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【新たな】私の巫女様Ⅴ【目標】
[161]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/02(月) 03:18:40 ID:??? 新入生 「何でいきなりランニング……」 「だっりぃ……」 「うわキツ、無理だわ俺やーめた」 「つーかキャプテンちゃん速くね?」 「スピード落ちねぇぞ……」 「一抜けー」 ちんたらちんたら、と走る大多数。 一周する毎にまた一人、二人、三人と抜けていきます。 せめてぶっ倒れるか走れなくなるまでやる、とかだったらまだ見込みもあるもんですが。 全くそんな事はなく、ゾロゾロと離脱者が出ます。 君代 「あーあ……こんなもんですか」 タッタッタッ 結局、あんな事を囁いてる人達に根性もやる気も無かったって事ですね……。 残念ですが、やる気の無い人が居るよりはマシ。 来年に期待して……。 体格の良い男 「……」 ピクピク 特徴の無い女性 「彼の体は既に限界、私の体も限界に突入しつつある」 ジーッ ……いました、根性のある人。 本当にぶっ倒れるまで走りきった、体格の良い人。 それに加えて、決して自分のペースを崩さないながらもちゃんと走っていた少女。 特徴が無い、そう見えていましたが……近づいてみると、特徴ある銀髪を長いツインテールに纏めた なかなかに特徴的な少女。 ……何故特徴が無いように見えたんでしょう?
[162]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/02(月) 03:24:45 ID:??? 銀髪少女 「私は、選抜に残れたと判断して良い? 貴女が肯定する事を、私は望んでいる」 君代 「え、ええ。 合格です。 貴女、名前は?」 雨野 「私の名前は、雨野 恵(あめの けい)。 そこのお前、とでも何でも呼んでくれていい。 あなたが望むなら、どんな名前でもいい」 君代 「い、いえ普通に呼びますよ……?」 こ、この人かなり独特です! 抑揚の無い喋り方から、驚くような発言が飛び出して来ますよチャ・ザ神様!? 雨野 「貴女はどんな選手を必要としている? FWが欲しいの? MFが欲しいの? DFが欲しいの? それともGK?」 畳み掛けるような雨野さん。 じ、自分を売り込んでるつもりなんでしょうか……? ―――――――――――――――――――― なんと答えますか? A FWですね。 B MFですね。 C DFですね。 D GKですね。 E ありのままの貴女が欲しいです。 (IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します)
[163]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/02(月) 03:34:17 ID:??? 今日はここまで。 価値が不安定なもので、金儲けをしてはいけないですね。
[164]森崎名無しさん:2013/09/02(月) 11:32:39 ID:+wWhvOfE E
[165]森崎名無しさん:2013/09/02(月) 17:37:01 ID:t2e8ix0M E
[166]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/03(火) 04:01:02 ID:??? E ありのままの貴女が欲しいです。 ―――――――――――――――――――― 雨野 「ありのままの、私」 君代 「ええ、今の私達はやる気ある人なら誰でも歓迎です」 雨野 「そう。 そう……君代 命。 やはり貴女は、好ましい存在と私は判断している」 君代 「は、はぁ……」 まばたきすらしない、完全な無表情。 口ぶりからすると、喜んでいる様に思えますが……。 雨野 「けれども、今日は疲れた。 これ以上の練習を行うと、負傷をする危険性が高いと判断している。 帰宅の許可を」 君代 「え?」 雨野 「許可を」
[167]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/03(火) 04:03:23 ID:??? り、律儀と言うか何と言うか。 この方、小学校時代はどんな所でプレーしてたんでしょう? 君代 「いいですよ、ランニングだって私が衝動的にやった事ですし。 その結果無理だと思うなら、上がって貰っても結構です」 雨野 「感謝を。 それでは、書類は後日持参する。 是非受理して欲しい」 トコトコ、と帰宅する雨野さん。 ……不思議な方でしたね。 君代 「この人はどうしましょう……」 問題はむしろこっち、体格の良い新入生さん。 本当にブッ倒れるまで走ったみたいですね……。 ツンツン、とつつけばピクピクと痙攣する体格の良い新入生さん。 とりあえず……部室まで運びましょうか。 君代 「うわっ、重い!? ふ、風華さーん! 担架持って来て下さい!」 大分苦労しましたけど。 体格以上に重く感じたんですよね、この方……。
[168]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/03(火) 04:06:17 ID:??? 体格の良い新入生 「う、うーん……? ここは、うぉっ!?」 ガバァ 風華 「あ、気付きましたね」 黒咲 「お前、本当にぶっ倒れるまで走るとか無いだろ……」 アキレ 君代 「そんなに驚かなくても……」 起きた新入生の反応が、あまりにもあまりな驚きっぷり。 ちょっと傷つきます。 体格の良い新入生 「い、いや起きたら女に囲まれてたら驚くだろ……! なんだ? 俺は倒れたのか、ランニング中に。 クソッ、まだトレーニングが足りないのか……」 君代 「そうです、途中でぶっ倒れてました」 黒咲 「コイツの学生証確保しておいたぞ。 名前はムラサワ、クラスは1-Aだとよ。 ほれ返すぞ、生徒証」 ホイ ムラサワ 「そうだ、俺の名前は村澤。 木へんの村、サンズイの澤。 奥中小学校出身です、よろしく」 ペコ
[169]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/03(火) 04:09:01 ID:??? この方の名前は、村澤さん。 奥中小学校出身のディフェンダーで……得意分野は、空中戦とブロックだそうです。 倒れるまで走った辺り、根性はありそうな方ですね。 体力は無いのかも、しれませんけど……。 村澤 「で……俺は選抜試験合格なのか? 倒れたが……」 君代 「根性はありそうですし、問題ないですよ。 もちろん、そちらが良ければですが……」 村澤 「サッカーくらいしか取り得の無い男だからな…… あまり期待はしないで欲しいが、よろしくお願いします」 ペコン 持参していた入部届けを受け取り、問題なく受理。 これでボランチさん、雨野さん、村澤さんと3人が加入した事になります。 美月 「あたらしお仲間が増えたのです! めでたいのです!」 風華 「あと一人、有栖さんが目をつけた子がいるらしいですし……その方も合わせれば、4人は確保出来そうですね」 君代 「本当だ、有栖さんが居ない……」
[170]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/03(火) 04:10:10 ID:??? 見回してみると、有栖さんが居ません。 外を走っている守伊姉弟、元陸上部コンビの先輩方に涼先輩を加えた三年生トリオは見えましたが。 風華 「何でも、『どっちが上かをハッキリさせてからよね!』 だそうです」 君代 「え、なんですかそれ……」 風華 「さぁ? 有栖さんの話だけ聞くなら、逢って早々喧嘩を売りつけられたから買ったらしいですよ。 まぁ有栖さんの言う事ですし、話半分で聞いてましたけど……」 君代 「へぇ……うーん」 なんだかまためんどくさそうな方ですね……。 まぁ姿が見えないなら仕方ありません、有栖さん抜きで練習しましょう。 そう考え、着替えるじゅんびに入った時村澤さんの悲鳴が上がりました。 村澤 「う、うわぁっっ!? オマエら何考えてんだ、男居るんだぞ!! 俺はこんな所出るッ、グラウンドだな!?」 ダッ 君代 「あ……」 うかつ。 亜鈴さん以外の男性がいない部活でしたから、そういう意識がありませんでした……。
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0ch BBS 2007-01-24