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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[250]代理です。:2013/10/13(日) 12:48:15.79 ID:iSVSVTmD 翼「おや?アマラウがマーガスの相手役かと思ったら…」 次藤「なんやアイツ、ワシと似た体格ばってんあんな事も出来っとね?」 若島津「ジャンプ力の無さを体格とポジショニングで補うクリアか。理には適っている」 葵「ドイツ、いきなりポストプレイ対策をされちゃいましたね?」 松山「毎回成功する訳じゃないだろうが、これであんまりマーガスには頼れなくなったな」 若林「…まずいぞ、ドイツ」 山森「そうですね、出鼻を上手く挫かれ続け…」 若林「それだけじゃない。ブラジルはドイツの攻撃パターンのほぼ全てに対策できているかも知れん」 赤井「えっ?マジっすか?」 三杉「…君もそう思ったか。どうやら、翼くんの予想通りの展開になるかもね」 ブラジルがシュートを積極的に撃っていくつもりなのは誰の目にも明らかだった。 放送「再びブラジルボール、しばらくパスを回します。下がり目に位置したサンタマリアくんが 司令塔となったオーソドックスなパスワーク、言わば嵐の前の静けさです」
[251]代理です。:2013/10/13(日) 12:49:05.51 ID:iSVSVTmD ネイ「おいサンタマリア!そろそろくれよ!」 ダダダダッ! ヨハンセン「(ネイが来る…?いや!?)」 サンタマリア「ナイスデコイ」 シュッシュッ! ダダッ! ヨハンセン「しまった!」 放送「おっとここでサンタマリアくんネイくんとスイッチ…いや!そう見せかけて 右サイドに切り込みました!シュートチャンスだ!」 フライハイト「(焦る事はない。サンタマリアよりも脅威度が高いのは…)」 サンタマリア「任せたぞ!」 ボムッ! 放送「撃たない、バックパス!これは少し距離を取っていたカルロスくんへのパスだ!」 ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! 観客「よっしゃー!カルロスに渡った!」「いけーっ!ミラージュシュートだァ!」「決めろカルロス!」 フライハイト「(そう、カルロスだ。撃たせて止める)」
[252]代理です。:2013/10/13(日) 12:50:40.62 ID:iSVSVTmD 前半8分、カルロスがミラージュシュートを放つ。 カルロス「(ブロッカーは…二人か。だが関係ない。撃つ!)行くぜミラージュシュート!」 グワァアアアアアアアアアアアッ!! バッギュゥウウウウウウウウン!! 放送「出たァ!カルロスくんのミラージュシュート!」 フライハイト「っ!」 クランケ「うわあっ!」 チッ… ドガアッ! ミューラー「チィッ!」 バッ! バコォオオオオン! これをフライハイトが反転ブロックで威力を弱め、ミューラーはパンチングで (ブラジル側から見て)左コーナーキックに逃れる事に成功した。 放送「防がれたァ!これはコーナーキック!ブラジルのチャンスは続きます」 観客「あ〜〜〜っ、惜しい!」「なあに、コーナーならまだまだ行ける!」 サンタマリア「(コーナーか。それなら、出し惜しみせずに行くか!)」
[253]代理。:2013/10/14(月) 06:40:36.43 ID:87RfglEy 更にブラジルのチャンスは続く。 放送「コーナーキック!何かが起こりそうな予感がします!キッカーはサンタマリアくん。 一体どのシューターを使ってくるのか、我々以上にドイツが気にしているでしょう!」 フライハイト「(ディウセウは…駆け込もうと思えば駆け込める、程度の位置か…)」 ミューラー「(どいつもこいつも撃つ気満々…これ程までにシューターが多いチームと 戦った事はない。俺が予測などしたら薮蛇…ならばボールの動きだけを見るか)」 ピィイッ! ディウセウ「おっしゃ!」 ダダッ! 岬「あっ!これはダイレクトだよ!」 翼「えっ?」 フライハイト「(ディウセウが走りだした…?いや、勢いがない。フェイクか。なら誰に…)」 サンタマリア「今だ!」 ダダッ! グワアアアアッ! フライハイト「なにィ!?」 バシュゥウウウウウウウウウウウウウウウウウン!! ギュルルルルルルル!
[254]代理。:2013/10/14(月) 06:41:51.89 ID:87RfglEy 放送「おお〜っ!?サンタマリアくんまさかの直接シュート!これは得意のバナナ…いや! ブーメランシュートだ!バナナシュートより遥かに曲がるブーメランシュートです!」 カルツ「ちょっ、待て!」 シェスター「し、しまった!」 サンタマリアのブーメランシュートはドイツの誰も予測しておらず、 誰もブロックする事が出来なかった。ここまでは完全にサンタマリアの狙い通りだった。 ミューラー「騒ぐなグズども!」 バッ! バコォオオオオオオオン!! サンタマリア「なにィ!(ミューラーだけは読んでいたと言うのか?試合経験が少ない筈のアイツが!)」 ミューラー「この程度のシュート、何本撃っても無駄だ!」 シェスター「な、ナイスだミューラー!」 だがサンタマリアにとって誤算だったのはミューラーが最初から選手の動きなど見ておらず、 ボールだけ見ていた為惑わされなかった事だった。 放送「し、しかしミューラーくんこれも力強くパンチング!不意をついた筈のシュートでしたが 彼だけは勘で読んでいたのでしょうか?上手くシェスターくんの前方に弾きました!」 シュナイダー「よし、攻めるぞ!」 ドイツメンバー『おう!!』
[255]代理です。:2013/10/16(水) 01:06:18.18 ID:uDFXm/VZ シェスター「そろそろ反撃させて貰わなきゃな!」 マウリシオ「そうは行かないッスよ!」 放送「シェスターくんにマウリシオくんがつい…」 シェスター「それ位じゃ俺は止められないぞ坊や!」 ババババッ! マウリシオ「うえっ!?」 放送「た…がすぐに抜かれてしまいました!そしてシェスターくんパス!このボールはカペロマンくんに!」 早くも3本もシュートを撃たれたドイツは早いうちにやり返したいと言う心理で反撃を狙い、 マーガスのポストプレイに次ぐ得意戦法であるカペロマンのサイドアタックを試みる。 若林「得意のサイドアタックか…だが、これも当然対処済みだろう」 三杉「だろうね。ああ、やっぱりジェトーリオだ」 ジェトーリオ「は〜い、ここは通行止め。諦めてボール頂戴」 カペロマン「フッ。お前が噂の外道野郎か」 放送「このサイドアタックを阻まんとハーフライン間際でジェトーリオくんがついた!」
[256]代理です。:2013/10/16(水) 01:06:50.40 ID:uDFXm/VZ カペロマン「俺のサイドアタックを止められるか?」 スタッ。 シュシュッ! ダダダッ! ジェトーリオ「やるねえ。サイドラインをすっごく上手く使ってるよ。で・も♪」 グイッ! カペロマン「なっ!?(このタイミングでも審判に見えていないのか?)」 ズサッ! しかしジェトーリオの見え難い反則を混ぜたディフェンスを突破する事はカペロマンには難しかった。 ただしドイツもただ単純にカペロマンの単独突破に期待していた訳ではない。 ジェトーリオ「それだけじゃ僕は抜けないよ…〜ん!?」 放送「ジェトーリオくん奪いました!…ああっと、しかし!」 シュナイダー「上手いディフェンスだ。ではボールキープの方はどうだ?」 ジェトーリオ「や、ヤバッ…!」
[257]代理です。:2013/10/16(水) 01:07:55.39 ID:uDFXm/VZ ドゴォオオッ! ジェトーリオ「ぐべぁああああ〜っ!!」 シュナイダー「こっちは大した事はないな」 カペロマン「おお!良い気味だぜ!」 ゲルティス「…PA内に微速後退。敵に時間を消費させ、切り込みかシュートの二択を強制しろ」 ドトール・アマラウ・ディウセウ『おう!』 放送「すかさずシュナイダーくんに奪い返され、ジェトーリオくん吹っ飛ばされた! ブラジル、遂に自陣にドイツの侵入を許してしまいました!ドイツの最初のシュートが生まれるか?」 ドイツ側もまたカペロマンが止められた時用にシュナイダーが寄せており、ボールの再奪還に成功した。 中山「おおっ!今のはドイツの読み勝ちか」 日向「だが…ここからどうするつもりなんだろうな?」 シュナイダー「(前には…ドトール、アマラウ、ディウセウの3人か…)」 こうしてとうとうエースストライカーを筆頭に攻め入る事に成功したドイツだったが、 そこから先をどうするかが問題だった。ジェトーリオを突破してもまだDFは3人も残っており、 どの様な攻め方をしても対応が出来る体勢。勿論グズグズしていたらブラジルのMFが戻ってくる。
[258]代理です。:2013/10/16(水) 01:08:34.90 ID:uDFXm/VZ ポブルセン「何してやがるシュナイダー!撃たないんなら俺に寄越せ!」 シュナイダー「…いいだろう。撃て」 ポンッ。 放送「シュナイダーくんチャンスエリアに駆け込んでから…左にパス!ここにはポブルセンくんだーっ!!」 シュナイダーはドリブルしながら考えた後、ポブルセンに撃たせる事にした。 そのまま通じれば良し、弾かれるのなら自分が追撃すれば良しと判断して。 ポブルセン「ブラジル人どもよ!俺の力を思い知れ!そして…後悔しろーーーっ!!」 グワアアアアアアアアアッ!! 放送「ポブルセンくんのマーダーショット!かなり強力なシュートです!」 ディウセウ「よしっ!いっちょやってみっかァ!」 ゲルティス「(この状況でのマーダーショットがディウセウを突破する確率…55%)」 バギュォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! ディウセウ「うぅううううりゃーっ!!」 ボグォオオオオオオッ! ズズズズズ… ポトッ。 ポブルセン「な…なにィ!?」
[259]代理です。:2013/10/16(水) 01:09:10.08 ID:uDFXm/VZ ドイツの目論見は叶わなかった。ポブルセンのマーダーショットはディウセウがブロックに完全成功した。 やっと撃てた一本目のシュートはキーパーまで届かなかったのだ。 放送「止めたーーーっ!!ディウセウくんガッチリブロック!巨体を活かして踏ん張り シュートの勢いに打ち勝ち、弾く事すらせずトラップしました!これはファンプレイです!」 ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! 観客「いいぞいいぞディウセウ!」「ちょっとヒヤッとしたが、これなら安心だな!」 森崎「あー、ディウセウはブロック力も上がってるな。当然っちゃ当然だが」 翼「一年間あったんだ。リオカップの時よりはパワーアップしているだろうさ」 松山「でも、ビデオから想像していた姿より更に強いんだが…」 三杉「この大会はこれまで楽勝続きだったからね。新技をいくつか隠していたんだろう」 ディウセウ「ヘッヘヘー…」 ポブルセン「野郎ッ…!」 シュナイダー「(これは…相当な我慢を強いられる試合になるかも知れん…)」 シュート数で圧倒されそうな上に、折角撃てたシュートも厚い壁に阻まれる。 苦戦を予感したシュナイダーの顔は普段より更に鋭く厳しい物になっていた。
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0ch BBS 2007-01-24