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【私のお小遣いは】鈴仙奮闘記10【53万です】
[396]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 23:39:55 ID:??? B:「パチュリーさんに教えを乞うというのはどうでしょう? 彼女は外界のサッカーにも詳しい。 きっと妹紅も納得の行く理論と技術を教えてくれる筈です!」 慧音「…なるほど! 紅魔の貴公子か。 確かに彼女の意見ならば…」 慧音はほう、と息を飲む。 パチュリー・ノーレッジという選手への評価は、幻想郷でサッカーをする者にとっては 当然の如く高名ではあったが――。 その高名さは、八意永琳や博麗霊夢のそれとはまた違う物がある。 慧音「彼女は選手としては勿論だが、それ以上にサッカー理論家として一部の里人たちに 非常に人気なんだ。『戦略次第で、弱者は強者にも勝ちうる』。 これをテーマとして書かれたいくつかの本は、人里にも数冊出回っており――。 かくいう私も、たまに読んでいたりする訳だが。 非常に説得力があるんだよ、これが」 鈴仙「そ、そうなんですか…!(そ――そーなのかー…って感じね。 だってあの人、 教えるの正直モニョモニョって感じだったし……)」 鈴仙的にはあまり威厳の無い(失礼)パチュリーの意外な一面に、世間知らずな鈴仙は大きく驚く。
[397]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/25(水) 23:42:12 ID:??? 鈴仙「私…実は最近あの人と交友を深めてまして(交友で…良いよね?)もしかしたら、 妹紅にも色々と教えて頂けれるんじゃないかと思いまして――(ただ、敵チームだからねぇ。 断られても文句は言えないけど)」 慧音「なるほど。 ――それにしても、凄いじゃないか鈴仙! そんなに交友関係が広かっただなんて。 正直、君は引っ込み事案な少女だと思っていたから心配してたんだが…安心したよ」 鈴仙「あ…ありがとうございます(わ、私ってば生徒でもなんでもないのに…。慧音さんったら、世話焼き体質すぎぃ!?)」 慧音「それなら、今日はもうすぐ試合が始まるし…。 また、『人里』に来ると良い。そうしたら、私が妹紅を呼んで来るから」 熱っぽく鈴仙の手を握る慧音の激励に何となくこそばゆい感じを受けながらも、 鈴仙と慧音はそう約束を交わし、ハーフタイムの残り時間を過ごす。 慧音「(鈴仙も…変わろうとしている。 それはとっても勇気が要るにも関わらず、だ。 …私もそろそろ、踏み出す時かな)」 慧音はその中で、ひっそりと決意を固めていたのだった。 *慧音の評価値が上がりました。 *慧音の評価値が基準を越えたので、今週の定期イベントフェイズで、慧音との特訓イベントが発生します。 ――――――――――――――――――――――― …と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。 明日は、妖怪の山FCのハーフタイムイベントを挟み、後半を開始しようと思います。 >>361 見事にやられちゃいましたね…。ですがまだデメリットは少なめになっておりましたので、充分リカバー可能です! >>362-364 姫様はサッカー以外やらせれば万能ですから…(震え声) >>378 かの永琳がちょっと引いちゃうくらいには労われて(?)いますが、 あんまりな扱いかもですね…。 ですがまあ、鈴仙は強い子なんで大丈夫ですって言ってます。えーりんが。 それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
[398]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 20:33:21 ID:TnRQv2/k こんばんは。今日も更新を始めていこうと思います! ――――――――――――――――――――――――― 鈴仙「(……さて! もうすぐ後半ね。 最後に確認すべき事とか、決められる事ってあったかしら? ちなみに今はマークはついていない状態、リベロの師匠はやや上がり目で、中盤のパスカットにも対応できるように… って感じになっているけど。 あっ、前半開始時にも入れれば良かったけど、狂気の瞳のモードも変えられるからね)」 A:特に無いわね。 試合再開よ! B:マークを付けたいわね。 具体的には…(*更に分岐) C:狂気の瞳のモード変更をする。(現在:スート一致時に敵数値−2。マーク一致時に敵数値−3に変更可) D:その他 自由選択枠 選手の動き等について、簡単な指示が出来る…かもしれません。 (例:D 永琳には下がり目の位置でDFと連携出来るようにしてもらう) 先に『2』票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *スピーディに2票決とします。
[399]森崎名無しさん:2013/09/26(木) 20:35:51 ID:aY5dZLXA A
[400]森崎名無しさん:2013/09/26(木) 20:37:43 ID:wUfl+bmI A
[401]森崎名無しさん:2013/09/26(木) 21:48:06 ID:Y6kDP8F6 A
[402]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 22:53:37 ID:??? すみません、更新が遅くなりました。 敵チームミーティングの秋姉妹と反町のくだりを書いていたのですが…。 色々と長文でアレな展開になっていると思います(汗) それでも、少しでも楽しんでみて頂けると幸いです。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― A:特に無いわね。 試合再開よ! 鈴仙「(まあ、大丈夫よね…?)」 特に変更の必要もないと悟った鈴仙は、残り数十秒でもゆっくりしたいと 再びベンチにゴロリと芋のように寝っころがるのだった…。 中山「(鈴仙さん……後半、出るんだな。 ある意味恐ろしいたくましさだ……)」 その様子を見て、中山が一種の戦慄を覚えていたが…それ以外は終始平和だったのでご心配無く。
[403]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 22:55:50 ID:??? 【敵チームミーティング】 さて、時は変わって妖怪の山FCの控室。 主力の負傷に体力切れが相次いだ上での一点ビハインドという、本来は望ましくない結果にあっても、 キャプテンの射命丸は至って冷静に、次の戦局を見据えていたのだが……。 射命丸「――さて。 気を取り直して後半戦へ…と、言いたい所ですが。 あの茶番は一体何なのでしょうね、はたて?」 はたて「あんたってナチュラルに嫌な奴よねぇ…。 ちょっとは気遣ってやったら?」 ――はたての指し示すそこには、互いに倒れ伏す秋姉妹と、 それを涙を瞳に溜めながら見守る反町の姿があった。 穣子「おねぇちゃん! 目を覚まして、おねえちゃん!」 静葉「みのり…こ? みのりこなのね? 私は……今まで大丈夫だった? 穣子の邪魔、してなかった?」 穣子「だいじょうぶだよ、お姉ちゃんはいつでも私に秋を与えてくれてたよぉ〜!」 反町「(穣子……静葉さん。 俺が、俺が優柔不断なばっかりに……言いたい事を 言えなかったばかりに……! くそっ、くそっ……!)」 穣子「(どれもこれも……みんな私のわがまま。 信仰も、恋愛も、 全部一人占めして来た私のわがまま。 …それで、お姉ちゃんは―――)」 穣子は思い出す。自分と反町との馴れ初めを。 そして―――日々壊れ行きながらも笑顔を保ち続けた、優しい姉の姿を――。
[404]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 22:58:02 ID:??? 〜回想シーン〜 あれは……秋が終わってから4カ月(3月)くらいの事だったかな。 穣子「あれっ…! お姉ちゃん。誰この人!?」 静葉「ええ。 私達が配属させて貰った、全幻想郷選抜大会に向けての新チーム…妖怪の山FCの、助っ人外来人の男の子だそうよ」 反町「…よろしくお願いします(この人達、ホントにこんな格好でサッカーするのか? スカートだし、もう一人(穣子)に至ってはなんか裸足だし……。 でも静葉さんって素敵な人だなぁ……)」 穣子「そうなんだ。 私は秋穣子! これでも一応神様なんだよ! ってなわけでよろしくね〜!」 反町「(説明は受けてたけど…静葉さんの妹って随分とエキセントリックなんだな。 折角良い雰囲気のチームに入ったというのに、早速言いたい事を言えなくなりそうだなぁ…(*もう言えてない))」 ――それが、私と一樹君との…始めての出会いだった。 幻想郷きっての超弱小チーム・オータムスカイズから引き抜かれた(というかチーム合併された) 私たちは…引き抜かれたは良いけど。 オータムスカイラブを込みにしても……弱かった。 後から聞いた話だと、私たちがスカウトされたのも、毛玉さんとかバケバケさんよりはマシって理由くらいだったらしいし。 だから、射命丸さんの通達で駆り出された一樹君が、私達とつきっきりになってサッカーを教えてくれたんだ。 穣子「穣子さまのすーぱータックルをくらえ〜!」 反町「おっと、その位なら…! こうだっ!」 ズザアアアアアッ! タッ…スッパアアン!! 穣子「そ、そんなぁ〜!?」 反町「あはは……駄目ですよ、穣子さん。 口上は言わずにスッ…とボールを掬い取るのがタックルのコツですよ。 (俺なりの、だけど……まあ良いか)」
[405]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 22:59:13 ID:??? 一樹君は謙遜してたけど……それでも私とかお姉ちゃんからしたら滅茶苦茶上手で。 「サッカーで信仰獲得!」とか言ってた自分達が馬鹿らしくなって自己嫌悪とかもしてたっけ。 それでも――楽しかったなぁ。どんどん上手くなってるのが実感できたし。 相変わらず焼き芋屋さんは繁盛しないし、信仰は寂れる一方だったけど…私もお姉ちゃんも、貧しいなりにしあわせだった。 だけど……人間と同じように。私だって――よくばりだった。少 しずつ、それだけじゃあ満足できなくなって来ちゃった。 そう――あれは人里FCとの練習試合の時だったかなぁ……? 里人A「今日こそ俺はフラグを回収して名有りになるんだぁー!!」 里人E「(里人A……ルナティックスの試合以来ずっとこの調子だ。 大丈夫かな?)」 サイドバックの里人Aさんが思いっきりオーバーラップしてドリブル特攻。 その勢いと奇襲に皆が反応出来なくて、私がタックルをしに行った時。 穣子「(前口上は無く、スッ…っとすくいとる!)」 ズッザアアアアアアッ! バギイッ! ピイイイイイイイイイイイイッ!! 里人A「うぎゃあ〜っ!」 ――調子にのっちゃって、ついつい里人Aさんの足首まで刈り取ってしまった私。 審判さんは私にカツカツと詰め寄って…… 穣子「れ…れっどかーどぉ〜〜〜!?」 静葉「穣子……よそ見ばっかりしてるから……!」
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0ch BBS 2007-01-24