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アク規中代理カキコ依頼スレその3
[314]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/05(木) 07:35:40 ID:cn6cxfRg コインブラに頼って勝たせてもらおうと考える者は誰ひとりとして居なかった。 カルロスは満足気に頷き、握り拳を作って熱弁を振るう。 カルロス「俺も正に同意見だ。サッカー選手としてのプライドを犠牲にし、たった一人の力を頼って 得た勝利など何の価値もない。それどころか頼ろうとした結果負ける危険性も高い。 そんな状況では絶対にコインブラは投入できない。監督もそれが分かっているから何もしないんだろう。 今ただただ無言で座っているのは俺達の力で勝ってみせろと言っているんだ。 それが出来ないのならコインブラを加える意味も世界一になる資格も無いとな」 ブラジルメンバー『……………』 カルロス「コインブラに出番があるとしたら、俺達を認めさせた後の決勝戦だ。あいつは昨夜俺にこう言った。 “自分抜きならドイツが3−2で勝つ”とな。そして俺は誓った。その予想を覆してみせると。 そして俺達にはそれが出来る筈だ。ドイツは2点リードしたが、元々俺達のゲームプランでは 2点以上取るつもりだった。ゲルティスがさっき言った事を加味すれば3点以上も取れる筈だ」 ブラジルメンバー『……………』 カルロス「勝つぞ皆!コインブラの驕りも、観客の怒りも、ドイツの誇りも全て 俺達の力で打ち砕き、俺達がセレソンだと証明するんだ!!」 ブラジルメンバー『おおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!』 彼の熱弁に対するブラジルユースの選手達の気合が衝撃波の様にスタジアム中に響き渡った。 自分達はまだ死んでいない、負けていない、そうなるつもりも毛頭ないと宣言していた。
[315]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/05(木) 07:36:53 ID:cn6cxfRg 観客「おおっ!?まだやる気だぞアイツラ!」「空元気じゃねーだろうなオイ!」 「さっさと結果を出せよ!せめて前半の内に1点入れておかないと本格的に不味いぞ!」 放送「おお〜〜〜っと!!ここでブラジルユース気合を入れ直しました! 絶対に逆転してみせると言う強い意志を感じさせる声でブーイングが収まりました! この気合が今度こそ空回らない事を心底願いたいものです!」 それは観客と実況からの信頼を回復させ。 シュナイダー「(何!?何だこの気迫は…虚勢…違う。自棄…違う。開き直り…違う! 自分達の力と勝利を疑っていない自信だ!何故だ、この状況で何故気迫が衰える所か増すんだ!?)」 ドイツを戦慄させ。 森崎「あれ…?あいつら、全然堪えてないのか?ほんの少しも?」 翼「…カルロスは一体どんな魔法の言葉を使ったんだ?」 全日本を困惑させ。 コインブラ「……………!?」 コインブラをも驚愕させた。 ロベルト「(どどしよっどどしよっどどしよっポーカーフェイスなんでなんで2点もリードされてるの ポーカーフェイスああああ何か手を打たないと何も思いつかないポーカーフェイス このままじゃ負ける負ける負けるポーカーフェイスヤバいヤバいピッチレポーターがこっち見てる)」 ロベルトは冷静を装うのに精一杯で何も気付いていなかった。
[316]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/05(木) 07:37:55 ID:cn6cxfRg 上記5レスのコピペをお願いします。
[317]森崎名無しさん:2013/12/05(木) 07:50:03 ID:??? 行ってきます
[318]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/06(金) 00:22:48 ID://9Nm2j6 ピィイイイイイイイイイイッ! 放送「ブラジルユースのキックオフ!前半はロスタイムを含めても後精々10分! 後半になる前に何とか1点返しておきたい所ですが、どうするのでしょうか? まずはパスワークからマウリシオくんにボールが渡りました」 2点リードされてもブラジルは攻め方を変えなかった。 元からシュートを数多く撃つ事には成功しているのだからわざわざ変える必要などないだろう。 マウリシオ「さーて、サイド突破サイド突破」 カペロマン「そう簡単に出来ると思ってるのか?」 マウリシオ「出来るよ。ジャパンカップの時もそうだったけど…」 バババッ! カペロマン「うっ!」 マウリシオ「やっぱりアンタ守備下手だよな!」 グワアッ… バコッ! 放送「まずはマウリシオくん左サイドを突破!そのままカルロスくんにパスを出しました!」 シェスター「甘いぞ!ニンポー・ホウセンカ!」 ギュルンギュルンギュルン…! パシッ!
[319]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/06(金) 00:24:08 ID://9Nm2j6 マウリシオ「げっ!?」 放送「しかしこれはシェスターくんがカット!やや甘いパスだったか?」 シェスター「よし、またこっちの攻撃だ!」 バコォン! ネイ「そうは…」 スススッ… シュッ! ネイ「いくか!」 パシッ! 放送「おっと、ネイくんがカットし返した!ブラジルのチャンスはまだ続きます!」 シェスター「なにィ!?一体何処から!」 カルツ「(シェスターの視点だと、ワシの陰に隠れていた様に見えたのか…?)」 岬「上手いなあ。パスカットに向かっている事に気付かせなかったよ」 森崎「ネイの奴また新技を…前はパスカットなんて得意じゃなかったのに」
[320]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/06(金) 00:25:11 ID://9Nm2j6 ドイツメンバー「マズい!」「ブースターシュートが…!」 ネイ「おっと、そうとは限らないぜ!」 バコッ! 放送「ネイくんパス!トニーニョくんにボールが渡りました!ここはシュートレンジだ!」 トニーニョ「ナイスパス」 グワァアアアアアアアアアアアッ!! ドイツメンバー「えっ?ただのグラウンダーのパス?」「今更ただのドライブシュートか?」 ミューラー「(ただのドライブシュート…じゃないな。奴はミラクルドライブも撃てる。それにあの蹴り足は…)」 翼「あ。これはフライングドライブだ!」 トニーニョ「いけェ!」 バッシュゥウウウウウウウウウウウウウウウウッ!! ギュルルルルルルルン!! ミューラー「バレバレだ!」 バッ! ブォンッ! バキィイイイイイイイイイイイイッ!! プシューーー…
[321]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/06(金) 00:26:45 ID://9Nm2j6 トニーニョ「くっ…まだ入らないのか…」 ミューラー「ふー…」 放送「しかし…ダメです!ミューラーくんのミョルニル炸裂!トニーニョくん通常の ドライブシュートではなく斜め回転のフライングドライブを撃ちましたが、 それでもドイツの雷神には通用しなかった!何という難攻不落ぶりでしょうか!」 観客「だああああ、また防がれた!」「畜生、もっと強力なシュートは撃てないのかよ!」 ドイツメンバー「よーし、流石ミューラー!」「その程度じゃ通用しないぜブラジル!」 森崎「トニーニョのフライングドライブか…まああいつキック力大した事ないしな」 翼「(ブラジルユースはもっと強力なシュートを用意してこなかったのか? チームにゲルティスが居る以上、どれ位のシュートなら世界最高クラスのGKを 現実的な確率で破れるか分かっていなかった筈はないだろうに…本当に数を撃つだけなのか?)」 だがシュートに持っていけても肝心のシュートが悉く防がれる。 いずれはミューラーもミスをするかも知れないが、このままでは逆転は至難の業。 誰もがそう思っていた。 ブラジルメンバー「(良い気になりやがって…)」「(大丈夫だ。必ず作戦の効果は出る!)」 ゲルティス「(………恐らく、次だ。次のシュートで…)」 ブラジルユースの選手達以外は。
[322]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/06(金) 00:29:05 ID://9Nm2j6 上記4レスのコピペをお願いします。
[323]森崎名無しさん:2013/12/06(金) 00:29:18 ID:??? 行ってきます。
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0ch BBS 2007-01-24