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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】
[421]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/20(火) 21:02:39 ID:/8VMpBnE 鈴仙「(中山さんと師匠の組み合わせか…なんか珍しいわね。 価値のある話題が聞けるかは分からないけど… どんな話題で雑談をしたら、二人とも食いついてくれるかしら?)」 A:当然、サッカーの話題だろう。 B:スポーツ医学とかだったりして。 C:酒の銘柄とかはどうだろうか。意外とツウかもしれないし。 D:自分(鈴仙)は何度も聞いたけど、外界の話とか…? E:ここよ、ここでコイバナよ! F:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[422]森崎名無しさん:2013/08/20(火) 21:03:14 ID:RGai6fJ+ B
[423]森崎名無しさん:2013/08/20(火) 21:03:49 ID:2wG7hIWs B
[424]森崎名無しさん:2013/08/20(火) 21:16:26 ID:??? 二人の間にペタンを座る 地味にアピールですかそうですか
[425]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/20(火) 21:30:31 ID:/8VMpBnE B:スポーツ医学とかだったりして。 鈴仙「(中山さんといえば…サッカーね。 そして師匠と言えば…やっぱり医学薬学。 となると、この場で最も空気を読んだ話題提供は―――スポーツ医学ね!)」 鈴仙の多分それなりに賢い頭脳がクルクルと音を立てて考えた結果。 二人の趣味(永琳は趣味かどうかわからないが)をごっちゃにした話題ならどっちも盛り上がるはず!と、 短絡的ながらもそこそこ的を得た発想が浮かぶ。 鈴仙「中山さんって勉強できそうよねぇ…。 師匠からスポーツ医学とか勉強したら、 サッカーに活かしてもっと凄くなるんじゃあないの?」 中山「うーん、スポーツ医学か……理科は少し苦手だったんだよなァ」 永琳「(確かに負傷時、少しでも医学の心得のある者が居れば助かるけれども…)」 鈴仙からの話題提供に、ううむと考える二人。 決して悪い話題を振った訳ではなかったが、やはりほぼ中学生の中山(入院と幻想入りのせいで高校の学習を受けていない…)と、 医学の権威とも言っていいだろう永琳の間には、スポーツ医学と言っても厳然たる学力の差が存在しており…? 先着1名様で、 ★スポーツ医学の権威→!card★ と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。 ダイヤ→永琳「そうね。 空いた時間に応急処置の勉強でもしてみましょうか」 ハート・スペード→永琳「興味があるなら、ウドンゲと一緒に講義を受けてみる?」 クラブ→中山「うーん、やれば出来るのかもしれないが、俺はやっぱり身体を動かす派だな」 クラブA→??「ハーイ! ジャパニーズラビット! スポーツ医学ナラ私ニ任セナサーイ!」変な人が乱入してきたぞ! JOKER→中山「……と、思ったが意外といけそうだな」永琳「なにィ!?」中山さんはやっぱり天才だった!
[426]森崎名無しさん:2013/08/20(火) 21:31:13 ID:??? ★スポーツ医学の権威→ ダイヤA ★
[427]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/20(火) 23:01:53 ID:/8VMpBnE >>424 ペタン「と」ですね…すみません(汗) 鈴仙は中山とは評価値がかなり高いので結構気安いです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★スポーツ医学の権威→ ダイヤA ★ ダイヤ→永琳「そうね。 空いた時間に応急処置の勉強でもしてみましょうか」 中山「…確かに、勉強も必要だしな。 それに負傷者の手当てはサッカー選手としても重要だと思う。 もし良ければ―――お願い出来るだろうか?」 永琳「ええ。 こちらとしても教える事は嫌いじゃあないしね。来るものは拒まず、よ」 鈴仙「(落ち着いているわねぇ…この二人。 落ち着き過ぎて…折角話題を振ったのに、私が会話に入れないわ)」 元々貪欲に知識や経験を吸収する気質の中山と、膨大な知識を持ち、 輝夜や依姫達の教育係として教える事には慣れている永琳。 この二人は意外と相性がいいのではないか―――と思う鈴仙だった。 *中山にスキル・治療上手のフラグが立ちました。永琳か中山に話題を振る事でフラグが進行・回収されます。 *中山の評価値がほんの少しあがりました。
[428]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/20(火) 23:02:58 ID:/8VMpBnE そして夜も一層更けて…… 佳歩「う、う〜ん…私は大人だから…起き…」 ウサギE「すう、すう……」 慧音「やれやれ……今日は新月で助かったよ…」 妹紅「ふあーあ……」 輝夜「ギルメンは上手くやってるかしら……」 パスカル「(たまに良く分からない事を言うよな、カグヤさん……)」 ウサギ達を筆頭に、メンバーにも流石に酔いと疲れによる眠気が拭えない。 会話をしている者も居るには居るが…それももう語り尽くした感さえある。 そんな雰囲気を察してか、程なく輝夜が散会を指示して、宴会はつつがなく終了するのだった。 てゐ「んあー…早寝早起きが健康の秘訣というのに……起き過ぎたぁ」 鈴仙「ぷぷっ…凄い顔してるわね、てゐ」 てゐ「うるせーやい。 それに鈴仙ちゃんだって目赤いじゃん」 鈴仙「それは元から!」 鈴仙はてゐと並んで、ウサギ達を引き連れつつもマイルームへと戻る。 明るい宴会場を抜けると外はすっかり宵闇に静まり返っており、 昼時の熱い夏風は涼し気に鈴仙の火照った身体を冷やしてくれる。 歯磨きを済ませて、マイルームの自分用の布団に鈴仙がダイブした頃には、 昨日のような喧騒は全くなく。 すっかり皆も眠りについていたようだった――。
[429]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/20(火) 23:06:42 ID:/8VMpBnE その一方で。中山とパスカルの居る男部屋では尚も明かりが付いていた。 中山「……なあ、パスカル」 中山は静かにパスカルに問いかける。元々の性格的に気の合う二人だったが、 彼らもまたこの旅行で互いの絆を幾ばくか深めていた。 パスカル「どうした…ナカヤマ? 眠れないのかい?」 中山「まあ、な――」 パスカル「…相談なら聞くぜ? ―――最も、俺にその悩みをどうこうするまでの力は恐らくないが」 中山「相談というか――少しだけ、思う事があってな」 中山の口調は静かではあったが―――そこまで思いつめたものではない。 むしろ、自分の発見を誰かに伝えたいかのような、驚きが籠っているような物であった。 中山「……俺は今まで、森崎に並び立つ選手になりたい。そして過去の栄光を再びこの手に取り戻したい。 そう考えて、今までブレる事なく鍛錬と行動を行って来たつもりだった」 パスカル「モリサキ、か…。 (俺はアイツと試合をしたが――。確かに、アイツには何かがあった。 それも、ディアスやシュナイダー、日本の10番(翼)とは全く別物の、しかし輝く何かが)」 パスカルはかつて自分と親友を驚かせた、全日本の奇跡のゴールキーパーを思い出す。 どれだけ幸運に恵まれていようとも、自分のシュートではゴールを揺らせないとまで思ったあの驚異的なセーブ力。 世界最高峰の選手に全く引けを取らない――いや、世界最高峰ではないかと疑わざるを得ないまでのボールキープ。 そして、失点しても、疲労しても尚恐ろしい闘志、勇気、そして狡猾さ。その全てを持ったパーソナリティ。 その底知れぬ恐ろしさは確かに、中山に通ずる…いや、中山を遥かに凌駕していた。
[430]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/20(火) 23:07:48 ID:/8VMpBnE 中山「だが俺は…今、悩んでいる」 パスカル「……現状ではモリサキに追いつけないから、かい?」 中山は静かに首肯する。 中山「俺は―――永琳さんのお陰で負傷を克服し、そしてブランクからも立ち直った。 しかしそれでも…満足できないんだ。 もっと上を目指さなくては、森崎や翼には追いつけない。 もっと鍛錬を重ねなくては、俺は昔の栄光を取り戻せず堕落するのではないか、と。 そう思ってはいるんだが――『方向性』が見つからないんだ。 森崎に並び立つのは良い。昔の栄光を取り戻すのは良い。 …では、そのために俺は何をすべきか? 現状は――欲張りな性格だからか、つい何でもやろうとしてしまい、中途半端になっているような気がする。 俺はどんな力を手に入れ、どう役に立つべきなのかが分からないんだ」 決して暗い表情でも、打ちひしがれている様子もない。 中山は純粋に、自らの足らざるを分析し、それを足らして行くか。そこを貪欲に考え尽くしているのである。 そして中山は確信していた。パスカルならば、自分の望む答えのヒントを持っているという事を。 パスカル「――読めてきたぞ」 パスカルはそんな中山の意図に気付き、顔を緩ませる。 パスカル「ナカヤマ、君は恐らく俺の方向性を参考にしようとしているな? 最初からディアスの能力を高めるサポーターたらんとし、その方向で分析を続けている俺の方向性を」 中山「――パスカルは器用だと思う。 その反面…俺は不器用だ」 中山は質問には答えずに、そう言ってのける。
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0ch BBS 2007-01-24