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アク規中代理カキコ依頼スレその3
[131]森崎名無しさん:2013/08/07(水) 02:01:01 ID:??? 行って来ます
[132]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/07(水) 23:55:43 ID:kaV5qZpI >C ヘルナンデスに話しに行く。 森崎「ヘルナンデスの泣きっ面でも拝んでおくか…」 森崎はイタリア側のゴールライン上に寝そべり天を仰ぐヘルナンデスに近づいて行った。 そこには既に葵と言う先客が居た。 葵「ジノ…大丈夫?」 ヘルナンデス「大丈夫さ…ただ単に疲れただけだ。何処も怪我なんかしていないよ」 葵「そ、そうか…えっと…」 ヘルナンデス「…有難う、アオイ」 葵「えっ?」 ヘルナンデス「お前がインテルに来た事で、俺は一対一のドリブラーへの耐性をつけやすくなった。 チームが0−0で引き分ける頻度も下がったから、俺がキャプテンとして責任を問われる事も無くなった。 お蔭でインテルに居続けられたし、アルゼンチンへのリベンジも成功した。お前のお蔭だよ」 葵「そ、そんな!そんな事言ったら俺の方がジノにどれだけ助けられたか!強くなれたのもそうだけど、 あの日ジノが俺がテストを受けられる様にしてくれなかったら今の俺は居ないんだよ!」 森崎「(うわあ、予想通りに青臭い会話だぜ)」
[133]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/07(水) 23:56:47 ID:kaV5qZpI A 「その辺にしとけ葵。今のお前はこいつを倒した敵なんだぜ」葵を諌める。 B 「ようヘルナンデス。宣言通り大分マシになったじゃねーか」ヘルナンデスを褒める。 C 「葵からはジノなのにヘルナンデスからはアオイなんだな?」横槍を入れる。 D 「頑張ったなヘルナンデス。でも残念、今回も俺の勝ちだ!」挑発する。 E 「ようヘルナンデス。俺を欲しがりそうなクラブはないか?」強引に割り込む。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて ☆2013/8/8 00:30:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[134]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/07(水) 23:58:35 ID:kaV5qZpI 上記2レスのコピペをお願いします。
[135]森崎名無しさん:2013/08/08(木) 00:14:20 ID:??? 行ってきます
[136]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/13(火) 00:53:16 ID:g4x4Sa/U >B 「ようヘルナンデス。宣言通り大分マシになったじゃねーか」ヘルナンデスを褒める。 葵「あ、森崎さん…」 ヘルナンデス「大分マシ、か…君の性格から考えれば、かなりの褒め言葉なのかな?」 森崎「良く分かってるじゃねーか。俺は雑魚には雑魚ってハッキリ言うぜ」 森崎はヘルナンデスと葵の会話が一段落したタイミングを見計らって声をかけた。 それに伴いヘルナンデスが疲労を踏みしめる様にゆっくりと立ち上がる。 森崎「なんだ、随分辛そうだな。寝ていなくて良いのか?」 ヘルナンデス「君に見下ろされているのは気分が良くないからさ」 森崎「そいつは無意味だな。結局お前は表彰台の上の俺を見上げる運命にあるんだぜ?」 ヘルナンデス「…そうだな。準優勝であろうと優勝であろうと、3位決定戦に行く俺には はるか上の存在だ。これで俺は君には…いや、イタリアは日本には2連敗だな」 森崎「そういう事だ。まあ今回は2人も退場者が出たから仕方ないって言って貰えるんじゃないか?」 ヘルナンデス「それを敗因にするなら、Jrユース時代戦力が整っていなかった事も敗因にするさ。 運も実力のうち。君は俺程不運じゃない。それを含めて君の方が強いと言う事なんだろう」 葵「(な、なんか…険悪なのか、友好的なのか、良く分からないやり取りだ…)」 勝者である森崎と敗者であるヘルナンデスの間では歴然とした立場の差があり、 それを踏まえた両者の会話は何時口論に変わってもおかしくない物だった。 だが傍に居る葵の心配とは裏腹に、二人の会話はあるラインを越えずに淡々と続いていく。
[137]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/13(火) 00:54:45 ID:g4x4Sa/U ヘルナンデス「ところで、君は今ブラジルでプレイしているんだったな」 森崎「ん?ああそうだ。この大会の後にヨーロッパに行くつもりだがな」 ヘルナンデス「それなら、ユベントスが今若手キーパーを見繕っているらしいと言っておくよ」 森崎「なんだ、良いのかそんな事教えちまって」 ヘルナンデス「問題ない。これから君とは何度も戦う事になるだろうから、どうせなら 機会が多い方が良いと思っただけだ。ユベントスならクラブの格に不足はないだろう… 君がジェンティーレと仲良く出来るかどうかはまた別問題だが」 森崎「へっ、どうせワールドユースで優勝すりゃこっちがクラブを選べる立場だ。 まあ一応ユベントスの事も覚えておくか。ありがとよ」 ヘルナンデス「…さらばだ。きっとまた会うだろう。アオイ、決勝戦頑張れよ」 葵「あっ、うん…有難う、ジノ!またインテルでプレイしようなー!」 ヘルナンデス「(アオイだとトップに上がれても、レンタル移籍に使われそうな気もするな…)」 結局二人のGK、二人のキャプテンの会話は和やかさこそ無かったものの平穏に終わった。 お互い性格も価値観もまるで違う事を最初から認識した上で交流すれば、遺恨は発生しにくい物である。 とは言え勝敗の立場が逆転していた場合は、森崎が復讐に燃えていたであろう事も想像に容易い。 チームメイトに声をかけ、静かに引き上げるヘルナンデスの背中にはまだ観客の拍手が注がれていた。
[138]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/13(火) 01:02:43 ID:g4x4Sa/U 上記2レスのコピペをお願いします。
[139]森崎名無しさん:2013/08/13(火) 02:01:09 ID:??? いってきます
[140]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/15(木) 00:44:05 ID:jjwF4Q86 森崎がヘルナンデスと親睦を深めていると取れなくもない会話をしている頃、 もう二つイタリアと日本の主力選手が語り合う場面があった。 一つはこの試合何度も対決を繰り返したアルシオンと中山である。 中山「ちょっといいか?」 アルシオン「なんだ?礼儀的にナイスゲーム、決勝戦も頑張れ、と言う位ならするが」 中山「いや、お前はそういう事を礼儀以上に尊ぶ奴じゃないだろうと思っているから それは別にいい。ただ…お前に礼を言っておきたくてな」 アルシオン「俺に対する礼か…俺に勝った事で名声を得られそうだからか?」 中山「それもあるが、周囲の評価以上に俺が自信を得られた。お前に対抗できたんだ、 決勝の相手がブラジルとドイツのどっちでももう負ける気がしない」 アルシオン「そうか。確かに俺以上のMFはそのどちらのチームにも居ないな」 中山「…褒めておいてなんだけど、お前凄い自信たっぷりだな… 勝つ為には何でも躊躇なくやる所もそうだけど、なんかウチの森崎に似ているよ」 アルシオン「ナンバー1を狙うのなら自信は必須だ。ビッグマウスだと叩かれる。 期待外れだと罵られる。身の程知らずだと嘲笑われる。大恥をかくリスクを背負う。 全てナンバー2以下ではなくナンバー1になる為に必要な過程であり、試練だ」 中山「…なるほどな。お前の強さの秘訣はそれか。肝に銘じておくよ」 アルシオン「是非そうしておけ。お前がつまらん事でこの先腐るのは見たくない。 さて、そろそろクールダウンに入りたいから失礼するぞ。さらばだ」 ザッザッザッ…
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0ch BBS 2007-01-24