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アク規中代理カキコ依頼スレその3
[230]森崎名無しさん:2013/10/16(水) 01:09:24 ID:??? 完了です。
[231]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/22(火) 00:15:38 ID:JziXiKPw ブラジルは更に苛烈な攻撃を続けていく。 ディウセウ「そーりゃっと!」 ボッコォオオオオオオオン! 放送「ディウセウくん大きく蹴り上げた!これをトニーニョくんがジャンピングトラップ。 ここからネイくんとのコンビプレイで攻め上がるのでしょうか?」 トニーニョ「(いや…今回は俺だけで行く。上がれ、ネイ)」 ネイ「(オッケー)」 ダダダッ! 放送「いや、二人の距離は開き気味です。どうやらトニーニョくん、しばらくは自力で攻め上がる模様!」 メッツァ「(あいつもドリブル上手いんだよなー。上手くカルツと連携しないと…)」 トニーニョ「そんな時間をやると思うか?」 ダダダダーッ! ヒュッ! メッツァ「えっ!?」 放送「ここでトニーニョくん加速!メッツァくんは驚いたのかノーチェックで行かせてしまいました!」
[232]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/22(火) 00:17:25 ID:JziXiKPw トニーニョは単独で勝負したがらないメッツァの心理を読み、猛ダッシュで彼を置き去りにした。 カルツ「何やってやがるメッツァ!ええいシェスター、援護を!」 シェスター「分かっているさ!」 トニーニョ「(よし、ここで使うべきだ)」 グワアアッ! 放送「ああっとトニーニョくん振りかぶった!?これはロングシュートか?」 カルツ「(こんな距離でシュート?そんな馬鹿な事をしてくれるんだったらむしろラッキーだ)」 シェスター「(これはパスだ!つまり、俺のホウセンカが物を言う!)」 バッコォオオオオン! ギュワーーーン! 更に逆サイドに流す大きなパスを出す。その軌道にはカルツとシェスターの二人が居た為 このパスの成功率は高くないだろうと思われた。 カルツ「(なんだこりゃ!?やたら速くて高いぞ!)」 シェスター「(届かない…けど、サイドラインを超えるだろうこれは…)な、なにィ!?」 放送「いや、パスです!速くて高い…高すぎるか!?いや、こ、これは!」
[233]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/22(火) 00:18:55 ID:JziXiKPw 翼「あれは…!ドライブパスじゃないか!」 ギュルルルルン! しかしシェスターの予想と頭上を越えていったパスは強烈なドライブ回転により 狙い通り逆サイドにちょうどいい高さに落ちる様になっていた。 トニーニョ「甘いぞドイツ。俺にもこれ位は出来る」 森崎「あの野郎…これも昔に使ってりゃいい物を…」 ダダダダッ! マウリシオ「ナイスパス!こいつは貰ったぜ!」 バッ!グルンッ! グワァアアアアアアアアアアアアアアッ!!! 放送「この高いボールに駆け込むのはマウリシオくんだ!高くジャンプして オーバーヘッドキックに行きます!クランケくん追いすがるが、間に合いそうにない!」 翼「!!?」 若林「あ、あのフォームは…!」 ミューラー「(フン。あんなキック力の無さそうな奴のオーバーヘッドなど…!?)」 バッ!
[234]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/22(火) 00:20:10 ID:JziXiKPw マウリシオ「いっけぇええええええええ!!」 ブワッギュルァアアアアアアアアアアアアアアッ!!! 放送「マウリシオくんのオーバーヘッドキック…!違う!」 トニーニョのセンタリングからマウリシオが放ったシュートはただのオーバーヘッドキックに見えた。 ギュゥウーーーーーーン!! グ、グ、グッ! 下に向かって打ち下ろされた筈のそのボールが非常識にも上に曲がり始めるまでは。 岬「翼くんのドライブオーバーヘッド…!?」 松山「マジかよ!」 翼「(マウリシオが…これが出来るなんて…!)」 マウリシオ「(俺は年下ってハンデに負ける気はサラサラないんですよ、ツバサ!)」 ミューラー「クッ…こんな…小細工になどォ!」 ブンッ! バチィイイン! 放送「ドライブオーバーヘッドだーーーっ!!しかしミューラーくんかろうじて弾く!」
[235]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/22(火) 00:21:15 ID:JziXiKPw マウリシオ「(げっ、これでもダメなのか?…まあいいや)」 予想外の大技に間一髪で気付いたミューラーだったがそれでも対応の遅れは拒めず、 咄嗟に腕を振り上げて不恰好に弾き上げるのが精一杯だった。 ネイ「チャ〜ンス♪」 ダダダダッ! グワアアアッ! それはつまり、ブラジルのチャンスが継続すると言う事である。 ミューラー「…おのれェ!」 放送「ボールは逆サイド!ネイくんだ!ネイくんが合わせに行っているーーっ!!」 観客「よっしゃーーーっ!!叩き込め!」「キャーーーー!決めてネイーーーーッ!!」 フライハイト「拙い…!」 ヨハンセン「やらせるかーっ!」 ダダダッ! ネイ「よっと!」 ポコン。 ギュルンッ! グワアアアアアアッ!
[236]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/22(火) 00:22:28 ID:JziXiKPw フライハイト「(かわされた…が、これなら!)」 ねじ込みを狙うネイは得意のディレイドスピンボレーでDFを振りきり、シュートに行った。 ネイ「決めるぜ!…えっ!?」 シュウウンッ! ミューラー「うぉーーーーーっ!!」 バギィイイイイイイン! だがDFをかわした僅かな時間を利用したミューラーが、体勢の悪いまま飛び出しもう一度ボールを跳ね上げる。 放送「おおおおお〜〜っとォ!?しかしミューラーくんが物凄い勢いで飛びついたァ! シュートが阻止され、ボールは更に弾かれて行く!」 観客「ウッソー!?何でそこに居るのよ!」「折角のネイのシュートだったのに!」 ネイ「(冗談だろ…なんであそこから間に合うんだよ…)」 ミューラー「…くうっ!?」 トニーニョ「まだだ、今度こそ!」 バッ!
[237]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/22(火) 00:23:30 ID:JziXiKPw ここで更にシュートを撃たれていたらドイツは今度こそ失点していたかも知れない。 ブラジルもそれを狙ってトニーニョがこぼれ球に向かって飛んでいた。 マーガス「フザけるな!いい加減にしとけよ!」 バッ! トニーニョ「うっ!?」 バコォオオオン! だがドイツもマーガスが戻ってきて競り勝った事でやっとクリアに成功し、 3連続でシュートを浴びる事はかろうじて阻止した。 放送「これをトニーニョくんとマーガスくんが競り合い…マーガスくんクリア! ブラジル、惜しくも畳みかけきれませんでした。前半18分、ここまで優勢に攻めていますが ミューラーくんを中心とした粘り強い守りに後一歩の所で持ち堪えられています」 観客「くっそぉ、惜しい〜!」「まあまあ、ここは素直にドイツを褒めてやろうじゃないか」 森崎「ったく、一体いくつ新技用意してきやがったんだブラジルユースは」 シュナイダー「(これは…危険だ。危険な試合だ…!)」 こうしてピンチをまた切り抜けたドイツだったが、キャプテンのシュナイダーは冷や汗を禁じ得なかった。 ここまでのシュートはブラジルが5本に対しドイツはわずか1本。しかもドイツのシュートは GKまで届いていないのに対し、ブラジルのシュートは全てミューラーの奮闘によって防がれている有様。 試合展開がブラジルの一方的優勢になっているのは火を見るよりも明らかだった。
[238]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/22(火) 00:24:38 ID:JziXiKPw 上記7レスのコピペをお願いします。
[239]森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:25:30 ID:??? 行ってきます。
[240]2 ◆vD5srW.8hU :2013/10/24(木) 00:49:49 ID:sK4QhCMg ドイツは2度目の反撃のチャンスの先陣をメッツァに切らせた。 放送「このこぼれ球はメッツァくんがフォロー!ドイツにとっては久々の攻撃チャンスです!」 シュナイダー「上がれメッツァ!ネイとトニーニョが戻っていない今がチャンスだ!」 メッツァ「分かってるよ!(でも…)」 ダダダダッ! 放送「パサーとして知られるメッツァくんですが、ここはドリブルで攻め上がります。 あっと、ブラジル誰もチェックに行かない?ネイくんとトニーニョくんが戻りに 走っていますが、このままではブラジルサイド奥深くまで攻め入られてしまうでしょう」 サンタマリア「(メッツァにチェックに行っても、パスカットは難しい。 それよりも他の奴らのマークを固め、パスを出しても意味がないと言う状況を作る)」 メッツァ「(やっぱりこうされちゃうよね〜…さて、どうしたものやら)」 幸運にも、メッツァは軽視された為にマークが緩く今度はボールをブラジル陣内に運ぶのは容易だった。 不幸にも、メッツァがボールを運んだだけでは決定的なチャンスを作るのは容易ではなかった。 山森「パスの出し所に困っていますね…」 若林「メッツァは自分で決定的な仕事は出来ない。故に放置されやすく、 ボールを前に運びやすくなると言うメリットはあるが、そこからどうするかが問題だ」
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0ch BBS 2007-01-24