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アク規中代理カキコ依頼スレその3
[272]2 ◆vD5srW.8hU :2013/11/20(水) 01:48:03 ID:/BJYohSg メッツァ「えっ!?ちょっ、ポブルセン!」 ポブルセン「ぬわっ!がっ!てめえ、邪魔だ!」 ドタドタッ! ドサッ! 同じくボールを確保しようとしていたメッツァと揉み合わなければの話だが。 ネイ「なんだよ、やっぱり要らないのか?じゃあお先に〜っ♪」 ポブルセン「キサマァアアアアアア!!」 放送「おおっとネイくんボールを浮かせ…それを取りに行ったポブルセンくんとメッツァくんが ぶつかった隙に悠々突破!これは周りを良く見た上でのトリックプレイだ!」 若林「!翼、これは!」 翼「ああ…」 三杉「(ん?この二人のこの反応…まさか!)」 森崎「(ネイの奴、ひょっとして…)」 この時点でネイの新たな力に気付いたのはまだ少数だった。 カルツ「上手くやりやがったな。だが俺はそうは簡単に行かんぜよ!」 放送「だがカルツくんが寄せてきた!ネイくん、サイドライン際に追い込まれる!」
[273]2 ◆vD5srW.8hU :2013/11/20(水) 01:49:53 ID:/BJYohSg カルツ「(さあて、すぐ傍にラインがあるぜ。右か、それとも俺の股下か頭上か…どっちだ?)」 続くカルツはポブルセンの二の舞を踏むまいと慎重にネイをライン際に追い詰め、 ネイの選択肢を減らそうとした。ライン際に追い込んだ以上それ以上サイドアタックは出来ず、 狭い範囲で彼と勝負せざるを得ないだろうと判断した結果である。 だがネイの次のプレイは彼の予想を裏切る物だった。 ネイ「残念…こっちだぜ!」 ダダッ! カルツ「なっ!?」 ネイは自分だけサイドラインを跨り、ボールをライン上に保ったままドリブル突破を図ったのだった。 それは本当にラインの上ぎりぎりで、近くに居た副審は思わず笛を吹きそうになった程である。 カルツ「くっ…このォ!」 ズザザーッ! ネイ「遅いぜ!出直してきな!」 バッ! 意表を突かれたカルツが慌ててタックルを仕掛けても間に合う筈がなく、 ネイは余裕を持ってジャンプでかわし3人抜きを達成した。 この奇想天外な発想とそれを為し得るテクニックを併せ持った人種を何と呼ぶか、 知らぬ者はここには居ない。そしてネイがその人種に加入した事もこのプレイで理解された。
[274]2 ◆vD5srW.8hU :2013/11/20(水) 01:50:58 ID:/BJYohSg 翼「間違いない。彼もファンタジスタだ!」 ファビオ・デルネイ・フロレンシオ。通称ネイ。彼もまたファンタジスタと呼ばれる人種だった。 放送「おお〜〜〜っ!更にネイくんライン際ではなくライン上のドリブルと言う神業! これは素晴らしい!予想外のテクニカルなトリックプレイ!これは…これは正に ファンタジスタ!ファンタジスタと言って良い、予想以上の華麗な美技でした!」 キャーーーーーーーーーーーーーー!!! 観客「ネイーーー!抱いてーーーー!」「すごーーーーい!!」「3人抜きよ!3人抜き!」 「そのままドイツなんかやっつけちゃえー!」「女どもウルセーぞ!」 若林「翼、ディアス、アルシオン、そしてネイ。これでこの大会にはファンタジスタが4人居る訳か」 三杉「なるほどね。君と翼くんがいち早く反応していたのはやっぱりこれか」 日向「ケッ、どいつもこいつも。まるでファンタジスタのバーゲンセールじゃねえか」 松山「でも、あいつただでさえ凄いドリブラーだったのに…あんな事まで…!」 中山「放っておくと何をされるか分からないが、かと言って対処しにくい。やり辛いな…」 森崎「…随分パワーアップしたな。ま、ブラジルならこれ位やってくるって事か」
[275]2 ◆vD5srW.8hU :2013/11/20(水) 01:52:00 ID:/BJYohSg 上記5レスのコピペをお願いします。
[276]森崎名無しさん:2013/11/20(水) 07:38:56 ID:??? 行ってきます
[277]2 ◆vD5srW.8hU :2013/11/20(水) 20:04:26 ID:ef7QqGDs ファンタジスタと言う世界でも極稀にしか見られない才能をネイが見せた事で ブラジルユースの面々以外全てが驚愕を味わう。 だがそこからの展開はブラジルもドイツも観客も、誰も予想していなかった物になった。 放送「さあネイくん右サイドを深く抉る!ここからどうするのか?」 ネイ「(勿論こうするのさ!トニーニョ!)」 グワアアアアアアッ! トニーニョ「(来い、ネイ)」 バッコォオオーーーーーン! ミューラー「(アーリークロス?…いや、これは!)」 放送「ネイくんここで振りかぶって蹴った!弾丸性のアーリークロス…いや!?」 トニーニョ「(3、2、1…今だ!)」 グワアアアアアアッ! バッシュゥウウウウウウウウウウウウウウウウッ!! 放送「これはブースターシュートだァ!トニーニョくんがボレーで蹴り 速度を格段に増したボールがドイツゴールを襲う!」 ミューラー「…このっ!」 バッ! バゴォオオオオッ! ネイ・トニーニョ『なにィ!』
[278]2 ◆vD5srW.8hU :2013/11/20(水) 20:06:36 ID:ef7QqGDs それはミューラーがネイとトニーニョのブースターシュートを弾いた所から始まった。 二人分のキック力が足された事で凄まじいスピードで飛ぶこのシュートにはさしものミューラーも 対応に苦慮したが、それでもパンチングで跳ね上げる形で防ぐ事には成功した。 放送「かろうじて弾いた!ボールは高く浮いた!」 カルロス「(チャンス!)」 ダダダッ! バッ! グルルルルッ! フライハイト「シェスター、コースを制限してくれ」 シェスター「任せろ!」 ダダダッ! バッ! 放送「これにカルロスくんがローリングオーバーヘッドに!しかしフライハイトくんも飛びつき…!」 ガシィイイイイイッ! カルロス「くっ!(遠かったか…?)」 フライハイト「(押し返せない…!)」 ポーーーーン! 放送「こぼれ球ーっ!ボールはペナルティエリア外の外へ!これをフォローしたのは…」
[279]2 ◆vD5srW.8hU :2013/11/20(水) 20:08:23 ID:ef7QqGDs 続くカルロスのローリングオーバーヘッドはフライハイトが味方のサポートを得てこぼれさせた。 そしてザガロがこのボールをフォローし、それにポブルセンが追いすがった事でアクシデントは発生した。 ザガロ「邪魔すんな、どけっ!」 ポブルセン「てめえが消えろ!」 ガガッガッガガッ!! 放送「ザガロくん!しかしポブルセンくんが執拗にアタックしてくる!これは撃てないか?」 ザガロ「この野郎ーーーっ!!」 ガシュッ! ブシャアアアッ! ポブルセン「があああああっ!!?」 ドタッ。 ザガロ「あ…」 両チームの最も気性の荒い選手同士がぶつかりあった結果、どちらかが反則を犯すのは自明の理だったかも知れない。 今回先に手ではなく足を出したのはザガロであり、削られたポブルセンは足から流血しながら倒れた。 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ! ポブルセン「………フシュルルルルルル…!」 ここからポブルセンの暴走が始まった。
[280]2 ◆vD5srW.8hU :2013/11/20(水) 20:10:05 ID:ef7QqGDs 上記3レスのコピペをお願いします。
[281]森崎名無しさん:2013/11/20(水) 20:17:02 ID:??? 行ってきます
[282]2 ◆vD5srW.8hU :2013/11/22(金) 01:03:32 ID:PflVBqDQ 放送「あーーっとこれは反則!ザガロくんがポブルセンくんの足を削ってしまった! 審判が今ザガロくんに近寄って…ああーーーっ!!」 ビッ! 放送「イエローカード!イエローカードが出ました!この試合初の反則ですが ゴールチャンスに焦って相手を怪我させてしまった事が厳しく判定されました!」 観客「あちゃー、やっちまったか」「ザガロめ。大会中はカードコレクター止めてくれよ」 ザガロ「ぐっ…!」 カルロス「何をやっているんだ。頭を冷やせ」 ディウセウ「まーたやってやがる。ホントにしょーがねーなーアイツは」 シュナイダー「(向こうの攻撃を止めたのはいいが、ポブルセンが負傷か… ザガロにイエローカードが出た事を合わせてもあまり得とは言い難いな)」 ポブルセンが負傷した事で当然試合は一旦ストップし、ザガロはイエローを食らってしまう。 やや厳しめの判定かも知れないがそれに異を唱える者はおらず、 それよりもポブルセンの負傷の深さとこのアクシデントの影響がどう出るかにすぐさま意識を移す。 審判「大丈夫かね、君」 ポブルセン「………ルゥ………」 カルツ「あーこりゃ完全に出血してるな。タンカ持ってきてくれー!」 だが本当のアクシデントはこれからだった。
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0ch BBS 2007-01-24