タイガー&】鈴仙奮闘記4【バニー】
[85]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/15(水) 21:15:18 ID:??? お燐「やっ、おねーさん」 次に部屋に入って来たのは…。鈴仙があまり知らない少女だった。 鈴仙「(――ええっと、この子はたしか地霊殿のチームに居た…。 何故かしら、何かストレートで不吉というか縁起の悪いような予感がするのは――)」 ナズーリン「あ、ああ。お燐さん」 第二の助っ人を前に、ナズーリンの様子はどこか怯えているようにも見える。 お燐「えへへっ。大丈夫だよ〜。あたいは猫だけど猫じゃないから、 きっとあんたは取って食わないよ。――生きてるうちはね」 鈴仙・ナズーリン「ひ、ひいっ!」 実は結構臆病な所のあるナズーリンだけではなく、隣に居た鈴仙も それにつられて驚いてしまう。 鈴仙「(――そ、そうだわ! この子は火車妖怪。単なる化け猫よりも縁起の悪い、 人の死体や魂を持ち去る恐ろしい妖怪だわ! 永遠亭も一回被害に遭ったんだっけなあ…)」 お燐「も〜。ひどいよネズミのおねーさん。あんたがあたいを誘ってくれたんじゃあないか」 ナズーリン「私が誘ったのは釣瓶落としの妖怪だ! それを通りかかったアンタが 適当に言い繕っただけだったじゃあないか!」
[86]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/15(水) 21:30:13 ID:??? お燐「ふう〜ん。じゃあ、帰ってもいい?」 小悪魔っぽい目線を送り、二やつくお燐だったが。 ナズーリン「その方が良い。幸いウチのMF陣は優秀だからね」 ナズーリンに、その程度の作戦は通用しない。 お燐「ちょっと、止めておくれよ〜! それにあたいだってね、使える所があるんだから!」 星「それは気になりますね。ナズーリン、カリカリせずに、彼女の言い分も聞いてみては?」 ナズーリンは相変わらず不満げというか、不安げな様子だったが、 それを察してか知らずか、星がその間に割り込み仲裁を始める。 お燐「おっ! 流石寅はあたいらの仲間だ! 話がわかるねえ。 …てなワケで話すと、あたいはサイドアタックにはちょいと自信があってねえ。 猫のトリッキーさを活かしたこの脚で! ちょちょいっとサイドを抉って見せれるワケさ。 ……もっとも、それ以外はからっきしなんだけどね!」 星「なるほど! それでは、私もアシストをお願いしたいですね♪」 ナズーリン「(その前にご主人は、お願いだからちゃんとシュートを撃ってくれ…)」 若干のわだかまりを残しつつも、星の一存でナズーリンも退き、お燐もまた助っ人として歓迎される。
[87]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/15(水) 21:31:20 ID:??? そして、最後にロッカールームのドアを叩いたのは…。 メルラン「イッエーイ! 今日のソロライブ会場はここね〜♪」 パラリラ〜♪と愛用のトランペットを鳴らしながら現れてたのは、 メルラン・プリズムリバー。美しい演奏で知られるプリズムリバー三姉妹の二女だった。 ナズーリン「…本当は、FWは別の人物を誘う予定でいたんだ」 ナズーリンは、鈴仙のみに聞こえるよう、そっと耳打ちをする。 ナズーリン「私が本来狙っていた選手は、妖怪の山FCの助っ人・反町一樹君だった。 彼のバランスの良さは様々なポジションで活かせそうだったし、彼自身も日向への復讐に 燃えている…。という噂を耳にしていたからね」 鈴仙「……で、ダメだったからこの娘(メルラン)を拾ってきた感じだったのかしら」 黙ってゆっくりと頷くナズーリン。若干の不安と焦燥感は隠せていなかった。 鈴仙「――でも、そんなにやる気があるなら来てくれそうだったのに。 どうして誘えなかったの?」 ナズーリン「…やはり、まだ恐怖が残るらしい。言いたい事が言えなくなるような、そんな恐怖が。 ――今日の試合は見に行くとは言っていたが、少年の彼にとって、日向小次郎とはそれほどまでの トラウマだったらしい。…今日の試合が、少しは彼の救いにもなるといいが」 鈴仙「そっかあ…」
[88]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/15(水) 21:33:03 ID:??? メルラン「うふふ〜! もし私に出番があったらボール頂戴ね〜! 絶対にスリーポイントシュートを狙ってあげるから〜♪」 パチュリー「サッカーはどこからシュートを決めようが一点よ…」 ナズーリン「誘っておいて何だが、メルラン…さんにはあんまり期待が出来ないな…。 FWとして能力不足の上、ボールを持ったらすぐにシュートを撃ちたがる悪癖がある。 …FW陣が重い負傷や極度の疲労にでも陥らない限り、彼女に出番は訪れないだろう」 鈴仙「そ、そうねえ…(この子も、秋姉妹みたくコンビやトリオ技で輝けるタイプだものね)」 頼りになるような、ならないような助っ人陣を見て、鈴仙とナズーリンはため息をついた。 *ナズーリンのお燐に対する感情、ナズーリン→((種族的に)苦手?)→お燐 が発覚しました。
[89]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/15(水) 21:58:39 ID:??? 星「ところで、この試合のキャプテンなんですが」 ここで、星が口火を切った。 星「本来ならば、名前的にも私がキャプテンやるべきなんでしょうけど、その…」 もごもごと言い淀む星。それを傍にいたナズーリンがフォローする。 ナズーリン「――昨日、私とご主人とで話し合ったんだが、試合のキャプテンについては、 ご主人ではなく、ある人に推薦した人物にしようと思っていたんだ」 メルラン「ある人〜? あっ、私かあ〜〜〜〜♪」 お燐「いやいや、あたいだね! 間違いない!」 小傘「あ、実は私で――」 響子「どうぞどうぞどうぞ!!」 小傘「そ、そんなー!?」 明るくて、どちらかというと落ち着きの無い性格のメルランやお燐。そして子供な雰囲気の小傘や響子は早速茶々を入れてくる。 鈴仙「(こういうのってお決まりのパターンねぇ…。ウチのチームだったらててゐとか姫様とかかしら…)」 大人で冷静な鈴仙はそんな二人の様子を見てうふふと微笑んでいたが。 星「そ、そうなんです! それで――私は。鈴仙さんに決めて貰いたいと思うんです!!」 鈴仙「え―――ええーーーっ!?」 突然の指名に大人も冷静さもかなぐり捨てざるを得なかった。
[90]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/15(水) 22:02:37 ID:??? 星「――ナズーリンから聞きました。 萃香さんやパチュリーさんのような、幻想郷でも有力な選手を 集めて頂いたのは鈴仙さんだったと。助っ人も真っ先に志願してくれたようですし」 ナズーリン「鈴仙さん。私達は貴女に非常に感謝しているし、信頼している。 だから、遠慮なく選ぶといい。自分を選んだって構わないよ。 貴女ならばきっと、気付かずの内に良い選択をしている筈さ。だから心配しないで」 白蓮「私達も、それで異存はありませんよ」 萃香「私もないな。さあ、度胸見せてやんな、鈴仙!」 回りにも反対する雰囲気はない。 静葉「ウフフ…。ねーえ穣子。もし私がキャプテンだったらどうする…?」 穣子「そ、そうなったら芋粥でお祝いだよ、お姉ちゃん!!」 パチュリー「(…実はちょっとキャプテンやってみたいのよねぇ。紅魔館だったらいっつもレミィが居るし。 ――30分しか試合には出れなさそうだけど…)」 そして、関心は誰がこの試合限定のキャプテンとなるか。それに移っていた。 鈴仙「ど、どどど、どーしよう中山さん!?」 鈴仙は思わずつい、隣にいた中山に話を振ってしまう。 中山さんならなんとかしてくれるような。そんな根拠のない安心感が彼にはあった。 中山「い、いやー。こうなっては鈴仙さんが好きに決めろ、としか俺には言えんが…。 まあ、誰を選んでも問題ないにしても、選ぶなら頼りがいのある人物にすればとりあえずは無難じゃあないか? 俺としては、キャプテン鈴仙さんも見てみたいが…ハハ、なんてな」
[91]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/15(水) 22:11:09 ID:W3/Vj69g 鈴仙「(…な、悩むわね!! …誰を選んだからと言って、特に人間関係がこじれるわけでも、 試合の大勢が劇的に変わることはそうないとは思うけれど。 中山さんが言うみたく、やっぱり少しでも頼りがいのある人を選ぶべきでしょうね…どうしようかしら)」 鈴仙が悩みに悩んで出した結論とは――? A:「パチュリーさんにしましょう。出場時間には制約があるけど、戦術面で大きく力になると思うわ」 B:「萃香さんにしましょう。 鬼としての豪胆さと荒々しさは、チームを良い意味で引っ張ってくれると思うわ」 C:「白蓮さんにしましょう。選手としても勿論優秀ですが、チームの和を一番尊ぶのも彼女だし」 D:「中山さんにしましょう。能力的には不安があるけど、道を切り開く視野の広さと、ひた向きさはキャプテン向きだもの」 E:「やっぱり、貴女の意地と信念で作ったチームなんだし。貴女がやった方が良いと思うわ、星さん」 F:「――わ、私! 私がキャプテンやるわ! み、皆――。不安かもしれないけれど、私にちゃんとついて来て!!」 G:「…悩ましいし、くじ引きにしない?」 H:その他 ここに載っていない選手を推薦する時はこちらで 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[92]森崎名無しさん:2013/05/15(水) 22:14:09 ID:btMV5a1k D
[93]森崎名無しさん:2013/05/15(水) 22:14:55 ID:QUjANoks F
[94]森崎名無しさん:2013/05/15(水) 22:16:14 ID:MeL0jLTQ F
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24