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【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】
[442]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/07(日) 18:04:50 ID:r4e3J1wg 審判「(さて、次は……)」 相変わらず泣きじゃくる小傘の元を去った審判は…同じく子供(の姿をした妖怪)に対して向き直る。 ぬえ「……ちっ」 審判「(さっきの子と違って、この子はなんだか生意気な感じだな……。 だけど、そう悪質な反則では無かったしな。公正に振舞わなくては――)」 先着1名様で、 ★ぬえの運命(チームの反則が多いためやや厳しめ)→!card★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 J〜K→お咎め無し 7〜10→厳重注意 2〜6→イエローカードが出た! 1→レッドカード! JOKER→ん!? ぬえの様子がおかしいぞ…!?
[443]森崎名無しさん:2013/07/07(日) 18:05:27 ID:??? ★ぬえの運命(チームの反則が多いためやや厳しめ)→ ハート5 ★
[444]森崎名無しさん:2013/07/07(日) 18:13:47 ID:??? 公平とは・・・うごごご
[445]森崎名無しさん:2013/07/07(日) 18:19:54 ID:??? 審判「公平に泣かすのさ!」
[446]森崎名無しさん:2013/07/07(日) 18:32:52 ID:??? 審判(腐乱す)「我々はいつだって公平だ」
[447]森崎名無しさん:2013/07/07(日) 18:37:59 ID:??? 審判「小傘さんが可愛いからつい甘くなってしまった。反省はしている」
[448]森崎名無しさん:2013/07/07(日) 18:38:38 ID:??? 審判も人の子であった
[449]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/07(日) 19:42:54 ID:r4e3J1wg ★ぬえの運命(チームの反則が多いためやや厳しめ)→ ハート5 ★ 2〜6→イエローカードが出た! 審判「……悪意は無かったとは思うが、危険なプレーをしたのは事実。 この試合、今後反則が出ないようにするためにも……」 ピッ。 ぬえ「(あーあ。 つまんないの)」 実況「おっとお! ここでぬえ選手にもイエローカードが出ました! 命蓮寺ロータス! 白蓮選手の退場以降反則が目立っていますが、 それに対する抗議として、イエローカードが出されたのでしょうか!?」 有力選手の退場。度重なる反則。そして注目選手の負傷―――。 これらの要素が重なり合った結果、観客の怒りは…限界を超えてしまった。 ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!
[450]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/07(日) 19:43:54 ID:??? 観客「ふざけんな、命蓮寺ロータス!」「大人しそうな顔をしてて、やっぱり獰猛な妖怪の集まりだったんだわ!」 「天才やパスカルに飽き足らず、今度は将来有望な選手も潰しました、ってか!? ふざけんじゃねえ!」 「あーあ。 俺白蓮さんに憧れてたのに」「もうお寺に近づくのやめよっと。 危ないヤツらばっかみたいだし」 「これならヒューガーに潰されてりゃ良かったんだ!」「ヒューガーの方がまだマシだったもんな!?」 「しーね! しーね! しーね!」「妖怪の恥さらしー! 卑怯者ー!!」「命蓮寺ロータス、ね…。入団したいのだけれも」 小傘「うわああああああああん!!」 響子「ひっく…ぐすっ…(み、みすちー……これじゃあきっと、みすちーにまで迷惑かけちゃうね、私。 ごめんなさいっ…)」 一輪「(私じゃ…聖様の代わりになれないの…!?)」 マミゾウ「悪かったの、つれない態度を取ってしまって」 村紗「………遅いですよ、なんて文句は言いません。 ですから…。これからは、一緒に頑張りましょう」 マミゾウ「……うむ」 ナズーリン「(聖がもしこの試合を見ていたら、どう思うのかな。 激昂し私達を叱咤するか、絶望に打ちひしがれるか、それとも――それすらも理として受け入れるのか…)」 ぬえ「(……正体不明は好きだけど――嫌われるのはやっぱりやだな)」 星「………………」 一輪の叱咤で、一旦は元の結束を取り戻した命蓮寺ロータスのメンバーであったが。 この反則ラッシュと観客の一斉ブーイングを受けては、再び心を折られてしまう。 しかし、事態は先ほどよりも深刻。 この危機によって村紗とマミゾウが仲間意識を強めた事はともかく、 体力の殆どを失った上、自分の無力さを実感した一輪には再び彼女達を叱咤するまでの元気は無い。
[451]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/07(日) 19:44:57 ID:??? 永琳「(終わったわね…。 体力的な面はともかく、これ以上はきっと彼女達の精神が持たない。 ――後は反則と失点を恐れての消極的なプレーで後半が終了し、私達の勝利が確定するでしょう) ……佳歩、大丈夫? 一人で歩ける?」 佳歩「は…はい。 あの……小傘さん達を…あんまり…いじめないでください…」 永琳「分かってるわ(私達が彼女達を罵倒してもメリットなんてないからね)。 それより、貴女は早くベンチに向かいなさい。交代させるか、出て貰うかは後で判断するから」 足を挫いてしまった佳歩はゆっくりと歩きながら、ベンチへと向かう。 彼女の治療にもまた時間がかかりそうだった。 中山「これで……良かったのか?」 中山とパスカルは互いに近づき、小さな声で話し合う。 永らくアルヘンチノスの下部チームにて活躍してきたパスカルはともかく、 日本の学生にすぎない中山にとってはやはり、この光景は不慣れなものだった。 パスカル「自慢になるかもしれないが。 俺はナカヤマよりは沢山の場数を踏んできたつもりだ。 そして、こうした試合も経験した事はある。その上で言うと、 理不尽なまでの反則を食らい、それでも尚立ちあがれるチームか否か――それを彼女らは試されているのだと思う」 中山「……なるほど(単に実力が高くとも、思い通りには行かぬのがサッカー…そして人の運命、か)」 鈴仙「…………(練習試合だからまだ良かったけれど、このままじゃ、とっても後味の悪い結末を迎えてしまいそう。 ――私に、何か出来る事は…無いんでしょうけど)」 鈴仙は、友人達のチームの苦境を目の当たりにして苦悩する。 自分は、このドン底の状態にあるチームを励ます事が出来るのか。 そして出来たとして、自分にその資格はあるのか。
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0ch BBS 2007-01-24