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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
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【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】
[149]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/29(土) 23:46:58 ID:??? B:パスカルと二人でパスカットに向かう。(威力:44)(*Aの判定が鈴仙とパスカル、2回分行われます) 鈴仙「パスカル君!」 パスカル「どうした、レイセン?」 鈴仙「……ここはボールカットに向かいましょう!」 パスカル「――うーん。 確かに前線の俺達が、牽制がてら前に来たボールにチェックを かけて行く事は悪くはないと思うんだが……」 鈴仙の提案に――パスカルはやや難色を見せる。 鈴仙「……や、やめといた方が良いかなあ…?」 パスカル「――いや。 別にそこまでではないが…ボールをカット出来なくて、 その結果体力を無駄に使ってしまっても仕方ない、と割りきる事が大事だと言いたくてね。 ……かく言う俺も、そう消耗しては居ない訳だが」 鈴仙「――私だって、今日はまだ必殺のシュートを撃っていない。 ハーフタイムで休めば 後半も充分に動ける自信があるもの」 パスカル「おっと……そうだったか。 ――それなら安心だ。行くぞ、レイセン!」 鈴仙「ええ!」
[150]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/29(土) 23:47:58 ID:0qfIw1DY 実況「あ〜〜っと! ここで鈴仙選手とパスカル選手! ルナティックスのFW陣が余力たっぷりに パスに対してカットできるタイミングを見計らっています!」 ぬえ「ちぇーっ! めんどくさいったらありゃしないね!」 マミゾウ「案ずるな、ぬえ。 儂らはあくまで、隙を見せなければ良いのじゃ。 油断しなければ、 僅か二人が妨害に行った所で――大勢は変わらぬよ!」 パスカル「(――予想はしていたが、こりゃあ中々取るのが厳しそうだな!)」 鈴仙とパスカル、二人の行動の結果―――。 先着2名様で、 ★鈴仙のパスカット→!card★ ★パスカルのパスカット→!card★ と書き込んで下さい。カードの結果で分岐します。 ダイヤ・ハート→パスカットに行ける! 相手は……(カードの数値で分岐。下記表参考) スペード→駄目だ、パスカットに行けない! クラブ→スペード+相手のパスワークに翻弄されてガッツ−40! JOKER→引いたキャラがPA内でフリーでボールをキャッチ!? (パスカットに行く相手表(*被った場合は2人でパスカットに行けます)) 13→ぬえ 11〜12→小傘 9〜10→響子 6〜8→ナズーリン 4〜5→マミゾウ A〜3→超人・聖白蓮
[151]森崎名無しさん:2013/06/29(土) 23:48:51 ID:??? ★鈴仙のパスカット→ クラブ9 ★
[152]森崎名無しさん:2013/06/29(土) 23:48:52 ID:??? ★鈴仙のパスカット→ クラブK ★
[153]森崎名無しさん:2013/06/29(土) 23:49:56 ID:??? ★パスカルのパスカット→ スペード8 ★
[154]森崎名無しさん:2013/06/29(土) 23:50:54 ID:??? ★パスカルのパスカット→ ダイヤ5 ★
[155]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/30(日) 00:42:37 ID:??? ★鈴仙のパスカット→ クラブ9 ★ クラブ→スペード+相手のパスワークに翻弄されてガッツ−40! ★パスカルのパスカット→ スペード8 ★ スペード→駄目だ、パスカットに行けない! 鈴仙「ひっ、ひっ……! な、何て早いパス回しなのー!?」 小傘「私達だって、パスに関しては凄く練習してるもんねー!」バシッ! 響子「ねー♪」バシッ!! ――パスワークの得意さが持ち味とされている命蓮寺ロータスにとって、 パスの上手さとは個人技レベルのみではなく、チームとしてのパス回しの上手さにも関わっていた。 ひとたび防戦と決めた以上、彼女達は決して危険なパスをする事もなく……。 鈴仙「はあ、はあ……(わ――私とした事が……翻弄されてしまったわ!)」 運動を強いられた鈴仙は軽く息を切らしてしまう。 村紗「はあっ!」 バッシイイイイン! パスカル「くそっ!(――思った以上のパス精度だ! ここはもう、牽制がてらに軽く動くしかないか…!?)」 むやみにボールを追いかけまわすのは損だと早々と判断したパスカルは、 鈴仙とは異なり、早々に運動量を落として様子見と牽制に重点を置く事にしたが。 彼女達命蓮寺ロータスがロスタイムを含めた約8分、隙を見せる事はなく―――。 ピッ、ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!
[156]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/30(日) 00:43:45 ID:??? 実況「――前半終了の笛が鳴りました! 前半、鈴仙選手とパスカル選手が 立て続けにゴールを決めて圧勝ムードかと思いきや! 星選手が底力を見せつけてあっと言う間の同点! そこから八意永琳が怒涛の攻撃を 見せましたが―――あいにくと、どちらも反則によりそれを阻まれております! これから後半はどうなっていくのでしょうか!? 全く目の離せない試合になって来たぞ〜〜〜!?」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」「すげえ…! これは良い勝負!?」 「いや、えーりんが本気出せば虐殺ゲームになるな」「しょうちゃーん! がんばれー!!」 永琳「(――あまり喜ばしくない結果だけど……まだ焦る必要はない…筈ね)」 妹紅「(前半の間だけでも、色々と課題が出たわね…)」 中山「(――力が少しずつ戻って来ていた感じはするが……まだまだだな)」 シュウウウウウ…… 白蓮「(――この前半。 体力の消耗は最小限に抑えられました。 この調子で、後半も全力で行かなくては!)」 星「(――まだです。 私はまだ頑張れる!)」 ぬえ「(あ〜あ。 もう結構正体不明じゃなくなってきたなあ)」 鈴仙「(この前半……私は一点を挙げる事が出来たけど、白蓮さん相手にドリブルで向かっていったのは 失敗だったかも。 ―――後半は、シュートも狙ってみるかしら? ……ま、でもまずは休息ね……)」
[157]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/30(日) 00:45:11 ID:??? 【命名イベント・ウサギA】 ―――と、伸びをしながら控室へと向かう中。ウサギAが鈴仙の腕をくい、と引っ張った。 鈴仙「あら……ウサギAちゃん。 どうしたの?」 ウサギA「鈴仙様! 今日の私、何か何時もと違うんです!! ドリブルが思ったように出来たり! シュートにまた新しい自信がついたり!! 私――、私! すごい練習がんばったから、それで…!」 興奮のあまりか何時も通りか。会話には要領こそ無かったが、 その澄んだ瞳は何時も以上に輝いており、ウサギAがこの試合で確かな「手応え」を感じたのであろう事が、 鈴仙でも目に見えるようだった。 鈴仙「(…………そういえば、この子とも長い付き合いなのよねえ…)」 鈴仙は過去を思い出す。 幻想郷にサッカーが流行して、自分達もチームを作ろう! と無責任な事を言いだした輝夜。 だが、永遠亭は人里は愚か、半ば外界から隔離されたような場所である迷いの竹林の奥部。 こうなってはチームメンバーを探すのは難しいと、鈴仙、永琳、てゐ、輝夜…それ以外の メンバーは皆妖怪化した兎達を使う事にしたのだが……。
[158]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/30(日) 00:49:42 ID:??? 鈴仙「(最初はもうホントに大変だったのよねえ。 まずルールを覚えさせる事も難しかったし、 そこからの練習もまた大変で。 ……姫様も途中で飽きちゃったのかGKでグータラしてばっかりだったし、 私は今以上に頼り無くて師匠にオンブダッコだったし、てゐは何考えてるのか分からないし……。 そんな時代から、この子はルナティックスのFWだったのよね)」 ウサギA「? どうしましたか、鈴仙様!? ま、まさか疲れている所に私がごちゃごちゃお喋りしてたから お気に障られましたか!? あわわわ!! も、申し訳ございません!!」 ふっ、と遠い目線をした鈴仙を見て――ウサギAはますます焦りを募らせてしまう。 ……この辺りも全く変わっていない。 かつて陵辱発言をして、それに対して一番恐怖を覚えていたのも彼女だった…気がする。 鈴仙「(――思い込みが激しくて、何でもすぐ悩んじゃうから、ちょっぴり面倒くさいけど。 ……それでも、この子はいつも元気で、素直で、頑張り屋さんな子だった。 ――ウサギ達の中でも、一番私の事を慕ってくれて、一番私の事を心配してくれてる子でもある)」 鈴仙は混乱してしまった彼女――ウサギAの滑らかな長髪を撫でてあげる事にする。 ウサギA「ひやっ!? れ、鈴仙さま!?」 鈴仙「(――名前…無いのよね、この子。 これだけ一緒に居て、一緒にサッカーしているのに。 ……この子に相応しい名前―――考えてみようかな?)」 落ち着けようと頭を撫でた事が逆効果となり、ウサギAの混乱はますますヒートアップ。 そんな彼女の様子もいざ知らずで、鈴仙は彼女――ウサギAの名前を考えてみることにした。
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0ch BBS 2007-01-24