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【最強マモノ】鈴仙奮闘記7【決定戦】
[111]森崎名無しさん:2013/07/20(土) 19:58:38 ID:??? ★パスカルのコーチング対象→ ハート10 パスカルのコーチング内容→ スペードK ★
[112]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/20(土) 19:59:52 ID:meWvXqUA ん!? 今考えると9・10の分岐がありませんね!? どうしてこんなミスに気づかなかったのか…。 すみませんがカードは有効のまま、 JOKER→ウサギ全員(補欠ウサギ(F・G)含む) K→慧音 Q→てゐ J→佳歩 9・10→ウサギB 7・8→ウサギC 4・5・6→ウサギD 1・2・3→ウサギE (数字のウサギ達は毎回入れ替え) でやっていこうと思います! すみません、失礼しました!
[113]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/20(土) 23:34:32 ID:??? >>108 謎のひまわ…厄神仮面「能力値ちゅっちゅ」 すみません、先日書きたくても上手く書けなかった森崎パートの文章を書いていたら遅くなりました。 しばらく判定無しの長文になってしまいますが、ご了承ください。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★永琳のコーチング対象→ クラブ9 永琳のコーチング内容→ ダイヤK ★ ★パスカルのコーチング対象→ ハート10 パスカルのコーチング内容→ スペードK ★ →ウサギBのドリブル+1!パスカット+1! 永琳「ここは――共同で一人の選手を鍛えましょうか、パスカル君」 パスカル「成程、即戦力の育成ですね、エイリンさん? でも一体誰を…」 永琳「――ウサギBちゃんの能力を、平均的に鍛えてみようと思うの。 彼女は現状では伸び悩んでいると言っても良い能力傾向だけど、バランス感が他の誰よりも有ると思うから」 パスカル「(確かに、あの子は真面目で――いや、ルナティックスのウサギ達は全員真面目だが――、 なんというか、安定感があるからな。 妥当だろう)」 こうして永琳とパスカルはウサギBの育成に時間を注いだ。 ウサギB「こんなに私に期待してくれるなんて。 頑張らなくちゃです!」 ウサギBも練習に対して確実に取り組んでくれる事もあり――。 ウサギBは低水準であるがバランスの取れた選手となった。 *ウサギBのドリブルが+1、パスカットが+1されました。
[114]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/20(土) 23:35:36 ID:??? 〜6月3週・固定イベント〜 【キャプテン森崎 幻想郷編?その1】 〜博麗神社裏 サッカー練習場〜 森崎「(――っち。 せっかくパルメイラスの生活にも慣れて、地盤固めにも入ろうとしてたというのに… また1から…いや、0以下からやり直しだぜ)」 パルメイラストップチームの試合を観戦し、良い気分で寮に戻ったその日の夜――。 森崎は、自室に開いたスキマから幻想郷へと飛ばされた。 森崎「(しかも不愉快な事に、折角この俺様を呼びつけておきながら、ポジションが正GKじゃなくて…)」 萃香「へへっ。 魔理沙に小町に天子にアンタ。 これで我がチームの攻撃は完璧だねぇ〜。 あーあ! このチームに味方としてではなく、敵として出会いたかったよ、なあ森崎!?」 森崎「(こんな酔っ払いオヤジ……みたいな女の子の予備GKなんだよーーーーっ!!??)」 森崎は後悔の念を抱きながら回想する。 一週間前、紫の口車にまんまと乗せられてこの幻想郷という地に降り立った事。 そして、――この博麗連合とかいうふざけたチームへの入団を余儀なくされた事を。
[115]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/20(土) 23:36:37 ID:??? 〜回想シーン〜 森崎「なんだよ……ここ」 紫の出したスキマに放り込まれた、一週間前の森崎。 この理不尽かつ不思議な現象は森崎に怯えではなく……上機嫌の所を邪魔された事による怒りを齎した。 森崎「悪いけど、明日も練習なんだ。 こうした変なジョークに構って居られる程、俺様は忙しくないんでね」 皮肉を浮かべながらも、明らかに不機嫌な声と表情で紫に向き直る森崎。 しかし紫はその端正な笑みを全く崩す事なく、森崎の怒りをも無視し、ゆっくりと自分の伝えたい案件を告げる。 紫「私は八雲紫……幻想郷サッカーのプロモーターでありかつ、ちょっとしたスカウトマンですわ。 そして案件は一つ。 ――貴方に、幻想郷のとある名門チームの助っ人となって頂きたくて」 自らをスカウトマンと称する紫。しかし彼女の勧誘手法もその先についても、 かつてルーカスが自分をスカウトしに現れた時と比較して何もかもが胡散くさい。 森崎「何言ってんだよ、アンタ。 幻想郷だか何だか知らないが、要するに日本の一集落なんだろ? 俺は! ブラジルのプロ候補生として、日本中から期待を受けてる存在なんだよ! どうしてブラジルの名門プロチームという最高の環境を捨ててまで、そんな胡散くさい所に――!」 森崎はごく当然の事を述べる。そうする事以外に彼女を論破する方法は無いと言わんばかりに。 紫「……あら、そうですか。 私は貴方の才能が、幻想郷ではより良く伸ばせると思ったのですけれども。 幻想郷には、どのサッカー先進国にも引けを取らぬ、素晴らしいプレーヤーが数多く居るというのに。 例えば―――」 森崎の反論に対して、紫は言葉ではなく――視覚に訴える事にした。 紫が小さく指をなぞらせると空間に亀裂が走る。 森崎「……今度は何だよ。 お願いだから俺をパルメイラスの寮に返して…って、えっ…!?」
[116]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/20(土) 23:37:40 ID:??? 空間の亀裂の先。 そこにはサッカー場と―――そこでプレーをする幻想郷の少女達が居た。 魔理沙(映像)「くらえ、紅魔スカーレットムーンズ! これが私の…マスタースパークだぜ!!」 グワアアアアア……バッシイイイイイイン!! ビイイイイイイ……イイイインン! 森崎「(これは――日向のタイガーショット並み…いや、それ以上の威力のシュート!? こんな女の子が…!?)」 永琳(映像)「さあ、行くわよ!」 タタタタタッ……クルッ! スパアッ! グイッ! キュッ…ターン! ズバアアッ! 森崎「(これは…まるでディアスの中央突破だ! 今の俺じゃあまともに止められる気がしないぞ…!?)」 レミリア(映像)「――――HA!」 ギュウウウウウン! シュパアアアアアアア……ッ! 森崎「(そしてこれは……殆どシュナイダーのノンファイアーそのものじゃないか! こんなキックコントロール力を 持ってる選手、ブラジルにも早々居ないぞ!?)」 映像から映し出される少女達は――全てが森崎が過去に対峙してきた選手に極めて酷似したプレースタイルを とっており、また実力も彼らに酷く類似していた。 そして最後に映像に映し出される選手のプレーを見ると。森崎は嫌悪感を通り越して、吐き気すら催してしまう。 なぜなら、その選手は―――。
[117]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/20(土) 23:38:41 ID:??? 霊夢(映像)「勝負よ、咲夜!」 咲夜(映像)「貴女がどんなドリブルをしようと――関係ないわ」 タタタタッ! ブウ…ン! ――タタタッ! 霊夢(映像)「え? 今何か言った?」 咲夜(映像)「な――何ですって!?」 松山の如く鋭く力強いタックルを放つ選手を軽快に抜き去り。 霊夢(映像)「博麗アミュレットよ!」 バッシュウウウンン! ギュウ……ウウン! アリス(映像)「上海、お願い…って。予想以上に高い――!?」 岬の如く非凡なパスカットの才能を持った選手が手も足も出ないまでのパスを放ち。 森崎「(何だよコイツ。 これじゃあまるで―――)」 霊夢(映像)「これで決めるわ! 夢想封印・瞬――――!!」 スッ…スッ…スッ……―――カッ! ギュウウウウンン―――バッシイイイイイイイインン!! 紫(映像)「――ッ!?」 ズッバアアアアアアアン!! 若林以上の鋭さを持ったセービング技術を持つ目の前の女性から、 翼よりも高い位置からのドライブオーバーヘッドにてゴールを奪って見せた。
[118]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/20(土) 23:39:42 ID:??? ―――そこで映像は途切れる。紫は「全く恥ずかしいですわ」と笑みを浮かべながら一人ごち。 改めて森崎に向き直った。 紫「……ご覧の通り、幻想郷は全世界のサッカーの名選手を一斉に同居させた、 世界最高のサッカー先進国と言っても過言ではありません。 そして貴方には、この幻想郷の中でも最強豪のチーム――「博麗連合」に入団してもらい。 そこから10月の大会で優勝して貰う為、力添えをしてもらいたい。 そう考えて、この世代最高峰のGKである貴方を呼んだのですよ。森崎有三君?」 森崎「(俺が……シュナイダーやディアス並みの実力者が居る土地に、 翼並みの実力者が居るチームに加入するだと…!?)」 紫「……森崎君。貴方は現状ではよそ者であり、いくら最高峰選手であると言えども、 すぐに正GKやキャプテンの座を掴みとる事は出来ないでしょう。 しかし、ここ幻想郷ではブラジル以上に弱肉強食の世界。 貴方がその実力と智略を働かせれば、きっとそれは覆す事ができますわ――今まで、貴方がそうして来たように」 紫が一方で、現実的な説明を始める。 森崎が幻想郷に興味を持って来た事を寄せ、一層に説明を具体化させてきた形だ。 ここで紫は更に森崎に追い打ちをかける。 紫「そして。 森崎君……貴方、お友達に会いたくないかしら?」
[119]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/20(土) 23:40:50 ID:??? 紫は――第二の映像を見せる。 そこに映っているのは少女ではなく――少年だった。 それも、森崎の良く知る少年が……。 中山(映像)「うおおおおっ!」バシッ! その少年は、とある試合にて果敢にタックルを仕掛け、パスカットに向かい、必要とあらばパスによるチャンスメークに徹している。 動きにはかつてのような非凡さは無く、先ほどの映像に映し出された選手とは比較にならないほどの 平凡な選手であったが……。森崎はこの少年を見て――霊夢を見た時以上の驚きを見せる。 森崎「な―――中山ァ!?」 紫はその森崎の反応にほくそ笑み…森崎の欲望をくすぐる、最後のひと押しをこっそりと耳元に告げる。 紫「彼はすばらしい才能に満ち溢れた選手。 彼がこの才能を努力により開花させたとしたら――。 きっと幻想郷でも、世界でも有数のプレイヤーとなるでしょうね。 そして…この幻想郷に居る時に限っては、中山政男は恐らく、森崎有三の最大のライバルとして対峙する事となる」 森崎「………………!」 森崎はかつての大友中との試合に想いを馳せる。いや、馳せざるを得なかった。 中山の奮闘が、森崎の意地が、突然の事故が。……そして翼の奇声が。 全てすぐ前の出来事のように森崎の脳裏によみがえる。もしも、あの試合の決着を付けられるのだとしたら。 将来互いにプロになるまで数年間。いやもしかしたら永遠に巡って来ないかもしれない、中山との真剣勝負が出来るのだとしたら。 ――そこまで考えた時、森崎の腹づもりは決まっていた。 森崎「ええ、宜しくお願いしますよ、紫さん(ガラでも無いのは分かってる。だが俺は……やって見せる! ――翼みたいなヤツや日向みたいなヤツも居るみたいだが……それはもう良いや。 オルヘスとかの相手をしてやるのよりは緊張感が持てるぜ)」 こうして、森崎有三の新たな天下取りは始まった、と思っていたのだが―――。
[120]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/20(土) 23:41:57 ID:??? 〜回想終わり〜 中里「森崎! 練習が終わったら一緒にのぞ…ゴホゴホ! 人里を練り歩かないでござるか!」 天子「何か露骨に友人アピールして来てるわね、中里。 ああ、厭らしいわ」 衣玖「(夏休みいつ所得しようかなあ…)」 森崎「(中里…! が居るのは良いとして、何だよコイツ等の緊張感の無さは――!)」 森崎の想像以上に、「幻想郷きっての名門チーム」の雰囲気が温かったのだ。 確かにたまの練習では霊夢を筆頭にその実力を見せつけるのだが、 練習回数も少なすぎれば、時間も非常に短い。 森崎「(これだけ才能がある奴らが揃っているのに、このありさまかよ!? ああ、気持ち悪いぜ。まるでサラ金から借りた金で札束風呂に入っているような気持ち悪さだ)」 森崎が現キャプテンである霊夢に対抗する自派閥を創ろうとしても…チームが「それ以前」の問題なのだ。 無自覚に努力家で、また練習量の多いチームに所属し続けて来た森崎にとってはとてもではないが耐えられない。 せめてこの中でもやる気のありそうな中里や魔理沙に声を掛けたりしたのだが。 中里「済まぬ森崎。 吾輩、今日は見回りがあるでござるよ」 学生では無く立派な「忍者」として生計を立てている中里は人里内でも忙しいらしく。 魔理沙「ふん……私は勝手にやらせて貰うぜ」 (中里を除く)チーム内で唯一の努力家肌を見せる魔理沙は性格まで日向なのか、森崎には慣れ合おうとしない。 森崎「(くぅ〜。 喧嘩してシメてやるにもアイツ等理不尽に強いし……くっそー! 騙しやがったな、紫さーん!!)」 仕方なく、心の中でチームメイトや紫に悪態を着きつつ、一人練習に明け暮れる森崎。
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0ch BBS 2007-01-24