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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】
[658]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 00:01:22 ID:??? 魔理沙「な…なにィイイイイイイイイイイイ!?」 ―――魔理沙の絶望的な絶叫が聞こえなくなるまでの衝突音を出しながら、 両手がガッチリとボールを捕まえて見せた。 ……しかし、魔理沙の放ったシュートとて、生半可なシュートとは一線を画していた。 そのボールは、森崎の腕の中に存在しているというのに、まるで意思を持ったかの如く、 森崎の腕を離れてゴールに向かおうと暴れ回る。 森崎「(し……しまった! 油断した! 単なる弾丸シュートと思っていたが…。 こりゃあ、全然単なる弾丸じゃねえ! 回転してやがる! そしてどんどん重さを増して……!?)」 プライドを掛けて、森崎はそのボールを離すまいと格闘する。 一見奇妙な踊りを見せているかのように、森崎はのたうちまわり、そして最後には…… 森崎「ぐっ!」 バチン! バアン! ……ポン、ポンポン……… 行き場を失くしたボールは垂直に上がり。ゴールバーに跳ね返って、 そのままボールは森崎の足元を離れて行った。 魔理沙「運が良かったかもだが……あいにくの所。引き分け、か」 ふう、と肩をすくめる魔理沙を見つめながら。 森崎は魔理沙のシュートの威力の高さを認め、暫し唖然としていたのだが…… プライドの高い彼は、魔理沙が森崎の表情を視認できるまでに辛うじて平静を保った表情を取り戻し。 森崎「バーカ。 入っていない以上、俺の勝ちだろ」 自信たっぷりに、最高のハッタリを見せ付けるのだった。
[659]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 00:10:25 ID:??? ……と、言ったところで今日の更新はここまでです。 このシーンはもう少しだけ続けようと思っています。 ここで初めて魔理沙の心情にスポットを当ててみました。 鈴仙と似たような立場の、努力型ライバル…を目指したキャラ作りを目指しているのですが いかがでしたでしょうか。 そして森崎のセービングが高すぎるかと思われたかもしれませんが、 これでも本スレよりセーブ力は−1されているなど、弱体化もされています。 (このイベントで魔理沙と打ち解けるまで、全力セーブが出来なかった分 カンが鈍った、と解釈お願い致します。) >>655 互いにライバルとして認めあう展開になるかもしれません。 ……そうなると某森崎に女は要らぬの吸血鬼さんが御怒りになるかもしれませんがw >>656 試合でしたら、がんばりセービング・改を使った結果でこれだとかなり厳しいですね。 セーブ力が高くとも、森崎攻略の余地はあるのだと感じて頂ければ幸いです。 ただ、博麗連合のGKは森崎一人ではないのですが……。 それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
[660]森崎名無しさん:2013/08/27(火) 10:21:10 ID:??? ある程度、輝夜を強化できたら大友中学サッカー部と試合するのもありかな。 ブロック練習も多分しないだろうし。 輝夜のカリスマポイントをあげるにはちょうどいいかもしれない。
[661]森崎名無しさん:2013/08/27(火) 11:20:39 ID:??? できれば練習試合はドイツ以外とはしたいよな。 戦う時期とかいろいろ考えるべきだとは思うが。
[662]森崎名無しさん:2013/08/27(火) 13:09:39 ID:??? オフサイドトラップはパチュリーに会いに行って覚えたほうがいいかな? 伸びは少ないけどうまくいけば特訓できるまで評価値があがるかもしれないし。 練習はコンビプレイやコーチングに使いたいし。
[663]森崎名無しさん:2013/08/27(火) 19:36:42 ID:??? 狂気の瞳、オフサイドトラップ、ブースターシュート!私が超鈴仙だ!! 違和感ある主人公兎や
[664]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 21:31:10 ID:??? こんばんは。今日も更新をして行こうと思います。 >>660 脳内試合は便利ですからね…。 試合数の少なさを、このシステムで多少は補うつもりで挿入したので、 そうして使って頂くのも悪くない選択かもしれません。 (ただ、大友中だと慧音やウサギ達がボールを止めちゃうかもしれませんが…) >>661 (勝てるかどうかを別にすれば)ドイツ戦も楽しいですよ、きっと…… >>662 練習の方が伸びは良いですし、アイテムも使えたりするので、 そこら辺は覚えさせたい優先順位で判断して頂ければと思いますね。 >>663 確かに、実力でなくコンビプレイや戦術や搦め手(?)がメインウェポンになるという意味では、 普通の主人公像と比べるとかなり異質かもしれませんね。 特に、切り札(予定)が個人技でなく、仲間と出すシュートであるというのは中々珍しいのではないかと思います。 ですがそれも、東方サッカー的にも森崎板的(バビンゲツイン的な意味で)にも鈴仙っぽいのではないでしょうか…w
[665]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 21:32:19 ID:??? 魔理沙「だが私は、それでも引き分け説を支持するぜ」 魔理沙も負けじと意地悪な笑みをニヤリと浮かべて、決して譲らない。 森崎は強気な笑みを隠さず………ただちに魔理沙の実力を計算した上での、 次のアクションプランを脳内で計画する。 森崎「(今のシュートは…タイガーショットとネオタイガーショットの中間くらいだったな。 これが本気だというなら、油断さえなければ俺には勝てん……が。 今のでよおく分かった。 …俺自身の腕も鈍っているし、アイツのシュートはそこそこ頼りになる。 コイツを今の内に抱き込んで俺のシンパに出来れば、俺の発言力は強まる筈だ! そして、その為には……)――ああ、そうかもな」 魔理沙「――モロサキ…!」 そして、森崎は前述の思考をものの0.8秒でこなし、計算をしているとは思えないまでに自然なタイミングで 魔理沙に話しかける。 森崎「今回の勝負は俺の勝ち。 それは譲らないが…対等な条件で、お前と練習したくなったよ。 ―――さっきのはマグレだと思われたくなかったら、精々努力するんだな?」 魔理沙「それはこっちのセリフだぜ。 まあ、でも……私だって、 ちょうど一人で練習するのに飽きて来たからな」 互いの実力の高さを中々素直に認めようとしない二人だったが…。 利害が一致した二人は、ここでとりあえずの握手を交わす。 魔理沙「(あのセービング……PA外の紫のセービングくらいにヤバかったぜ。 今の私がそんな化け物相手にこぼれ球に出来たのは正直奇跡。 ―――けど。 私は今、希望に満ちている…! ただの人間のアイツが、努力と反骨であんなセーブが出来るんだ。 私もまた……今が限界じゃあない! 私も、モロサキを超える程強くなれる筈だ! だって―――努力は絶対裏切らないんだ。 今までもそうだったじゃあないか!)」
[666]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 21:33:50 ID:??? 魔理沙は過去の自分を振り返り。そして今ここに森崎と立つ自分を見比べる。 そしてそれは森崎も同様だった。 二人は信じていた。自分の物語は、まだ終わってはいない。 これが、自分の新たな戦いの物語の始まりとなるのだと。 暫くの間、夜の生ぬるい沈黙が続き…。 森崎「―――なあ、魔理沙」 魔理沙「ん? どうしたモロサキ?」 森崎「俺の名は―――モリサキだ」 森崎は鋭い目線を魔理沙に向けて。 今日の何時よりも厳しい口調で静かにそう言い放った。 *森崎と魔理沙の互いの関係が、森崎→(協力)←魔理沙 になりました。
[667]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 21:34:52 ID:??? 〜7月3週 ランダムイベントフェイズ〜 鈴仙「うわっ……気づいたらもう試合まで2週間切ってるじゃない! アワワワ……」
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0ch BBS 2007-01-24