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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】
[502]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/24(土) 18:13:16 ID:??? 永琳の冷静な問いかけに対して、ウサギBは少しだけ怯えながらも毅然と答えて行く。 そんな彼女の真摯かつ鋭い姿勢に、永琳も少しだけ目を丸くして――。 永琳「…分かったわ。 それじゃあ、今日は貴女のシュートを磨きましょうか」 ウサギB「! …あ、ありがとうございます!!」 彼女の熱意に応えてやるのだった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ウサギE「はあっ、はあっ、はあっ……!」 そして一方、パスカルはウサギEのランニング練習に付き合っていた。 とはいえ、彼女もまだまだ子供の体格。その運動量はパスカルのようなプロ候補生レベルと比較すれば 御遊びに近いものではあったが。それでも、彼女は少しずつその持久力を伸ばしていた。 パスカル「(やっぱり小さい子だからか、俺達と比べると持久力はあまりにも無いが…。 それでも、名無しウサギ達の中ではこの子のスタミナは別格だ。 また、メンタルも他の子と比べて強いようだし…心身ともに鍛えれば、マンマークで活躍できるようになるかもしれない)」 パスカルはそんな彼女の可能性を的確に分析しながらも、 その走りのフォームやペースについて、終日指示を飛ばしていくのであった。 *ウサギBのシュートが+1されました。 *ウサギEの最大ガッツが+10されました。
[503]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/24(土) 18:14:16 ID:??? 〜7月1週・定期イベント〜 【鈴仙とパスカル。天才の相棒特訓!】 そしてその練習の日の夜。鈴仙は何気なく自主練習をしようと永遠亭のグラウンドに出て見ると ――同じく練習をしているパスカルの姿を見かける。 鈴仙「パスカル君!」 パスカル「……レイセン」 あくまでも基礎に忠実に。ドリブルやパスの基本練習をしていたのであろう彼は、少し驚いたかのように鈴仙に話しかける。 鈴仙「…ひょっとして、毎晩いつもこうして練習をしてたの?」 夜は仕事の積み残しや薬学の講義で忙しい。そんな鈴仙が夜にこうして自主練習をするのはあまり無く、 どちらかといえば早朝の時間が多かったため、今までパスカルとこの時間に出くわした事は無かったのだ。 パスカル「――最近、コーチングが中心だからな。 最低限のタスクはこうしてこなさないと」 謙遜する様子も、照れる様子もなく淡々と。ごく当たり前かのように鈴仙に話すパスカル。 プロを目指す者として、このような鍛錬は常識であり、努力には含まれていないと彼は思っていた。 鈴仙「――そっか。 パスカル君は私達とは違って、サッカーで生活をしているものね」 パスカル「俺には――俺達にはそれしかないからな。 もしサッカーが出来なくなったら、俺はこのまま野垂れ死にさ」 そんな彼の自嘲を含んだ語り口に、鈴仙は改めて自分の…というよりも。 幻想郷の住民がサッカーへと懸ける想いと、パスカルがサッカーへと懸ける想いの差を実感する。 幻想郷でも当然努力をする者は(数こそ少ないが)居るのだが…それは生活の為ではない。 自らの誇りの為、勝つことの喜びを追い求める為のものである。 また、中山もまた幻想郷の多くの者以上にサッカーに対して真摯ではあったが。 彼であったとしても、裕福な日本で生まれ育った以上、パスカルの想いを完全に理解するには至らないだろう。
[504]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/24(土) 18:16:03 ID:??? 鈴仙「私も真剣にサッカーをしているつもりだったけど…そういった意味ではまだまだ甘いのかしら」 鈴仙はもし自分が今から外界で、サッカーのみで身を立てる事となったとしたら、と考える。 恐らく…今とは予想もつかぬ程のプレッシャーと緊張感、そして覚悟の中でサッカーをしなくてはならないだろう。 鈴仙が気弱な声を上げるのに際し、パスカルはボールを地面に落としてこう続ける。 パスカル「――そんな事ないさ。 特にレイセンとナカヤマ。 君たちのサッカーに懸ける想いは、 生活にこそ関係しないとはいえ、本当の本当だと俺は思っている。 そしてそれは――」 パスカルの言葉はここで終わり――彼は不意に鈴仙にパスを送る。 パスカル「……少なくとも、この幻想郷でのサッカーでは――君のその想いが強力な武器になるという事じゃあないか?」 鈴仙「――!」 パスカル「その想いは…きっと幻想郷ではレイセンにしかない貴重な武器だ。 才能をも、生まれをも、道理すらも凌駕する、最高の武器だと俺は思う」 パスカルは信じる。熱い想いに基づいた努力とたゆまぬ創意工夫があれば、 どんな凡才でも天才へと並び立つ事ができる。 そして、天才の百歩にすら匹敵する、最高の一歩を踏み出せるのだという事を。 彼は――近くに存在する天才の影に怯え、打ちひしがれながらも。そう信じ続ける事で、ここまで走り続けて来たのだ。 そしてパスカルは自分と同じコンプレックスにかつて悩み。 ――今、その殻を破ろうとしている『仲間』に呼びかける。 パスカル「さあ、見せてやろうぜレイセン! 君のサッカーへの想いを。 そしてその想いが…時には才能に溢れる天才にも並び得るのだという事実を!」 そうして、軽いパスワークから…鈴仙とパスカルの激しい猛特訓は始まった。
[505]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/24(土) 18:20:14 ID:jahGYg2I 先着2名様で、 ★鈴仙の想い→!card★ ★パスカルの信念→!card★ と書き込んでください。数値の合計で分岐します。 35→彼女らに一体何が…? ガッツ+100、全能力+3、更に更に…?/ガッツ+100、全能力+3、更に更に…? 31〜34→超進化!! ガッツ+50、全能力+2、更に…?/ガッツ+50、全能力+2、更に…? 26〜30→進化! ガッツ+30、全能力+1、攻撃系or防御系各+1/ガッツ+30、全能力+1、攻撃系or防御系各+1 16〜25→特訓は成功だ! ガッツ+30、全能力+1/ガッツ+30、全能力+1 10〜15→そこそこの成果だった。ガッツ+30、攻撃系各+1/ガッツ+30、攻撃系各+1 2〜9 →残念な感じだった…。 ガッツ+10、防御系各+1/ガッツ+10、防御系各+1 *攻撃系=ドリブル・パス・シュート・せりあい で、防御系=タックル・パスカット・ブロック・せりあい です。 *マークか数値が一致した場合、判定に+5されます。これらの効果は重複しません。 *合計値が21以上の時、フラグ習得!(既にあれば回収。無い時は、鈴仙は選択可で、相手は判定) *合計値が26以上の時、必殺技習得!(分野は鈴仙は選択可で、相手は判定) *鈴仙とパスカルの最大ガッツは800を超えているため、最大ガッツの上昇幅は低くなっております。
[506]森崎名無しさん:2013/08/24(土) 18:23:38 ID:??? ★鈴仙の想い→ スペードQ ★
[507]森崎名無しさん:2013/08/24(土) 18:24:39 ID:??? ★パスカルの信念→ スペード4 ★
[508]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/24(土) 19:01:09 ID:jahGYg2I ★鈴仙の想い→ スペードQ ★ ★パスカルの信念→ スペード4 ★ 12+4+(マーク一致+5)=21 16〜25→特訓は成功だ! ガッツ+30、全能力+1/ガッツ+30、全能力+1 *合計値が21以上の時、フラグ習得!(既にあれば回収。無い時は、鈴仙は選択可で、相手は判定) 鈴仙「はっ!」 パスカル「やあっ!」 バシッ! バシッ! バシッ! バシッ! 鈴仙とパスカルの練習は、月が頂点に登るまで続いた。 そのプレースタイル、思考、そして波長についてどこか共通点の多い二人の練習は、 特に指示が無くとも息がピッタリと合っており。その結果、互いに集中した状態で高い成果を上げる事ができた。 そして練習もクライマックスに達しようとした時、鈴仙の中で何かが弾けた。 鈴仙「(…! 今の状態なら、試合の時に得たひらめきを開花させる事ができそう…!)」 パスカル「(レイセン! 今の瞬間格段に動きが良くなったな…!)――これならどうする、レイセン!」 パスカルはそんな彼女の進化に気付き、試しにと高いボールを渡す。 鈴仙はパスカルから挙げられたボールを―――。 A:ゴール目がけて二段階のキックで撃ち返した。(空シュートフラグが回収されます) B:無数の分身とともに瞬時にカットした。(パスカットフラグが回収されます) C:ワンツーで返し、その状態から四方へプレッシャーを掛けてパスカルの動きを止めた。(タックルフラグが回収されます) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[509]森崎名無しさん:2013/08/24(土) 19:07:34 ID:KnDdRveQ A
[510]森崎名無しさん:2013/08/24(土) 19:09:14 ID:7SedKybQ A
[511]森崎名無しさん:2013/08/24(土) 19:09:51 ID:FcX5KffY A
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0ch BBS 2007-01-24