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アク規中代理カキコ依頼スレその3
[612]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/18(金) 23:00:35 ID:MZfSDumc 上記5レスのコピペをお願いします。 >>606 特に支障が出る訳ではないのでお気にせずに。
[613]森崎名無しさん:2014/04/18(金) 23:05:43 ID:??? 行ってきます
[614]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/22(火) 00:54:53 ID:ICdUPQt2 >C 「俺達が世界一になるのは当たり前だ。何故なら俺達が世界で一番強いからだ!」強気でブチ上げる。 森崎「いいか皆。俺達は明日、勝つ。そして世界一になる」 全日本メンバー『………』 森崎「俺達以外の奴らはどんなに強くても二番目にしかなれない。同じ時代に俺達が居た不運を呪ってもらう。 それが世界一になると言う事だ。日本サッカーは弱い?もうそんなのは過去の話だ。 これからは日本はサッカーが強いのが常識になるんだ。俺達がそういう世界に作り変えたんだ。 もう一度言う。俺達が世界一になるのは当たり前だ。何故なら俺達が世界で一番強いからだ!それを証明しに行くぞ!」 全日本メンバー『ぉおおおおおおおおおおおおおおっ!!!』 見上「(うむ、これでいい。この不遜さこそが森崎の強さだ)」 森崎は自他共に彼らしいと認める強気で傲慢な態度を貫き通した。 彼はこの態度で力を得、勝ち上がり、頂点を掴み取ってきた。 それが最強のサッカー王国、ブラジルにまで通用する物だと誰もが信じていた。 来生「(え?え?え?決勝戦なのに出番なし…?こ、これじゃこのスーパースターが埋もれちゃうじゃないか… ち、違うんだこれは厚生の罠なんだ俺は填められたんだ…僕が、一番上手くストライカーを…)」 一人だけ、別の事を考えて呆然としていた者も居たが。 *来生がとうとう「スキル・何があっても自信を喪失しない」を喪失しました。
[615]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/22(火) 00:56:03 ID:ICdUPQt2 〜同日同時刻、ブラジルユース宿舎〜 ロベルト「…では、以上でミーティングは終了だ。解散!(やっぱりコインブラは出せそうにないか〜… 本人が出たいって言ってこないし、他の皆も認めそうにないし…だ、大丈夫だよな…?)」 同じ頃、ブラジルユースもミーティングを終えていた。何時も通りロベルトはスタメンを発表した後は 具体的な作戦は選手任せで、何時も通りコインブラは最後尾に座ったまま一言も会話に参加する事はなかった。 だが今回は何時もと違う事があった。ロベルトがポーカーフェイスを崩さない内に立ち去り、 コインブラも誰とも関わらずに立ち去るのは何時もの事だったが、他の選手達22人はまだ解散せず 部屋に残りカルロスに視線を集めていた。カルロスもそれを予期していたのか、咳払いをしてからゆっくりと口を開いた。 カルロス「皆、言いたい事は分かっている。コインブラの事だろう?」 サンタマリア「…ああ、そうだ。結局あいつをどうするかを解決しないままここまで来てしまった」 ザガロ「フン、今日はなんとなく居心地が悪そうなツラしてやがったな」 マウリシオ「結局の所何がしたいんスかね?」 カルロス「…あいつの心理は今となってはどうでもいい。ハッキリしている事はただ一つ、 あいつが明日のスタメンに名を連ねていない事だけだ。そしてハッキリさせないといけない事もただ一つ…」 ネイ「監督があいつを途中出場させてきたらどうするか、だろ?」 ディウセウ「オラはどうすっかもう決めてるけど、おめえの考えも聞いておきたいな」 ブラジルユースの決勝戦前の最大の懸念事項。アルツール・アンチネス・コインブラの存在。 もし彼が使われる事になったら、どうするのか?カルロスはその時こう答えたと言う。 カルロス「…俺はプロサッカー選手だ。プロらしくするさ」
[616]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/22(火) 00:57:14 ID:ICdUPQt2 上記2レスのコピペをお願いします。
[617]森崎名無しさん:2014/04/22(火) 01:00:28 ID:??? 行ってきます
[618]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/22(火) 22:21:58 ID:ICdUPQt2 かくして世界一を争う両チームはそれぞれの作戦会議を終え、決戦前夜を迎えた。 〜全日本ユース宿舎〜 決戦を前に誰もが武者震いをしていた訳ではない。 光あれば影あり。勝者の横には必ず敗者が居る。 余程の事が無い限り出番は有り得ず、それ故に士気を保てと言う方が酷な者達も居る。 石崎「はあ…分かっちゃ居たけど、やっぱり決勝でも出番なしか…」 高杉「当たり前だろ、今まで使われていないのに大一番で出られる訳があるか」 井沢「しょうがない、実力が全ての世界だ…ところで来生はどうしたんだ?」 滝「いや…昨日までは決勝戦でスーパーヒーローだ、とか言っていたんだが…」 来生「ぶつぶつ…僕が、一番上手くストライカーを、こなせるんだ…」 井沢「…遂にこいつも現実を思い知ったか。俺達の仲間入りって所か」 修哲出身の4人組と石崎はこの大会結局殆ど出番が無いまま終わりそうだった。 彼らはサブメンバーの中でも一番期待されていないグループなのが明らかであり、 ずば抜けて楽観的だった来生ですら最早自分を誤魔化せない程である。 滝「結局何がいけなかったんだろうな?俺達だって日本一になって、日本代表になって… そこが限界だったんだろうか?後ちょっとの差がどうしても埋められないんだよな…」 高杉「知るかそんな事。あの若林さんですらサブに追いやられてあの森崎なんかが 正GKでキャプテンでプロになってやがるんだぞ。何がいけなかったなんて俺が知りたい」
[619]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/22(火) 22:23:31 ID:ICdUPQt2 石崎「そういえば南葛小の頃はお前らに0−30でやられてたりしたんだっけ。 今までよく考えなかったけど、あの頃から考えりゃ夢にも思わない程出世したもんだ…」 高杉「下を見てたらキリが無いぞ。代表選考から漏れた佐野やら反町やら沢田やら、 長野やら岩見やら…あいつらは俺らを羨ましがっているだろうさ。ま、上を見てもキリがないけど」 井沢「…だからと言って、そんな理屈で諦めて堪るかよ!」 滝「井沢?」 それでももういいと自棄にはならないのは、彼らもまた日本代表たる証だろう。 井沢「確かに俺は今のチーム内のMFとしてはビリッケツだろうさ。それは認める。 だけど何時までもそのままだなんて誰が決めた!日本代表になれたら試合に出られなくてもいい… そんなカッコ悪い事を思う位なら死んだ方がマシだ!まだサッカー人生は長いんだ、俺は絶対に返り咲くぞ!」 滝「…いやまあ、その覚悟は立派だし俺も同意見なんだが…お前の場合はちょっと無謀過ぎないか?」 石崎「よりによって翼に対抗心燃やしてるんだから、ある意味来生より身の程知らずだぜお前」 井沢「な、なにィイイ!!」 高杉「(総合力では勝ってるのに、チーム単位で見るとこいつより来生や滝の方が役に立つって言うのがなんとも哀れだ…)」 だからと言ってその諦めの悪さが吉と出る保証など何処にもないのも日本代表と言う勝負の世界の掟である。 来生「速いボールが見えたり消えたりしている。あはは、速い…シュートかな。イヤ、違う、違うな…」
[620]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/22(火) 22:25:44 ID:ICdUPQt2 上記2レスのコピペをお願いします。
[621]森崎名無しさん:2014/04/22(火) 22:40:44 ID:??? 行ってきます
[622]2 ◆vD5srW.8hU :2014/04/23(水) 22:01:12 ID:Ppkwvt+c 将来に望み得る栄光が物足りないと嘆く者も居れば、輝く未来への展望を喜ぶ者も居る。 とは言っても展望はあくまでも展望であり、未来が過去になるまでは安心など出来ないのだが。 葵「イヤッホー!やったぜ!」 赤井「…良いニュースだったっぽいな、その様子は」 葵「うん!インテルがトップに加えてくれるって!一軍!遂に一軍になれるんだ!」 山森「それは素直に凄いな…おめでとう」 新田「でも、試合に出場するまでが大変なんだろ?」 赤井「下手するとレンタル移籍要員だからなあ。浮かれてたら痛い目見るぞ」 葵「大丈夫大丈夫!なんとかしてやるって気持ちが大事なんだよ!」 ホテルの別所ではたった今インテルの首脳陣から電話で一軍昇格のニュースを伝えられた葵が 小躍りしながら戻ってきた。年下組の4人は自然と固まって行動する事が多く、今夜もそうしていたのだ。 赤井「はあ〜、楽観主義は努力の証とは言うが…お前のその気楽さは羨ましいぜ」 山森「赤井はサンプドリアからの知らせは特に来ていないのか?」 赤井「今大会あんまり活躍していないしな…後もうちょっとで上がれると思うんだけどな〜」 新田「お前は堅実に実績を積み上げるタイプだから大丈夫だろ。少なくとも既にクラブに居るんだから羨ましいぜ」 葵「あれっ、新田や山森も何回かスカウトっぽい人達と会ってたりしなかった? 賀茂のおっさんも毎日色んな名刺を色んな人達から貰ってきて配ってきているじゃん」
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0ch BBS 2007-01-24