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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】
[163]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/12(月) 21:15:55 ID:sPlcdD/w 鈴仙「ハッ!? ドリームか!?(にしては何時もより長かったわね…。で、温泉に入ろうとしてたんだっけ。 ――まあ、当然女湯よね)」 鈴仙は「女湯」と書かれているのれんをくぐり抜ける。 鈴仙はするりと「女湯」ののれんを開けると、パスカル達と会話していた分もあってか、 子供のウサギ達はさっさと着替えを脱いですっぽんぽんになっており。 ウサギC「誰か〜、さうなでしりとり我慢大会しな〜い?」 ウサギD「ええ〜っ!? 私サウナとか暑いから一分も無理だよお……」 佳歩「いいじゃない! やるやる!!(さうなって良く分からないけど…これはまた体力を高めるチャンス!?)」 ウサギB「えっと、まずはコラーゲン風呂に入って、次に渓流風呂に入って……」 ウサギE「Bちゃん、裸になってまでパンフレットを読まなくても良いと思うけど……」 とは言ってもすぐに風呂に入ろうともせず、まずは非日常的空間での皆とのはしゃぎ合いを楽しんでいる様子。 慧音「――っふう。 夏は暑いから服が蒸れて困るよ…」 妹紅「そうねぇ。 私は何時だって熱いけど(――あれ? 何か慧音と私とで色気度的に差を感じるような…?)」 永琳「姫様、まずは髪を結びましょう」 輝夜「ありがと、えーりん」 その一方で、大人(?)達は比較的ゆったり着替えているようであり、鈴仙も今から急いで着替えれば 遅くはならなさそうな様子である。それを見て一安心して、ブラウスのボタンを外していく鈴仙。 鈴仙「なんだか周りに人が居ると…ちょっとした衣擦れの音でも気になっちゃうわね」
[164]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/12(月) 21:19:04 ID:sPlcdD/w てゐ「戦闘力チェックはしないの、鈴仙ちゃ〜ん?」 下着まで粗方脱ぎ終わったところで、子供と同じく(見ためは確かに子供だが…)既にすっぽんぽんになっていた てゐによる邪魔な横やりが入ってくる。その目は何と言うかもう世俗的であり。 こうした場でハッスルするのは姫様だけじゃなかったんだと鈴仙は思い出す。 鈴仙「アンタじゃないんだから、そんな事しないわよ…」 ふう、とため息をつき、相棒の相変わらずの様子に肩をすくめる鈴仙。 止めたかったが…多分てゐとしても、ある意味自分がこうした役割をすることに誇りと責任を持っているのだろう。 こういうキャラが居ないと女子会が盛り上がらない、誰もやらないのであれば自分がやらねば、と。 鈴仙「大体、それを知っても一文の得にもならないでしょうに……」 てゐ「ま〜ったく。 分かってないねぇ、鈴仙ったら」 鈴仙「はいはい、どうせ真面目ちゃんな私にゃわかりませんよーだ」 鈴仙は無視を決め込んで、さっと残りの衣服を籠に入れて風呂にお邪魔する事にする。
[165]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/12(月) 21:24:56 ID:sPlcdD/w 温泉の中はこんもりとした湯気に覆われており。 広々とした室内の大浴場中をびっしりと包み込んでいた。 鈴仙「うわっ…屋内だけでも広いわね! これなら渓流風呂なんて行かなくても全然遊べそう!」 てゐ「ねぇねぇ鈴仙! 一緒にあのスライダー乗ろうよ! あのスライダー!!」 鈴仙「絶対悪い事考えてるだろうから却下。 アンタが一人で行きなさい。ウサギ達の監督しつつね」 てゐ「むー…疑り深いなぁ…」 鈴仙「(んー…。確かに子供向けだから、子供のウサギ達とは交流出来そうだけどねぇ。 やっぱり師匠や姫様も言ってた渓流風呂にも行ってみたいし―――どうしようかな?)」 A:渓流風呂に行ってみる。 B:ビタミン風呂に行ってみる。 C:コラーゲンの湯に行ってみる。 D:電気風呂に行ってみる。 E:温泉スライダーに行ってみる。 F:サウナに行ってみる。 G:地底源泉の湯に行ってみる。 H:もう温泉から出る。 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *あと2回まで行動できます。
[166]森崎名無しさん:2013/08/12(月) 21:26:36 ID:8zwUun/g A
[167]森崎名無しさん:2013/08/12(月) 21:28:07 ID:OaPfJK3o A
[168]森崎名無しさん:2013/08/12(月) 21:30:01 ID:??? こんな短いスパンであんなカオスな話作っちゃうなんて これが狂気か
[169]森崎名無しさん:2013/08/12(月) 21:34:47 ID:??? この速さで面白い話作っちゃうからすごいですよね。
[170]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/12(月) 21:43:20 ID:sPlcdD/w A:渓流風呂に行ってみる。 鈴仙「姫様も行くって言ってたし。 渓流風呂ってのに行ってみましょうか!」 鈴仙は大浴場の左手にあるガラスの戸をガラリと開けて、暫く檜作りの廊下を抜けて――。 そして目的の渓流風呂に到達する。 鈴仙「すごい…!」 鈴仙はその風呂の様子に思わず息を飲んだ。 せせらぎの流れる川のほとりと温泉とがすぐ一体となっており。 それなりの深さのある湯と川を隔てるものは積んである石のみ。 本当に自然の中に繰り抜かれた形になっているため、四方は完全に森と小川のみとなっている。 鈴仙「それで、温泉自体も結構広いのよね…。 深さ的に寝転がられるような場所もあるし、 こりゃあ最高だわ。 ただ、ちょっと覗きが怖いけど―――まさかこんな所に来る訳もないしねぇ…」 そうして鈴仙が寛いでいる内に―――。 先着1名様で、 ★温泉天国→!card★ と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。 ダイヤ→スペード・クラブ+小町「ふいーっ。 極楽極楽」先客がいた! ハート→スペード・クラブ+にとり「いやぁ、我ながら良い温泉作ったもんだ…」先客がいた! スペード・クラブ→輝夜と永琳が発言通りにやってきた。 クラブA→中里「フヒヒヒ! そこそこの妖力がありかつ身のこなしの素早い拙者にとって、ここは穴場でござるよ!」 JOKER→クラブA+永琳「……」バシュッ! ゴオオオオオ!! 中里、再起不能(リタイア)!
[171]森崎名無しさん:2013/08/12(月) 21:44:37 ID:??? ★温泉天国→ スペードK ★
[172]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/12(月) 22:01:12 ID:sPlcdD/w ★温泉天国→ スペードK ★ スペード・クラブ→輝夜と永琳が発言通りにやってきた。 残念ながら先客には会えなかったが…。 輝夜「おっ、イナバも来たわね! 私のアドヴァイス通りに!」 永琳「良い風景ね。 正直、誇大広告かと思っていたわ」 鈴仙「あっ…師匠、姫様!」 鈴仙は夕食時の会話通りに、永琳と輝夜に合流する事に成功する。 輝夜「ふう……何時ものお風呂だって悪くないけど。 やっぱり温泉ってのは別格ねぇ…! 何と言うか使い古した表現かもしれないけど、魂の洗濯って感じがするわ!」 永琳「そういえば最近仕事尽くしで、あんまりのんびりお風呂に入る機会ってなかったわねぇ…」 鈴仙「(姫様や師匠も、色々あるのかしらね…。 折角だから何かお喋りしようかな? それとも邪魔せず、のんびりした方がいいかしらね…。 ノンビリしたら、瞳に溜まっている狂気も良い感じで抜け落とせるかもしれないし)」 A:輝夜が風呂好きな理由について。 B:輝夜が難題をサッカーで使用しない理由について。 C:永琳が最近多忙な理由について。 D:永琳が作れそうな、サッカーに役立つ薬について。 E:あちらが話題を振ってくれるのを待つ。 F:静かに心を安らげる事に集中する。(狂気度が- 5 されます) G:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
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0ch BBS 2007-01-24