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【新たな】私の巫女様X【目標】
[235]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/12(木) 04:41:57 ID:??? 風華 「で、義兄さんを焦らせようと必死に色々な事をやって来たんですよ。 結局、命さん達と組んでサッカー対決するまで……勝てなかったんですけど」 ど、動機はなんかおかしいですけど。 風華さんが勤勉で、真面目な努力家である理由がわかりましたね……。 風華 「で、ここからが問題なんですよ。 本題は、ここからです」 君代 「ここから、ですか? 私に言わせると、もう前提条件からしておかしい気がするんですが……」 風華 「私もちょっと、おかしい気は薄々してます……」 やっと本題……さぁ、どんな問題が待ち構えているやら……。 ここまでのヘビーさから考えて、相当きっつい内容なんでしょうが。 なんとか、受け止めて良い返答を返したいですね。 友人として……。 風華 「問題と言うのはですね……」 君代 「問題……と言うのは……?」 緊張の一瞬です。 どきどきが止まりません。
[236]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/12(木) 04:43:57 ID:??? 風華 「どうも、ドキドキしなくなってしまって」 君代 「……はえ?」 突然何を言い出してるんでしょう、風華さんは。 大真面目な顔で、冗談を言うような人ではなかったはずですが……。 風華 「こう、何をしていても心の一部が冷えたままなんですよ。 だから、集中し切れてないのかなって……自分でも、解らないんです」 君代 「心が冷えたまま……」 風華 「ええ。 あの試合の時みたいな、燃え上がる感じが無いんです…… 真面目にやって無い訳じゃないんですよ? ただ、本気になりきれないと言うか……ううん」 なんか、変な事になってますね……。 風華 「義兄さんが私を見てくれても、ドキドキを感じなくなりましたし。 ……何か、何かが心から抜け落ちちゃったんですよ。 それも、解らないんですけど」 燃え尽き症候群……いや、うーん?
[237]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/12(木) 05:06:25 ID:??? 風華 「私、どうしたら良いんでしょうか? あの、熱く燃え上がるような気持ちを取り戻すべきなんでしょうか? だとしたら、どうやって? それとも、取り戻すべきではないのでしょうか?」 君代 「……」 やっぱり難しいじゃないですか! 平たく纏めると、風華さんのお義兄さんの気を引きたくて頑張っていた。 けどその必要が無くなって、どうも熱くなれない……って事ですか!? チャ・ザ神 (安易に単純化すると、間違いの元ですが……?) うぐぐぐ……。 ―――――――――――――――――――――――― 風華さんの質問に答えよう! A 「それは、風華さん自身が解決する事だと思いますよ……」 B 「その穴は、サッカーで埋めましょう!」 C 「打倒お義兄さんの火を、もう一度燃やしては?」 D 「その間違っていた時の事は、一切合切忘れて見ては?」 E 「お義兄さんへ向けていた気持ちを、私に向けてみてはどうでしょうか?」 F 「心の一部が冷えたままでも、それは無理に変える必要は無いのでは?」 G 「心の一部が冷えたまま、それは冷静で居られると言う事では?」 (IDが確認できる書き込みで、二票入った選択肢で進行します) チャ・ザ神様のワンポイントアドバイス この選択には、正解も不正解もありません。 ただ、選択によって今後の【橘 風華】の方向性が変わるだけです。
[238]森崎名無しさん:2013/09/12(木) 07:56:22 ID:TgcjVNYo G
[239]森崎名無しさん:2013/09/12(木) 09:07:55 ID:zzkQAN/k F 恋愛や目標に向けた熱というのは脳内物質の過剰分泌 常にそれを求めるのは中毒であり、恋愛依存症のようになるのと同じ 充実感みたいな物は得られても、心への負担は段々と彼女を蝕むと思われる それが尽きたのは心の整理が一段落ついたということで、それは普通のこと、異常じゃない 無理矢理求めずとも、再び燃えられる時はいつか必ずやってくる
[240]森崎名無しさん:2013/09/12(木) 17:40:55 ID:mFQEOTng F
[241]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/13(金) 03:46:21 ID:??? >>239 ニアピン賞です……そこまで細かく考察されますと、感心するしかないですね。 すごい事だと思ったので、ご褒美を出します。 先着一名様で ★今後もこう言った書き込みにはこんな感じで→!dice★ 出た目の分だけ、神力が回復します。 更新は明日にします。 流石に帰宅が遅い……。
[242]森崎名無しさん:2013/09/13(金) 08:02:34 ID:??? ★今後もこう言った書き込みにはこんな感じで→ 2 ★
[243]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/14(土) 04:22:43 ID:??? F 「心の一部が冷えたままでも、それは無理に変える必要は無いのでは?」 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 風華 「……えっ?」 心底、意外だと言う表情を浮かべる風華さん。 でも構わず、私の考えを風華さんに投げ掛けていきます。 君代 「それは自然な事ですよ。 大きな目標が無くなった後って、どうしても気が抜けちゃうものですって」 風華 「……」 固まってしまった風華さん。 風華さんが口を開くまで、しばし待ち……。 風華 「いいんですか? 今は大会前なんですよ? そんな時に、全力になり切れないような人が居ても……」 君代 「何も私は、そんな何もかもをサッカーに捧げて欲しいなんて思ってませんよ! 私達は何ですか、プロですか? 違いますよね?」 風華 「え、ええ……」 君代 「それに、何時でも何処でも全力で居る必要は無いんじゃないですか? 余裕を持たなきゃ、ちょっとのミスで壊れちゃいますからね?」
[244]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/14(土) 04:27:53 ID:??? 風華 「余裕……なるほど、余裕を持つですか…… 剣術の世界にも、ありますね……そう言った言葉は……」 私の言葉に、何かピンと来る所があったのか。 ハッとしたような表情を浮かべ、私の目を真っ直ぐに見つめて言う風華さん。 風華 「いかなる事が起きても対応出来る、心の余裕を持てと…… なるほど、命さんが言いたい境地はそう言う事ですね?」 君代 「うーん……?」 私のアドバイスが、思いがけず風華さんが修める剣術の教えと結び付いたようです。 聞いてみれば、なんとなくですが成程と思える内容。 うん、いいんじゃないでしょうか? その旨を風華さんに伝えると、にっこりと笑い掛けて来ました。 風華 「心の余裕ですか……! 今まで考えた事も無いテーマです、ふふ……」 風華さんの笑顔は、今までちょっと曇った笑顔である事が多かったです。 けれど、今浮かべている笑顔は何の屈託も無い、真っ直ぐな物。 風華さんの中に巣食っていた、お義兄さんからの鎖は外された。 解き放たれた……と言う事でしょう。 きっと。
[245]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/09/14(土) 04:29:37 ID:??? その後ゆっくりと湯船に浸かり、サウナに入り、水風呂を楽しみ……。 途中で風華さんが、目を回してダウンしたりもしましたけど。 そうして温泉を楽しんだ後日、風華さんに部室へと呼ばれました。 行ってみると、そこにはユニフォーム姿の風華さんが。 風華 「お礼を言おうと思いまして、改めて」 君代 「お礼、ですか? 湯当たりの……?」 風華 「ちがいますよ。 ずっと燃え上がっていた私の心に、ストップを掛けてくれたのは命さんだなぁ、と。 あれから、私考えたんです。 思えば、あの時の私はずっと義兄さんの事を考えていました」 恋、と言える様な感情を抱いていた位ですからねぇ……。 風華 「それがなくなって、冷えた……と思っていた心は、ただ平静を取り戻しただけだったようです。 平静無くては、燃え上がる時も無し……それを思い知りましたよ」 ずっと燃えていたら、危ないですもんね。 風華 「何時もは火をつけず、ここぞと言う時に燃え上がる……。 その境地に達しました。 このすっきりとした心の中で、命さんにサッカーを教えて欲しいんです」
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0ch BBS 2007-01-24