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【新たな】私の巫女様X【目標】
[154]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/08/28(水) 04:30:17 ID:??? 有栖 「なんか、視線も、態度もむかつくのよね……」 ムカムカ 男嫌い気味の有栖さんからの意見ですが、私も大方同意です。 何と言うか、這うような視線に寒気を覚えます。 有栖 「ねぇ命ちゃん、こいつら私が選別してもいい? 私の体力についてこられないような奴はいらないでしょ、技術は兎も角として。 そうねぇ……私がバテるまでランニングに付いて来られない奴、いらないんじゃない?」 君代 「それは暴論過ぎじゃあ……」 有栖 「そう? 自分で言うのもなんだけど、私ブランク持ちの人間よ? そんな私がバテるまで付いて来られない、ってどうなのよ? 根性で体力不足をカバー出来る範囲だと思うわよ、私って優しいわよねぇ」 フフーン 君代 「えぇー……」 一理ある気もしますが、有栖さんの男嫌いも含むと私情含みな気も……。 ただ、どうも新入生の雰囲気が嫌な感じなのも事実。 有栖 「どーすんのよー。 あぁ、放置してフツーに部活やらせるって選択肢もあるわよ? ま、私はあの新入生には関わりたく無いから。 別メニューさせてもらうけどね、一人使えそうなのが居たのよ」
[155]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/08/28(水) 04:38:17 ID:??? どうしたもんでしょう。 チャ・ザ神 (命、命ぉ。 今の私では【読心】は出来ませんが【聞き耳】なら出来ますよぉ。 新入生のヒソヒソ話、聞きたくはありませんか? 手伝いますよぉ、神力次第ですがねぇ……) ふーむ。 聞きたくはありますが……。 どうしますか? ―――――――――――――――――――― A とりあえず、普通に部活動を体験させる。(保留) B 有栖さんに任せてみる。 C 有栖さんの代わりに、自分で選別してみる。 D チャ・ザ神様の力を借りて【聞き耳】を行う。(神力をダイス一個分消費) (IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します) //今日はここまで。
[156]森崎名無しさん:2013/08/28(水) 04:54:26 ID:wTKjQXIE D
[157]森崎名無しさん:2013/08/28(水) 09:02:32 ID:8e/EVGS+ D
[158]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/08/29(木) 14:47:33 ID:??? ちょいと面倒な事があったので昨日は更新できませんでした。 今日もその事についてやる事があるので、更新出来ません。
[159]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/02(月) 03:12:13 ID:??? D チャ・ザ神様の力を借りて【聞き耳】を行う。(神力をダイス一個分消費) ―――――――――――――――――――― 新入生達 「うわっ、壇上で見たより美人だよあのキャプテン……」 「金髪の子も可愛かったぜ」 「2人ともアイドルみたいだよな、可愛いわ」 「不良に脅されてキャプテンやってんだろ?」 「って事は優しくすれば簡単に落ちそうだよな」 「チョロそうだよなぁ、すぐ騙されそうな雰囲気あるわ」 えっ、なにこの声は……。 チャ・ザ神様に力を使って頂き、拾い集めた声はこんな内容。 止められる物でもなく、洪水のように私の中へ声が入り込んで来ます。 「不良に言う事聞かされてる清純派とか萌える」 「騙されてるのか嫌々やってるかで評価変わるわ」 「て言うか、あんな背丈小さい子がキャプテンとかさ」 「わかる、サッカーもチョロそう」 「ちょっとやれば簡単にレギュラー取れそうだよな」 「敵は自分だけ? みたいな?」 君代 「……」 ブチッ 風華 「掃除当番で遅れましたー……って、うわぁすごい数ですね……」 ギョッ ロクでも無い声を聞いてしまい、怒り心頭の所にやって来る風華さん。 ここでも同じく、声が流れ込んで来て……。 「うわ、すげぇおっぱい」 「今立ち止まった時仰け反ったじゃん、たぷんって揺れたぞ」 「冬の制服越しから揺れるとか何事だよ……」 「けしからんわ、触りたい」 「これは接触プレーをせざるを得ませんね、たまげたなぁ」 「せっかちはやめろ」 君代 「…………」 ブチッ ブチッ
[160]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/02(月) 03:17:30 ID:??? もーダメです、もーキレました。 やってやりましょう振り落とし試験、ふふ。 ふふふふ。 君代 「付いてきなさい! 私がバテるまで、ついて来られたら入部させてやりますよ! 付いてこられるもんならですけどね! ついて来られたら言う事聞いてあげましょう!!」 ダッ 新入生 「!?」 ギョッ 「今言う事聞くって言ったよなぁ……」 「つまりそう言う事……?」 皆一様に、ギョッとした表情を浮かべる新入生達。 その中で、一番始めに走り出したのは最も体格の良い男性でした。 体格の良い男 「キャプテンがやる、と言ってるんだ。 やるしか無いな」 ダッ その後ろに追随したのは、特徴の無い少女。 特徴の無い少女 「空気抵抗を回避するにはこれが最上」 トトトッ その後はもう団子、ドドドドッ……とランニングが始まります。 私がへばるか、新入生がへばるかの一本勝負……。 にはなりませんでした。
[161]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/02(月) 03:18:40 ID:??? 新入生 「何でいきなりランニング……」 「だっりぃ……」 「うわキツ、無理だわ俺やーめた」 「つーかキャプテンちゃん速くね?」 「スピード落ちねぇぞ……」 「一抜けー」 ちんたらちんたら、と走る大多数。 一周する毎にまた一人、二人、三人と抜けていきます。 せめてぶっ倒れるか走れなくなるまでやる、とかだったらまだ見込みもあるもんですが。 全くそんな事はなく、ゾロゾロと離脱者が出ます。 君代 「あーあ……こんなもんですか」 タッタッタッ 結局、あんな事を囁いてる人達に根性もやる気も無かったって事ですね……。 残念ですが、やる気の無い人が居るよりはマシ。 来年に期待して……。 体格の良い男 「……」 ピクピク 特徴の無い女性 「彼の体は既に限界、私の体も限界に突入しつつある」 ジーッ ……いました、根性のある人。 本当にぶっ倒れるまで走りきった、体格の良い人。 それに加えて、決して自分のペースを崩さないながらもちゃんと走っていた少女。 特徴が無い、そう見えていましたが……近づいてみると、特徴ある銀髪を長いツインテールに纏めた なかなかに特徴的な少女。 ……何故特徴が無いように見えたんでしょう?
[162]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/02(月) 03:24:45 ID:??? 銀髪少女 「私は、選抜に残れたと判断して良い? 貴女が肯定する事を、私は望んでいる」 君代 「え、ええ。 合格です。 貴女、名前は?」 雨野 「私の名前は、雨野 恵(あめの けい)。 そこのお前、とでも何でも呼んでくれていい。 あなたが望むなら、どんな名前でもいい」 君代 「い、いえ普通に呼びますよ……?」 こ、この人かなり独特です! 抑揚の無い喋り方から、驚くような発言が飛び出して来ますよチャ・ザ神様!? 雨野 「貴女はどんな選手を必要としている? FWが欲しいの? MFが欲しいの? DFが欲しいの? それともGK?」 畳み掛けるような雨野さん。 じ、自分を売り込んでるつもりなんでしょうか……? ―――――――――――――――――――― なんと答えますか? A FWですね。 B MFですね。 C DFですね。 D GKですね。 E ありのままの貴女が欲しいです。 (IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します)
[163]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/02(月) 03:34:17 ID:??? 今日はここまで。 価値が不安定なもので、金儲けをしてはいけないですね。
[164]森崎名無しさん:2013/09/02(月) 11:32:39 ID:+wWhvOfE E
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0ch BBS 2007-01-24