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【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
[470]森末(仮):2013/09/27(金) 00:41:03 ID:??? 先着2名様で、 ★板野→シュート 48 ( !card )( !dice + !dice )+(フリー補正+2)=★ ★若島津 パンチング 53 (!card)(!dice + !dice)=★ と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。 【シューター】−【キーパー】 ≧2→板野のシュートが壁に大きな音を立てて反射した! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。 ≦−2→若島津の拳がボールを大きく弾き飛ばした! 【補足・補正・備考】 若島津:ダイヤで「手刀ディフェンス(+2)」
[471]森崎名無しさん:2013/09/27(金) 00:43:56 ID:??? ★板野→シュート 48 ( ハート7 )( 4 + 2 )+(フリー補正+2)=★
[472]森崎名無しさん:2013/09/27(金) 00:44:02 ID:??? ★板野→シュート 48 ( ハートK )( 2 + 4 )+(フリー補正+2)=★
[473]森崎名無しさん:2013/09/27(金) 00:46:18 ID:??? ★若島津 パンチング 53 ( ハート3 )( 1 + 6 )=★
[474]森末(仮):2013/09/27(金) 01:32:32 ID:??? >★板野→シュート 48 ( ハート7 )( 4 + 2 )+(フリー補正+2)=56★ >★若島津 パンチング 53 ( ハート3 )( 1 + 6 )=60★ >≦−2→若島津の拳がボールを大きく弾き飛ばした! ======================================================================== 板野「いけぇぇぇええええええっ!!」 バコォォオオオンッ!! 大会を棄権しなければならない事からの負の感情、そして若島津から認められたという正の感情。 どちらも綯交ぜにし、その感情全てをボールにぶつけたかのようなシュートは、 板野の小さな体躯からは放たれたとは到底思えない程の鈍い音を立てて若島津を襲った。 完璧なインパクトとは言えない、だが、決して蹴りそこないでもない。 自分の本来の調子に一番近いと言えるそのシュートは若島津の右手へと向かい、 しかし当然のように若島津はこれに反応をして素早く飛びつく。 若島津「(なるほど、確かに大した威力だ……! だが……)せやぁっ!!」 バチィィイッ!! そして、若島津はこのボールを楽々弾き返して見せた。 板野「ああ……」 若島津「(脚力に頼りすぎたシュートだ……。 軌道は読みやすく、そしてダイレクトの時のように体重を乗せる事も出来ていない)」 板野のシュートは、もはや全国レベルである事は間違いない。 並のキーパーではその威力を前に触れる事すら難しいものだったが、それは若島津には通用をしなかった。 というのも、板野のシュートそのものには何ら特別なものでなく、"ただ"威力が常人のそれではなかったからである。 カーブをかけている訳でもなく、松山の北国シュートのように地面を這う独特の軌道を描く訳でもない。 それならば純粋に実力が足りない並のキーパーならいざ知らず、全国屈指である若島津が力負けをする筈がなかったのだ。
[475]森末(仮):2013/09/27(金) 01:33:33 ID:??? 板野「くそっ……!(あんなに簡単に弾かれるなんて……)」 若島津「(だが……もしも来年、松山の北国シュートのようなシュートを開発してくれば……)」 この結果を受けて、板野は悔しさを隠そうともせず歯噛みをするが、 一方で若島津はそんな板野の様子を見ながら一層闘争心を燃やす。 確かに勝負は若島津が勝った、板野の現在の力では、若島津には及ばないと言える。 だが、板野の"ただ"威力が強いだけのシュートに、若島津がパンチングで行かざるを得ない程の驚異を覚えたというのも事実。 それほどまでに板野の脚力は群を抜いており、このまま更に脚力を鍛え続ければ……。 或いは、松山の北国シュートのような特別なシュートを開発してくれば、結果は違ったかもしれない。 若島津「……勝負は俺の勝ち、だな」 板野「うぅ……」 若島津「そろそろ消灯の時間だから、俺は帰る。 じゃあな」 板野「あ……うん。 色々と、ありがとう」 若島津「(……やはり試合で戦ってみたかったな。 まあ、来年がある。 ふらのならば……南葛と当たりさえしなければ、勝ちあがってくるだろう)」 その後、未だに悔しがる板野に声をかけると、若島津は立ち去った。 口数は少なく、こうして別れてみれば交わした会話はどこか途切れ途切れなものばかり。 だが、終わってみれば……板野は先ほどまでの憂鬱な気分が変化し始めていた事に気づいた。 板野「(やっぱり駄目だ、今のままじゃ若島津に通用しない……。 得意のボレーシュートじゃなかったってのも言い訳にはならない、フリーの状況で打てたんだから。 何か考えないと……!)」 FWというポジションを選び、ふらのという中学を選んだ事で、 恐らく最大のライバルとして立ちふさがるであろう東邦学園の若島津健。 彼の実力の高さ、そして今の自分との力量の違いを見せつけられ、 落ち込んでいた気分は吹き飛び必ず彼を越えなければ、という強い敵対心が沸き溢れたのである。
[476]森末(仮):2013/09/27(金) 01:34:39 ID:??? 明くる日、板野は監督からの連絡を受けてマネージャー2人を連れて病院へと向かった。 そこには搬送されたふらのメンバーたちが顔を連ねており、板野は彼らの具合を気遣うも、 松山は検査の結果やはり骨に異常は無かったとして大事には至っていなかったらしく、 他の者達も昨日に比べればだいぶ容態が安定してきたらしい。 ただ、やはり試合に出場できる程には回復できていないようで、ふらのは苦渋の決断として2回戦を棄権せざるを得なかった。 小田「すまない、キャプテン。 俺達の不注意で……。 (流石にこういう形で北海道に帰る、ってのはなぁ……腹壊してまでサッカーやりたくないって訳じゃないし。 あ、ところで俺"達"って言ってるし、俺の責任にならないよな!? な!?)」 本田「くそっ、誰なんだ下剤入りのジュースなんてもんを用意しやがったのは! (それにキャプテンが怪我してる以上、喜べる訳がねーや)」 松山「悔しいのは皆も同じだろ? 気にするな……俺達には、来年があるさ」 ふらの中学の松山、板野以外のメンバーはサッカーに対して熱意に欠けてはいたものの、 だからといってこのような不幸な事態で試合をしなくて済む、という事を好意的に受け止めていなかった。 実際彼らは昨日地獄のような苦しみを味わったのだし、松山も大事には至らなかったとはいえ怪我をしている。 この状況で試合をしなくて済む事を喜ぶ程には、サッカーをする事が嫌いな訳でもない。 監督「松山の負傷、それに皆の体調の事もある。 早めに家に帰って、地元で療養した方がいいだろう。 大会の結果を見たいかもしれないが……今日の昼にはここを離れるぞ。 宿に一旦帰って、荷物を纏めておけ」 ふらのメンバー「「「はい!!!」」」 こうして、板野住明の最初の全国大会は終わった。 2回戦棄権という不本意な結果ではあったが、 CFWとして、2人の全国クラスのキーパーと戦えた経験は、必ず来年のふらの優勝の糧になるだろう。
[477]森末(仮):2013/09/27(金) 01:35:51 ID:??? 『2年目 9月 日常パート』 森末「おかえり、板野。 ふらの中学の様子は見てたよ……残念だったね」 板野「……仕方ないよ。 でも、誰が下剤ジュースなんか用意したんだろう? 森末にはわからないの?」 森末「ごめんよ、わからないや。 それに、わかっても僕はそれを教える事が出来ない。 これはゲーム。 アドバイスは出来るけど、正解を見つけるのは君なんだ」 板野「(ゲーム……そっか。 忘れがちだけど、俺、今はただ、『キャプテン森崎の外伝』のゲームをしてるだけなんだよな)」 北海道へと帰ってきた板野は、自宅でゆっくりと体を休めていた。 部活動は現在部員の殆どがサッカーを出来ない状態の為に休止中だが、 来週には松山、そして他のメンバーも回復が出来そうである。 そういう訳で板野は自宅で森末と久しぶりの会話をしていたのだが……。 全国大会に出場してキャプ森のキャラと多数会ったせいか、森末としばらく会っていなかったせいなのか、 自分は本来この世界には存在せず、ただ『ゲーム』をプレイしているだけのプレイヤーである事を忘れてしまっていた事に気づく。 森末「……まあ、ともかく、気を取り直して日常パートに行こう。 気持ちを切り替えなきゃ」 板野「う、うん……」 森末「それじゃあ、今月はどうする?」 A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません) B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます) C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[478]森崎名無しさん:2013/09/27(金) 01:43:10 ID:C8dn+04g B
[479]森末(仮):2013/09/27(金) 01:44:55 ID:??? 本日は一旦ここで区切らせていただきます。 遅い時間までお付き合いありがとうございました。
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0ch BBS 2007-01-24