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【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
[905]森崎名無しさん:2013/10/08(火) 21:27:58 ID:??? ★6月のイベント→ ダイヤ9 ★
[906]森崎名無しさん:2013/10/08(火) 21:28:07 ID:??? ★6月のイベント→ ダイヤ5 ★
[907]森末(仮):2013/10/08(火) 22:06:10 ID:??? >★6月のイベント→ ダイヤ9 ★ >???「……君がふらの中学の板野君だね?」 路上でタバコを吸ってるグラサンに声をかけられた。 お前は!? =========================================================================================================== 板野「えっ?(あ、あの人は……)」 突如声をかけられた板野は振り向き、その人物の姿を見て目を見開いた。 スーツ姿にサングラス、そして口には紙タバコ。 一見するとそのサングラスのせいで不審人物にも見えてしまうが、 原作・本編共に読み込み、サブキャラクターの事までそれなりに記憶をしている板野はその人物の事をよく知っている。 片桐「私は日本サッカー協会の役員をしている片桐宗政だ。 少し話を聞かせて貰っていいだろうか?」 板野「(や、やっぱり……片桐さんだ!)」 試合外において頻繁に出没し、日本サッカー界の発展に尽力をする男――片桐宗政。 原作では翼への協力が顕著であり、ややともすれば贔屓が過ぎるようにも見えるが、 実際に選手たちへのサポートはしっかりとしており、そういう面では信頼の出来る男である。 ……見上と同様、腹は黒いが。 とにもかくにも、この場で断る訳にはいかないだろうと判断した板野は片桐の言葉に素直に従い、 近くに会った公園でベンチに腰掛けながら対談をする。 板野「それで……話ってなんですか?」 片桐「いや、少し君の人となりを知りたいと思っただけだ。 あまり緊張せず、気楽に受け答えしてくれ」 板野「は、はぁ……」 片桐に奢ってもらったオレンジジュースを飲みつつ、緊張で乾いた喉を潤す板野。 彼が日本サッカー協会において黄金世代に注目をしているのは事実。 もしも彼に目をかけてもらえれば、今後の板野の進路なども大いに変わってくる可能性がある。
[908]森末(仮):2013/10/08(火) 22:07:21 ID:??? 片桐「まずはそうだな……去年の全国大会での1回戦、素晴らしいゴールだった。 あの中西からゴールを奪ったというのは、素直に誇れる事だろう」 板野「あ、ありがとうございます」 片桐「無論、後半は1点も奪えなかった事は反省すべきかもしれないがな」 板野「うう……」 まず片桐は、去年の全国大会での板野のゴールを褒め称えた。 片桐の話によれば彼はあの試合もまたその目でしっかりと観戦をしていたらしく、 その際、豪快なボレーシュートで中西が守るゴールを破った板野に目をかけたらしい。 片桐「黄金世代……私はこう呼んでいるが、君たちの年代には正に粒ぞろいな選手たちが揃っている。 日本国内だけでも若島津、松山、中山、立花兄弟、南葛の面々……。 彼らの中には既に高校生に交じっても遜色ない程の実力を持っている者も多い」 板野「………………」 片桐「国外には若林、岬という選手たちも眠っている。 彼らを中心としてこの世代の選手たちは纏まっていくだろう。 そして、きっと低迷している日本サッカーを変えてくれる筈だ。 私はそう信じている」 板野「(確かに、日向と翼、森崎がいなくても……強い選手はまだゴロゴロいるもんなぁ)」 片桐「だがその中でただ一つ、問題がある。 ……FWが不足をしているんだ」 そこまで言うと、スゥ……とタバコを強く吸い、白煙を大きく吐き出し。 板野の目をじっと見つめながら、更に続ける。 片桐「岬、松山を中心とした中盤の選手。 若林、若島津、中山を中心とした守備陣。 彼らはいい、その実力はもはや疑うべくもない。 だが問題はFWだ。 ここは明らかに他の面子に比べて、総合的に見て劣っていると言わざるを得ないだろう」
[909]森末(仮):2013/10/08(火) 22:08:43 ID:??? 南葛にいる来生や滝、東邦の反町、そして空中サッカーの立花兄弟。 彼らもまた素晴らしい才覚を持ち、黄金世代を彩る一員であるのは確実である。 しかし、その実力は岬太郎、松山光、中山政男、若島津健、若林源三。 彼らに比較をすれば、やはり見劣りをすると言われても仕方がないだろう。 片桐「だから私は期待しているんだ、或いは君がこの状況を打破してくれる存在になるかもしれない……とね」 板野「俺が、ですか?」 FW不足の最中、板野が見せたボレーシュート。 それは片桐が淡い期待を抱き、希望を覚えるのに十分な代物であった。 片桐「無論、まだまだ君の実力も足りないかもしれない……。 あの試合を見ていたが、シュート以外はロクに動けていなかったようだし、先ほども言ったように後半は無得点だ」 板野「うっ……」 片桐「だからこれからも、より一層練習に励んでほしいと思う。 上を目指して、な」 板野「(凄いプレッシャーかけてくるなぁ……本人にそういうつもりはないのかもしれないけど。 えーっと、話はここで一旦途切れたか。 何か言っておく事はあるかな?)」 A.「今年の俺は去年とは違いますよ! 成長した俺の力をその目で見て貰いましょう」 マグナムシュートをお披露目する B.「当然、俺の……俺達の力で全国大会に優勝してみせます! 若島津にも誰にも負けない!」 全国制覇を宣言する C.「いや、まだ全国には知名度は低いけどレベルの高い選手がいるかもしれません」 隠れた名選手の存在を匂わせる D.「岬や若林って……外国に行ったんですよね? まだサッカーやってるんですか?」 岬と若林について聞いておこう E.「そんな、俺が中心になんて無理ですよ……」 謙遜をしておく F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[910]森崎名無しさん:2013/10/08(火) 22:11:57 ID:JHcY2I0c B
[911]森崎名無しさん:2013/10/08(火) 22:22:20 ID:CH0ZQhX2 A うまくいけばアドバイスも貰える…?
[912]森崎名無しさん:2013/10/08(火) 22:30:15 ID:iSN5tWzo A
[913]森末(仮):2013/10/08(火) 23:21:43 ID:??? >A.「今年の俺は去年とは違いますよ! 成長した俺の力をその目で見て貰いましょう」 マグナムシュートをお披露目する =================================================================================================================== 片桐「何……?」 板野「(なんだかんだでこの人がサッカーを見る目は確かな筈だ! 俺の実力を……。 俺のマグナムシュートの威力を見て貰おう!)」 板野の開発をした超威力のパワーシュート、マグナムシュート。 既にふらのメンバーにはお披露目をしたそれだが、外部の者達には一度も見せた事はない。 客観的に見て、マグナムシュートの威力はどれほどのものなのか、どのような反応を見せてくれるのか。 気になった板野は早速片桐を連れだすと、以前ダルビッシュにシュートを見て貰った河原へと移動をする。 片桐「(キック力が成長をしたとして、それを見て欲しいという事か? 今は彼も成長期、体格も徐々につくられ、1年の差は非常に大きい時期だ。 だがそれを言えば周囲の者達も同じ……それをわかっていないとも思えんが……。 ん……? あの橋、一部分が削り取られているが……)」 板野「見ていてください、片桐さん! これが俺の……」 フォンッ! グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!! 片桐「!?」 板野「マグナムシュートだぁぁぁぁあああああああああああああっ!!!」 バゴッ……ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!
[914]森末(仮):2013/10/08(火) 23:22:44 ID:??? 最初は大きく成長をしたと聞いて、半信半疑な気持ちで板野についてきていた片桐。 しかし、その板野の取ったシュートフォーム……。 そして、右足で蹴られると同時に爆音を立てながら閃光のようなスピードで駆け抜けるボールを見て、 自身の考えが間違いであったという事実にようやく気付く。 片桐「………………」 ポトリ、と手に持っていたタバコを思わず地面に落としてしまう程の衝撃を片桐宗政は受けていた。 既に現役を退いて数年が経過しているとはいえ、彼も日本を代表するストライカーだったのは周知の事実。 サッカー選手の力量を計る事は彼にとって造作もない事だったが、 その中でも彼は特にFW――点取り屋と評される、ストライカーを見る目に自信を持っていた。 そして、このシュートを見て彼は判断をした――板野住明、彼は間違いなく全日本のストライカーになれる人材であると。 片桐「(他の面には目を瞑ろう、だが……だが、このキック力、シュートの威力は間違いなく世界レベルの筈だ。 これだ……! 日本に必要だった得点力不足、それを解決するのはこの男だ!)」 板野「はぁ……はぁ……」 以前、ダルビッシュとの練習で大きな穴を開けた橋の一部。 その真横に、再びめりこんだボールを見てそう確信をした片桐は、 震えそうになる手で改めてタバコに火をつけつつシュートを打って疲弊している板野に声をかける。
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0ch BBS 2007-01-24