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アク規中代理カキコ依頼スレその3
[212]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/13(日) 12:26:45 ID:SPjew9YE ミューラー「ハァッ!」 ボッガァアアアアアアアアアアアアン!! ミューラーは交換されたボールを勢い良く蹴り出した。当然前線のマーガス狙いである。 マーガス「(よし!コンドルとやらの実力、見せてもらうぞ!)」 サンタマリア「(予想通り、アマラウを意識し過ぎだ…ディウセウ!)」 ディウセウ「(おう!オラの出番だな!)」 放送「ミューラーくん大きくキック!早速ドイツの速攻パターン、マーガスくんの頭狙いです! しかしブラジルにもコンドルの異名を持つ跳ね返し屋、アマラウくんが居る! 早速二人ともベストポジションを争って走りこみます!」 アマラウ「(本来は一対一で勝負したい所だがな…チームの為だぜ)」 マーガス「(ポジショニングが甘い…?これなら行ける!)」 マーガスはアマラウとの対決を試合前から意識していた。そして実力で打ち勝つつもりでも居た。 ブラジルユースの高いクリア役と言えばアマラウであり、それ以外のDFは自分の相手ではない… 特に大柄でパワーはあるがジャンプ力に欠けるディウセウは殆ど歯牙にもかけていなかった。 だがそれは大きな誤りだった。 バッ! バッ! バッ!
[213]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/13(日) 12:28:20 ID:SPjew9YE ディウセウ「キャ!ノ!ン!」 マーガス「!!?」 ガガガッガッ!! ディウセウ「クリ!アーーーッ!!」 マーガス「ぐわああっ!?」 ドガアアッ! ディウセウはジャンプ力でこそ及ばなかったものの、体の大きさを上手く行かして ベストポジションを確保した上で競り合った。こうなるとパワー勝負では彼が圧倒的に有利で、 当然アマラウも居る状況ではマーガスは打ち勝つ事が出来ずに吹き飛ばされてしまう。 シュナイダー「(何!?アマラウだけでなく、ディウセウもあんなクリアが出来るのか!)」 アマラウ「(ジャンプ力がないんならパワーとポジショニングで補えばいい… 理屈は簡単だけど無茶しやがるなあコイツ。ザガロと気が合うのも納得だ)」 放送「ああっとしかし、頭一つ抜けたのはその二人ではなくディウセウくん! 豪快なクリアでマーガスくんごとボールを跳ね返した!これは幸先がいい!」 観客「よっしゃあ!ドイツの速攻パターンを防いだぞ!」「ディウセウ!ディウセウ!」
[214]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/13(日) 12:30:16 ID:SPjew9YE 翼「おや?アマラウがマーガスの相手役かと思ったら…」 次藤「なんやアイツ、ワシと似た体格ばってんあんな事も出来っとね?」 若島津「ジャンプ力の無さを体格とポジショニングで補うクリアか。理には適っている」 葵「ドイツ、いきなりポストプレイ対策をされちゃいましたね?」 松山「毎回成功する訳じゃないだろうが、これであんまりマーガスには頼れなくなったな」 若林「…まずいぞ、ドイツ」 山森「そうですね、出鼻を上手く挫かれ続け…」 若林「それだけじゃない。ブラジルはドイツの攻撃パターンのほぼ全てに対策できているかも知れん」 赤井「えっ?マジっすか?」 三杉「…君もそう思ったか。どうやら、翼くんの予想通りの展開になるかもね」 ブラジルがシュートを積極的に撃っていくつもりなのは誰の目にも明らかだった。 放送「再びブラジルボール、しばらくパスを回します。下がり目に位置したサンタマリアくんが 司令塔となったオーソドックスなパスワーク、言わば嵐の前の静けさです」
[215]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/13(日) 12:32:23 ID:SPjew9YE ネイ「おいサンタマリア!そろそろくれよ!」 ダダダダッ! ヨハンセン「(ネイが来る…?いや!?)」 サンタマリア「ナイスデコイ」 シュッシュッ! ダダッ! ヨハンセン「しまった!」 放送「おっとここでサンタマリアくんネイくんとスイッチ…いや!そう見せかけて 右サイドに切り込みました!シュートチャンスだ!」 フライハイト「(焦る事はない。サンタマリアよりも脅威度が高いのは…)」 サンタマリア「任せたぞ!」 ボムッ! 放送「撃たない、バックパス!これは少し距離を取っていたカルロスくんへのパスだ!」 ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! 観客「よっしゃー!カルロスに渡った!」「いけーっ!ミラージュシュートだァ!」「決めろカルロス!」 フライハイト「(そう、カルロスだ。撃たせて止める)」
[216]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/13(日) 12:35:08 ID:SPjew9YE 前半8分、カルロスがミラージュシュートを放つ。 カルロス「(ブロッカーは…二人か。だが関係ない。撃つ!)行くぜミラージュシュート!」 グワァアアアアアアアアアアアッ!! バッギュゥウウウウウウウウン!! 放送「出たァ!カルロスくんのミラージュシュート!」 フライハイト「っ!」 クランケ「うわあっ!」 チッ… ドガアッ! ミューラー「チィッ!」 バッ! バコォオオオオン! これをフライハイトが反転ブロックで威力を弱め、ミューラーはパンチングで (ブラジル側から見て)左コーナーキックに逃れる事に成功した。 放送「防がれたァ!これはコーナーキック!ブラジルのチャンスは続きます」 観客「あ〜〜〜っ、惜しい!」「なあに、コーナーならまだまだ行ける!」 サンタマリア「(コーナーか。それなら、出し惜しみせずに行くか!)」
[217]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/13(日) 12:37:32 ID:SPjew9YE 上記5レスのコピペをお願いします。
[218]森崎名無しさん:2013/10/13(日) 12:44:07 ID:??? 行ってきます
[219]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/14(月) 00:54:34 ID:oK4BXiDI 更にブラジルのチャンスは続く。 放送「コーナーキック!何かが起こりそうな予感がします!キッカーはサンタマリアくん。 一体どのシューターを使ってくるのか、我々以上にドイツが気にしているでしょう!」 フライハイト「(ディウセウは…駆け込もうと思えば駆け込める、程度の位置か…)」 ミューラー「(どいつもこいつも撃つ気満々…これ程までにシューターが多いチームと 戦った事はない。俺が予測などしたら薮蛇…ならばボールの動きだけを見るか)」 ピィイッ! ディウセウ「おっしゃ!」 ダダッ! 岬「あっ!これはダイレクトだよ!」 翼「えっ?」 フライハイト「(ディウセウが走りだした…?いや、勢いがない。フェイクか。なら誰に…)」 サンタマリア「今だ!」 ダダッ! グワアアアアッ! フライハイト「なにィ!?」 バシュゥウウウウウウウウウウウウウウウウウン!! ギュルルルルルルル!
[220]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/14(月) 00:57:06 ID:oK4BXiDI 放送「おお〜っ!?サンタマリアくんまさかの直接シュート!これは得意のバナナ…いや! ブーメランシュートだ!バナナシュートより遥かに曲がるブーメランシュートです!」 カルツ「ちょっ、待て!」 シェスター「し、しまった!」 サンタマリアのブーメランシュートはドイツの誰も予測しておらず、 誰もブロックする事が出来なかった。ここまでは完全にサンタマリアの狙い通りだった。 ミューラー「騒ぐなグズども!」 バッ! バコォオオオオオオオン!! サンタマリア「なにィ!(ミューラーだけは読んでいたと言うのか?試合経験が少ない筈のアイツが!)」 ミューラー「この程度のシュート、何本撃っても無駄だ!」 シェスター「な、ナイスだミューラー!」 だがサンタマリアにとって誤算だったのはミューラーが最初から選手の動きなど見ておらず、 ボールだけ見ていた為惑わされなかった事だった。 放送「し、しかしミューラーくんこれも力強くパンチング!不意をついた筈のシュートでしたが 彼だけは勘で読んでいたのでしょうか?上手くシェスターくんの前方に弾きました!」 シュナイダー「よし、攻めるぞ!」 ドイツメンバー『おう!!』
[221]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/14(月) 00:58:09 ID:oK4BXiDI 上記2レスのコピペをお願いします。
[222]森崎名無しさん:2013/10/14(月) 06:41:23 ID:??? やってみます
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0ch BBS 2007-01-24