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アク規中代理カキコ依頼スレその3
[165]森崎名無しさん:2013/08/21(水) 22:06:10 ID:??? 行ってきます
[166]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/26(月) 21:30:47 ID:s5Z4bsC+ >A 「まだだぜ。そのお礼は、優勝してからの方がいいだろ?」 陽子「………森崎くんらしいね…この大会で優勝した後は、 オリンピックもワールドカップも優勝してからの方がいいって言っていそう」 森崎「おいおい、いくら俺でもたまには休むぞ?この大会の後は流石に休養を入れるさ」 陽子「そっか…そうだよね…森崎くんを見ていると一体何処まで行くのか、 急ぎ過ぎて墜落したりしないか不安になるけど、ちゃんと休みも取るつもりなら安心かな」 森崎「(なんか…変な気分だな…)」 二人の会話に甘い雰囲気が漂い始め、森崎は自分の感情を持て余し始めた。 思えばこれほど肩に力を入れずに話し合い、純粋に労りの気持ちを向けられたのは何時以来か。 ライバルや敵とは常に嘲り合い、仲間からは支持を集める為強さを見せ続け、 それらの疲れを勝利の愉悦以外の何かで癒す事はあっただろうか。 森崎「(もう少し、何か話す事ないかな…)」 もう少しこの時間を楽しみたい。森崎は素直にそう思った。 だが陽子の思惑は違った。 陽子「…それじゃ、森崎くんが頑張り過ぎで倒れたりしなさそうだって安心できたし…私は仕事に戻るね」 森崎「えっ?もうかよ。メシぐらい一緒に食わないか?」 陽子「ごめん、これから日本に飛ばないといけないから。もうそろそろ空港に行かないと。それじゃあ、またね!」 スタタタ… 森崎「…ちぇっ。いい雰囲気かと思ったのになあ」
[167]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/26(月) 21:31:56 ID:s5Z4bsC+ 陽子は仕事に戻るといい、足早に立ち去って行った。 仕事と言われてしまってはそれを邪魔する訳にはいかない森崎は見送るしかない。 森崎「まあいいか。ある程度口説けたし、いい反応だったし」 やがて森崎は今日の所はこれで十分だと納得し、気を取り直してホテルの外に向かった。 彼は知らない。婦人用化粧室に駆け込んだ陽子が胸を押さえながらため息をついていた事を。 陽子「あぶない、あぶない…何をやっているのかしら、私」 仕事の話は嘘ではなかった。だが空港に行く前に夕食を共にする時間くらいは十分あった。 ただ単に彼女が踏み出せなかっただけだった。 陽子「…これでいいのよ。決勝戦なんて大一番の前に、私の事で気を散らさせる訳にはいかないんだから。 だからあの対応でいい筈。深入りしちゃ、ダメ………だったら最初からそんな雰囲気にするべきじゃなかったわよね。 本当に何やってるんだろ。臆病だなあ、私。あの頃から全然変わっていないじゃないの。ああもう…」
[168]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/26(月) 21:35:29 ID:s5Z4bsC+ 上記2レスのコピペをお願いします。
[169]森崎名無しさん:2013/08/26(月) 21:58:27 ID:??? 行ってきます。
[170]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/27(火) 01:22:17 ID:VjSf+QbA 一時の安らぎを得た全日本ユースとは裏腹に、決戦を控えた2チームがある。 ドイツユースとブラジルユースである。 当然彼らは明日の準備に忙しい夜を送っていた。 〜ドイツユース宿舎、会議室〜 ルディ「以上がブラジルユースの選手達のデータと予想スタメンだ。しっかり頭に叩き込んでおけ。 流石はブラジルと言わざるを得ないタレントの宝庫だが、つけいるスキはいくつもある」 シュナイダー「(やはり相当に強いな…日本以上かも知れん。だが、戦い様はある)」 ルディ「マーガス、まずはお前の働きが重要となるぞ。相手の跳ね返し屋、アマラウも中々の物だが 断言する、お前の方が有利だ。お前のチャンスメイクが攻撃の鍵になるぞ」 マーガス「はい!」 シュナイダー「(マーガスはポストプレイヤーとしては世界一になれる男だ)」 ルディ「シュナイダー、お前は当然厳しいマークに晒されるだろう。だがそんなのは何時もの事だ。 相手はボール狩り役のドトールとジェトーリオ、ブロッカーのディウセウ、そしてセービングに長けた ゲルティスと一通り揃った守備体制だ。お前も相手と状況に応じて適切な攻め方をしろ」 シュナイダー「はい(俺は世界一のストライカーとして勝利をもぎ取ればいい。それだけだ)」 ルディ「無論相手もこちらの得意な攻撃パターンをむざむざ使わせてはくれないだろう。 どちらが主導権を握れるかは中盤での攻防にかかっている。各々の役割をしっかりと把握するんだ」 カルツ「(向こうは恐らく4−4−2。こっちは3−5−2だ。5対4で負ける訳にゃいかんぜよ)」
[171]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/27(火) 01:24:14 ID:VjSf+QbA ルディ「ポブルセン、お前はパスワークに振り回されるな。誰が決定的な場面で切り込もうとしているか カンを働かせてアタックするんだ。そしてボールを持ったら時折パスを織り交ぜつつ何時も通り敵陣に向かって突撃しろ」 ポブルセン「はい…」 シュナイダー「(ポブルセンは愚かな狂犬だが、敵に噛みつかせれば十二分に役に立つ)」 ルディ「メッツァ、お前のロングパスは何時も以上に重要になる。ブラジルの中盤はどちらかと言えば パスカットが苦手だ。お前がどれだけスムーズに前線につなげられるかで攻撃回数が左右される」 メッツァ「はーい」 シュナイダー「(メッツァはパサーに徹する計算しやすい戦力だ。常に敵を困らせる事が出来る)」 ルディ「カペロマン、お前はメッツァの逆サイドに配置されている分攻め易くなる筈だ。 マークを集められたらしめた物だと味方を上手く使え。守備参加も忘れるなよ」 カペロマン「はい」 シュナイダー「(カペロマンのサイドアタックとコーナーキックは分かり易く強力な武器だ)」 ルディ「カルツ、お前は守備参加は勿論だがそれ以上にボールキープ役として働かなくてはいけない。 ブラジルは前線の守備力も高い。チームメイトが奪ったボールを奪い返されないのがお前の仕事だ」 カルツ「はいっと」 シュナイダー「(カルツは大きな武器はないが、決定的な仕事に必ず絡む頼れる男だ)」
[172]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/27(火) 01:25:20 ID:VjSf+QbA ルディ「シェスター、お前が中盤の守備の要だ。ブラジルはチーム全体としてドリブルのレベルが高いが パサーも数人居る。奴らが何をしてきても良い様に備え、向こうのシュート数を減らすんだ」 シェスター「はい!」 シュナイダー「(シェスターはウチの中盤に足りない守備力を提供してくれる貴重な存在だ)」 ルディ「中盤の対策は以上だ。だがこれでも攻め込まれる時、シュートを撃たれそうになる時はあるだろう。 いざそうなった時、DF達とGKはどうすればいいのか。次はそこに共通認識を図る」 フライハイト「(現実的な勝利を目指すのなら失点は1点が限界だ)」 ルディ「クランケ、恐らくブラジルはサイドアタックをしてこないだろう。ミドルシューターが多いチームだからだ、 わざわざセンタリングを上げる必要がない。中央に寄せて前に出て、ラストパスのカットを狙え」 クランケ「はい」 シュナイダー「(クランケはラストパスに割り込む専門家)」 ルディ「ヨハンセン、お前はカルロスの相手に集中しろ。奴は世界トップクラスのドリブラーだが お前なら対抗できる。無論味方と協力してな。カルロスが近寄り過ぎるのを阻止できれば失点率はグッと下がる」 ヨハンセン「はい」 シュナイダー「(ヨハンセンはエース殺し)」 ルディ「フライハイト、お前にはもっとも難しい役割を頼む事になる。ゴール前にひっついていれば 良い訳でもなく、無暗に飛び出しても藪蛇だ。臨機応変にとしか言えん。だがやってみせろ」 フライハイト「…はい」 シュナイダー「(フライハイトはハイレベルな万能選手だ。こいつになら最終ラインを任せられる)」
[173]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/27(火) 01:26:48 ID:VjSf+QbA ルディ「ミューラー、お前には特に言う事はない。強いて言えば飛び出しの機会はあまり無いだろうから 無理に飛び出しを狙おうとせずどっしりと構える位だ。パンチングでしっかりと防いでいけば大丈夫だ」 ミューラー「はい シュナイダー「(ミューラーはサイクロンもライトニングタイガーも防げる。何の心配もない)」 ルディ「作戦は以上だ。最後に一言だけ言っておく。準決勝でブラジルに当たった事を不運に思うな。 むしろ幸運に思え。最強を証明する為には倒さなくてはならない相手なのだ、ならば早い内に済ませてしまうんだ」 ドイツメンバー『はい!』 ルディ「ドイツサッカーの、お前たちの強さを見せつけてこい!!」 ドイツメンバー『はい!!』 シュナイダー「(そう…最強のサッカー王国の称号をブラジルから奪い、それを手土産に決勝戦で 日本と決着をつける!サッカー選手としてこれ以上ない程のシチュエーションだ。嬉しくない筈がない。 勝つ。勝てるのではない、勝つ!俺達は勝って頂点を手に入れて見せる!)」
[174]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/27(火) 01:28:02 ID:VjSf+QbA 1時を過ぎてしまいましたが、上記4レスのコピペをお願いします。
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0ch BBS 2007-01-24