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【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
[628]森崎名無しさん:2013/10/01(火) 02:06:06 ID:xRY8iZcQ B 藤沢の負い目を消し去る形につなげられそう
[629]森崎名無しさん:2013/10/01(火) 06:12:52 ID:wfCyOZ7E b
[630]森末(仮):2013/10/01(火) 23:05:05 ID:??? >B.「普段言う機会は無いけど、いつもありがとうなマネージャー」 改まって2人に感謝してみる =========================================================================================== 藤沢「えっ……?」 板野「俺達は好きなサッカーをやっていればいいだけだけど、マネージャーたちは雑務ばっかりだろ? 道具の手入れとか洗濯とか……その、こういう機会じゃないと改まって言えないと思ってさ」 ここで板野は、普段から世話になっているマネージャー2人に感謝の言葉を述べる事にした。 おちゃらけた話題で場を盛り上げるのではなく、自らがマネージャーたちに礼を言う事によって、 キャプテンである松山にもそれに続くよう促し、彼もまた藤沢達に感謝している事が伝われば、 藤沢の気持ちも幾分か軽くなるだろうと考えての事である。 勿論、正真正銘、板野としてもマネージャーたちへの感謝があった事は間違いないが……。 松山「そうだな……俺達がサッカー出来るのも、マネージャーや監督、みんなの協力があってこそだ。 板野の言うように、いつもありがとうな」 ともかくとして、松山は板野の読み通りマネージャーたちに感謝の言葉を吐いた。 これに対して、町田はにっこりとほほ笑みながら素直に言葉を受け取り……。 そして、藤沢は一瞬呆けながらも、頬を染めながら頭を振って照れ始める。 藤沢「そ、そんな……私はその……皆(主に松山くん)の世話をするのが好きだからやってるだけだし……。 それに、私は全国大会の時に……」 松山「全国大会の時? ……………………………………………。 あ、なんだ、俺が怪我した事を気にしてたのか!? あれは事故なんだから、藤沢は気にしなくていいのに!」 藤沢「……でも」 松山「むしろ藤沢が怪我しなかっただけ良かったよ。 女の子なんだから、もし顔から落ちてたら大変だったろうしな」 板野「(す、凄い間があったけど……よくやった松山! よくぞ気づいた!)」
[631]森末(仮):2013/10/01(火) 23:06:06 ID:??? 松山達の感謝の言葉を否定する折、藤沢の口からはやはり全国大会で松山の怪我の一因を作った事が飛び出す。 これに松山は疑問符を浮かべ、全国大会で何かあっただろうかと首を捻るが、 それでもなんとか藤沢が悩んでいる事に気づき、気にする事はないとフォローをする。 些か間があったような気がするが、鈍感男である松山が気づけたというだけでも大金星だろう。 町田「(よし! ここよ、ここで決めるのよ!)そういえば美子、皆にプレゼントがあるのよね?」 板野「(ここで仕掛けるのか!)えっ、プレゼント?」 藤沢「ま、町子……それは……」 松山の口から直接あの時の事は気にしていないと言われ、藤沢の心が幾分か軽くなったこのタイミング。 ここで町田は藤沢がプレゼントを持ってきていると発言をする。 今の流れならば藤沢も心置きなくプレゼントを渡す事が出来るし、 何よりこう言えば、結局勇気が無くて渡せなかったというありきたりな展開の逃げ道を防ぐ事が出来る。 少々強引ではあるが、町田としてもこの機を逃す訳にはいかないと心を鬼にして藤沢の背中を押す。 町田「因みに私は、洋書の絵本を貰ったわ」 板野「へー……(子供っぽい……とも違うのかな。 なんていうか、オシャレな表紙だ。 ……来年の8月になったらアメリカに引っ越すし、父親の関係で外国とかに縁があるのかな?)」 町田「ほら美子、早く松山くんと板野くんに渡しちゃいなさいよ」 藤沢「う、うん……えっと……板野くんには、これを」 板野「これは……毛糸で出来たマスコット?」 ようやく観念をしたのか、藤沢は脇に置いていたカバンから2つの袋包みを取り出し、その小さい方をまず板野へと手渡す。 早速中を開けてみると、入っていたのは毛糸で出来た可愛らしいクマのマスコット。 つぶらな瞳で思わずほっこりしてしまうが……。 板野「(どう考えても松山のマフラーを作るついでに作った感ありありです本当にありがとうございました)」 その毛糸の色が青……以前学校で見た、藤沢が持ってきていたマフラーの色と全く同じものである事に気づき、 板野は心中で思わずため息を吐く。 とはいえ、このクリスマスパーティーが決まったのもつい最近の事。 本命である松山へのプレゼントだけでなく、おまけである板野へもプレゼントを用意していた事に感謝をすべきだろう。
[632]森末(仮):2013/10/01(火) 23:07:13 ID:??? 藤沢「そして、その、松山くんには……これを……」 松山「俺にもあるのか?」 板野「(むしろ松山がメインだよ、藤沢的には!)」 相変わらず頓珍漢な事を言う松山を見て呆れそうになりながらも、板野は固唾を飲んで場を見守る。 藤沢は先ほど板野に渡した時とはまるで別人のような雰囲気を纏い、 潤んだ瞳で松山を上目遣いに見つめながら、やはり頬を赤く染めて袋包みを手渡す。 松山「開けていいか?」 藤沢「え、ええ……気にいって貰えるといいんだけど……」 そして、松山が藤沢の了承を得てからその袋包みを開けると……。 先着1名様で、 ★君に届け→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER・ハート絵札(A含む)→松山「これはマフラー……? (あれ? こんな所に少し薄い毛糸で文字が……?)」 なにィ!? ハート→松山「これはマフラー……? しかも、手編みか?」 手編みな事にまで気づいた! それ以外→松山「これはマフラー……? ありがとう、藤沢。 大切に使うよ」 普通に受け取った!
[633]森崎名無しさん:2013/10/01(火) 23:07:46 ID:??? ★君に届け→ スペード5 ★
[634]森崎名無しさん:2013/10/01(火) 23:07:56 ID:??? ★君に届け→ スペード3 ★
[635]森末(仮):2013/10/02(水) 00:04:14 ID:??? >★君に届け→ スペード5 ★ >松山「これはマフラー……? ありがとう、藤沢。 大切に使うよ」 普通に受け取った! ====================================================================================== 町田「(うーん……手編みな事にくらい気づいて欲しかったんだけど)」 板野「(いや、松山なんだ。 雑巾と間違わなかっただけでもよかったと思わなきゃ!)」 常日頃藤沢の恋路を応援してきた町田としては、松山の鈍感さに少し苛々するが、 ともかくとして松山がプレゼントを受け取ってくれた事に板野は安堵をする。 ここで下手に捨てていれば、来年の8月が来る前にあっさりと本編と同じルートを通る事になっていただろう。 それよりは、こうしてしっかりと藤沢の好意を受け取り、少しずつでも彼女の事を意識するようになってくれればいいと考える。 松山「でも参ったな……俺、プレゼントなんて用意してないぞ」 藤沢「い、いいの! 受け取って貰えればそれで……私が勝手に用意しただけなんだから」 松山「そうか? 本当にありがとうな、藤沢」 その後、パーティーはつつがなく進行した。 プレゼントを渡せた事で藤沢としても緊張は解れたらしく、4人は料理と会話を楽しみながら過ごす。 とはいえ、楽しい時間というものはすぐに過ぎ去ってしまうもの。 まだ中学生である身分である以上はあまり遅くに夜道を歩くのは危険であり、 特に藤沢は女の子という事もあってか21時には家に帰りつくようにと強く言い聞かせられているらしく、パーティーはお開きとなる。 板野「今日はご馳走様、凄く楽しかったよ」 藤沢「ありがとう、町子」 松山「それじゃあまた明日、部活でな」 町田「ええ、それじゃあ気を付けて帰ってね。 おやすみ」 会場となった町田宅を後にし、板野達は家路につく。 途中、分かれ道で板野は松山達と別れ……松山は夜も遅いという事で、藤沢を送っていく事になる。 板野「(こういう所の気遣いは……まぁ、女の子を1人にさせないくらいは普通か)それじゃあね」 松山「ああ、また明日!」 藤沢「おやすみなさい」
[636]森末(仮):2013/10/02(水) 00:05:14 ID:??? そして、板野達とも別れた松山達は、そのまま藤沢の家に着くまで話しながら歩いていた。 とはいえ、その会話は主に松山がサッカー部の事についてあれやこれや言うだけであり、 藤沢はそれに対して相槌を打つだけ。 それでも藤沢にとって幸せな時間だったというのは、言うまでもない。 松山「ふぅ……それにしても暖かいな、このマフラー。 丁度前まで使ってたのも古くなってきてたから、貰えてよかったよ」 歩く松山の首元には、先ほど貰ったばかりの爽やかな青色のマフラー。 思いがけぬプレゼントを貰って嬉しかったのか、松山は笑顔で再度藤沢に礼を言い、 藤沢は真っ赤になり、やはり照れる。 松山「それにしても、本当にプレゼントとかいいのか……? 今すぐ……って訳にはいかないけど、何か欲しいのがあれば用意くらいは……」 藤沢「さっきも言ったでしょう? 私はいいから……」 松山「そうか? でもなぁ……」 ただ、やはり律儀な男である松山としては、プレゼントを貰いっぱなしというのは居心地が悪いらしい。 藤沢に何か欲しいものがあれば、金額的には限度があるものの用意はすると言うも、 藤沢はそれを拒みながら……ふと、何かを思いついたように微笑を浮かべて口を開いた。 藤沢「もしも何か返したいって言うんなら……」 松山「どうした? なんでも言ってみてくれ」 藤沢「……来年の全国大会で、優勝してみせて」 松山「えっ?」 藤沢が望んだもの、それは金品ではない、金では買えないもの。 しかし、松山にしかきっと成し遂げられない事柄であった。
[637]森末(仮):2013/10/02(水) 00:06:25 ID:??? 藤沢「松山くんが……ふらの中の皆が、全国大会で優勝をしている姿を私に見せて欲しいの」 松山「……ああ、約束するよ。 すぐには返せないけど、 必ず来年の8月……俺達が優勝する所をマネージャーに、皆に見せてやる」 藤沢「うん……私も精一杯、応援するから」 少しだけ病んでいる所があり、そしてとても引っ込み思案な藤沢美子。 そんな彼女が1番好きな事は、大好きなサッカーに打ち込んでいる、目の前の男子中学生。 全国という晴れ舞台で、彼が日本一の栄冠を手に入れている所を見られれば……これ以上の幸せは、彼女には無い。 藤沢「(……本当は、この気持ちも伝えてしまいたいくらいなんだけど)」 松山「今年は……本当に悔しい思いをしたからな。 でも、手ごたえは間違いなくあったんだ。 来年こそは……絶対に優勝しなきゃな」 藤沢「(今はこれでいい……頑張っている松山くんが見れるだけで、私は……)」 そして、それから数分間、藤沢の家に辿り着くまでに松山は先ほど以上に熱くサッカー論に興じ、 藤沢はそれを笑顔で聞いていた。 もう今年も暮れにかかり、新年が幕開こうとしている。 ふらの中学が全国制覇をする、新しい1年の幕開けは、もうすぐそこであった。
[638]森末(仮):2013/10/02(水) 00:07:37 ID:??? 『2年目 12月 練習パート』 森末「やあお帰り、クリスマスパーティーは楽しかったかい?」 板野「うん! 藤沢と松山も、まあ上手くいったみたいだしね。 あ、森末の作ってくれたローストチキンも評判だったよ」 森末「嬉しいねぇ。 さ、骨休めも十分出来ただろう。 今月も練習パートにいくよ」 板野「よーし、ゆっくり休めて気合は十分だ! 今月も練習頑張るぞ!」 とても上がりやすい:パスカット、ブロック、せりあい 上がりやすい:パス、タックル、ガッツ 普通:ドリブル 上がりにくい:シュート とても上がりにくい:なし シュート経験値:5 A.基礎能力を上げる B.技を覚える 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
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0ch BBS 2007-01-24