※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】
[908]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 20:17:47 ID:??? こんばんは。今日も更新していきます。 ―――――――――――――――――― 〜6月2週・固定イベントフェイズ〜 【慧音達の追加練習】 そして、その日の夜。 この前鈴仙と星が特訓をしていた人里サッカーコートに、慧音と妹紅が集合していた。 妹紅「……慧音、傷大丈夫?」 慧音「ふふ。 大丈夫さ。 それに、――これしきのシュートで倒れていては、とてもじゃないがこの先勤まらん」 妹紅「あ〜! 言ったな、慧音! アレだって私にしては全力のシュートだったんだから!」 慧音「…それでも、レミリア・スカーレットや霧雨魔理沙のそれと比べたら。 いや、鈴仙のシュートすらよりも、お前のシュートは軽い。 ――今は、な」 妹紅「今は、か。 ――それなら…話は早いね!」 慧音「そうだ、妹紅! お前のシュートを受け止めて私は一流のスイーパーとして返り咲き! そしてお前は、八意永琳にも負けぬ一流のユーティリティプレイヤーとなる! さあ行くぞ! 追加授業の始まりだ―――!」
[909]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 20:18:48 ID:H8Xa3f5Q 妹紅と慧音は、シュートをブロックで打ち返す練習を再び繰り返した。 先着2名様で、 ★妹紅のシュート練習→!card★ ★慧音のブロック練習→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 【妹紅の成長表】 JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収) 13→+2! 2〜12→+1! 1→効果が無かった。 【慧音の成長表】 JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収) 13→+2! 2〜12→+1! 1→効果が無かった。
[910]森崎名無しさん:2013/07/16(火) 20:19:22 ID:??? ★妹紅のシュート練習→ ハート4 ★
[911]森崎名無しさん:2013/07/16(火) 20:20:21 ID:??? ★慧音のブロック練習→ クラブK ★
[912]森崎名無しさん:2013/07/16(火) 20:27:58 ID:??? これで慧音のブロックは47になったかな
[913]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 20:36:42 ID:??? ★妹紅のシュート練習→ ハート4 ★ →妹紅のシュート+1! ★慧音のブロック練習→ クラブK ★ →慧音のブロック+2! 慧音「(妹紅が……あの妹紅が! あんなに激情に打ち震えて…そして、それをコントロールしていたんだ! だが私は――そんなお前にどこまでも着いていかせて貰うぞ!)うおおおおおおっ!」 ギュウウウウウン! 慧音「三種の神器――鏡!」 ギュウウ……バアアアアアン!!! 妹紅「わ、私のフジヤマヴォルケイノが――! すごいや、慧音!」 妹紅の弾丸シュート―フジヤマヴォルケイノを軽々と胸でトラップしてみせる慧音。 ネオヴォルケイノの開発に伴い大分強化された妹紅のシュートの威力は、 フジヤマヴォルケイノでも多くのGKに対して優位に立てるまでに成長していた。 これまでの慧音では、必殺技を使ってでも吹き飛ばされかねなかった威力のシュート。それを完全に防ぎきったのだ。 慧音「――よし! これで昼の分の失敗はおあいこだな!」 いつもの彼女からは想像できない明るさと可愛らしさで笑顔を弾けさせる慧音。 それは自分の練習が上手く行った喜びというよりも。 慧音「(――よし! 私はまだ…取り残されていない! まだ私は一線で戦える――妹紅と共に!)」 長年の相棒に取り残されなかった。また明日からも相棒と戦えるという喜びの方が大きいようだった。 *妹紅のシュートが+1されました。 *慧音のブロックが+2されました。
[914]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 20:42:02 ID:??? 文章パートに入るので、一旦ここまで。 >>912 それで合っています!慧音さんも成長して良かったです…(汗)
[915]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 23:03:08 ID:??? お待たせしました(?)今から文章パートを始めて行きます。 注意事項は相変わらずですが。 ちょっと作者の書いていく幻想郷像やキャラクター像は 原作の物と大きく異なるかもしれません。作者も求聞史記や求聞口授等で勉強して書いているつもりですが、 明らかに矛盾しているとなったら……すみませんが、こういう設定なんだとご理解をお願いします。 ……静葉さんが地獄の住人になりかけたりしてるのに今さらかもしれませんが(汗)
[916]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 23:04:13 ID:??? 【fight one evil with another】 〜???〜 地面が無い空間、空が無い空間。全ての無と有が融合し合ったカオス。 人間の血肉を連想させる濃い赤紫のその空間には無数の瞳が存在しており、 その瞳の一つ一つのレンズには――それぞれ全く別の空間、世界が映る。 ―――来生「ハッハア! 俺様が点取り屋、来生哲兵だ〜!!」 一つの瞳には夜の湖で妖精相手に戯れる天然パーマの少年が。 反町「(――よし、強烈なシュートだ!)」 一つの瞳にはひたすら夜空に向かって右脚を振り上げ続ける優等生風の少年が。 岬「(一体あの人は何を考えているんだろう? 僕たちを招集してからこれまで、ずっとコートの走りこみしかさせないなんて…)」 一つの瞳には深くを考えながらもそれを隠す事に長けた様子の線の細い少年が。 ――――若島津「フンッ! ハアッ! キイエエエエ〜〜〜!!!」 一つの瞳には夜に蠢く野蛮な妖怪共を相手に果敢に立ち向かう長髪の少年が。 パスカル「(もしもアイツがここから攻めて来たら……)」 僅かな明かりと共に今は居らぬ親友とのサッカーを空想する前髪の長い少年が。 中里「ふhhhh! これは中々の上玉でゴザルな! キープしといてやるでゴザル!!」 人里の若い女性が水浴びをしている姿を鼻を伸ばしながら観察する忍者装束の少年が。
[917]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 23:05:17 ID:??? そして、その瞳が映しているのは彼らに留まらない。 ――それらは全て、ここ最近外界から幻想郷へとやって来た少年達。 やはり日本人が多いようだが……中にはチラホラと外国人の姿も見受けられる。 彼らは総じてサッカーを得意とし、幻想郷の各地にて活躍をしているようだった。 総じて一つの瞳が一人の少年の姿を追いかけている様子だったが――。 その中央(この境界が極めて曖昧な世界でこのような表現をしても良いのだろうか) に位置する多くの瞳は、それらが一斉にとある一人の少年の様子を必死に覗き込んでいる様子だった。 「……はあ、はあ…!」 シュッ……バッシイイイイン!! その少年は――夜遅くであるにも関わらずその身体を動かし続けていた。 最近の試合の連続は彼のブランクを解消させるに極めて役立ち、この三カ月で彼の実力はその全盛期。 すなわち、全国中学サッカー大会に臨んだ時の水準にまで回復していたのだったが。 「駄目だ……! まだこの程度の努力では――あいつらに追いつけん!」 しかしそれでも彼は慢心せず、ひたすらに練習に打ち込む。 彼は分かっていた。自分はようやくスタートラインに立ったに過ぎないのだと。 それも自分の仲間やライバルが既に二週も三週も先行しているレースのスタートラインに。 彼は人知れず叫ぶ。 「俺は……俺はきっと追いついてみせるぞ! 翼、岬、日向。 三杉! そして――!!」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24