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【新たな】私の巫女様X【目標】
[231]森崎名無しさん:2013/09/11(水) 23:16:39 ID:??? ★すいません許して下さい!何でもしますか ら!→ クラブQ ★
[232]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/12(木) 04:31:09 ID:??? 【中学二年生】 【4月前半】【休日】 【残り神力:92】←+12 ―――――――――――――――――――――――― 衝撃の告白でした。 風華さんが、あの危険な雰囲気を漂わせていた畜生……【橘 右京】さんに恋をしていたなんて。 問い詰めようとしましたが……。 風華 「まぁまぁ。 とりあえず体を流しましょうよ……お背中、流しますよ?」 とまぁ、そんな感じで丸め込まれてしまい。 じゃぶじゃぶ、とされるがままに背中を流される私。 うう、背中だけじゃなく勢いでも流されてる……追求しなきゃ。 君代 「恋ってなんですか? 風華さん、お義兄さんにはその……」 風華 「イジメ、と言うよりも虐待に近い事をされていましたね」 しみじみ、と言った風情で語る風華さん。 君代 「じゃあ、おかしいじゃないですか……なんでそんな事をしてくる相手に、恋なんかするんですか?」 ジャバーッ、と体に付いた泡を流されながら聞く私。 なんだかこう、マヌケな絵ですねぇ……。
[233]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/12(木) 04:34:14 ID:??? 風華 「うーん……わからないんですよ、それが。 ただ気付いたら、義兄さんを目で追いかけるようになってて」 君代 「え、ええ……?」 風華 「これって、恋じゃないですか? あ、今度は私の背中流して下さい。 命さん」 クルリ 君代 「あ、はい……肌綺麗ですね、風華さん」 風華 「そうですか? 命さんの肌の方が、陶磁器のようで綺麗だと思いますよ?」 君代 「いやいや、そんな事は……私の体なんて、肉付きがないだけですよ」 ゴシゴシ 風華さんの肌は触るとしっとり、もちもちしていて……おもちに近い感触。 男性が好む体つき、と言うのはこういった事を言うのではないでしょうか? 抱きついたら、気持ち良さそうです。 君代 「ハイ流しますよー」 ジャバー 風華 「んー、さっぱりして気持ちいいです……さ、お風呂行きましょう?」 君代 「ええ、そうですね」
[234]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/12(木) 04:36:28 ID:??? この温泉特有の、(自称)黄金色のお湯。 金が含有されているらしいですよ、チャ・ザ神様がそう仰っていました。 トポン……。 風華 「ふーっ……いいですね、疲れが抜ける感じがします」 君代 「え、ええ。 それで……」 お風呂にまで浸かってるんです、もう相談を再開してもいい頃でしょう。 そう考えた私は、風華さんに話を催促します。 風華 「ええ、わかっていますよ。 そのですね…… ずっと剣術で痛めつけられたり、柔道で間接外されたりしてる内にですね。 なんだかこう……最初は一度位勝ちたいって気持ちだったんですが」 君代 「え、ええ。 それは、まぁ、わかりますけど……」 痛めつけてくれた相手には、同じ程度には仕返しをしたいですからね。 風華 「なんだかその内、義兄さんに私を見て貰うのが目的になってきて…… 義兄さんが私に、必死になって向かってくる姿がすごく……こう、嬉しくて」 ひ、ひえーっ……。
[235]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/12(木) 04:41:57 ID:??? 風華 「で、義兄さんを焦らせようと必死に色々な事をやって来たんですよ。 結局、命さん達と組んでサッカー対決するまで……勝てなかったんですけど」 ど、動機はなんかおかしいですけど。 風華さんが勤勉で、真面目な努力家である理由がわかりましたね……。 風華 「で、ここからが問題なんですよ。 本題は、ここからです」 君代 「ここから、ですか? 私に言わせると、もう前提条件からしておかしい気がするんですが……」 風華 「私もちょっと、おかしい気は薄々してます……」 やっと本題……さぁ、どんな問題が待ち構えているやら……。 ここまでのヘビーさから考えて、相当きっつい内容なんでしょうが。 なんとか、受け止めて良い返答を返したいですね。 友人として……。 風華 「問題と言うのはですね……」 君代 「問題……と言うのは……?」 緊張の一瞬です。 どきどきが止まりません。
[236]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/12(木) 04:43:57 ID:??? 風華 「どうも、ドキドキしなくなってしまって」 君代 「……はえ?」 突然何を言い出してるんでしょう、風華さんは。 大真面目な顔で、冗談を言うような人ではなかったはずですが……。 風華 「こう、何をしていても心の一部が冷えたままなんですよ。 だから、集中し切れてないのかなって……自分でも、解らないんです」 君代 「心が冷えたまま……」 風華 「ええ。 あの試合の時みたいな、燃え上がる感じが無いんです…… 真面目にやって無い訳じゃないんですよ? ただ、本気になりきれないと言うか……ううん」 なんか、変な事になってますね……。 風華 「義兄さんが私を見てくれても、ドキドキを感じなくなりましたし。 ……何か、何かが心から抜け落ちちゃったんですよ。 それも、解らないんですけど」 燃え尽き症候群……いや、うーん?
[237]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/12(木) 05:06:25 ID:??? 風華 「私、どうしたら良いんでしょうか? あの、熱く燃え上がるような気持ちを取り戻すべきなんでしょうか? だとしたら、どうやって? それとも、取り戻すべきではないのでしょうか?」 君代 「……」 やっぱり難しいじゃないですか! 平たく纏めると、風華さんのお義兄さんの気を引きたくて頑張っていた。 けどその必要が無くなって、どうも熱くなれない……って事ですか!? チャ・ザ神 (安易に単純化すると、間違いの元ですが……?) うぐぐぐ……。 ―――――――――――――――――――――――― 風華さんの質問に答えよう! A 「それは、風華さん自身が解決する事だと思いますよ……」 B 「その穴は、サッカーで埋めましょう!」 C 「打倒お義兄さんの火を、もう一度燃やしては?」 D 「その間違っていた時の事は、一切合切忘れて見ては?」 E 「お義兄さんへ向けていた気持ちを、私に向けてみてはどうでしょうか?」 F 「心の一部が冷えたままでも、それは無理に変える必要は無いのでは?」 G 「心の一部が冷えたまま、それは冷静で居られると言う事では?」 (IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します) チャ・ザ神様のワンポイントアドバイス この選択には、正解も不正解もありません。 ただ、選択によって今後の【橘 風華】の方向性が変わるだけです。
[238]森崎名無しさん:2013/09/12(木) 07:56:22 ID:TgcjVNYo G
[239]森崎名無しさん:2013/09/12(木) 09:07:55 ID:zzkQAN/k F 恋愛や目標に向けた熱というのは脳内物質の過剰分泌 常にそれを求めるのは中毒であり、恋愛依存症のようになるのと同じ 充実感みたいな物は得られても、心への負担は段々と彼女を蝕むと思われる それが尽きたのは心の整理が一段落ついたということで、それは普通のこと、異常じゃない 無理矢理求めずとも、再び燃えられる時はいつか必ずやってくる
[240]森崎名無しさん:2013/09/12(木) 17:40:55 ID:mFQEOTng F
[241]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/13(金) 03:46:21 ID:??? >>239 ニアピン賞です……そこまで細かく考察されますと、感心するしかないですね。 すごい事だと思ったので、ご褒美を出します。 先着一名様で ★今後もこう言った書き込みにはこんな感じで→!dice★ 出た目の分だけ、神力が回復します。 更新は明日にします。 流石に帰宅が遅い……。
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0ch BBS 2007-01-24