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アク規中代理カキコ依頼スレその3
[172]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/27(火) 01:25:20 ID:VjSf+QbA ルディ「シェスター、お前が中盤の守備の要だ。ブラジルはチーム全体としてドリブルのレベルが高いが パサーも数人居る。奴らが何をしてきても良い様に備え、向こうのシュート数を減らすんだ」 シェスター「はい!」 シュナイダー「(シェスターはウチの中盤に足りない守備力を提供してくれる貴重な存在だ)」 ルディ「中盤の対策は以上だ。だがこれでも攻め込まれる時、シュートを撃たれそうになる時はあるだろう。 いざそうなった時、DF達とGKはどうすればいいのか。次はそこに共通認識を図る」 フライハイト「(現実的な勝利を目指すのなら失点は1点が限界だ)」 ルディ「クランケ、恐らくブラジルはサイドアタックをしてこないだろう。ミドルシューターが多いチームだからだ、 わざわざセンタリングを上げる必要がない。中央に寄せて前に出て、ラストパスのカットを狙え」 クランケ「はい」 シュナイダー「(クランケはラストパスに割り込む専門家)」 ルディ「ヨハンセン、お前はカルロスの相手に集中しろ。奴は世界トップクラスのドリブラーだが お前なら対抗できる。無論味方と協力してな。カルロスが近寄り過ぎるのを阻止できれば失点率はグッと下がる」 ヨハンセン「はい」 シュナイダー「(ヨハンセンはエース殺し)」 ルディ「フライハイト、お前にはもっとも難しい役割を頼む事になる。ゴール前にひっついていれば 良い訳でもなく、無暗に飛び出しても藪蛇だ。臨機応変にとしか言えん。だがやってみせろ」 フライハイト「…はい」 シュナイダー「(フライハイトはハイレベルな万能選手だ。こいつになら最終ラインを任せられる)」
[173]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/27(火) 01:26:48 ID:VjSf+QbA ルディ「ミューラー、お前には特に言う事はない。強いて言えば飛び出しの機会はあまり無いだろうから 無理に飛び出しを狙おうとせずどっしりと構える位だ。パンチングでしっかりと防いでいけば大丈夫だ」 ミューラー「はい シュナイダー「(ミューラーはサイクロンもライトニングタイガーも防げる。何の心配もない)」 ルディ「作戦は以上だ。最後に一言だけ言っておく。準決勝でブラジルに当たった事を不運に思うな。 むしろ幸運に思え。最強を証明する為には倒さなくてはならない相手なのだ、ならば早い内に済ませてしまうんだ」 ドイツメンバー『はい!』 ルディ「ドイツサッカーの、お前たちの強さを見せつけてこい!!」 ドイツメンバー『はい!!』 シュナイダー「(そう…最強のサッカー王国の称号をブラジルから奪い、それを手土産に決勝戦で 日本と決着をつける!サッカー選手としてこれ以上ない程のシチュエーションだ。嬉しくない筈がない。 勝つ。勝てるのではない、勝つ!俺達は勝って頂点を手に入れて見せる!)」
[174]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/27(火) 01:28:02 ID:VjSf+QbA 1時を過ぎてしまいましたが、上記4レスのコピペをお願いします。
[175]森崎名無しさん:2013/08/27(火) 01:30:22 ID:??? 行ってきます。
[176]175:2013/08/27(火) 08:43:45 ID:??? すみません、3レス投稿した所で寝落ちしてしまったようです。 4レス目を投稿してうさった方、ありがとうございました。
[177]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/28(水) 00:02:04 ID:kMWujnmo 〜ブラジルユース宿舎、会議室〜 ロベルト「さて、ドイツユースのデータおさらいは以上だ。もうするまでもないとは思うがな」 ブラジルメンバー『………』 ロベルト「改めて言うまでもなく、ドイツは強い。ここまではずっと楽勝続きだったが、 ドイツ相手にはそうはいかん。よって…今回から本気を出せ。許可する!」 マウリシオ「よっしゃあ!」 ザガロ「やっとか…鬱憤が溜まっていたぜ」 ネイ「派手に遊ぶかあ!」 ロベルト「騒ぎすぎるな。次は具体的な作戦内容だが、既にサンタマリアと 話し合い決めた作戦があるので、サンタマリアにそれを解説してもらう」 サンタマリア「はい。みんなきけ、ドイツ相手にやる事は3つのシンプルな作戦だ」 ジェトーリオ「3つ?今回は少な目だね」 サンタマリア「それ程目立った穴がなく、しかも武器が多いハイレベルなチームが相手だからだ。 アレコレ細かい指示を出して朝令暮改的な事態に陥るよりも、やるべき事を分かり易くまとめ 後は各々の状況判断に任せる方が上手くいく。特に俺達の場合はな」 トニーニョ「始めてくれ。2トップ対策、攻撃権の独占、そしてシュートラッシュだったな」 サンタマリア「そうだ。まずは相手の得点源をどうするかの作戦、2トップ対策だ。 マーガスに自由にポストプレイをさせているとその分シュナイダーがシュートを撃ち放題だ。 無論オフサイドトラップによって回数を減らさせるが、それだけでは対策にならん。 よってまずはアマラウに任せるだけじゃなく、ディウセウにもサポートしてもらう」
[178]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/28(水) 00:03:36 ID:kMWujnmo ディウセウ「オラなのか?ドトールじゃなくて?」 ドトール「俺はこぼれ球になった時に備える役割だ。シュナイダーに極力撃たせん為にな」 カルロス「2トップ対策としては極めて妥当だな。だがそこまでやっても 毎回止められるとは思えない。そこで必要になってくる次の手段はなんだ?サンタマリア」 サンタマリア「ああ、そこで次の作戦、攻撃権の独占が重要になってくる。まずはジェトーリオ、 お前がカペロマンをマークし奴のサイドアタックを封じろ。それだけでドイツは相当困るだろう」 ジェトーリオ「はーい。得意分野だよ」 サンタマリア「残りはポブルセン、メッツァ、カルツ、シェスター、フライハイトなどだが… こいつらは残りの前線のメンバーで流動的に守って対処する。俺が下がり目の位置からサインを送るから それに従ってくれ。ドイツにどんな攻め方をしても駄目、と焦らせるのが重要だ」 トニーニョ「了解した」 ネイ「オッケー」 マウリシオ「はいッス!」 ザガロ「仕方ねえな」 カルロス「守備は分かった。攻撃は?」 サンタマリア「攻撃はFWとMFが頻繁にポジションチェンジを繰り返し、相手によって ドリブルとパスを使い分ける。特に短いバックパスを活用してミドルシュートチャンスを増やすんだ」 カルロス「なるほど。それが最後の作戦、シュートラッシュに繋がるんだな」 サンタマリア「その通り。シュートラッシュははっきり言って作戦などとは呼びたくないのだが… 今回は重要だ。ミューラーを攻略する為に、そしてドイツの弱点をつく為にミドルシュートを 積極的に撃っていくのが大事になるんだ。積極的に、どころか乱発でもいい位だ」
[179]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/28(水) 00:04:48 ID:kMWujnmo ザガロ「ククク…いいじゃねえか。俺好みの作戦だ」 サンタマリア「以上の3点をくれぐれも忘れないでくれ。これ等に反さないのなら何をしてもいい。何か質問は?」 ゲルティス「…質問ではないが、頼みがある」 サンタマリア「ん?お前からか?珍しいな」 ゲルティス「単純な頼みだ…2点取ってくれ」 カルロス「うん?…俺達攻撃陣が2点以上取れば、負けないと言っているのか?」 ゲルティス「そうだ。俺はこの試合の失点数は1になる確率がもっとも高いと考えている。よって2点取ってほしい」 カルロス「…分かった。元より取れるだけ取るつもりだ、2点以上取ってみせよう」 サンタマリア「他には何かないか?………よし。以上で説明終了です、監督」 ロベルト「うむ。それでは最後に監督らしい事を言っておく。この作戦は俺から見ても文句の付けどころがない。 だがそれでもサッカーは何が起きるか分からない。だから…もし劣勢に追い込まれたら今までのサッカー人生の中で 一番辛くて屈辱的だった事を思い出せ。そしてそれをどうやって乗り越えてここまで来たかを思い出せ。以上だ」 ブラジルメンバー「(今までで一番辛くて…)」「(屈辱的だった事…)」「(それは勿論、コイツだな!)」 コインブラ「……………」 カルロス「(未だコインブラは孤立したまま…やはり監督はこいつを試合に出す気はないのだろうか? そしてコインブラは全く本心を見せようとしない…もう限界だ。リスクを覚悟でぶつかりあってみなければ!)」
[180]2 ◆vD5srW.8hU :2013/08/28(水) 00:06:12 ID:kMWujnmo 上記3レスのコピペをお願いします。
[181]森崎名無しさん:2013/08/28(水) 00:08:41 ID:??? 行ってきます
[182]2 ◆vD5srW.8hU :2013/09/05(木) 13:28:45 ID:qY13xZ8o 強敵との決戦に備えるブラジルユースとドイツユース。この2チームの間には一つ決定的な差があった。 それはチームが一枚岩であるか否かである。 事情を知らない者ならドイツユースの方が内紛の危険性が高いと考えるだろう。 西ドイツと東ドイツと言う二つに分かれていた国が数十年の時を経て融合を試みている今、 西側と東側には経済格差を始めとする様々な問題が発生していた。 2つのサッカーチームを融合させる事もまた問題が発生して当然であり、実際に発生しかけていた。 しかしドイツユースはこの問題をいち早くクリアしていた。 個人個人の思惑はどうあれど全員が新生ドイツの栄光を望んでいるのに違いはなく、 それを西ドイツ側の若手のカリスマであるシュナイダーがスパルタ式に統率し、 更に東ドイツ側の若手で最大の実力者であるフライハイトがそのシュナイダーの 参謀役を買って出た事で西側と東側の融合はほぼ理想的に進んでいたのである。 ポブルセンとミューラーと言う問題児たちも居たが、彼らの問題行動は西東の件とは 関係がない本人の資質のせいだった為むしろ西東の件を意識させない効果すらあったかも知れない。 本当に問題があったのはブラジルユースの方であり、それはコインブラの存在だった。 南米には半ば都市伝説扱いされている、知る人ぞ知るアマチュア選手が存在する。 “勝負請負人A(エース)”と言う冗談の様な名称で知られ、 生半可なプロ選手をはるかに凌ぐ実力を持ってアマチュアサッカーの賭け試合に介入して 金を稼ぐ謎の達人と言う名称以上に冗談にしか聞こえない選手。 その正体こそアルツール・アンチネス・コインブラその人である。 彼はロベルト本郷の誘いによりブラジルユースに加入し、他者を圧倒する実力をみせつけ10番を着る資格を得た。 しかし試合には一切出場せず、内外から様々な憶測を呼びながらベンチに座り続けている。 その存在は本来一つにまとまっている筈のブラジルユース内の巨大な異物であり続けた。 決勝戦への最後の椅子争いを明日に控えた前夜、ブラジルユースキャプテンのカルロス・サンターナはついに動いた。 コインブラの真意を確かめ、彼がチームにとって何なのかを見極める為に。
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0ch BBS 2007-01-24