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【魅せろ姫様】鈴仙奮闘記9【カリスマセーブ】
[672]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 18:00:45 ID:llzlAZxU E:「あの……ところで。 その懐に隠してあるヨーヨーは一体…?」ヨーヨーについて話を聞いてみる。 椛「よーよー……?」 はてな、と椛は首を傾げる。一体何のオモチャだと言わんばかりに。 鈴仙「(前に香霖堂で見たけれど…明らかにこの場には場違い過ぎるオモチャよね…… いや、私の見間違いだったら良いんだけど)」 鈴仙は椛の服のお腹部分にあるポケットの中からチラリと覗かせる、 青と黒色をあしらった円形のオブジェクトがどうしても気になってならなかった。 その姿がヨーヨーに見えたので、鈴仙は思わず聞き返してしまったのだが……。 先着1名様で、 ★犬走名人?→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。(左が最大ガッツの判定表、右がせりあいの判定表になります) ダイヤ→「ああ…これ私の好きな飴の缶なんですよ〜。 良かったらお一ついかがですか?」飴ちゃんだった。和む。 ハート・スペード・クラブ7以上→「――? 見間違えじゃないでしょうか……?」狂気の瞳が見せた幻覚だったようだ。 クラブA〜6→「ごめんよ私のファイヤーボール」何かヨーヨーに話しかけたぞこの天狗!? JOKER→クラブA〜6+「ヨーヨー好きが高じちゃって、哨戒天狗クビになって今ガソリンスタンドで働いてるんですよね…」おいやめろ
[673]森崎名無しさん:2013/09/15(日) 18:02:02 ID:??? ★犬走名人?→ クラブ3 ★
[674]森崎名無しさん:2013/09/15(日) 19:07:43 ID:??? 厄い引きが続くな
[675]森崎名無しさん:2013/09/15(日) 19:15:07 ID:??? まあでもこれで狂気P確定だろうな
[676]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 19:55:34 ID:??? ★犬走名人?→ クラブ3 ★ クラブA〜6→「ごめんよ私のファイヤーボール」何かヨーヨーに話しかけたぞこの天狗!? 鈴仙「……は?」 鈴仙は目を点にして、目の前の常識人がヨーヨーに話しかける様子を眺める。 椛「ごめんね…危うくピッチの上に君を落としてしまう所だったよ」 愛しの彼氏に接するかのように、柔らかい口調でヨーヨーを撫でる椛の姿は、 先ほどまでのどこか同類の雰囲気のある苦労人…とは大きく異なっていた。 射命丸「(あの兎ったら、余計な事を……! 椛が『名人モード』に入っちゃったじゃない!)」 その様子を背後で眺める射命丸は、椛の変貌をいち早く察し、その原因を与えた鈴仙に対してチッ、と舌打ちをする。 射命丸「元はと言えば、私の気紛れだったとはいえ…。 ―――どうしてこうなった」 〜回想シーン開始〜 −数か月前 射命丸の住居− 椛「わあ…! ありがとうございます、文さん!!」 射命丸「良いのよ。 いつもアンタには無茶振りばっかりやってるし」 射命丸文は、気紛れで椛のささやかな誕生日パーティを主催していた。 普段は両者互いにそう仲が良いとも見えぬ、事務的な関係が強い二人ではあるが、 実際の所は、嫌悪程の物ではなく、上司部下に近い関係はありながらも仲は決して悪くないのである。 (プライベートの場では、椛は射命丸を『さん』付けしている所からもそれが伺える)
[677]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 19:56:45 ID:??? ホットドッグ 、 お好み焼き 、 チーズフォンデュ 、 ざざむしの佃煮 …。 普段では到底食べないような御馳走の山に、射命丸は小さな包みを椛に渡した。 射命丸「これはプレゼントです。 いっつも将棋ばっかりで暇をつぶしている椛に、 新たな趣味を提供してあげますよ」 椛「むっ。 そんなに私、普段は将棋ばっかりしてますか…?」 射命丸「え? 違った? 私なんか、椛は哨戒業務と将棋と飯と睡眠以外何もしていないのかと……」 椛「そ、そんな事は…あるかもしれません……」 射命丸「でしょ? だから、ちょっくら香霖堂でオモチャを買って来たのよね」 椛「うーん…なんだろう?(ビックリ箱だったらヤダな……)」 半信半疑でその包みを開く椛。 果たしてその包みには――――幻想入りした伝説のハイパーヨーヨー…『ファイヤーボール』が入っていたのである。 射命丸「ま、安物なんですが。 どうやらこの円盤に糸を絡めて…回して遊ぶ物らしいですよ。 店主がそんな感じな事言ってました」 椛「へえ……ありがとうございます、文さん! 大事にしますね!!」 射命丸「いいのよ、別に――(安物だったし、ね…まあこんな回すだけの代物。 流石の凝り性椛も3日で飽きるでしょう。……私は30分で飽きたし)」 気紛れで開いたホームパーティの、気まぐれで購入した(ついでに言うと押しつけた)安物のオモチャ。 ……まさかこれが、犬走椛の運命を狂わせることになろうとは、流石の射命丸も予測できなかったのである。
[678]森崎名無しさん:2013/09/15(日) 19:57:38 ID:??? ざざむしの佃煮w
[679]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 19:57:55 ID:??? −数か月後 九天の滝周辺− 射命丸が椛の異変を知ったのはそれから数カ月後。 椛の住居の前をドンドンと叩く河城にとりの姿を見たのがきっかけだった。 にとり「ねーえー! もーみーじー!! 一緒に将棋しようよー!!」 ドンドンと椛の住居の戸を叩くにとりは、困惑の表情を見せており。 新聞のネタというよりも、純粋な興味本位で射命丸はにとりに声を掛けた。 射命丸「…一体どうされたんですか、椛は?」 にとり「あっ! 烏天狗様だ! 烏天狗様も説得してやってくださいよ〜! 椛のヤツ、最近ほんっとに付き合いが悪くって〜!!」 妖怪の山の序列的には、天狗は河童よりも上位の存在ではあるが… 天狗の中でも最底辺の役職である哨戒天狗と河童ではそこまでの格差はなく。 椛とにとりのように、個人的な交流を持つ者も少なくなかった。 射命丸「ふーむ…では私が声を掛けるとしますか。 ―――おーい、椛ー! 何か悩みがあるのですかー? それとも病気ー? 変な上司が居てメンタルつらいとかですかー?」 少しだけ心配になった射命丸がにとりの代わりに戸を叩きながら椛を呼び着けるも…返事は無い。
[680]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 19:59:17 ID:??? 射命丸「犬走椛! これは上司命令です! ただちに姿を見せなさい!」 厳し目の口調で問いただしても…一向に意味が無く。 射命丸「ひとまず帰りましょう、にとりさん。 しかしうーん…これは大天狗様に一応報告すべきか……」 一旦帰宅する事を決意し、にとりの背を押し促す。 ―――その時だった。 バアアン! 戸を開ける音。音につられて射命丸とにとりの両者が振り返ると――。 椛「出来た! ストリングプレイスパイダーベイビー!!」ドヤアアアアアアアア……ッ!!! 射命丸・にとり「「」」 ヨーヨー片手に、張り付けたようなドヤ顔をした、かの犬走椛――否。 『犬走名人』が現れたのであった……。
[681]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 20:00:17 ID:??? 〜回想シーン終了〜 射命丸「(なんであんな円盤回しにまで凝れるんですか、あんのカタブツは……! しかもあの後部屋を見たら、大量のヨーヨーとテクニック向上ビデオが山積みになってたし、オタク臭くて気持ち悪いのなんの! それでも最近はようやく人前にプレーを見せるクセが収まったのに、あんのボケボケ兎は……! 外来人の少年達とのコラ画像ばら撒いて社会的に抹殺しますよ仕舞いにゃあ……)」ギリギリ 半ば逆恨みのような理由で鈴仙を睨みつける射命丸。そんな彼女の気持ちは知らぬとばかりに。 椛「ストリングプレイ・スパイダーベイビー!!(まさかヨーヨーがこんなに奥深いだなんてなぁ… 文さんには、ホント感謝しきれてもしきれないよ。 こうしてプレーをすれば、皆が喜んでくれるし。 ―――私はヨーヨーで、世界を平和にするんだ!!)」 ドヤ顔で鈴仙にヨーヨーテクを見せつける椛は希望に満ちており。 鈴仙「え、いや、その……(こ、この世界に普通なヒトは居ないの〜!?)」 当の鈴仙だって、キックオフが始まるまでは困惑を隠しきることは出来なかったのだった。 *椛の評価値が上がりました。 *射命丸の評価値がやや下がりました。(椛の変なスイッチを押した事への単なる逆恨み) *椛が必殺シュート「ストリングプレイスパイダーベイビー」を習得してしまいました…。 *狂気的な趣味が露呈したので、狂気度が上昇します。17→19
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0ch BBS 2007-01-24