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【怒れる恐竜】Another-CU_8【隠すつもりなく】
[849]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/03(木) 17:41:50 ID:??? 三杉「皆、フォーメーションを変更するぞ。 中断が切れるまで間もないが、しっかり頭に入れて欲しい。」 ダラピッコラ「うぉ、マジか。」 オジオ「相手も中盤省略やWGの活用を視野に入れてるみたいだしね、妥当だと思うよ。」 ミハエル「議論や賛否の暇はありません、まず内容を聞きますよ。」 レントゥルス「むむむ…」 スペルマンの介抱に集まった選手達は三杉の言葉に驚いたが、賛意を示す者もいた。 何よりミハエルが『あーだこーだ言う前に話を聞く』とピシャリ言い切ると、もう黙って聞くしかない。 三杉「DFは4枚にする。 中央に2人と、サイド-中央の中間くらいの深めの位置に2人。 中央はダラピッコラとオワイラン、ディエゴやラーソンが突破を仕掛けた時のチェックだ。 外側はスペルマンとミュラー、当然サイドを牽制して貰うが、シュートも防いでくれ。」 ダラピッコラ「少し低めのボランチって事か?」 オワイラン「ボランチよりもストッパーとブロッカーでしょうね。」 ミュラー「スペルマンが戻ってくるまではどうする?」 三杉「それまではフラットに3枚で持ちこたえて欲しい、こちらもなるべくポゼッション重視で時間を稼ぐ。 あー、その時も真ん中はダラピッコラがいい。 今のディエゴを止められるのはキミしかいない。」 ダラピッコラ「分かった、最善を尽くすぜ。」
[850]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/03(木) 17:42:50 ID:??? 三杉「MFは5枚だ。 形としてはボランチ1-サイド2-オフェンシブ2。 順にレントゥルス、オジオ、ミハエル、僕、新田だ。」 レントゥルス「うぇ… オレ、ワンボランチってやつ?」 三杉「セカンドボールの確保とサイドのフォローをして欲しい。 普通だったらケアの範囲が広すぎるが、 ここはキミのピンチへの嗅覚に賭けさせてくれ。 無理だったら全部僕の責任だから。」 ミハエル「ボクに求めている事は?」 三杉「第一にアーリークロス。 次いでライカールへのプレスとサイドアタックからのクロスだ。 ライカールへのプレスは最悪見かけだけでも構わない。」 ミハエル「OK、最後までもたせてみせますよ。」 オジオ「ボクの役目も同じかな。 まあミハエルと違って走り回る事も求められてそうだけど。」 三杉「ハハ、そうだね。 悪いけどオジオには馬車馬になって貰おう。」 新田「オレは攻撃で良いんすか?」 三杉「確かに、オレ達はブンナークのポストプレイの受け手となる。 だがそれ以上に相手のパスの 出し手を刈り取るのが重要な役目だ。 具体的にはショートパスの基点であるグランディオスと、 その周りのライカール、フォンセカを僕達2人で潰す。 ショートパスをさせないのが狙いだ。」 新田「おぅ… それって俺の脚に期待してます?」 三杉「ああ、細かい事は考えずにボールホルダーにプレッシャーをかけてくれ。 それに連動して僕があとは全部なんとかしてみせる。」 新田「わ、分かりました。(相変わらず自分にも他人にも無茶振りする人だなぁ… でもやるしかねえ。)」
[851]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/03(木) 17:43:50 ID:??? 三杉「…で、ブンナークは当然1トップだ。 頼むぞ?」 ブンナーク「おう、任されてやろうじゃねえか。」 急ピッチで指示確認を終え、三杉は一つ深呼吸を入れた。 満足な説明が出来たとは言えないが、最低限必要な事は伝えられた。 細かい部分は各人の判断に委ねるしかなく、そこは腹を括る部分だ。 ベンチを見やると、スペルマンが気怠そうに濡れタオルで頭を冷やそうとしていた。 これ以上は審判もバルサも待たせられないだろう。 三杉「よし、じゃあここからだ。 スペルマンが戻ってくるまでは時間をたっぷり使っていこう。 無理に相手を抜こうとせずにキープが第一、厳しければブンナークに向かって大きくだ。」 「「「 おうっ! 」」」 ―――掛け声と共にヴィオラの選手が再びポジションに散らばった。 これを確認し、審判は『ピッ』と短く試合再開の笛を鳴らした。
[852]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/03(木) 17:45:01 ID:??? 先着2名様で(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★とにかく時間稼ぎ→!card★ ★経過時間→!dice+!dice★ と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 ヴィオラボールで順調にキープ継続 《ハート・スペード》 いまだヴィオラボールだが、敵にうまくチェックに入られた 《クラブ》 バルサボールになってしまっていた 《JOKER、クラブA》 ??? ※カード数値が高いほど、ボールを持ったチームに有利な展開になります。
[853]森崎名無しさん:2014/04/03(木) 17:51:37 ID:??? ★とにかく時間稼ぎ→ ダイヤ3 ★
[854]森崎名無しさん:2014/04/03(木) 17:53:20 ID:??? ★経過時間→ 5 + 2 ★
[855]森崎名無しさん:2014/04/03(木) 17:54:21 ID:??? 悪くないな
[856]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/04(金) 18:54:46 ID:??? > とにかく時間稼ぎ→ ダイヤ3 ★ > 経過時間→ 5 + 2 ★ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ポーン ヴィオラのFKによる試合再開であった。 配置変更を施した直後でしかも一人少ない、更に言えば消耗争いの分野でも不利な空気の 見えている三杉達としては、当然ここは時間を稼ぎたいところだったが… ジリジリ… ポーン タタッ オジオ(前線から圧力をかけてこられると困るとこだったけれど。) オワイライ(意外に寄せてこないな… と言うか、すごく慎重で穴のない守備だ。 もし攻めたとしても、なかなか崩すのは難しそうだ。) 5分少々… この時間帯は不思議とヴィオラにとって極めて都合良く進行した。 決してバルサの選手達の動きが緩慢だった訳ではない。 では何だったのかと言えば、バルサの選手達は一様に慎重だったのである。
[857]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/04(金) 18:55:56 ID:??? グランディオス(後半は一方的に攻める事が出来ると思っていたが、たった1プレイで修正か。 即断即決則実行… Dioの言う通り、こいつらは判断があまりに早い。) ライカール(Dioのイエローで審判の心象も悪くなっている世界だ。 本来は人数の有利に任せ、強引にでも攻め立てるのがセオリーだが…) フォンセカ(さっきは同じ場面でこちらの裏をかいた突破を仕掛けてきたからな。 ファウルの誘い、チェックの裏、何でも狙って来る空気が彼らにはある。) ラーソン(いやこーゆー時ってオレの見せ場だと思うんすよ普通に。 でもなんか考え無しには足を出すと引っくり返されそうじゃないっすか?) ヴィオラは側は確実にパスを重ねており、時折バックパスも交えていた。 バルサ選手達にとっては、その行為は彼らを深くまで誘き寄せる罠のように思えていた。 しかし第三者の視点、例えばからVIPルームの観戦者からすれば時間稼ぎが見え見えだった。 それでもクライフやファンベルグがこの光景に何も口を挿まなかったのは、彼らが選手として百戦を 錬磨してきた身であり、フィールドに立つ者の陥る心理が十分に想像出来たからだろう。 または国内にライバルと呼べる強者の持たないバルサの弱点の一つと思ったのかも知れない。
[858]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/04(金) 18:58:12 ID:??? 7分が経過し、バルサ側も業を煮やし始めていた。 こちらの目的が時間稼ぎであり、攻撃がフェイクであると流石に察したか、守備が苛烈になってきた。 三杉(後半13分か。 時間稼ぎに過ぎないとは言え、理想的な展開だな。 スペルマンも… どうやらピッチに戻って来れそうだ。) この辺りが限界と見た三杉は、ルックアップにて時計とスペルマンを続けて確認した。 スペルマンは既にタッチラインまで来ている。 このまま彼を戻し、改めてマイボールで仕切り直しを計りたいが… 三杉(非公開のテストマッチだからな、第4審判までいればすぐにでも戻って来れただろうけど…) バルサのプレスが厳しくなり、フィールドも慌ただしさを増している。 先ほどミュラーが戻ってきた時とは状況が違ってきているのだ。 この状況で審判がピッチから意識を外し、スペルマンのチェックをしてくれる事は期待できない。 ザザッ! ダッ! バシュッ! リネカー「オラァっ!」 オワイラン「そらっ!」 ダラピッコラ「クッ!」
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0ch BBS 2007-01-24