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【最強マモノ】鈴仙奮闘記7【決定戦】
[596]森崎名無しさん:2013/07/30(火) 00:28:04 ID:1QXaeyLE A
[597]森崎名無しさん:2013/07/30(火) 02:37:31 ID:OeH3wdQo A
[598]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/30(火) 21:12:48 ID:oqcuZxRA こんばんは。今日は更新をしていきます。 ―――――――――――――――――――― A:まあ、大丈夫よね……(*後半に移ります) 鈴仙「(まあ、大丈夫でしょうね……)」 鈴仙もまた、ベンチに腰掛けて少しでも体力の回復に努める事にした。 〜敵チームハーフタイム〜 豊姫「みんなお疲れ様。 この後も程々に頑張りなさいな」 ピエール「あ……ありがとうございます、監督(アレっ? こんな人だったかな、俺達の監督…)」 ボッシ「(もっと美味しそうな名前だったような…)」 謎の美人女性監督の出現に焦りや戸惑いを隠せないフランスJr.ユースメンバー(の、一部)。 ナポレオン「―――さて…。 ピエール、お前は何発行ける?」 そんな微妙な空気を振り払ってくれたのは…ナポレオンだった。 彼はいつも通りの不機嫌そうな表情でピエールを睨む。 ピエール「ベストコンディションで撃てるのは1発か2発。 ただ撃つ事にだけ専念すれば――後半全体で3発は行けるかもしれないが。 それは、お前も分かるように現実的じゃない」 ナポレオン「俺は3発は行ける。 ……無茶をすれば4発だ。 そしてボッシ――お前のクソみたいなシュートも小回りが利く点だけは優れてやがる。 露払いには色々便利に使えるだろう」
[599]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/30(火) 21:13:49 ID:oqcuZxRA ピエール「……何が言いたい」 ボッシがムッとした表情を浮かべたのを尻目に、ピエールは冷たい視線を投げかけ言い放つ。 ナポレオン「何って。 単純に、後半の戦術だ」 そして…その視線を無視するように、ナポレオンは、悪びれもせずにこう言ってのける。 ピエール「……シュートを撃ちまくり、相手の消耗を狙いつつ点差を広げて行く作戦、という事か? 無茶だ。 相手の攻め手は前半中に知り得ただけでも5人は居る。 一方、こっちで決定力があると言えるのは、俺とナポレオン、そしてボッシの3人だけ。 こうなっては、先にこっちが倒れてしまう、―――」 ――ただでさえ倒れてしまいそうなのに。とピエールは続けたかったが…。 キャプテンとしての誇りと責任感がそれを言うのを押しとどめる。 ナポレオン「馬鹿野郎、今すぐに、じゃねえよ。 幸い後半はこっちのキックオフだ。 だから、ギリギリまでボールを持ってやるんだ。 それこそ、あっちが無駄に体力を残しちまう程に。 そして当然相手は逆に俺達の消耗を狙って来るかもしれねえが……その時は、根比べだ」 ピエール「(ナポレオンの言う事は最もだ。 だが……それでも、大丈夫なのか? 俺は―――最後までこのフィールドに立っている事ができるのか?)」 そしてナポレオンの作戦にピエールは理解しながらも、ピエールは不安を隠せない。 どのような作戦を取るにしても、自分の消耗は必至であるし、自分が居なければ中盤…いや、 自陣深くの守備までもが有って無いものになり果てると考えていたからだ。 ピエール「(俺が倒れれば……このチームは総崩れだ。 いくらナポレオンが決め、ボッシがそれに貢献し、アモロが防いでくれた所で――競り負けてしまうだろう)」
[600]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/30(火) 21:15:08 ID:oqcuZxRA ピエールは誰よりも理解していた。このチームの脆さに。 だがしかし、彼は気づいていなかった。 ボッシ「(ピエール……疲れてるな。 もっと俺達を――いや、俺達がこうなのが悪いのか)」 マルセル「(いっつも情けなくなるぜ……。 夢にまで見た国内代表だっていうのに)」 アモロ「(ごめんね、ごめんね、ピエール……)」 ナポレオン「(―――フン、こいつらの想いに耳も傾けずに、 悲壮感を出されてもウザいだけなんだよ。……勝手に倒れちまえ)」 彼以外のチームメイトもまた、その脆さに気付き。 そしてその上で、彼の力になりたいと切に願っている事に……。 豊姫「(……地上の民の考えは訳が分かりませんわ。 ―――けれど、この分からなさこそが。 輝夜を―――そして八意様を惹きつけたのかもしれませんわね)」 妹と比べて随分影の薄い監督である姉もまた、そんな様子を見て苦々しげに微笑むのだった。 そして……後半のキックオフまで、そう時間も残されてはいなかった。
[601]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/30(火) 21:16:16 ID:oqcuZxRA 実況「さあ〜〜〜〜〜!! 後半戦の始まりです!! 前半を2−2の接戦で折り返した両軍、 後半の動きは一体どうなっていくのでしょうか〜〜〜〜〜〜!!??」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」「ピエールー!ハットトリックよー!」 「ナポレオン! お前の勝負強さを見せてやれ!」「アモロ アモロ アモロ アモロ」「ボッシくんのファンが居ない…」 永琳「(さて、私も後半では良い所を見せられれば良いのだけれども…)」 ピエール「(立ってみせる……! 俺は最後まで、愛すべき母国、フランスを守り抜く使命があるんだ……!)」 実況「両チームのキャプテン…あ、失礼しました! ルナティックスのキャプテンは輝夜選手です! 両チームの司令塔が互いに睨み合いをしております! そしてそんな緊迫した光景をバックに―――」 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!! 実況「後半戦! 緊張のスタートです!!」 ピエール「(観客の期待や実況の煽りには悪いが……ここは――)ジョルジュ!」バシッ! ジョルジュ「(ナポレオンの言った通りにだな!)フェレーリ!」バシッ! 永琳「(ここまでは予想通りね)」 実況「フランス、ここはどうやら得意の速攻ではありません! ボールを中盤の選手やDFも使いながら、じっくりと回していきます! これはルナティックスのミスを誘発しながらの遅攻か〜〜〜〜〜!!??」
[602]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/30(火) 21:17:33 ID:oqcuZxRA 鈴仙「(うーん、やっぱり簡単にボールは取らせてはくれないわねぇ…。 ここは全員でボールを奪いに行くべきかしら?ウサギ達が居る分、少し不安だけど……。 それともフォーメーションは崩さず、相手にペースを合わせて、隙を見せた時に奪って行くべきかしら?)」 A:全員でボールを奪いにいく!(フィールダーの総合値判定になります。運が悪いとすぐさまピンチに?) B:相手のペースに合わせる。(確実に相手のボールになりますが、すぐさまにピンチにはなりません。) C:自分だけでも積極的にボールを奪いに行く。(判定でパスカットが出来ますが、失敗するとピンチになる上疲れます) D:自分とパスカルだけでも積極的にボールを奪いに行く。(Cと同じで、パスカルにも判定があります) E:永琳も交えて3人で積極的に奪いに行く。(C、Dと同じですが奪える確率が高い分、失敗した時のピンチも大きいです) F:「う〜ん、う〜ん、……ぅ〜Zzz...」(寝ます) G:その他 自由選択枠 鈴仙のガッツ:660/800 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[603]森崎名無しさん:2013/07/30(火) 21:19:59 ID:QHxAS0pk E
[604]森崎名無しさん:2013/07/30(火) 21:30:35 ID:oWgTyW3A E
[605]森崎名無しさん:2013/07/30(火) 21:32:43 ID:??? G A+姫様も出す どうせキーパーとしては微妙なんだからフィールダーとして活躍してもらう などと、わずかでも考えた俺の姿はお笑いだったぜ
[606]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/30(火) 21:42:17 ID:oqcuZxRA E:永琳も交えて3人で積極的に奪いに行く。(C、Dと同じですが奪える確率が高い分、失敗した時のピンチも大きいです) 鈴仙「(相手に時間を稼がせてはいけない! ここは――)パスカル君、師匠!行きましょう!」 パスカル「行くって――この11人のパスワークをカットするってのか!?」 永琳「……確かに成功した場合の効果は大きい。 けれど、これで失敗したら失点も覚悟しなくてはならないわ。それは大丈夫かしら?」 鈴仙「それは―――分かってます! それに万一奪われて点を失ったとしても、 相手を消耗させるという目的は達成できる。 それなら行くしかありません!」 鈴仙は(脳内だからか)上手く二人を説得し、三人でパスカットに入る。 実況「フランス、巧くパスワークを続けていますが……ここに鈴仙選手に永琳選手! そしてパスカル選手の三名が懸命にパスコースに入ろうとしている〜!! 人数的に不利だが、果たしてどうなるか〜〜〜!??」 ピエール「(こちらのペースにはしてはくれないか。 だが…その時はその時だ!)」
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0ch BBS 2007-01-24