※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【饂飩王奥義】鈴仙奮闘記5【うどんゾーン】
[211]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/09(日) 19:08:55 ID:??? こんにちは。今日も更新を始めて行きます。 >>209 乙ありです! >>210 乙ありがとうございます。 文章が多いパートが多く申し訳ないですが、もう少しお付き合い下さると幸いです。
[212]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/09(日) 19:10:04 ID:??? 日向「…………」 日向小次郎もまた、鬱屈とした表情で…ベンチ内では無く、フィールドに立ちつくしていた。 星「…………お疲れさまでした」 ペナルティエリアの手前に立ち、もはや守護神不在のゴールを睨みつける。 そんな彼に話しかけたのは…かつて日向に『檻の中の虎』と評価された寅の妖怪少女――寅丸星だった。 日向「…大好きなお説教にでも来たのか?」 星「……聖はきっと許すのでしょうが。 ――私個人としては、貴方のような外道は許す気にもなりません」 星は普段の温厚な雰囲気から考えられぬ程の、静かな怒気と軽蔑を込めた表情で日向を見つめる。 白蓮とは違い直情的な彼女は、試合に勝ったとはいえ、どうしても日向の傍若無人な行動が許せなかったのだ。 日向「……貴様に許される必要はない。 ――俺は、俺の正義を貫く。それだけだ」 日向の態度は、試合前から揺らぐ必要も 星「……以前貴方は私に、『檻の中の虎』と申しましたが。 ――私は、貴方のような野生の虎にはなりたくありません。 野生の虎は強く、逞しいのかもしれませんが――とても孤独です。 今回の試合の貴方を見ていて、そう感じました。 …それだったら私は、弱くとも、時には息苦しくとも。皆と支え合え生きていける。 檻の中、屏風の中の'寅’で充分です」
[213]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/09(日) 19:11:19 ID:YXgNrkVY 何の屈託もなく、迷いの無い表情で凛と告げる星。 それは、日向に対して全くの無力で、仲間を救えなかったと後悔していた時のものとは大きく違う。 若島津がこの試合で自分の目指すべきものを掴んだように。 彼女もまた、自分がどうあるべきか、確固たる像を掴んでいた。 日向「…何故、そうも謙虚で居られる。貴様には力がある。 求めれば、こんなチンケな寺のヒーローに留まらず、もっと大きな舞台で活躍できる筈だ。 ……なのに、何故そうも貴様は…力に対して無欲で居られる!?」 日向にとって、そんな星の目指す道は、とても珍しく思えた。 強い力を先天的に持って居ながら、それを決して自分の為に使おうとしない。 そんな者、今までの彼の人生には存在しなかった。 ……強いて言うならば、岬がそれに近い人物だったろうが、 それでも彼には強い野心(それが具体的にどのような類かは分からないが、恐らくサッカー選手のとしての大成だろう) が宿っている事を、日向は経営者としての鋭い勘でかぎ取っていた。 しかし、この眼前の少女――寅丸星には、そのような匂いが全く感じられない。 彼女には、野心が無かった。ただ真っすぐで、目の前の仲間の事しか考えない、そんな人物だった。 日向はそんな彼女に相対して…… 先着1名様で、 ★日向の進退→!card★ と書き込んで下さい。カードの結果で分岐します。 ダイヤ・ハート→「(――認めたくないが、コイツ等には。俺には持たぬ力があるというのか…?) スペード・クラブ→「(――解せんな。俺は俺なりのやり方で、再び恐怖を与えさせてやるとしよう…ククク」 JOKER・ハートK→日向「――下らん! 吹き飛ばしてやる…!」星「さ――させません!」しかしその時珍事が――?
[214]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/09(日) 19:12:58 ID:??? 少しおかしい感じになっているので、訂正します。 日向「…何故、そうも謙虚で居られる。貴様には力がある。 求めれば、こんなチンケな寺のヒーローに留まらず、もっと大きな舞台で活躍できる筈だ。 ……なのに、何故そうも貴様は…力に対して無欲で居られる!?」 は、実際に言っていない、心の中のセリフです。()が必要でした。 でないと、少し文章として流れがおかしいと思いますので。
[215]森崎名無しさん:2013/06/09(日) 19:14:46 ID:??? ★日向の進退→ スペードA ★
[216]森崎名無しさん:2013/06/09(日) 19:14:53 ID:??? ★日向の進退→ JOKER ★
[217]森崎名無しさん:2013/06/09(日) 19:25:36 ID:??? 一瞬JOKERかと思ったがそんなことはなかった
[218]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/09(日) 20:25:20 ID:??? ★日向の進退→ スペードA ★ スペード・クラブ→「(――解せんな。俺は俺なりのやり方で、再び恐怖を与えさせてやるとしよう…ククク)」 日向にとって、彼女の存在は驚きだったが――。しかし、それ以上の物ではない。 試合中に白蓮が悟ったように、日向小次郎という男にもまた、彼女達に負けない信念があり。 そしてそれは、この惨敗を終えてなお折れぬ程強固なものだった。 日向「――貴様の言い分にも、どうやら一理あるようだな」 日向は、星を口だけが達者で、その実は貧弱で臆病なストライカーではなく。 自分にも匹敵しうる強烈なストライカーである事を認めた上で、そう語り始めた。 日向「…だがしかし、貴様等がその信念を曲げんのと同じように、俺とてこの程度で引きさがる男ではない。 それだけは覚えておけ」 星「――信念、ですって…? 他人を人とも思わぬそれが信念!? 私達と同じような言葉を使って誤魔化さないで下さい!」 星の反論も聞かず、日向はそれで話は仕舞いだ、と言わんばかりにベンチへと戻る。 日向「……一旦、俺は身を引く。 しかし、これは逃亡ではなく、宣戦布告だと言っておこう。 ――今後、貴様等と再び対峙する事となった時のな。 ――ククク…ハアーハッハッハ!!」 彼の最後の高笑い。これを負け犬の遠吠えと評するか、眠れる猛虎の尾を踏みつけた報いと 取るかは――。各人の判断に委ねる事にする。 *日向は一旦幻想郷から退く事になりました。 *しかし、再び舞い戻り何らかのイベントを起こす可能性はまだ残されています。 *星の日向への評価、星→(敵!)→日向 が判明しました。 *日向の星への評価が、日向→(実力は認めるが…解せんな)→星 になりました。
[219]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/09(日) 20:26:25 ID:??? 沢田「(あ、あれ…? 若島津さんが居ないぞ?)ひゅ…ひゅうがさーーーん!!」 ヒューガーズベンチではまだしばらくの騒ぎが続いていたが…。 視点を一旦鈴仙に戻す。 ナズーリン「今日何度目の礼になるかは分からないが…。鈴仙さん、本当にありがとう」 鈴仙「ちょ…いいっていいって!」 ナズーリンは礼儀正しく頭を下げるが、丁寧な応対をされる事に慣れていない鈴仙はそれに対して大きく恐縮し、 恥ずかしそうにぶんぶんと腕を大きく振っている。 ナズーリン「…ところで。 実は今日の勝利を祝っての、宴会の準備をしているんだ。 ――命蓮寺の庭を利用しての、野外立食パーティだ。 本来は酒は聖が許してくれないんだが…今、特別にお許しが出た。 だから、もし良ければ鈴仙さんにも来てほしいな、と思ったんだ」 鈴仙「へえ…! いいじゃあない!」 ナズーリンの提案に、僅かに色めく鈴仙。人見知りの彼女とて、宴会は決して嫌いではなかった。 しかし、その一方でナズーリンの表情は少し暗くなる。 ナズーリン「――で、申し訳ないんだが…【もし出て貰うなら、君にも少し負担してもらう必要がありそう】なんだ…。 私達の救い主である鈴仙さんにお金を取るなんて、と思うかもしれないけれど。 ヒューガーズに破壊された命蓮寺の修繕費が予想以上に嵩んでしまっていて……。 ――ただ、それでも今日の勝利は祝いたい。中々複雑に思えるかもしれないけれど、理解して欲しい」 鈴仙「な…なるほどぉ。 ――それで、私は一体どれだけ負担したら良さそうかしら?」 ナズーリン「ふむ……そうだなあ……」
[220]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/09(日) 20:28:44 ID:YXgNrkVY 先着1名様で、 ★宴会費用→!card★ と書き込んで下さい。カードの結果で分岐します。 ダイヤ→「――鈴仙さんは500円でいいよ。本当は無料にしてあげたいんだけれど…すまない」 ハート・スペード→「申し訳ない、1000円で良いから出してくれないかい?」 クラブ→「他の人と同じになるが…2500円は……ああ、勿論後払いでも構わないから!」 JOKER→星「ナズーリーン! 私こんなもの拾いましたよー!」ナズーリン「これは…「エイジャの赤石」じゃないか!?」 *先ほどのMOM受賞で、鈴仙の所持金が増えています。780→6780 *一連の行動と結果により、ナズーリンの評価値が大きく上がりました。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24