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【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】
[458]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/07(日) 22:12:32 ID:??? >>444 ちょっと元の判定自体がきびしかったかもしれません(汗) >>445 ぬえちゃんは強い子だからまだ泣かないよ! …多分 >>446 審判(妹紅)「輝夜、存在がレッドカード!(われわれ審判はいつでも公平だ)」 輝夜「公平とはいったい…うごごごご」 >>447 小傘ちゃん可愛いですよね! 仕方ないよね!(ぉ) >>448 まあ…態度の悪さが判定に関わるというのは現実でもあると思うので…許容範囲ですよきっと(棒) >>457 その発想はありませんでしたw
[459]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/07(日) 22:14:30 ID:??? C:「星! 思いっきり楽しむって言ってたじゃない…! 白蓮さんが居ないなら、貴女が手本を見せてあげなくちゃでしょ!」 星「(どうして…こうなったのでしょう。 どうして……?)」 星は一人、会話をする事もなくフィールドに立ちつくしていた。 星「(私達は……聖の夢を共に叶える為、着いて行くと決意したのでは無かったのですか? そんな私達が今――聖がこの幻想郷で少しずつ叶えようとしていた夢…人間と妖怪の平等な共存を ぶちこわしにしている……! 私達は。 ううん、私は…最初から最後まで聖の足手まといでしか なかったのでしょうか……!?)」 星は本来、命蓮寺では白蓮の次に格の高い僧侶であり、白蓮の第一の弟子でもある。 彼女の教え、考え方、性格――。 星は村紗や一輪よりもより色濃く白蓮の影響を受けており、また優秀でもあった。 星は永らくその事に誇りと責任を感じていたが…。 星「(……経典の覚えが早い? 法力に溢れている……? ――そんなもの、何の役にも立っていないじゃあないですか! 私は聖を見殺しにした! 毘沙門天様から預かった宝塔を何度も失くしてしまっていた! そして――日向を前に、私は怯える事しか出来なかった! そんな私が少し自信がついて強くなって…… たったそれだけで浮かれていたんです! 私は結局…自分の事しか考えていない。 シュートを決めても、この場で皆を奮い立たせる為の言葉を持っていなければ、意味が無いというのに!)」 ――星は、自分の身勝手さ、無力さを。日向を退けて強くなったと勘違いしていた自分の滑稽さを。 改めて認識する。自分は本質として変わっていない、変われようがないのだと絶望しながら。
[460]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/07(日) 22:15:31 ID:??? 鈴仙「――星!」 そんな時だった。 ……鈴仙の言葉が星の耳に入って来たのは。 鈴仙「星! 思いっきり楽しむって言ってたじゃない…! 白蓮さんが居ないなら、貴女が手本を見せてあげなくちゃでしょ!」 星「れい、せん……」 星は試合開始前の白蓮の。そして鈴仙とのやり取りにて自分の発した言葉を思い出す。 白蓮(回想)「皆で心を通わせ合うサッカーを皆さんに見せられれば、個人技にはない、 サッカーの良さを皆さんにも知っていただけます! 妖怪も人間も平等に球を蹴る事の楽しさ! 良い勝負を通じてこれを伝えていくのだと言う事を忘れずに。 ――今日は「楽しみ」ましょう!!」 星(回想)「……そうですか。 しかし、私達にも意地や信念があります。 そしてそれは皆さんが思う以上に困難な。 ――ですので、私も、全力で「楽しんで」見せますよ!」 星「――そうか」 そして、気づく。今がその困難な時であると。 「全力で楽しむ」事の難しさを理解し、苦境であっても、その中の光を見つけ出す事。 それこそが、今の自分が出来る事ではないのか、と。 星「……そうですね。 確かに、今の私は言ってる事とやってる事がちぐはぐだ」 星は乾いた自虐的な笑いを見せる。 星「――私は不器用です。 一輪のように情に訴えかけるような熱い台詞も、村紗のように冷静で論理的な 戦術解説も出来ない。 ただ、御本尊の威光を借りて、偉そうにしているだけの、檻の中の寅にすぎない。 けれど、檻の中の寅には「もう一つ」仕事があるんだって事を、私は忘れていました。 ―――私を見てくれている人に喜んで貰う事。その人達に、勇気と希望を与えるという事を」
[461]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/07(日) 22:24:31 ID:??? 星の笑顔は――次第に何時もの潤いを取り戻していく。 背丈は幻想郷の少女の中では背の高い方である鈴仙よりも更に高いのに、 そのぱっちりとした瞳はまるで子供のように純粋で、宝石のように輝いている。 星「……鈴仙、ありがとう。 ヒューガーズの一件だけじゃなく、また助けられましたね」 鈴仙「ううん、いいのよ。 それに、私だって助かってるもの」 星「?」 鈴仙「試合前に星が「全力で楽しむ」って宣言された時、ちょっと困ってしまったもの。 ――私はあの時、試合で活躍する事とか、どうやったら練習の成果が発揮されるかとか。 全く別の事を考えてて、そんな楽しむ余裕なんてなかった。 ……けれど、星のその言葉でまた、凝り固まった視点が和らぎそうになったからね。 だから、これはおあいこ、って事!」 星「(鈴仙……!)ええ、おあいこなら仕方ありませんね! これからまた私のシュートで、遠慮なくブイブイ行かせて貰いますからね!!」 鈴仙「あはは…それはこっちもよ、星!」 鈴仙と星は、試合終了に先んじて、軽く手を握り合う。 星が見失いかけていた物。それは即ち鈴仙が今足りない物でもあったのだが…。 今の会話が、二人に同時にそれを――「全力で楽しむ」という事を、与えてくれていた。
[462]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/07(日) 22:25:44 ID:??? 鈴仙との会話がひと段落し、星はチームメイトに向き直る。 しかし、彼女は多くを語らない。得意ではないからだ。 だから、その代わりに得意な事をする事にした。 ――何事にも全力で取り組むという、たったそれだけの事を。 星「皆さん。 私は一輪や村紗のように口が達者でも頭が良い訳でもないので偉そうな事は 言えませんが――私はどんな状況になっても、「全力で楽しみ」ますから。 ……見ていて下さい」 ――チームメイト達は、それに応ずる事は出来ない。 それも仕方がない事ではあるが、星はそれを気に病んだりはしない。 星「(――聖が居ないのなら、私が。 私が命蓮寺の皆の希望にならなくてはいけません! そして皆が私をそう認めてくれるには、言葉なんていらない。 私が…最高の檻の中の寅となる事が重要です! これから先、負傷者が出ようと、反則で退場者が出ようとも。 ――私は、私らしく振舞う事でしか、皆さんに希望と勇気を与える事などできないのですから!)」 チームの絶望感は……今はまだ変わらない。 しかし、自分がこれから見せるプレーによっては、彼女らは絶望の中からも充分に得られるものを 見つける筈だと、星は確信していた。 *星の評価値が大きく上がりました。 *星の評価値が基準を越えたので、今週の定期イベントフェイズで、星との特訓イベントが発生します。 *鈴仙と星の互いの評価が、鈴仙→(友情)←星 となりました。
[463]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/07(日) 22:26:45 ID:??? そして、星が去った後の入れ替わりに永琳が訪れる。 当然、戦略についての議論の為であった。 永琳「――さて、お取り込み中のところ悪いのだけれども、二点程いいかしら?」 鈴仙「あっ…はい、師匠!? 何でしょう?」 永琳「まず一点目。佳歩をこのまま試合に出させるべきと貴女は思うかしら? 試合の勝敗は恐らくもう揺るがない。 となると、控えのウサギ達の成長を促す事も 今後を踏まえてみるとアリかもしれないと言う考えもあるからね。 当然、佳歩をもっと動かしたい、試合をもっと優位に進めたいと考えるならば 彼女を続投させるべきかもしれないけれど…治療に5分はかかるでしょうね。 次の二点目だけど…次のフリーキック。 GKまでの距離は先ほどと同じく30m程度。 だからシュートを狙おうと思っているの――私が。 というのも、ウドンゲの体力も切れかけているのと、雲居一輪と雲山がもはや脅威ではないから。 ……ただ、シュートを撃つとなると、そこそこ強力なブロッカーであるナズーリンと、 カウンターシュート使いの幽谷響子が不安材料ではあるけれどね。 ――ただ、それでも勝ち目は高いと思うわ。 ……以上について。ウドンゲ、貴女の意見を聞いてあげるわ」
[464]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/07(日) 22:28:27 ID:r4e3J1wg 鈴仙「うーん…(交代については、もう後半の18分だから、代えても良い気がするわね。 ただそうなると、誰を代わりに出すのか、ってのが問題になるけれど。 他の子だったら余り活躍出来ないかもしれないし…。 フリーキックは……私がハットトリックを狙えなくなるのはちょっと嫌かなあ、って以外は良さそうだけど。 折角だし妹紅にシュートを撃って貰っても面白いのかもしれないわね……。 分は悪いけど、新必殺シュートのヒントになるかもしれないし)」 A:「交代はしても良いと思います。 フリーキックも師匠が撃つべきです!」 B:「交代はしても良いと思います。 ですがフリーキックは私に撃たせてください!」 C:「いえ、このまま佳歩は続投させましょう。 ですがフリーキックは師匠にお任せします」 D:「いえ、このまま佳歩は続投させましょう。 そしてフリーキックも私に撃たせてください!」 E:その他 交代して妹紅に撃たせる場合は、『E 交代+妹紅に撃ってもらう』 交代せず中山に撃たせる場合は、『E 交代なし+中山に撃ってもらう』等と分かるように記入してください。 (必ずこの形式でなくてはならない、という意味ではありません) 鈴仙のフリーキック:55-1+2+(距離補正GKに+2)(1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))200消費 鈴仙のガッツ:240/760 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[465]森崎名無しさん:2013/07/07(日) 22:29:12 ID:c/DRLHvQ A
[466]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/07(日) 22:29:32 ID:??? 補足ですが、交代させるウサギは、該当の選択が為された後に、選択あるいは判定で決める事になります。
[467]森崎名無しさん:2013/07/07(日) 22:32:04 ID:S0BxJmxs A
[468]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/07(日) 23:05:21 ID:r4e3J1wg A:「交代はしても良いと思います。 フリーキックも師匠が撃つべきです!」 永琳「そう…じゃあ、どのウサギと交代させるかだけど―― 現状、ウサギBがパスにやや優れ、ウサギDはパスカットとブロックに優れている。 ウサギDを投入するとなると、少し守備寄りにフォーメーションを変える必要が出るわね」 鈴仙「うーん、そうですねえ……」 A:「ウサギBちゃんを出しましょう!」 B:「ウサギDちゃんを出しましょう!」 C:「いや、ここはウサギFちゃんでしょう!」 D:「いやいや、ここはウサギGちゃんでしょう!」 E:「姫様にはもうGKは任せられません。 出て来なさい、ウサギKちゃん!」 F:「きっとこの世界にも訪れている筈! 出て来なさい、ウサギHちゃん!」 G:「ここは佳歩に代わるサイドアタッカーが必要ね。 出て来なさい、ウサギNちゃん!」 H:「私には実は隠し弟子が居るんです。 出て来なさい、ウサギKちゃん!」(*Eとは別兎) I:「ん!? ここに素敵な旗があるわよ、ウサギAちゃん!」 J:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *某スレ主様、申し訳ございません…w
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0ch BBS 2007-01-24