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アク規中代理カキコ依頼スレその3
[14]2 ◆vD5srW.8hU :2013/07/24(水) 00:56:06 ID:/+Kg72l+ ヘルナンデス「(なんだこれは)」 最初にヘルナンデスが感じたのは痛みだった。彼の基準ではそれなりに速いがそれだけの筈のシュートを ワンハンドキャッチした彼の右手にヒビが入る様な痛みが走り、それが右腕全体に広がっていく。 次に右腕全体が鉛の様に重くなり、それに呼び寄せられたかの様にどんどん全身が悲鳴を上げ始めた。 ヘルナンデス「(さっきまでこんなことなかったのに)」 僅か3分前にちゃんと給水した筈なのに、口も喉も砂漠を彷徨っているかと思う程カラカラに感じる。 肺は底が抜けたのかと疑いたくなる程際限なく酸素を要求し、心臓が弾けそうに高鳴っている。 補助的にしか使っていない筈の左腕まで肩から力なくぶらさがり、右腕を助ける余力など何処にもない。 腰と膝が度重なる瞬発力の徴収に錆びた歯車の様に軋み、脚はもう立っていたくないと泣き叫ぶ有様。 ヘルナンデス「(おれのからだどうなって)」 こんな状態でも本能的にスローイングを行い素早くボールをアルシオンに戻せたのはむしろ不幸だったかも知れない。 やるべき事はやったのだが、それを体に命じた覚えがない為に自分の体の異常に対する恐怖を倍増させた。 ヘルナンデス「(せかいがしろいおとがきこえない)」 酷使している右腕への激痛は覚悟していた。諸々の異常は一つ一つ冷静に考えればただの過労でしかない。 だがゴールキーパー故に倒れる程疲労した経験の無いヘルナンデスがこれ程までに神経を削られた状況で それに気付ける筈がなく、体力の欠如を補う為の精神力ですら敵に回ってしまった。 結果として特に支障がない筈の五感まで些細な異常を肥大化して捉え、彼の意識は不安定になった。 視界があやふやになり、騒がしい筈の競技場が妙に静かに感じる。 ヘルナンデス「(…いや、大丈夫だ。大丈夫…大丈夫…)」 無論そんな状態が長続きする訳もなく数秒もしない内に彼の五感は正常化したが、 その臨死体験の様な僅かな時間はとっくに張りつめていた彼の神経を更にいたぶったのは言うまでもない。
[15]2 ◆vD5srW.8hU :2013/07/24(水) 00:57:11 ID:/+Kg72l+ 放送「しかーーーーーーーしっ!!これも止めた!完全なキャッチングそして即カウンター!! もう断言してよいでしょう、我々は今、伝説を目撃しているのだと! 圧倒的劣勢に陥ったチームを何があろうとも守り抜く守護神伝説!その神の名はジノ・ヘルナンデス! イタリアの至宝たるパーフェクトゴールキーパーのジノ・ヘルナンデスです!!」 ウワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!! 観客「う、ウソだろ!?」「なんだよこいつ…!」「こ、これで22本目だっけ?日本のシュート…」 「どうやったらあそこまで耐えきれるんだよ…」「セービングも凄いけど、持久力が化け物だ…」 ヘルナンデスの過労は遠くから理解できる物ではなかった。観客には“未だに疲れないのか!?”と誤解される始末である。 全日本メンバー「ちくしょう、これもかよ…」「だけど、次の一本は!」「もうあいつはヘロヘロだ!」 イタリアメンバー「や、ヤバい!」「これ以上は死んでも撃たせるなーっ!」「ヘルナンデスを守れーっ!」 現場で戦っている当事者達にもヘルナンデスが意識を失いかけたのは分からなかった。 だが彼が疲労でどんどん動きが鈍くなっているのは理解できた。 アルシオン「(後12〜13分…ここが、勝つ為の最後のチャンスだ!)」 このタイミングでアルシオンは再び頭脳を高速回転させた。 アルシオン「(とりかごは…ダメだ。今度は潰れているのはツバサだけだ。ストラットに二人マークが つく事を考慮しても7対7…人数的には互角の状況で一度見せた戦術をもう一度使っても 10分以上ボールキープし続けようと言うのは分が悪すぎる勝負だ………ならば!)」 葵「(チャンス!アルシオンがよそ見している!)」 新田「(ええい畜生、もう一発撃てば!)」 三杉「(ここで奪えば、イタリアにトドメが刺せる)」
[16]2 ◆vD5srW.8hU :2013/07/24(水) 00:59:32 ID:/+Kg72l+ 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、★も含めて一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★アルシオン ドリブル (!card) 76+(!dice + !dice)=★ ★葵 タックル (!card) 70+(!dice + !dice)+(人数補正+1)=★ ★新田 タックル (!card) 69+(!dice + !dice)+(人数補正+1)=★ ★三杉 タックル (!card) 74+(!dice + !dice)+(人数補正+1)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→アルシオン、ドリブル突破。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (バンビーノがフォロー)(翼がフォロー)(日向がフォロー) ≦−2→全日本ボールに。 【>>5-7に載っているルール以外の補足・補正・備考】 アルシオン:クラブ以外で「芸術的なドリブル(+5)」、 「スキル・ファンタジスタ(2D6が2の場合12扱い、3の場合11扱い)」所持 葵:スキル「ダイナモ(ガッツが0以下になるまでガッツ切れペナを受けない)」発動中 新田:ダイヤで「隼タックル(+2)」 三杉:ダイヤかハートで「クレセントタックル(+2)」
[17]2 ◆vD5srW.8hU :2013/07/24(水) 01:00:43 ID:/+Kg72l+ 上記4レスのコピペをお願いします。
[18]森崎名無しさん:2013/07/24(水) 01:01:13 ID:??? 行ってきます
[19]2 ◆vD5srW.8hU :2013/07/24(水) 21:16:19 ID:/+Kg72l+ ★アルシオン ドリブル ( ハートJ ) 76+( 5 + 2 )+(芸術的なドリブル+5)=88★ ★葵 タックル ( クラブJ ) 70+( 3 + 4 )+(人数補正+1)=78★ ★新田 タックル ( スペード5 ) 69+( 6 + 4 )+(人数補正+1)=80★ ★三杉 タックル ( スペード6 ) 74+( 3 + 4 )+(人数補正+1)=82★ MAX【攻撃側】−MAX【守備側】≧2→アルシオン、ドリブル突破。 ----------------------------------------------------------------------------- 放送「アルシオンくんに3人がプレスをかけに行った!」 アルシオン「渡さん。このボールは渡さん」 ビュウゥウウウウン… スタタタタ… 葵「(あれ?もうかわされた?)」 新田「(ち、畜生!モノが違いすぎる!)」 三杉「(彼は未だに疲れていないのか!?)」 放送「しかしアルシオンくん簡単にかわしました!やはりこの人にボールが渡ると 滅多な事では奪える気がしません。そのままガンガン上がってきます!」
[20]2 ◆vD5srW.8hU :2013/07/24(水) 21:17:27 ID:/+Kg72l+ 森崎「ちっくしょー、うちの攻撃陣の情けなさには涙が出そうだぜ。 まーたアルシオンにボール渡させやがって。アルシオンはこのままドリブルで 上がってくるつもりだろうな。それを踏まえてどう守るか…」 A 日向と翼にもディフェンス参加を要請する。 B 戻りながら守ってアルシオンを疲弊させる。 C チェックに行くよりもPA固めを優先する。 D 中山にオーバーラップさせ高い位置で守る。 E あえてストラットのマークを解いてみせる。 F ここでは指示を出さず各々の判断に任せる。 G 指示より超モリサキモードを使うべき時だ! http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて ☆2013/7/24 22:30:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[21]2 ◆vD5srW.8hU :2013/07/24(水) 21:18:57 ID:/+Kg72l+ 上記2レスのコピペをお願いします。
[22]森崎名無しさん:2013/07/24(水) 21:20:39 ID:??? いってきまう
[23]森崎名無しさん:2013/07/24(水) 21:21:52 ID:??? 完了しました
[24]2 ◆vD5srW.8hU :2013/07/24(水) 23:56:18 ID:/+Kg72l+ >G 指示より超モリサキモードを使うべき時だ! 森崎「ここは指示を出すよりもこうだな。かっ!」 ゴゴゴゴゴ… ピカッ! 超モリサキ「よーし、これで何をやってこようがヘッチャラだぜ!」 放送「アルシオンくん単独突破!チーム単位での消耗が激しい日本、あまりプレスをかけられません。 特に中盤の要たる翼くんが怪我と疲労でまともに動けないのは苦しいでしょう。 アルシオンくんの単独突破を許しヴァイタルエリア目前まで辿り着かせてしまいました」 中山「よし、俺が行く!次藤はブロックに備えていてくれ!」 次藤「既にそうしちょるばい。全力でぶつかれ!」 アルシオン「(ナカヤマとの一対一か…)」
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0ch BBS 2007-01-24