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【序戦】ファイアーモリブレム43【ラムカーネ軍団】
[102]Q513 ◆RZdXGG2sGw :2013/10/04(金) 11:56:38 ID:??? ★ゴールキーパー→ ダイヤ6 ★
[103]モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/10/13(日) 09:48:53 ID:??? ★ゴールキーパー→ ダイヤ6 ★ >それ以外→森崎 ジェイガン「やはり森崎殿以外に適任はいますまい。 アリティアカップ同様、鉄壁の守備を期待していますぞ」 森崎「世界一のGKになるという夢を目指す俺が、こんな奴らに点を決められてたまるかよ! ジェイガンさんも俺達の事を監督として導いてやってくださいね」 ジェイガン「うむ、奴らのことだ。卑怯な策略により不測の事態に陥ることもあるかもしれぬ。 私が成すべきことは君たち選手が最大限に実力を発揮できるようにしてやることだ」 鋭い眼光を飛ばしつつ堂々と言い放つジェイガンは、既に現役を退いた老兵とは思えぬ頼もしさを見せてくれる。 森崎「へぇ。なんだか立派な監督らしいこと言ってくれちゃってますね」 ジェイガン「なに、モロドフ伯爵の受け売りだ。彼もまた、アカネイアのサッカー界発展のために 異界で一人戦っておる。我々もここで歩みを止めるわけにはいかぬぞ」 森崎「(確か片桐さんの計らいで日本サッカー協会の役員として勉強してるんだったっけ。 今度アカネイアから戻ることがあったら一度連絡を入れてみようかな)」 森崎に対し『守護』の精神を説き、サッカーにおいても時たま的確な助言を残してきた モロドフのことを思い出す。彼とは本当の祖父と孫のような良好な関係を築いてきた。 森崎「とにもかくにもここで勝たなきゃ先に進むことも戻ることもできやしない。 見てろよラムカーネ。たとえ俺が紛い物のキャプテン森崎だとしても……最後に勝つのは俺達だ!」 ジェイガン「よし、これでフォーメーションは決定だ。ここまでの情報を一度まとめておくぞ」
[104]モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/10/13(日) 09:50:41 ID:??? ===○=== −−−H−−− Hパオラ(シュナイダー) J−−−−−F Jカチュア(中里) Fマルス(カイザー) −−−−−−− E−−I−−G Eセシル(シェスター) Iクライフォート(ビクトリーノ) Gジュリアン(イスラス) −−−−−−− A−−−−−B Aロディ Bルーク −−−C−−− Cリンダ −−−D−−− Dドーガ(肖) −−−@−−− @森崎(森崎) ・アリティア(オーソドックス/4-3-3/指揮レベル12+監督補正2) Jカチュア(1) 480/480 +18 マルス(2)森崎(1)パオラ(1) Iクライフォート(3) 640/640 +14 Hパオラ(1) 540/540 +18 バーツ(3)カチュア(1) Gジュリアン 460/460 +16 森崎(1)ルーク(1) Fマルス(2) 640/640 +16 森崎(2) Eセシル(1) 480/480 +18 ライアン(1)ロディ(2)森崎(1) Dドーガ(1) 520/520 +15 マルス(1) Cリンダ 420/420 +16 森崎(2) Bルーク 640/640 +19 ロディ(1)ライアン(1)セシル(1)ジュリアン(1)森崎(1) Aロディ(1) 720/720 +18 セシル(2)ルーク(1)森崎(1) @森崎(2) 580/580 +18 マルス(2)ライアン(1)ジュリアン(1) ============ Kライアン 540/540 +18 ロディ(1)ルーク(1)セシル(1)森崎(1) Lマリーシア 380/380 +17 マルス(2)ライアン(1) Mバーツ 580/580 +17 パオラ(3) Nリフ 320/320 +15 森崎(1) Oサッカーマスク(3) 900/900 +14
[105]モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/10/13(日) 09:51:44 ID:??? ジェイガン「相手の情報についてだが、残念だが試合をしつつ分析していくしか無い。 どのポジションにどんな選手がいるかを素早く把握し、 的確な戦術で攻めこむことでしか突破口は見つからぬだろう」 マルス「それに加えて、彼らは妨害工作を仕掛けてくる可能性が高い。 アンナさんのサポートが有るとはいえ、絶対に安全という訳じゃない。 リザーバーのみんなもいつでもピッチに立てるように準備は怠らないようにね」 森崎「(妨害工作……か。これも昔の俺が好き好んで行っていた戦術。 ラムカーネがあの頃の俺の姿を表しているのだとすれば、当然仕掛けてくるに違いない。 無力だった俺が才能にあふれる選手たちを出し抜き、勝利するために仕方なく取った手段だった。 ……だけど、本当にそうだったのか?俺は本当に勝つためだけに、あんな汚い事に手を染めたのか?)」 ドクンと強く胸を撃つ焦燥感と嫌悪感。自分がキャプテンとしてのし上がるための必要悪として 簡単に割り切れる程度のものならばこれほどまでに強い後悔の念や不安はないはずだった。 小学生という幼い精神から繰り出される残酷極まりない非道な行いの数々。 その中には所詮子供のイタズラレベルのものから、今の自分では到底考えられないものまである。 森崎「(奴が俺のことを『紛い物』呼ばわりする理由が少しずつ分かってきた気がする。 あの頃と比べれば、俺はたしかに別人のようなまでに変わってしまった。 だけど、人は変わるしやり直せる生きものなんだ。その人間の価値観なんて 一方からの視点で決めつけていいものじゃないはずなんだ!)」 自分をここまで導いてきてくれた星のオーブの輝きたちが、森崎の叫びに呼応するように光りだす。 その煌めきは非常に不安定だ。森崎が自己を保てぬほどに。夢を諦めてしまうほどに消耗してしまえば その星の輝きは一瞬の内にかききえてしまう。それほどまでに本来の『森崎』という存在は儚く、脆い。 森崎「(だけど、今の俺にはみんながいる。それに、若林さんまで力を貸してくれるんだ。そんな俺に怖いものなんて……)」 そこで森崎の思考は強烈な違和感にぶつかる。咄嗟に出てきた一つの言葉に対してズシリと頭の中が重くなる。
[106]モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/10/13(日) 09:53:00 ID:??? 森崎「(若林……“さん”、だと?お、おいおい。どうして俺がアイツの事をナチュラルにさん付けしてるんだよ。 まるで長い間ずっと、その呼び方が当然だったかのような……当たり前の事柄だったかのような)」 たまらず星のかけらの輝きから目を逸らすと、頭に響いていたその違和感はスッと引っ込んでいく。 知らず知らず呼吸が激しく乱れてしまい、試合前の緊張に押しつぶされてしまいそうだった。 そんな森崎の様子を気にしてか、この試合ではベンチスタートのサッカーマスクが話しかけてくる。 サッカーマスク「平気かい?なんだか顔色が悪そうだけれど……」 森崎「……ああ、気にするな。ちょっとした武者震いってやつだよ」 サッカーマスク「君は今まで多くの戦いに勝利してきた。そしてこれからも勝利し続けなければならない。 立ち止まれず、倒れることも許されない。そんな過酷な道を君は走り続けなければならない。 闇に囚われ、サッカーの楽しさを忘れてしまった彼らを救い出せるのは君しかいないんだ。 さァ、張り切ってガッツでいこう!……俺の分まで、頑張ってこいよ!」 森崎「あ、ああ。でもお前だってベンチだからって気を抜くんじゃないぞ」 サッカーマスク「分かってるさ。俺達はチーム。ピッチに立っている選手だけじゃなく 監督やマネージャー。みんなで勝利を目指す。それがサッカーだろ?」 森崎を激励するサッカーマスクの後ろ姿を、ジェイガンは目を細めて見つめていた。 ジェイガン「(……あの仮面の集団と同じように、闇の力に取り込まれたものの その覆面のおかげで自己を保てることが出来る。あの男はそう言っていた)」 謎の覆面ことサッカーマスク。彼の出自は一切謎に包まれている。 あの仮面軍団から送られてきたスパイの可能性は捨てられない。 以前軍師見習いとして第七小隊に送り込まれた暗殺者カタリナの存在が、 ジェイガンが安易に強力な選手に頼ろうとする思考を妨げていた。
[107]モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/10/13(日) 09:54:38 ID:??? ジェイガン「(彼が本当に我々の味方と判断できるまでは……。 しばらくは私の目の届く範囲に留まらせておきますぞ)」 =========== 〜闇の軍団・ミーティング〜 ラムカーネ「(くそう……この仮初の肉体じゃ俺の強力な魔力を長時間維持できねぇ。 この試合で奴の希望と夢を根こそぎ奪い尽くしてやらねぇとな)」 ぶすぶすと黒い煙を吹き上げる自身の右腕を押さえつけながら、超モリサキことラムカーネは苦々しげに呟く。 これまで自分が、『キャプテン森崎』が成し遂げてきた様々な勝利と栄光。 それは彼の意識が広げてきた『野心』と『執着心』から織りなされるものであった。 ラムカーネ「(俺はあきらめん。絶対にあきらめん。俺が完全勝利するという シナリオの道筋を辿るまで、何度だってやり直してやる。 今までも、そしてこれからもなぁ……うけけっ)」 あの日。アリティアカップ後の襲撃の際に、イスラスの裏切りのせいもあり 自分たちは『仲間との結束』という腑抜けた力に縋ろうとする紛い物に敗北した。 『森崎有三』という存在が目立ち、のし上がるためだけの駒でしかない存在たちに 情けなく頼るあの姿は決して有ってはならない、認めてはいけないモノである。 特に『大空翼』や『若林源三』という自分の覇道に立ちふさがる存在の力を借りるなどもってのほかだ。 ラムカーネ「(そうさ。そうでなきゃ俺は何のために……何のためにあそこまでの苦労をして……!)」 ガーネフ「ふぇふぇふぇ……苦しそうじゃな森崎殿。魔力の補充が必要かえ?」 ラムカーネ「……ガーネフの爺さんか。俺は平気だ。それより他の連中の様子はどうなっている? ちゃんと仮面の力だけで制御することができてるんだろうな? もうイスラスのようなクソ生意気な裏切り者を見るのはうんざりだからな」
[108]モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/10/13(日) 09:56:07 ID:??? ガーネフ「安心せい。今度は抜かりなしじゃよ。それにあの裏切り者の若造もそう簡単に闇の呪縛を振りほどけまい。 一度肩まで浸かったその深淵の淀みはいくら澄んだ聖水で洗い流したとて落ちはせん。 わしらを裏切ったことを後悔し、地獄のような苦しみの末に果てるのも時間の問題じゃて」 ラムカーネ「へへ、それを聞いて安心したぜ。いずれ世界の頂点に立つこの俺様に逆らったんだ。 それくらいの報いじゃ生温いほどに、奴には苦しんで苦しんで苦しみ抜いてもらわんとなぁ。けけっ」 『倍速ドリブル』という恵まれた才能があるにも関わらず、あのオランダ人の才能は他に二物も三物も天から与えられている。 闇のオーブの力を纏わなければろくな能力も発揮できないこの平凡な肉体とはまさに天と地の差だ。 だが、そんな差を覆す方法はいくらでもある。キャプテン森崎はいつだってそうして数々の逆境を跳ね除けてきたのだから。 ガーネフ「ふむ。しかし何じゃな。あの暗殺組織の人形共の力は借りなくても良かったのかのう? 儂らも仮面の手駒だけでなく『力を合わせて』戦えばあやつらなぞ取るに足らんと思うのじゃが」 皮肉じみた口調で、愉快そうに語るガーネフ。とても『力を合わせて』戦うことに意味があることなど微塵にも思ってないかのように。 ラムカーネ「へへっ、ガーネフさんもまだまだ甘いな。俺が見据えている得物は目の前にある1つだけとは限らないんだぜ」 ガーネフ「……ほう。本来アカネイア皇帝であるお主がわざわざお忍びでこの辺境に来る理由とな」 ラムカーネ「あの腑抜け野郎の肉体から追い出された俺の魂を救ってくれたのは紛れも無くアンタだ、ガーネフさん。 そのアンタの悲願も一緒に叶えてやってこそ『キャプテン』に相応しいとは思わんかい?」 ガーネフ「! ……フフ……お主はほんとに面白い男じゃのう。天下を取る男の相をしておるわい。ふぉっふぉっふぉっ」 ラムカーネの隠された意図に気づいたガーネフはしゃがれた笑い声を不気味にあげた。
[109]モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/10/13(日) 09:57:27 ID:??? ラムカーネ「(さて……見てろよ偽物野郎。今度こそこの俺が本物の『キャプテン森崎』ということを証明してやるぜ。 俺様の絶対なる勝利と、テメェの惨めな敗北という揺るぎない結果を残してなァ!!)」 腕から発する黒い煙が収まったのを確認すると、ラムカーネは沈黙し続ける仮面の男たちに指示を出す。 ★フォーメーション→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→4-3-3のオーソドックスだ ハート→4-4-2のボックス型のツートップだ スペード→3-5-2のダブルボランチ型のツートップだ クラブ→5-4-1のワントップだ JOKER→ここでガーネフ監督の補正アップ判定だ!
[110]森崎名無しさん:2013/10/13(日) 09:58:26 ID:??? ★フォーメーション→ ハートQ ★
[111]森崎名無しさん:2013/12/03(火) 07:23:52 ID:??? 五周年おめでとうございます。
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0ch BBS 2007-01-24