※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[246]代理です。:2013/10/12(土) 16:26:36.57 ID:hl6suVOg 故に、ザガロが強引なドリブルではなく華麗なドリブルを繰り出しテクニック勝負を 挑んできた時二人の反応は遅れ、大した事も出来ずに抜かれてしまった。 カルツ「(なんだと!?あいつ、ヒューガに似たタイプだった筈なのに!)」 フライハイト「(ブラジル代表としてのテクニックも持ち合わせていたか…)」 放送「ザガロくん抜いたーーーっ!力ではなく技でPA内に切り込みました! チャンスだ!前半4分で早くも得点チャーーーーーーーーーンス!!」 観客「よっしゃーーー!流石ザガロだぜ!」「行け!先制点を奪っちまえ!」 こうしてブラジルユースはほぼ理想的な展開で最初のシュートチャンスを得た。 グワァアアアアアアアアッ!! ザガロ「吹っ飛べデカブツ!ぬォオオオオオオ〜〜〜!!」 バッグワァアアアアアアアアアアアアアアン!! ギュルギュルギュルギュル! ミューラー「調子に乗るな…!」
[247]代理です。:2013/10/12(土) 16:27:35.12 ID:hl6suVOg バッ! バキィイイイイイイン…! パァーーーーーーン! ザガロ「…ちっ!」 ミューラー「この程度のシュートで俺は破れん」 だがいきなりダブルイールでゴールを許す程ミューラーは甘くなく、 勢い良く放たれたボールはミューラーの巨大な拳と地面に挟まれて甲高く破裂した。 放送「撃ったーーーーーっ!!ザガロくんのダブルイールだァ!…ああっとしかし、 ミューラーくんいきなりミョルニルをみせつけた!ボールは哀れ、破裂させられてしまいました。 前半4分、まずはブラジルが1本目のシュートを撃ちましたがこれは見事に防がれました」 観客「あ、あああ〜…」「ちぇっ、そう簡単には行かないか」「なぁに、何度でも撃てばいいのさ!」 カルロス「(よし、行ける。このまま攻撃権を独占し、シュートを撃ちまくる!)」 シュナイダー「(まずは流石はブラジルと言った所か。だがこの程度で萎縮していられん)」
[248]代理です。:2013/10/13(日) 12:46:34.13 ID:iSVSVTmD ミューラー「ハァッ!」 ボッガァアアアアアアアアアアアアン!! ミューラーは交換されたボールを勢い良く蹴り出した。当然前線のマーガス狙いである。 マーガス「(よし!コンドルとやらの実力、見せてもらうぞ!)」 サンタマリア「(予想通り、アマラウを意識し過ぎだ…ディウセウ!)」 ディウセウ「(おう!オラの出番だな!)」 放送「ミューラーくん大きくキック!早速ドイツの速攻パターン、マーガスくんの頭狙いです! しかしブラジルにもコンドルの異名を持つ跳ね返し屋、アマラウくんが居る! 早速二人ともベストポジションを争って走りこみます!」 アマラウ「(本来は一対一で勝負したい所だがな…チームの為だぜ)」 マーガス「(ポジショニングが甘い…?これなら行ける!)」 マーガスはアマラウとの対決を試合前から意識していた。そして実力で打ち勝つつもりでも居た。 ブラジルユースの高いクリア役と言えばアマラウであり、それ以外のDFは自分の相手ではない… 特に大柄でパワーはあるがジャンプ力に欠けるディウセウは殆ど歯牙にもかけていなかった。 だがそれは大きな誤りだった。 バッ! バッ! バッ!
[249]代理です。:2013/10/13(日) 12:47:07.71 ID:iSVSVTmD ディウセウ「キャ!ノ!ン!」 マーガス「!!?」 ガガガッガッ!! ディウセウ「クリ!アーーーッ!!」 マーガス「ぐわああっ!?」 ドガアアッ! ディウセウはジャンプ力でこそ及ばなかったものの、体の大きさを上手く行かして ベストポジションを確保した上で競り合った。こうなるとパワー勝負では彼が圧倒的に有利で、 当然アマラウも居る状況ではマーガスは打ち勝つ事が出来ずに吹き飛ばされてしまう。 シュナイダー「(何!?アマラウだけでなく、ディウセウもあんなクリアが出来るのか!)」 アマラウ「(ジャンプ力がないんならパワーとポジショニングで補えばいい… 理屈は簡単だけど無茶しやがるなあコイツ。ザガロと気が合うのも納得だ)」 放送「ああっとしかし、頭一つ抜けたのはその二人ではなくディウセウくん! 豪快なクリアでマーガスくんごとボールを跳ね返した!これは幸先がいい!」 観客「よっしゃあ!ドイツの速攻パターンを防いだぞ!」「ディウセウ!ディウセウ!」
[250]代理です。:2013/10/13(日) 12:48:15.79 ID:iSVSVTmD 翼「おや?アマラウがマーガスの相手役かと思ったら…」 次藤「なんやアイツ、ワシと似た体格ばってんあんな事も出来っとね?」 若島津「ジャンプ力の無さを体格とポジショニングで補うクリアか。理には適っている」 葵「ドイツ、いきなりポストプレイ対策をされちゃいましたね?」 松山「毎回成功する訳じゃないだろうが、これであんまりマーガスには頼れなくなったな」 若林「…まずいぞ、ドイツ」 山森「そうですね、出鼻を上手く挫かれ続け…」 若林「それだけじゃない。ブラジルはドイツの攻撃パターンのほぼ全てに対策できているかも知れん」 赤井「えっ?マジっすか?」 三杉「…君もそう思ったか。どうやら、翼くんの予想通りの展開になるかもね」 ブラジルがシュートを積極的に撃っていくつもりなのは誰の目にも明らかだった。 放送「再びブラジルボール、しばらくパスを回します。下がり目に位置したサンタマリアくんが 司令塔となったオーソドックスなパスワーク、言わば嵐の前の静けさです」
[251]代理です。:2013/10/13(日) 12:49:05.51 ID:iSVSVTmD ネイ「おいサンタマリア!そろそろくれよ!」 ダダダダッ! ヨハンセン「(ネイが来る…?いや!?)」 サンタマリア「ナイスデコイ」 シュッシュッ! ダダッ! ヨハンセン「しまった!」 放送「おっとここでサンタマリアくんネイくんとスイッチ…いや!そう見せかけて 右サイドに切り込みました!シュートチャンスだ!」 フライハイト「(焦る事はない。サンタマリアよりも脅威度が高いのは…)」 サンタマリア「任せたぞ!」 ボムッ! 放送「撃たない、バックパス!これは少し距離を取っていたカルロスくんへのパスだ!」 ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! 観客「よっしゃー!カルロスに渡った!」「いけーっ!ミラージュシュートだァ!」「決めろカルロス!」 フライハイト「(そう、カルロスだ。撃たせて止める)」
[252]代理です。:2013/10/13(日) 12:50:40.62 ID:iSVSVTmD 前半8分、カルロスがミラージュシュートを放つ。 カルロス「(ブロッカーは…二人か。だが関係ない。撃つ!)行くぜミラージュシュート!」 グワァアアアアアアアアアアアッ!! バッギュゥウウウウウウウウン!! 放送「出たァ!カルロスくんのミラージュシュート!」 フライハイト「っ!」 クランケ「うわあっ!」 チッ… ドガアッ! ミューラー「チィッ!」 バッ! バコォオオオオン! これをフライハイトが反転ブロックで威力を弱め、ミューラーはパンチングで (ブラジル側から見て)左コーナーキックに逃れる事に成功した。 放送「防がれたァ!これはコーナーキック!ブラジルのチャンスは続きます」 観客「あ〜〜〜っ、惜しい!」「なあに、コーナーならまだまだ行ける!」 サンタマリア「(コーナーか。それなら、出し惜しみせずに行くか!)」
[253]代理。:2013/10/14(月) 06:40:36.43 ID:87RfglEy 更にブラジルのチャンスは続く。 放送「コーナーキック!何かが起こりそうな予感がします!キッカーはサンタマリアくん。 一体どのシューターを使ってくるのか、我々以上にドイツが気にしているでしょう!」 フライハイト「(ディウセウは…駆け込もうと思えば駆け込める、程度の位置か…)」 ミューラー「(どいつもこいつも撃つ気満々…これ程までにシューターが多いチームと 戦った事はない。俺が予測などしたら薮蛇…ならばボールの動きだけを見るか)」 ピィイッ! ディウセウ「おっしゃ!」 ダダッ! 岬「あっ!これはダイレクトだよ!」 翼「えっ?」 フライハイト「(ディウセウが走りだした…?いや、勢いがない。フェイクか。なら誰に…)」 サンタマリア「今だ!」 ダダッ! グワアアアアッ! フライハイト「なにィ!?」 バシュゥウウウウウウウウウウウウウウウウウン!! ギュルルルルルルル!
[254]代理。:2013/10/14(月) 06:41:51.89 ID:87RfglEy 放送「おお〜っ!?サンタマリアくんまさかの直接シュート!これは得意のバナナ…いや! ブーメランシュートだ!バナナシュートより遥かに曲がるブーメランシュートです!」 カルツ「ちょっ、待て!」 シェスター「し、しまった!」 サンタマリアのブーメランシュートはドイツの誰も予測しておらず、 誰もブロックする事が出来なかった。ここまでは完全にサンタマリアの狙い通りだった。 ミューラー「騒ぐなグズども!」 バッ! バコォオオオオオオオン!! サンタマリア「なにィ!(ミューラーだけは読んでいたと言うのか?試合経験が少ない筈のアイツが!)」 ミューラー「この程度のシュート、何本撃っても無駄だ!」 シェスター「な、ナイスだミューラー!」 だがサンタマリアにとって誤算だったのはミューラーが最初から選手の動きなど見ておらず、 ボールだけ見ていた為惑わされなかった事だった。 放送「し、しかしミューラーくんこれも力強くパンチング!不意をついた筈のシュートでしたが 彼だけは勘で読んでいたのでしょうか?上手くシェスターくんの前方に弾きました!」 シュナイダー「よし、攻めるぞ!」 ドイツメンバー『おう!!』
[255]代理です。:2013/10/16(水) 01:06:18.18 ID:uDFXm/VZ シェスター「そろそろ反撃させて貰わなきゃな!」 マウリシオ「そうは行かないッスよ!」 放送「シェスターくんにマウリシオくんがつい…」 シェスター「それ位じゃ俺は止められないぞ坊や!」 ババババッ! マウリシオ「うえっ!?」 放送「た…がすぐに抜かれてしまいました!そしてシェスターくんパス!このボールはカペロマンくんに!」 早くも3本もシュートを撃たれたドイツは早いうちにやり返したいと言う心理で反撃を狙い、 マーガスのポストプレイに次ぐ得意戦法であるカペロマンのサイドアタックを試みる。 若林「得意のサイドアタックか…だが、これも当然対処済みだろう」 三杉「だろうね。ああ、やっぱりジェトーリオだ」 ジェトーリオ「は〜い、ここは通行止め。諦めてボール頂戴」 カペロマン「フッ。お前が噂の外道野郎か」 放送「このサイドアタックを阻まんとハーフライン間際でジェトーリオくんがついた!」
[256]代理です。:2013/10/16(水) 01:06:50.40 ID:uDFXm/VZ カペロマン「俺のサイドアタックを止められるか?」 スタッ。 シュシュッ! ダダダッ! ジェトーリオ「やるねえ。サイドラインをすっごく上手く使ってるよ。で・も♪」 グイッ! カペロマン「なっ!?(このタイミングでも審判に見えていないのか?)」 ズサッ! しかしジェトーリオの見え難い反則を混ぜたディフェンスを突破する事はカペロマンには難しかった。 ただしドイツもただ単純にカペロマンの単独突破に期待していた訳ではない。 ジェトーリオ「それだけじゃ僕は抜けないよ…〜ん!?」 放送「ジェトーリオくん奪いました!…ああっと、しかし!」 シュナイダー「上手いディフェンスだ。ではボールキープの方はどうだ?」 ジェトーリオ「や、ヤバッ…!」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24