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【序戦】ファイアーモリブレム43【ラムカーネ軍団】
[23]森崎名無しさん:2013/09/18(水) 14:58:23 ID:??? というかこの手の超人キャラって予測しようとしたら 容易に握手かわされそう
[24]森崎名無しさん:2013/09/18(水) 15:50:51 ID:??? >>1 http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html のリンク説明は 「過去スレ」ではなく「攻略Wiki」の方がいいかもしれませんね。 攻略データも載せているわけですし。 強制まではできませんけど、見てほしいわけですしね。
[25]モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/09/20(金) 06:17:08 ID:??? >>20 どうせ闇の軍団のローローたちのように試合中の技名ですぐにバレ(ry >>22 彼もあくまで登場キャラクターの一人でしかありません。 森崎の行動次第ではまったく別の人が重要キャラに格上げされることもあるでしょう。 >>23 握手による未来予測は引きが悪ければ良くないことが起こるだけでなく不信感も与えてしまいますからね。 >>24 では、次スレのテンプレより過去スレ&攻略Wikiとして明記しておきたいと思います。 ========== >A まずはお礼をいうのが先だ。感謝の言葉をかけよう。 森崎「(何はともあれこの男はジュリアンを助けてくれたんだ。まずはお礼をいうのが先だな)」 大切な仲間を目の前で失うことは、自分の身を切り裂かれることよりも辛いものだ。 若くして命を散らした重騎士の少女を思い出した森崎は、まずは怪しい覆面の男にお礼を言った。 森崎「仲間を助けてくれてありがとう。礼を言うぜ」 ジュリアン「俺からも言わせてくれ。助かったぜ、謎の覆面の兄ちゃん」 ルーク「あんな凄いボールを片足で受け止めちまうだなんてすげぇなアンタ!」 サッカーマスク「いや、君たちが無事だったらそれでいいんだ。それよりも君のほうが心配だ。 ボールを止めた際に、身体を強く木にぶつけていたみたいだけれど……」 覆面の下の表情はわかりにくいが、サッカーマスクは礼を言われて微笑んでいるように見えた。 そして傍から見ればかなり無茶なセービングをした森崎のことを逆に心配してくる。 森崎「ああ、別に大したことはないさ。それに俺の体格じゃボールの勢いを抑えるのにあれくらいのことはしないとな」
[26]モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/09/20(金) 06:18:39 ID:??? サッカーマスク「フフ……なるほど。キーパーにとってはゴールポストもトモダチといったところか」 森崎「ヘヘ、木くずや葉っぱとはトモダチにはなりたかないけどなァ」 背中や肘にへばりついたホコリを払いながら、森崎は余裕の笑みを返す。 少し強がりな態度にも思えたが、この自尊心の高さもまた森崎の強さの一つでもある。 ジュリアン「……それで助けてもらってなんだけどさ。アンタ、一体何者なんだ?」 口調は穏やかではあるが、ジュリアンは警戒の意識を向けてサッカーマスクに尋ねる。 既に撃退したとはいえ、この砦一帯は暗殺組織が潜んでいた場所である。 先ほど襲撃してきた仮面の男と何らかの繋がりがあるのではないか。 自分たちを助けてくれた恩人とはいえ、疑いの目を向けてしまうのはしかたがないことだった。 サッカーマスク「改めて自己紹介させてほしい。私の名前はサッカーマスク。 ある人物の依頼で『仮面』をつけた男……先ほどの彼のような人たちを探している」 ルーク「誰かの依頼?ってことはアンタは旅の傭兵か何かか?」 サッカーマスク「ああ、そんなところだね。私は彼らを捕獲し連れて帰ることを依頼されている。 ……どうやら情報通りのようだ。何としてでも彼らの足取りを掴まなくてはね」 彼は仮面の男たちが集まっているという情報を麓の村で聞き、単身山を登ってきたという。 依頼主など詳しいことについては口を開こうとはしなかったが、敵意があるようには思えない。 森崎「(旅の傭兵か。姿格好は怪しいけど、かなりの実力者だってのは傍目でも分かる。 仮面の男……俺にとっては打倒ラムカーネのための手がかりでもある。 サッカーマスク。こいつは一体何の目的で奴らの行方を追っているんだ?)」 色々と気がかりな部分が見え隠れするものの、どうやら自分たちの敵ではないようだ。 目的の達成のため、仮面の男を追いかけ立ち去ろうとするサッカーマスクに対して森崎は……
[27]モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/09/20(金) 06:20:47 ID:??? ☆どうしますか? A 山の一人歩きは危険だぜ。俺達と一緒に来ないか?(アリティア軍の砦に誘う) B そうか、無事に捕まえることができるといいな(依頼の成功を応援しつつ別れる) C あの仮面の男たちは一体何者なんだ?(情報を聞き出してみる) D それにしてもさっきのブロックはすごかったな(サッカーの技術を褒める) E お前はもしかすると未来から来た俺の子供じゃないか?(突如頭の中が覚醒してしまう) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[28]森崎名無しさん:2013/09/20(金) 06:52:12 ID:PVaqFqG6 A
[29]森崎名無しさん:2013/09/20(金) 07:43:37 ID:vNhVp2JE A
[30]モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/09/22(日) 16:21:15 ID:??? >A 山の一人歩きは危険だぜ。俺達と一緒に来ないか?(アリティア軍の砦に誘う) 得体のしれないこのサッカーユニフォームの男のことを完全に信用しきったわけではない。 しかし、大切な仲間を守ってくれたという事実だけは変わらない。 森崎は旅の傭兵を名乗ったサッカーマスクをアリティア軍が駐屯している砦に案内することを提案した。 ルーク「確かに放っておくわけにもいきませんしね。敵にしろ味方にしろ 俺らの目の届く範囲にいてもらったほうがいいかもしれないな」 ジュリアン「と、いうわけだ。俺らは指揮官さんの判断に従うぜ」 サッカーマスク「ありがとう。助かるよ」 こうして謎の仮面男の襲撃を受けた森崎たちは、何の因果か謎の覆面男を引き連れ砦へと引き返していくのだった……。 一方そのころ。マルスはマケドニア軍と一緒にオグマたちの 捜索に協力していたロディとリンダから情報の報告を受けていた。 ロディ「……以上が報告書の通りです」 マルス「二人共ご苦労様。それじゃあ彼らはホルム海岸の街にいる ウェンデル司祭の下に身を寄せているんだね」 リンダ「ええ。前大戦の最中にグルニアの将軍カミュが 二人の王族を戦火から遠ざけるためにカダインへと落ち延びさせたらしいのよ。 その時に二人の面倒を見たのがウェンデル司祭というわけ」
[31]モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/09/22(日) 16:22:17 ID:??? ロディ「しかし同時に気がかりなことも聞いております。 マケドニア・バイキングなる無法者が、ここ最近ホルムの街を支配しているとのことなのです」 マケドニア・バイキング。グルニアとマケドニアの国境付近を中心に活動しており、 輸入品を積んだ馬車や船を襲うサムシアンに並ぶアカネイア大陸でも有数のお尋ね者たちである。 マルス「いくらオグマが側についているとは言っても彼らの身に危害が及ぶ危険もある。 明朝、ホルム海岸を目指して進軍しよう。賊の討伐とグルニアの遺児たちの救出が 主な任務となる。二人共、今夜はゆっくり休んで英気を養ってくれ」 リンダ「はー。戦場に出てない分、私はなんだか体力持て余しちゃってるんだけどね」 ロディ「それに関しては同感です。是非次の任務では私も賊の討伐にご指名をば」 マルス「ははは……。部隊の選考は森崎の提案を参考に纏めているからね。 これから彼と相談してみるから、二人の意思は伝えておく……!?」 ゴゴゴゴゴゴ……ズズン! その時。砦内がグラグラと揺れだした。照明用のロウソクが倒れ、棚上の書物がバラバラと床に散らばる。 ロディ「な……地震か?」 マルス「山中の国のマケドニアは火山も多い。地震も珍しいものではないと聞いてはいるが…」 リンダ「待って二人共。この揺れは……そんな自然に起きたものではないわ!」 優れた魔導使いであるリンダは、この揺れが人為的なものによる行いだと察知する。 腕に浮き上がる鳥肌をさすりながら、リンダは魔力の胎動源を壁伝いに探りだす。 リンダ「……マルス様、大変です。砦内に大規模な結界の呪文がかけられています!」
[32]モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/09/22(日) 16:23:55 ID:??? マルス「結界だって!?」 ロディ「リンダ殿、それはつまりどういうことなのですか?」 リンダ「簡単にいえば私達は閉じ込められたというわけ。この呪文が解けない限り私達は砦の外には出られないの。 媒体になっている札や宝珠があるはず。それさえ壊すことができれば結界は解除できるはずだわ」 マルス「暗殺組織が僕達を足止めするために仕掛けた罠ということなのか? ロディ、すぐにみんなにこの事を知らせてくれ。総出で探せば夜明け前には見つかるはずだ」 ロディ「はっ、了解いたしました!」 窓から覗く赤い満月はいよいよ不気味に輝き出す。まるでこれから始まる死闘を案じているかのごとく…… 砦の講堂に集合をかけられたアリティア軍は、自分たちが砦内に閉じ込められたという情報を聞きざわめきだっていた。 しかし、何度も死地を切り抜けてきた歴戦のツワモノである彼らの神経がこの程度の危機で揺らぐことはない。 すぐに落ち着きを取り戻すと、素早く班分けをして魔力の媒体の捜索に当たりだす。 ルーク「いや〜危なかったっすね。後ちょっと帰りが遅かったら俺達だけ外に締め出されてたかも」 ジュリアン「いくら俺が鍵開けの達人とは言っても魔導に関しちゃ専門外だからな……」 森崎「こんなことに巻き込んじまって悪いなサッカーマスク。悪いが俺達に協力してくれよ」 サッカーマスク「それは構わないが……私のような部外者が関わってもよいものなのだろうか?」 彼の奇妙な姿に不審な目を向けるものがまったくいないわけではなかった。 しかし、その身を呈してジュリアンを庇ってくれたという真実を聞いたマルスは快く彼を受け入れた。
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0ch BBS 2007-01-24