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アク規中代理カキコ依頼スレその3
[331]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/12(木) 01:34:29 ID:pRl6buzY カルロス「いくぜ!」 グワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ミューラー「!!?」 その時ミューラーは予感した。今までよりも強力なシュートが来ると。 シュナイダー「(何!?振り足が今までとは違う!)」 フライハイト「(ミラージュシュートではない…!)」 森崎「(うおっ!?この感覚は…!)」 翼「(カルロス!何かやるつもりだな!)」 他にもカルロスが何か切り札を切った事を感知した者は居た。 だが立ち向かえるのはミューラー一人だった。 カルロス「ファントムシュート!!」 ブワッギュゥウウウウウウウウウウウッ!!! ギュゥィインギュゥィインギュゥィインギュゥィイン…!
[332]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/12(木) 01:35:46 ID:pRl6buzY 左右にぶれながら緩やかなカーブを描くそのシュートは一見 ザガロのダブルイールやカペロマンのサイドワインダーに似ていた。 速度はそれらより少し上だったが、ネオファイヤーには明確に劣る。 ミューラー「(…違う!これはただの横ブレじゃない!)」 バッ! だがミューラーはこれがただ単に左右にぶれるだけのシュートではないと予感し、 油断なく全力でセービングに行った。 ブワァアアアアアアアアアアア…!! ミューラー「(…こんな変化かよ!?)」 彼の予感は当たった。 ファントムシュートはミラージュシュートよりも更に幾重にも分裂し、 広範囲のボールの雲を作ったのだった。 今のミューラーには半分以上のボールが残像だと看破出来た。 だが残ったボール数個の内どれが本物かまでは見極められなかった。 ブンッ… ミューラー「くっ…くそォオオオ!!」 当たりさえすれば、の思いで振り下ろした腕にボールがかする事は無かった。 バリィイッ! トントントン… ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
[333]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/12(木) 01:36:47 ID:pRl6buzY ブラジル 1−2 ドイツ 大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ): 10ゴール シュナイダー、ストラット 9ゴール カルロス、日向 8ゴール ディアス 6ゴール ザガロ 5ゴール 火野、ビクトリーノ 4ゴール 翼、カペロマン、森崎、ランピオン、カマーチョ 3ゴール ポブルセン、ナポレオン、ピエール、チャンドラー、ロリマー、ミハエル、サトルステギ 2ゴール トニーニョ、マーガス、李邦内、李邦坤、アルシオン、イスラス、レンセンブリンク、三杉 1ゴール ルーク、肖、岬、山森、フライハイト、ネイ、ロペス、ガルシア、クライフォート、 カイザー、マッハー、クリスマン、政夫、ディウセウ、マウリシオ 大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ): 6アシスト アルシオン 5アシスト サンタマリア 4アシスト 岬 3アシスト マーガス、翼、ダ・シルバ、ネイ、チャンドラー、火野、パスカル、ランピオン、 2アシスト カペロマン、カルロス、バンビーノ、カルツ、ピエール、王、森崎、トニーニョ 1アシスト フライハイト、カルツ、メッツァ、テイラー、飛、山森、早田、ビクトリーノ、エスパダス、クリスマン、イスラス、 シェスター、バビントン、クライフォート、カイザー、和夫、ジェトーリオ
[334]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/12(木) 01:38:32 ID:pRl6buzY 上記4レスのコピペをお願いします。 レス内の改行も含めてコピペしてください。
[335]森崎名無しさん:2013/12/12(木) 08:17:11 ID:??? 行ってきます
[336]森崎名無しさん:2013/12/12(木) 08:31:05 ID:??? 完了です。 それと、森崎板と創作発表板の仕様の違いについて気付いたことがありますので書いておきます。 森崎板では文章の上下に空行を入れた場合、そのままレスに反映されます。 しかし、その森崎板のレスを創作発表板にコピペした場合(>>331や>>333など) 上下の空行は自動で削除される仕様となっています。 創作発表板において文章上下に改行を入れたい場合は最上行と最下行にそれぞれドットを入れる必要があります(本スレ332,334参照) 今後作者のレイアウトを正確に反映するためにも2さんの方で このスレに投稿する段階で予めドットを入れておいた方が良いかと考えます。
[337]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/17(火) 07:26:41 ID:YfIjk7g2 >>336 なんと!そんな仕様があったとは… 有難うございます。今後はドットを入れる事で対処します。
[338]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/17(火) 11:02:28 ID:Fd9n/2Hw ドイツメンバー「あ…」「そ、そんな…」 ブラジルメンバー「よ、よし…!」「やっと…!」 どんどん先細りしつつあったブラジルユースの命運を盛り返す起死回生の一撃が決まり、 スタジアムがほんの短い間だけ静寂に包まれる。 グッ! カルロス「見たか!これが世界を制する為に編み出した俺の切り札、ファントムシュートだ!!」 ウワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! それは天高く拳を突き上げたカルロスの雄叫びをキッカケに破られた。 放送「決まった!ゴール、ゴール、ゴォオオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜ルゥウウウ!!! 前半ロスタイム直前にカルロスくんの新必殺シュートが炸裂!その名はファントムシュート! ミラージュシュートを上回る恐るべき分裂ぶりでドイツの雷神を惑わしたのです! 0−2のまま終わってしまうかに見えた前半終了間際のこの一撃はブラジルの息を吹き返す 値千金の会心の一撃と言って良いでしょう!意地を見せましたカルロス・サンターナ!」 観客「よっしゃあ!」「ようやくかよ!」「信じていたぞ我らがカナリア軍団よ!」 「やっとミューラーがミスしやがったぜ!」「違う、カルロスがやってくれたんだ!」 「このまま後半さっさと逆転しろよ!」「カルロス!」「カルロス!」「カルロス!」 ロベルト「(ふーっ…ようやくやってくれたか。本来は後半まで出さない筈だったんだけどなあ)」 コインブラ「(やっと1点か…だがこれで勝てる訳じゃない。どうするつもりなんだ)」 ルディ「(うぬっ…まだ大きな切り札を隠し持っていたとは…この1点は仕方がないな)」
[339]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/17(火) 11:03:44 ID:Fd9n/2Hw 松山「い、今のどうやって撃ったんだ?ツインシュートよりもブレていたぞ?」 三杉「ミラージュシュートの発展形だとは思うけど、詳しい原理は分からないな」 中山「DFの立場からすれば、速くて曲がって更にブレまくるなんて酷いシュートだぜ」 日向「フン、今更この程度のシュートにビビっている訳にはいかねえだろうが」 翼「だけど、無いと思われていた大砲があったのは大きい…流れは変わったよ」 森崎「このタイミングで得点していなけりゃブラジルは大変な事になっていたな…」 ブラジル人が圧倒的大多数を占める観客は当然狂喜乱舞したが、全日本ユースの面々は 比較的冷静にこの流れを眺めていた。カルロスが切り札を隠していたのは それ程の驚きは呼び起さず、むしろこの1点が試合の後半にどう影響するかに興味津々だった。 シュナイダー「(なるほど…これが奴らの心の支えだったのか。確かにとっておきの新技が 残っていると言う事実は劣勢時に闘志の下限を保ってくれる。そして奴らは見事にその新技を 決めてみせた。それも前半終了間際と言う良いタイミングでだ…流石はブラジルだ。だが…)」 失点したドイツユースの面々は流石に多少は動揺していたが、その中でシュナイダーは 一際冷静さを保っていた。ブラジルユースの選手達とすれ違いながら ドイツ陣内にゆっくり歩み戻るその姿にはいささかの怯えも見えなかった。 シュナイダー「(こちらも元からブラジル相手に無失点で勝てるなどと楽観はしていない。 俺達は1−0の勝利を至上とするイタリアじゃないんだ。打撃戦で相手に打ち勝つドイツだ。 それを皆に思い出させなくてはな)今のは止められただろう、ミューラー」 ミューラー「………フン!」
[340]2 ◆vD5srW.8hU :2013/12/17(火) 11:07:22 ID:Fd9n/2Hw ドイツゴール前に辿り着いた彼がまず行ったのはミューラーへの挑発だった。 あまり仲が良いとは言えないこの二人は共に超がつく程強気な性格であり、負けん気も強い。 慰めの言葉よりも挑発の方がはるかに心地いい人種であり、お互いをそう理解しているのである。 シュナイダー「実に奇妙な増え方をするシュートだったが、威力や速度は俺のネオファイヤーの方が 明らかに上だ。そしてお前は日常的に俺のネオファイヤーを浴びている。二発目は止められるよな?」 ミューラー「誰に言っているんだ。分かりきった質問をするな」 シュナイダー「それなら良い。他の者も、あの程度で萎縮などしていないだろうな?」 カルツ「当然ぜよ。ブラジルならあれ位やってきてもおかしくないしな」 フライハイト「足への負担も大きい筈だ。カルロスはあれを連発できない」 シェスター「まだまだ俺達が1点リード中なんだ。気を取り直せばいいさ!」 カペロマン「向こうだってディウセウがヘバってきてるしな。いけるいける」 シュナイダー「よし。まずは前半を無事に終えて後半仕切り直しだ。いいな?」 ドイツメンバー『おう!!』 幸いミューラーは悔しさを糧にすぐ立ち直っており、顔の汗を盛大に飛ばす事で挑発に挑発で応えた。 他の者もそれに釣られて前向きなムードを作り直し、シュナイダーの気合に一斉に応答した。 シュナイダー「(これでいい。ここからが本当の勝負だ…だが…)」 しかしこの時シュナイダーは一つの不安を感じていた。彼らしい冷徹な表情の下で 正体不明の違和感を感じており、チームメイト達からそれを隠すのに苦労していた。 シュナイダー「(なんだ…?何かを見落としている気がする…この違和感は何だ…?)」
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0ch BBS 2007-01-24