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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[101]代理です。:2013/07/12(金) 22:54:30.74 ID:eNf+2va/ ★翼 サイクロン ( ハートQ ) 86+( 5 + 3 )+(軽傷LV2ペナ-2)=92★ ★アルシオン オーバーヘッドクリア ( ハートA ) 81+( 5 + 6 )+(人数補正+1)=93★ ★ゴルバテ ブロック ( スペード7 ) 71+( 4 + 1 )+(カティナチオマステリー+1)+(人数補正+1)=78★ ★トリノ ブロック ( スペード2 ) 70+( 4 + 2 )+(カティナチオマステリー+1)+(人数補正+1)=78★ 【シューター】−MAX【ブロッカー】=−1→ボールはこぼれ球に。そして葵がねじこみに。 ----------------------------------------------------------------------------- アルシオン「(ツバサと俺の位置…そしてボールの位置…これは…!)」 この時アルシオンがまず考えたのはサイクロンに必要な回転を与える為に 翼がボールをトラップするよりも早くオーバーヘッドキックでクリアしてしまう事だった。 だがそれはすぐさま諦める羽目になった。 バッ! アルシオン「(ダメだ!間に合わない!接触プレイ…ダメだ、危険過ぎる!)」 二人のスタート地点と足の速さには大した差はなかったが、イタリアゴールに向かいあったまま ジャンプ出来る翼は回り込んでからジャンプしなくてはならないアルシオンに比べて1〜2歩分有利だった。 通常なら回り込まず、接触を恐れずに跳ぶ事も選択肢たり得ただろうが今は違う。 審判の印象が最悪に近い現状ではもし回り込まずラフプレイに訴えたら カードとPK両方を貰ってここまでの全てが水泡になりかねない。 それを瞬時に判断したアルシオンはオーバーヘッドクリアに行かず、次善の策を取ろうとした。 ポンッ! ギュルルル… ヒュンッ!
[102]代理です。:2013/07/12(金) 22:55:15.36 ID:eNf+2va/ アルシオン「(ならば、撃たれる前に…これもダメか!ツバサがそんな隙を見せる筈がなかった!)」 そして次善の策もすぐに諦めざるを得なかった。 サイクロンが撃たれる前に翼に肉薄し、撃つ瞬間の前後にボールに干渉すればサイクロンは不発となる。 理論上はそうかも知れないが、それを警戒した翼はアルシオンから遠い場所に誘導される様に ボールに回転をかけ、着地と同時にバックステップでボールを追ったのだった。 これで翼がサイクロンを撃つ前に距離を詰める事も不可能になった。 グワァアアアアアッ! アルシオン「(どうする…どうすればいい!シュートブロック?ジェンティーレが失敗した事が俺に出来る筈がない!)」 翼が傷みを堪えながら勝利を確信した顔で足を思い切り振りかぶる。 対照的にアルシオンは彼らしくない焦りに満ちた顔を引きつらせていた。 一旦サイクロンが放たれてしまえば自分のブロックではやらない方がマシ。 だがセービングをした直後のヘルナンデスがいよいよゴールされてしまう確率は非常に高い。 今まで大奮闘してきたディフェンダー達もサイクロンが相手では分が悪すぎる。 アルシオン「(何か…何か打開策は…天啓の如き打開策はないのか!?)」 自分が何とかしなくてはならない。だが自分に出来る事が思いつかない。 この試合かつてない程追い込まれたアルシオンが天啓の如きひらめきを得る為に己の全てを注ぎ込んだ瞬間だった。 アルシオン「(天啓…天…天!?…これだぁあああああっ!!)」 天啓は、降りた。 バッ!
[103]代理です。:2013/07/12(金) 22:55:53.53 ID:eNf+2va/ 翼「いっけぇえええええええええええええええええええええ!!」 ブワギュルグワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!! 二軸の回転がかけられたボールが耳障りな音と共に翼の足から撃ち出され、天に向かって舞い上がる。 ギュォオオオオオオ… バギュゥウウウウウッ!! 翼「!!!?」 次の瞬間、翼は我が目を疑った。 アルシオン「うぉおおおおおおおおおお!!」 アルシオンがオーバーヘッドキックで彼のシュートを受け止めていたのだ。 翼「(そ…そうか!そう言う事か!)」
[104]代理です。:2013/07/12(金) 22:56:43.03 ID:eNf+2va/ 翼にはアルシオンが何を狙い、何を成し遂げたかはすぐ分かった。 螺旋を描きながら急激に落下するサイクロンの軌道は、一旦描き出したら見切るのは極めて難しい。 世界屈指の守備センスを持つ選手でなければほぼ不可能と言って良い程だ。 アルシオン「(間に合った!後は押し負けるな!押し負けるな、俺の脚よ!)」 だが、撃った直後だけは。空に向かって急上昇する時だけは。 まだ軌道は殆ど螺旋になっていない。通常のドライブシュートと大差はない。 その瞬間に駆け込み、飛び込み、足を繰り出す事が出来ればボールに触れられるのだ。 アルシオンにはそれが出来た。それが出来る事に気付いた。 バァーーーーーーーン! アルシオン「止めたぞ!ツバサァ!!」 翼「(ああ…止められた。何で気付かなかったんだ。この防ぎ方に。これの回避手段に)」 *サイクロンが累計4回防がれた事で翼がフラグCを回収し、「????????」を習得しました。 次回サイクロンを撃った時、1以上敵守備の最大値を上回った時発動します。
[105]創る名無しに見る名無し:2013/07/12(金) 23:20:19.67 ID:XUPWTihB 放送「サイク…ロンが…!?撃った瞬間防がれたーーーーっ!!アルシオンくんオーバーヘッドキックでこぼしたァアアア!!」 ギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! 観客「なにィィイイイイイイイイイイイ!!?」「サイクロンが!サイクロンが!」「嘘だ!信じたくない!」 森崎「な…んだ、と…」 見上「(何故だ!何故ここまで攻めて決まらん!)」 ジョアン「(フゥ…年甲斐もなく感動してしまったわい。いかんいかん)」 ヘルナンデス「よくやってくれたアルシオン!本当に!」 葵「く、くそーーっ!まだチャンスはこっちの物なんだァ!」 ダダダダッ! 放送「しかしこれまたこぼれ球に葵くんが飛び込むーーーっ!息をつく暇もない攻防!」 葵「ジノーーーッ!勝負だーーーっ!」 バッ! ヘルナンデス「決めさせない!アルシオンのスーパープレイを無駄にはさせない!」
[106]創る名無しに見る名無し:2013/07/12(金) 23:20:43.02 ID:XUPWTihB 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、★も含めて一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★葵 叩きつけロベッシャータ (!card) 81+(!dice + !dice)=★ ★ヘルナンデス 黄金の右腕 (!card) 83+(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 【シューター】−【キーパー】 ≧2→葵の叩きつけロベッシャータがイタリアゴールに突き刺さる! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (日向がねじこみに)(新田がねじこみに)(ゴールラインを割る) ≦−2→ヘルナンデス、キャッチ&カウンター! 【"../test/read.cgi/morosaki/1371135333/5-7" >>5-7に載っているルール以外の補足・補正・備考】 ヘルナンデス:「黄金の右腕」でキャッチ成功時即カウンター
[107]創る名無しに見る名無し:2013/07/12(金) 23:35:47.39 ID:7DO4mvJR バレ感想なんで改行しとくぜ ヘルナンデスTUEEEE! ここまで頑張られると煽りとかじゃなくて1ゴールキーパーと言われても納得できるぜ
[108]創る名無しに見る名無し:2013/07/12(金) 23:38:26.66 ID:eR0xIMxf ヘルナンデスだけじゃなくてDFの頑張りも凄いんだよな 誰が1番とかより真の優勝はイタリアと言いたい
[109]代理です。:2013/07/15(月) 22:32:04.50 ID:VxCqaGE4 ★葵 叩きつけロベッシャータ ( ハート8 ) 81+( 6 + 2 )=89★ ★ヘルナンデス 黄金の右腕 ( クラブK ) 83+( 6 + 2 )=91★ 【シューター】−【キーパー】≦−2→ヘルナンデス、キャッチ&カウンター! ----------------------------------------------------------------------------- バシュウウウウウッ!! バコォオン! 葵「(今度こそ…決まってくれーっ!いくらジノでももう限界な筈だ!って言うか俺が限界!)」 全日本ユースでも一、二を争うスタミナを誇る葵でもこの耐久戦は流石に疲れる物だった。 特に延長戦に入ってから短期間で飛ばしまくった為今の疲労は尋常ではなく、 これがこの試合最後のシュートだと言う自覚があり、いい加減決まってくれと言う思いは人一倍強かった。 バシィイイイイッ! 葵「(…ええええええええ!?そんなァ…)」 だが無情にもヘルナンデスの右腕は尚冴え続け、葵の最後の力を込めたシュートをもキャッチした。 ビキィイイッ… フラッ… ヘルナンデス「ウ…グッ…!」 葵「(あ…ジノも…)」 しかし葵は逆さまになった視界の中で見た。ヘルナンデスの右腕に走る痙攣を。 苦痛に満ちた顔とそこを滑り落ちる大量の汗を。一見力強い様でその実揺らぎ始めている足取りを。
[110]代理です。:2013/07/15(月) 22:33:00.75 ID:VxCqaGE4 ヘルナンデス「(くっ…取った!後は…!)ストラットーーーッ!」 バッコォオオオン! それでもヘルナンデスはすぐさまロングキックを放ち、ボールを最前線に戻した。 だがその一連の動作にもやはり疲労は隠せていなかった。 日向「(…ようやくか。しぶとい野郎め)」 三杉「(人体には必ず限界が訪れる。気力だけでは補えない限界がね)」 ヘルナンデス「(…くっ。バレている…!)」 ジョアン「(日本のシュートは体力的に後4〜5本か…残り時間、ますますキツくなるな)」 放送「止めたっ!キャッチィインングッ!!ヘルナンデスくん、ガッチリ止めてボールを確保しました! 山森くんのグライダースマッシュから翼くんのサイクロン、そして葵くんの叩きつけロベッシャータ! 強力なシュートを連発されても尚それを凌ぎきりました!私たちは今、伝説を目撃しているのでしょうか! しかし今はそれを噛み締める暇はありません。ロングキックからストラットくんにボールが渡る!」 バッ!ポンッ。スタッ。 ストラット「お前らの顔もいい加減見飽きたぜ!」 早田「そりゃーこっちのセリフだ!」 中里「通さぬ。それが拙者の任務ナリ」 放送「日本、ハイボールでは争わず地上戦で止めに行きました!」
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0ch BBS 2007-01-24